「ステイル、『また』たばこを吸ってたんだね」
「いや、これはあの人がくれたもので……」
「小萌があげたんだね」
「い、いや…確かにそうだけど深い意味はないと思うんだ。だから落ち着くんだ」
「私は冷静なんだよ。それでね、ステイル」
「……」
「懺悔なら聞いてあげるよ」
「イィノケンティウスゥゥッ!(逃走開始)」
「AREEC!DEGFA!BDAR!『右へ旋回!前進!剣(つるぎ)を振り下ろせ!』」
「いや、これはあの人がくれたもので……」
「小萌があげたんだね」
「い、いや…確かにそうだけど深い意味はないと思うんだ。だから落ち着くんだ」
「私は冷静なんだよ。それでね、ステイル」
「……」
「懺悔なら聞いてあげるよ」
「イィノケンティウスゥゥッ!(逃走開始)」
「AREEC!DEGFA!BDAR!『右へ旋回!前進!剣(つるぎ)を振り下ろせ!』」
「黒子、またなの?」
「また、ですわ。何度目だか数えるのも嫌になってきますの。
今日は放火のようですが……まったく、夜勤なんてお肌に良くありませんわ」
「気をつけてねー」
「……ところでお姉様」
「なにー」
「最近は良い夢を見られているようで、羨ましいですわ」
「な、なんのことかな……」
「最近は門限ギリギリは当たり前。週三日、四日はお帰りは夜遅く、その内二回は朝帰り。
そうでなくても毎晩毎晩、嬉しそうに楽しそうに気持ち良さそうにお眠りになられて」
「門限破りとか朝帰りは前からやってたことだし……。い、今更珍しくもないでしょ。
っていうか人の寝顔とか見てないでしょうね!?」
「前から、ですか。ふふふ。もうこれ以上ないくらい幸せそうな寝顔でしたわ。ふふふふ」
「ああ、もう!こっちはいいから!早く行かないとマズイでしょう!?」
「そうですわ。火事ですの……」
「……何よ」
「お姉様も火事に気をつけてくださいな。特に夜はお熱いようですし」
「!?」
「ふふ。お幸せに。ふふふふふ……」
「また、ですわ。何度目だか数えるのも嫌になってきますの。
今日は放火のようですが……まったく、夜勤なんてお肌に良くありませんわ」
「気をつけてねー」
「……ところでお姉様」
「なにー」
「最近は良い夢を見られているようで、羨ましいですわ」
「な、なんのことかな……」
「最近は門限ギリギリは当たり前。週三日、四日はお帰りは夜遅く、その内二回は朝帰り。
そうでなくても毎晩毎晩、嬉しそうに楽しそうに気持ち良さそうにお眠りになられて」
「門限破りとか朝帰りは前からやってたことだし……。い、今更珍しくもないでしょ。
っていうか人の寝顔とか見てないでしょうね!?」
「前から、ですか。ふふふ。もうこれ以上ないくらい幸せそうな寝顔でしたわ。ふふふふ」
「ああ、もう!こっちはいいから!早く行かないとマズイでしょう!?」
「そうですわ。火事ですの……」
「……何よ」
「お姉様も火事に気をつけてくださいな。特に夜はお熱いようですし」
「!?」
「ふふ。お幸せに。ふふふふふ……」
深夜の街に不気味な笑い声が木霊する。