
概要
ブリテン島の東方──霧に包まれた海の果てに、「楽園(アヴァロン)」と呼ばれる島がある。そこは人の手による開拓が一切行われず、千年前の姿を今に残すといわれる未踏の地。この特異な環境のためか、島ではエネミーや、異常な特性をもつ動植物が自然に生まれやすい。
島には数多の妖精のエネミーが棲み、その中心地──特別警戒対象団体“妖姫の庭園(ガーデン)”は、妖精の女王に仕える九姉妹の妖精によって統治されている。彼女たちはこの地を侵す者を決して許さず、楽園の均衡を守るとされる。
不思議なことに、島の中央には一つの教会が存在する。誰が、何のために建てたのかは不明だが、そこには今も“人間”が暮らしているという噂が絶えない。
ただし、その人物の正体を知る者は、未だ一人としていない。
かつて、アーサー王が戯れ半分でこの島に上陸し、好き放題動物と遊んだ挙句、嫉妬して襲ってきた妖精を返り討ちにしたため、アーサーは嫌われている。
