第二幕 予告編。
冬の訪れた学園都市、とある二人は共に誓った――。
冬の訪れた学園都市、とある二人は共に誓った――。
「お前と俺でアイツに一泡噴かせてやる、いいな」
「は、はいッ!?」
「は、はいッ!?」
水面下で進行するオレンジ色の恐怖と黄色い衝撃、閃く銀閃に弾ける飛沫は災厄か――。
「アンタ……もしかして泣いてるの?」
「これは、俺の涙なのか……くッ、止まりやしねェ」
「これは、俺の涙なのか……くッ、止まりやしねェ」
歪んだ少年は新たなる物語を紡ぎ、状況は加速の一途を辿る――。
「昨日ぶり、いや今日かな、ボクの事覚えてるかい?」
「誰? 知らない人だけど、私の事知ってる人?」
「誰? 知らない人だけど、私の事知ってる人?」
悲劇、涙、そして別れ、全てを乗り越えて幼女は叫ぶ――。
「淡希の馬鹿! 傷はもう治ってるのよ! 淡希の意気地なしってミサカはミサカは振り返らずに走り去ってみたり」
「[打ち止め](ラストオーダー)……待ってッ!!」
「[打ち止め](ラストオーダー)……待ってッ!!」
少女達の陰謀が交錯する戦場に舞い降りた最終兵器――その名はG。
「巨大。もうこれはどうしようも無い」
「お、大きすぎますわよ。 どう考えても」
「なんだか知らんがとにかく良し! 越川ちゃんにおっまかせ~」
「4人がかりなら……なんとか」
「お、大きすぎますわよ。 どう考えても」
「なんだか知らんがとにかく良し! 越川ちゃんにおっまかせ~」
「4人がかりなら……なんとか」
大切な物を追い求めて[幻想殺し](イマジンブレイカー)が吼える――。
「これぐらいで……俺の明日を潰せるとでも思ってんのかよ!! だったらその幻想から――」
衝突する少女と少女、その勝敗を握るのは一枚のコイン――。
「大体アンタこそどこの誰なのよ、事と次第によっては強行手段を取るわよ」
「”メイ”って彼はそう呼んでる。 彼とはさっき会ったばかり、これで満足?」
「日本語で話してもらえる?」
「ちゃんと日本語だよ?」
「”メイ”って彼はそう呼んでる。 彼とはさっき会ったばかり、これで満足?」
「日本語で話してもらえる?」
「ちゃんと日本語だよ?」
黄昏色に染まる街に少女の願いが木霊する――。
「つ~かま~えた♪ さぁ誰だか当てて見ましょうか、当麻君。 回答権は3回までね」
「メイ……お前なんでこんなことを」
「メイ……お前なんでこんなことを」
「私の秘密を話したら君は信じてくれるかな?」