とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

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匿名ユーザー

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とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~
第三章 十一月のとある日 右方と原石の聖人Ⅲ


とある魔科学の幻想創造
「それで学園都市にその子達を保護しろというわけだけど、いつも思うがそっち(魔術)側で保護しないのか?聖人開発の実験体なんて教会が欲しがりそうけど…」

時刻は夜の12時過ぎ。少女らを助け出したのち少年は後始末の為に学芸都市に魔術組織が建設したアジトに来ていた。少年の右耳には学園都市製の最新技術で作られたイヤー型携帯が装備されている。少年の手元には小型のモニターがありテレビ電話になっていた。

「今回も被害者の一人が『原石』だったからな…。一人だけ別の場所というのはかわいそうだろ?それに学園都市なら一億人ぐらいの孤児を余裕で賄いきれる。子供の三十人ぐらい屁でもないからな」
「おや私はてっきり『あたしもお兄さんみたいに強くなりたいの!だからお兄さんの近くでいたい』とか言われたて困ったからと思ったけど」
「…………。魔術と超能力、どちらで殺されたい?選んでいいぞ」
「魔術で殺されると外交問題が生じるけど。そして私はまだ死ぬ気も無いわけだけど」

今、少年と話しているのは学園都市に住む雲川芹亜という少女。学園都市統括委員である貝積継敏のブレインを務める天才少女だ。彼女を通じ貝積継敏に少女達の保護を依頼している。
そもそも今回の依頼は学芸都市から都市内の洗い出し(不法入国者の排除)という名目だった。都市内の不審な奴らを尾行していたら魔術組織のアジトだったのだ。周辺にルーン文字を刻み死角を作り人の目を欺いていた。

「別に俺は教会所属というわけではないから学園都市内部の内輪もめという言い訳ができなくもないぜ?」
「まぁ、原石がいるなら貝積も文句はないだろう。しかし、これで六件目か。最近多い気がするけど」

見事にスルーされた。
確かに芹亜の言うとおりここ数年、似たケースが多い。フランス最大の魔術結社だった『オルレアン騎士団』が行っていた『ダルクの力を持つ者の人工的な量産』など昔から『人ならぬモノ』にたどり着くことを目的にした集団は多い。それを言い出せば公然と超能力開発を行っている学園都市などがいい例になるだろう。しかし最近の事件には幾つかの共通項がある。

一つはどの事件も被害者の中に『原石』がいる事
一つはどの事件も犯人である魔術結社の規模が実験を行うには小さい事
一つはどの事件も同じ理論…方法が使われている事

「黒幕がいるのは確かだ。が、尻尾をつかめない。一番気になるのはなぜ黒幕は原石を見つけ出せるのか?学園都市でさえ世界で50人ぐらいしか把握してないのに」
「ふむ。ぜひその方法を知りたいけど。まあここで話していても答えは出せないと思うけど?」
「…だな。今から準備すれば明日の昼には飛行機を学芸都市に着かせられるだろう?俺もその飛行機で学園都市に向かうから」
「珍しいな。やはり泣きつかれたか?ロリコン趣味とはいたたけないけど」
「本気で殺すぞ?そういうアンタはどうなんだ?相変わらずの様だが」
「ああ、相も変わらず私は今の生活を愛しているよ。今日も面白い事があって退屈してないけど」
「そうかい。それは良かったな」

芹亜は含みのある笑みをしながら言う。
「今日は学校見学があってな、中学生がきていたけど、君の友人も相変わらずの様だ。階段からこけて私の胸に飛び込んできたけど」

 その友人を知る者なら…特に男子なら「またかあの野郎!」と殺意を抱くだろうがこの少年は違った。まるでどうしようもない絶望に浸っているような顔をしていた。一言でいえば悲しそうな顔だった。

「君もなかなか分かり易いな。…前から聞こうと思っていたのだけど」
「何だ?」


とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~
第三章 十一月のとある日 右方と原石の聖人Ⅳ


 満足そうな顔で芹亜はゆっくりと尋ねる。

「『幻想殺し』とは何なのだ?その名付け親なら解るだろう?」

 幾分かの静寂の後、少年は答える。

「一言でいえば『幻想殺し』だ。アンタにアレの説明をしても理解できる・できないと言う以前に無意味だ。理解できてもそれは答えではないし理解できなくとも答えに意味など無い。ただ、アレはジョーカーという事だけは覚えておいた方がいい。俺が人工的なジョーカーならアレは本物の天然のジョーカーだ。両者の間にはあまりに深い溝があるというだけだよ」
「こう見えて私は天才少女で知られているのだけど」
「いずれ時が来れば嫌というほど解るさ。アレイスターの『プラン』はもうすぐ本格的に始まる。止めたいのは山々だけどそれは、今はできない。ならば被害を少なくするだけだ。それに本当は見当はついているだろう?」
「さてな。あと私にはわざと見逃しているようにみえるけど」
「それもそのうち分かるさ。じゃ手配は任せた。学園都市についたらお土産を持って行くよ」

