「ミサカ、巫女と美琴(3)」
「まっ、その……なんだ。お前達もまだ成長期だ。だから気にすんな!」
「アンタは一体何の心配してんのよ!
私はこんな服着たくないって言ってるだけなの!
そもそも何でこんな服を着なきゃなんないのよ!」
「秘密戦隊といえば変身して戦うのがお約束なのに、ってミサカはミサカは
『なに当たり前こと聞いてんの?』って顔で言ってみる」
「TVと現実を一緒にするんじゃない!」
「アンタは一体何の心配してんのよ!
私はこんな服着たくないって言ってるだけなの!
そもそも何でこんな服を着なきゃなんないのよ!」
「秘密戦隊といえば変身して戦うのがお約束なのに、ってミサカはミサカは
『なに当たり前こと聞いてんの?』って顔で言ってみる」
「TVと現実を一緒にするんじゃない!」
御坂美琴とラストオーダーが言い争っていると、御坂妹がスーッと上条の所にやって来た。
既にファスナーは戻されていたが、上条の脳裏に先ほどの白い肌がフラッシュバックして
つい顔が赤くなってしまう。
既にファスナーは戻されていたが、上条の脳裏に先ほどの白い肌がフラッシュバックして
つい顔が赤くなってしまう。
「お姉様の不当な介入のせいで当麻さんにミサカの胸をお見せできなくなりました
とミサカはここに深く謝罪します」
「いや、謝罪するとかそんな事じゃないから」
「ですから今度お姉様がいないところで確認して頂けますか?
とミサカは頬を赤らめながらお姉様に聞こえないようこっそりあなたにお願いしてみます」
「あのね。全部聞こえてんだけど!」
とミサカはここに深く謝罪します」
「いや、謝罪するとかそんな事じゃないから」
「ですから今度お姉様がいないところで確認して頂けますか?
とミサカは頬を赤らめながらお姉様に聞こえないようこっそりあなたにお願いしてみます」
「あのね。全部聞こえてんだけど!」
御坂妹の背後で声をあげた御坂美琴の目は上条を睨み付けていた。
そしてその目は(もし妹の口車に乗ってそんなことしたらアンタの命は無いわよ!)と警告している。
そしてその目は(もし妹の口車に乗ってそんなことしたらアンタの命は無いわよ!)と警告している。
「ハハッ、そんな事しなくても俺は信じてるから……ハハハッ」
「そうですか。では残念ですがあなたにミサカの胸を見て頂く要求は取り下げることにします
とミサカはあっさり要求を撤回することで聞き分けの良いミサカをさりげなくアピールしてみせます」
「そうですか。では残念ですがあなたにミサカの胸を見て頂く要求は取り下げることにします
とミサカはあっさり要求を撤回することで聞き分けの良いミサカをさりげなくアピールしてみせます」
3人が胸の話題で騒いでいる中、姫神秋沙がポツリとラストオーダーに質問した。
「そういえば。なぜ私だけ巫女装束?」
「今、世間は巫女さん萌えーっの時代だから、ってミサカはミサカは簡潔に答えてみる。
社会のニーズに合わせた開かれた秘密戦隊こそ私達のモットーなの
ってミサカはミサカはさらに追加説明してみたり」
「イヤ、それは秘密戦隊として何か間違っているんじゃ……」
「今、世間は巫女さん萌えーっの時代だから、ってミサカはミサカは簡潔に答えてみる。
社会のニーズに合わせた開かれた秘密戦隊こそ私達のモットーなの
ってミサカはミサカはさらに追加説明してみたり」
「イヤ、それは秘密戦隊として何か間違っているんじゃ……」
横からラストオーダーにツッコミを入れた上条に姫神秋沙がグッと詰め寄った。
「上条君」
「なっ、何だ。姫神?」
「君は。巫女装束とレオタード風ボディスーツなら。どっちに萌える?」
「え?何言ってんだ、お前」
「だから。どっち?」
「えーっと、そうだな。
このスーツはスタイルの良い女性が着ると確かにセクシーだよな。
けど巫女装束だってそれなりの艶っぽさがあるし……
姫神はスタイルが良いからこのボディスーツも似合うんだろうけど……
巫女装束も似合っていたしなあ…………うーん」
「なっ、何だ。姫神?」
「君は。巫女装束とレオタード風ボディスーツなら。どっちに萌える?」
「え?何言ってんだ、お前」
「だから。どっち?」
「えーっと、そうだな。
このスーツはスタイルの良い女性が着ると確かにセクシーだよな。
けど巫女装束だってそれなりの艶っぽさがあるし……
姫神はスタイルが良いからこのボディスーツも似合うんだろうけど……
巫女装束も似合っていたしなあ…………うーん」
腕を組んでうなりだした上条の後頭部に御坂美琴のチョップが炸裂した。
「痛ってーっ!なにしやがる」
「なに真剣に悩んでいんのよ!アンタは!
