とある戯曲の交響乱舞ー第1楽章帰還そして始動ー 2
「なぜこのようなところにあるのでしょうか?」
上条はため息まじりに言う。理由は今まで自分が探していたものが、このようなところにあったからである。
探していたもの・・・もといティッシュペーパーは箱ごと自分の目の前にいる少女が抱き締められている。
「取ったら絶対起きるよな・・・この際タオルでもいいか」
辺りを探すとタオルがあった。
「よし あった」
上条がインデックスを起こさないように静かに移動とした。
しかし、何かにひっばられ大きな音を出してつまづいてしまった。
上条はため息まじりに言う。理由は今まで自分が探していたものが、このようなところにあったからである。
探していたもの・・・もといティッシュペーパーは箱ごと自分の目の前にいる少女が抱き締められている。
「取ったら絶対起きるよな・・・この際タオルでもいいか」
辺りを探すとタオルがあった。
「よし あった」
上条がインデックスを起こさないように静かに移動とした。
しかし、何かにひっばられ大きな音を出してつまづいてしまった。
「い 痛って~。は 鼻が」
激痛のはしる鼻をおさえながら涙目で自分の後ろを見る上条。
そこには、クラスメイトの吹寄制理に負けないくらいの仁王立ちをしたインデックスがいた。
「がくっ」
(一瞬死神に見えた・・・) 身の危険を察したのか体全体から冷や汗が泉のように湧くようにでる。
「と~ま~♪死んだふりでもしてるの?」
一応寝ているふりをする上条。すると反応がないので歯をガチガチと鳴らしながら
「あっとうま起きてないんだね。じゃぁ お・や・す・み♪」
「イ イイ インデックサン上条さんはこのとおり起きてますから」
「ふふ かかったねとうま」
(しっ しまった孔明の罠か)
すると諦めたのか、上条が「許してもらえませんか」の合図をする。
服が血(上条の鼻血)だらけのインデックスは少し考えてこう言った。
「イタダキマス♪」
「ごめん俺、前座・・・」
最後まで言い切る前に彼の意識は途切れた。
現在(PM 5:19)まだ今日の不幸は始まったばかりである。
激痛のはしる鼻をおさえながら涙目で自分の後ろを見る上条。
そこには、クラスメイトの吹寄制理に負けないくらいの仁王立ちをしたインデックスがいた。
「がくっ」
(一瞬死神に見えた・・・) 身の危険を察したのか体全体から冷や汗が泉のように湧くようにでる。
「と~ま~♪死んだふりでもしてるの?」
一応寝ているふりをする上条。すると反応がないので歯をガチガチと鳴らしながら
「あっとうま起きてないんだね。じゃぁ お・や・す・み♪」
「イ イイ インデックサン上条さんはこのとおり起きてますから」
「ふふ かかったねとうま」
(しっ しまった孔明の罠か)
すると諦めたのか、上条が「許してもらえませんか」の合図をする。
服が血(上条の鼻血)だらけのインデックスは少し考えてこう言った。
「イタダキマス♪」
「ごめん俺、前座・・・」
最後まで言い切る前に彼の意識は途切れた。
現在(PM 5:19)まだ今日の不幸は始まったばかりである。