 どうにもあの天才少女は苦手だ。こちらの心の中まで知ろうとするのは気のせいだろうか。用事は済んだ。通話ボタンを切る。
通話を終えると直ぐに着信が入る。おそらく今の会話を盗聴して(聞いて)たのだろう。このタイミングはヤツしかない。

「私だ」

先ほどの会話も国際電話にしてはクリアだったがそれ以上のクリアな声が聞こえてくる。

「お前は知っていたのか?学芸都市に魔術結社がいることを」
「だとしたらどうなんだ?君が処理するのは変わらないと思うが?」
「お前も相変わらずフザケタ奴だ。アレイスター、まさか学芸都市を捨てるのか?」

 学芸都市は学園都市傘下ではない。が科学側であることには違わない。しかし、学芸都市の上層部は魔術のまの字も知らない。現在も学芸都市には別組織の数人の魔術師たちが潜伏しているのは確認している。彼らが動けば学芸都市は陥落するだろう。戦争の火種として十分だ。

「遊園地(あそびば)など重要ではない。それに自ら虎の尾を踏む(世界の理に踏み込む)モノなどほっとけばいい」

 現在、学芸都市はとあるアステカの魔術組織と対立関係にある。今は学芸都市が有利に見えるがそれは間違いだ。魔術も知らず戦力差のみで戦うなど愚行だ。このままでは後一、二年持つかどうかだろう。

「『プラン』に関係ないモノは関心なしか…。で何の用だ?まさか子供たちを受け入れないなんて言わないよな?」
「君に依頼がある。とあるモノを創ってほしい」
「何をだ?」
「『エリュシオン』だ」
「英霊の住まう島。まさか学芸都市を……」
「どうせなら有効利用するべきだとおもわないか?」

 なるほど。この人間は心底フザケている。現世に死者の島など馬鹿馬鹿しいにも程がある。

「何を考えているか知らんがそんなことしたら魔術側、科学側共に黙ってないだろう。いくらお前が科学の大将だとしても反発はあるぞ。昔と同じ過ちをする気か?そして今度はどこに行く気だ?魔術側に戻るわけじゃないだろう?」
「私の目的はただ一つ。君は数少ない私の望みを知っている人間のはずだと思ったが?」
「知っているだけだ。理解も同感もしてない。まぁ、俺自身も他人のことはいえないからな。…俺の答えはNOだ。メンドくさい。他を当たれ」
「『幻想殺し』を制御できるとしてもか?」


とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~
第三章 十一月のとある日 右方と原石の聖人Ⅴ


何の表情もなくレイスターは…モニター越しの人間は尋ねる。対して少年もどうでもよさそうに答える。

「出来る・出来ないじゃない。アレイスター、解っているだろう?そんな事に意味など無いことを」
「それでも私は進まなくてはいけない。君こそ分かっているだろう?止まれるラインは過ぎたことを」

 もしかしたら自分と似ているのかもしれない。だからこそこの人間と繋がりを持ち続けているのかもしれない。そういった意味ではローラの事以上にこの人間に惹かれている自分がいる。

「分かった。もし学芸都市が堕ちるのなら創ってやろう。だたし余計な仲介を入れるなよ。そしてもう一つ条件だ」
「何だね?」

 少年は条件を言う。アレイスターにしか出来ない事を。

「分かった。いいだろう。恐らく学芸都市はあと一年のうちに終わるだろう。おそらくと言っても『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』が出した回答だ。間違いないだろう。学芸都市が堕ちたのち暫くの様子見をしてから取り掛かってほしい」
「『樹形図の設計者』ねぇ…それは宇宙とビル(どっち)のヤツだ?まあ、他人には知られたくないだろうからビルの方か?どっちでもいいけど。いい身分だな?世界一のスパコンを二台も持っているなんて」

『樹形図の設計者』学園都市が独自に打ち上げた三機の人工衛星の一つに組み込まれている世界一賢いパソコン。データさえあればどんな事でも完全な未来予測(シュミレーション)が可能という代物だ。その価値は安全保持の為に宇宙に飛ばした程で当然現存するのは一台のはずだ。