それにこの女(ひと)はスタイル良いからボディスーツが似合うってどういうこと?
それは私がお子様体型だからこのスーツは似合わないってこと?
あーっ、そう。そういうことなの。
……………………ふふっ、
そんなに私のスタイルが気に入らないのか!こンのド馬鹿ァ!」
「うわー!こんな狭い部屋で無差別放電するんじゃない!」
「なに真剣に悩んでいんのよ!アンタは!
それにこの女(ひと)はスタイル良いからボディスーツが似合うってどういうこと?
それは私がお子様体型だからこのスーツは似合わないってこと?
あーっ、そう。そういうことなの。
……………………ふふっ、
そんなに私のスタイルが気に入らないのか!こンのド馬鹿ァ!」
「うわー!こんな狭い部屋で無差別放電するんじゃない!」
バチ、バチ、バチと身体を青白く帯電させた御坂美琴の目は完全に据わっていた。
「私、決めた!」
「えっ、なにを?」
「私、このボディスーツを着る!」
「へっ?」
「だから秋沙(あなた)は巫女装束になさい」
「えっ、なにを?」
「私、このボディスーツを着る!」
「へっ?」
「だから秋沙(あなた)は巫女装束になさい」
「お前、一体何言ってんだ?」
「アンタが私をバカにするからよ!
いいこと!
このスーツを着た私の魅力をアンタにたっぷり思い知らせてやるんだから!覚悟なさい」
「お前、きっと何かを間違えているぞ」
「フッ、そんなことはスーツの胸パッドを外してから言いなさい
とミサカは逆ギレしているお姉様にあえてきついツッコミを入れてみます」
「うっ!今は胸パッド(そのこと)は忘れてちょうだい!」
「アンタが私をバカにするからよ!
いいこと!
このスーツを着た私の魅力をアンタにたっぷり思い知らせてやるんだから!覚悟なさい」
「お前、きっと何かを間違えているぞ」
「フッ、そんなことはスーツの胸パッドを外してから言いなさい
とミサカは逆ギレしているお姉様にあえてきついツッコミを入れてみます」
「うっ!今は胸パッド(そのこと)は忘れてちょうだい!」
顔を赤くした御坂美琴の隣で姫神秋沙が(ハアッ)とため息をついた。
「しょうがない。私。巫女装束にする」
「そっ、そうか。姫神は巫女装束にするのか」
「私のスタイルは上条君だけが知っていれば良いから。ふふっ」
「ちょっ!姫神。お前何言ってんだ」
「そっ、そうか。姫神は巫女装束にするのか」
「私のスタイルは上条君だけが知っていれば良いから。ふふっ」
「ちょっ!姫神。お前何言ってんだ」
「えっ?なに?秋沙(あなた)、今のはどういうこと?」
「なんのこと?」
「とぼけるんじゃ無いわよ!
アンタ!この女(ひと)と何したの?」
「な、何もしてない!姫神も紛らわしいことを言うんじゃない!」
「ふふっ、ちょっと思わせぶりだったかな?ゴメンね」
「むーーっ」
「なんのこと?」
「とぼけるんじゃ無いわよ!
アンタ!この女(ひと)と何したの?」
「な、何もしてない!姫神も紛らわしいことを言うんじゃない!」
「ふふっ、ちょっと思わせぶりだったかな?ゴメンね」
「むーーっ」
一瞬姫神秋沙が上条とアイコンタクトしたように見えた御坂美琴は不機嫌な声を上げた。