「約束は守ろう。ではな」

 肯定も否定もせず会話を終わらせた。いや、気にも留めずに。

「『プラン』か…・。本当にそれがお前の望みなのか?アレイスター」

 通信が切れ真黒な画面に向かい呟く。答えは当然ない。さて、先ほどから待っているお客さんの相手をしなくてはいけないだろう。

「さて長々と待たせか何処のどちらさんだ?出来れば黒幕だとありがたいだが…」
 やれやれといった顔で後ろを向く。そこに一人の人物がいた。

「やっと終わったか。何だよその顔は?つれないなー。俺様が出向いて来てやったのに」

 性別は男。赤を基調にした服装。あまり鍛えてはなさそうな身体。髪はセミロング。少なくとも知り合いではない。それに自分の記憶からもそんな特徴をもつ人物はいなかった。なのでシンプルに聞いてみた。

「お前なんて知らん。誰だ?」
「フィアンマ。ローマ正教『神の右席』の右方のフィアンマだ。魔神さん」

『神の右席』ローマ正教禁断の組織で世界を動かすために存在する。十字教社会に存在しない教皇の影の相談役。存在を知る者は正教内でも限られる最高機密。確かその目的は『神上』、文字通り神の上を目指す組織。

「なるほど本当に黒幕か…。探す手間が省けたが、まさかローマ正教が黒幕とは驚いた。教皇は知らないだろうな。あの人がこんな事許すはずない。神上だったか?そんなつまらん事の為に子供たちを巻き込んだのか?潰すぞテメィ」
「計画実行したのはテッラなんだげど。こちらこそ驚いたよ、まさか魔神が邪魔してたとは。暇つぶしに来たら大当たりってか?それにそこまで学園都市とのパイプを持ってるとは最大司教のババァの切り札じゃなかっのか?俺様達の存在、目的もわかっているし」
「そんな事はどうだっていいだよ!!このクズヤロウっっっっがぁぁ!!!」

 少年は右手で殴りつける。聖人の力で殴られ…いや拳から発生した風圧でフィアンマは壁を突き破り外に放り出される。もしこの光景を他の聖人が観ても驚愕するだろう。フィアンマは軽く1キロは吹き飛ばされた。
周辺2キロ四方を人払いしていても直径十キロ程の学芸都市で大規模な戦闘をするわけにはいかない。なるべく被害を出さぬようにビーチの方向に飛ばした。たいしたダメージはないだろう。本番はこれからだ。


とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~
第三章 十一月のとある日 右方と原石の聖人Ⅴ


何の表情もなくレイスターは…モニター越しの人間は尋ねる。対して少年もどうでもよさそうに答える。

「出来る・出来ないじゃない。アレイスター、解っているだろう?そんな事に意味など無いことを」
「それでも私は進まなくてはいけない。君こそ分かっているだろう?止まれるラインは過ぎたことを」

 もしかしたら自分と似ているのかもしれない。だからこそこの人間と繋がりを持ち続けているのかもしれない。そういった意味ではローラの事以上にこの人間に惹かれている自分がいる。

「分かった。もし学芸都市が堕ちるのなら創ってやろう。だたし余計な仲介を入れるなよ。そしてもう一つ条件だ」
「何だね?」

 少年は条件を言う。アレイスターにしか出来ない事を。

「分かった。いいだろう。恐らく学芸都市はあと一年のうちに終わるだろう。おそらくと言っても『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』が出した回答だ。間違いないだろう。学芸都市が堕ちたのち暫くの様子見をしてから取り掛かってほしい」
「『樹形図の設計者』ねぇ…それは宇宙とビル(どっち)のヤツだ?まあ、他人には知られたくないだろうからビルの方か?どっちでもいいけど。いい身分だな?世界一のスパコンを二台も持っているなんて」

『樹形図の設計者』学園都市が独自に打ち上げた三機の人工衛星の一つに組み込まれている世界一賢いパソコン。データさえあればどんな事でも完全な未来予測(シュミレーション)が可能という代物だ。その価値は安全保持の為に宇宙に飛ばした程で当然現存するのは一台のはずだ。

「約束は守ろう。ではな」

 肯定も否定もせず会話を終わらせた。いや、気にも留めずに。

「『プラン』か…・。本当にそれがお前の望みなのか?アレイスター」

 通信が切れ真黒な画面に向かい呟く。答えは当然ない。さて、先ほどから待っているお客さんの相手をしなくてはいけないだろう。

「さて長々と待たせか何処のどちらさんだ?出来れば黒幕だとありがたいだが…」
 やれやれといった顔で後ろを向く。そこに一人の人物がいた。

「やっと終わったか。何だよその顔は?つれないなー。俺様が出向いて来てやったのに」

 性別は男。赤を基調にした服装。あまり鍛えてはなさそうな身体。髪はセミロング。少なくとも知り合いではない。それに自分の記憶からもそんな特徴をもつ人物はいなかった。なのでシンプルに聞いてみた。

「お前なんて知らん。誰だ?」
「フィアンマ。ローマ正教『神の右席』の右方のフィアンマだ。魔神さん」

『神の右席』ローマ正教禁断の組織で世界を動かすために存在する。十字教社会に存在しない教皇の影の相談役。存在を知る者は正教内でも限られる最高機密。確かその目的は『神上』、文字通り神の上を目指す組織。

「なるほど本当に黒幕か…。探す手間が省けたが、まさかローマ正教が黒幕とは驚いた。教皇は知らないだろうな。あの人がこんな事許すはずない。神上だったか?そんなつまらん事の為に子供たちを巻き込んだのか?潰すぞテメィ」
「計画実行したのはテッラなんだげど。こちらこそ驚いたよ、まさか魔神が邪魔してたとは。暇つぶしに来たら大当たりってか?それにそこまで学園都市とのパイプを持ってるとは最大司教のババァの切り札じゃなかっのか?俺様達の存在、目的もわかっているし」
「そんな事はどうだっていいだよ!!このクズヤロウっっっっがぁぁ!!!」

 少年は右手で殴りつける。聖人の力で殴られ…いや拳から発生した風圧でフィアンマは壁を突き破り外に放り出される。もしこの光景を他の聖人が観ても驚愕するだろう。フィアンマは軽く1キロは吹き飛ばされた。
周辺2キロ四方を人払いしていても直径十キロ程の学芸都市で大規模な戦闘をするわけにはいかない。なるべく被害を出さぬようにビーチの方向に飛ばした。たいしたダメージはないだろう。本番はこれからだ。


とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~
第三章 十一月のとある日 右方と原石の聖人Ⅶ

「空を飛ぶとは良い体験したよ。風圧で人を飛ばすなんてやっぱし聖人、魔神ってモンはすごいな。俺様実に羨ましいぜ」
「どこで俺の事を知ったのか知らんが聖人で魔神と知っていながら挑む気か?」
「魔神と戦ったことはないな。が、こう見えても俺様も強いんだせ?不完全だけどな」

(不完全?どういう意味だ?)

「さてと、さっさとアレを出してもらいますか」
「アレだと?何のことだ?」
「もったいぶるなよ。お前が魔神たる由縁だよ」

 意味は分からないがさっさと片を付けよう。
 少年は右手を砂浜に着ける。左手は炎に包まれる。右手を挙げると大量の砂鉄が付いていた。この光景を魔術師、能力者が見たら双方とも困惑するだろう。魔術師からすれば魔術の発動動作が地面に着けるだけ、能力者からしたら実現不可能とされる多重能力者(デュアルスキル)に見て取れるからだ。実際に目の前のフィアンマは珍しい物を見ているようだった。少年は砂鉄を炎に塗す様にし徐々に形を整える。砂鉄を溶かす程の高温にも関わらず左手には火傷一つ無い。完全に能力制御されている発火能力(パイロキネシス)だ。そして砂鉄は矛へとなる。

「なーるほど。その場で霊装を創るか。トンデモナイなお前」

 少年はフィアンマに世間話をするように言う。

「日本神話を知ってるか?その中に“国産み”ってのがあるがこれはその時使われた『天沼矛(あまのぬぼこ)』をモチーフにしたものだ。簡単に言うと国を創る矛だ」

 伝説に因ればイザナギ、イザナミの二人の神が混沌とした大地を矛でかき混ぜ矛から滴り落ちたのが島となり日本を創ったという。その矛を少年は知識で…正確に言うならば10万3千冊以上の魔道書と230万以上の能力(チカラ)で創る。

鉄を使い物を創るというのは実は日本の考古学上重要な事で様々な神話の基礎になっていたりする。またここは学芸都市、人口で創られた島だ。そういった一つ一つの要素、条件を知識で纏め形創る(行使する)。それが少年のチカラの一部。

「もちろん矛を振るえば大地が降ってくるわけじゃない。フィアンマ、島を創るにはどうすればいいと思う?」

 少年は矛を振り上げフィアンマに襲いかかる。その速さは言葉よりも早い。

「簡単に言えば海底のマグマを爆発させればいい。この矛はマグマを爆発させるぐらいの衝撃を生み出すんだよ」

 伝説、伝承、神話を自らの解釈で再現する。それも少年のチカラの一部。
その衝撃は軽く2キロ四方を軽く超え学芸都市全体を駆け抜けた。学芸都市に設置されている震度計でここからもっとも離れているものでも震度3を記録した。

「そうそう。俺のチカラの名前知ってるか?『幻想創造(イマジンクリエイト)』だ。覚えとけ」

 ありとあらゆる異能を生み出す力だ。
 その少年の言葉だけが辺りに響いている。


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