概要
既存の楽曲を基盤とし、別の動画(素材)を編集・合成し再構成したMAD動画の一種。
読み:おとまっど
流行した時期:1970年代〜現在進行形
主に流行したサイト:ニコニコ動画、YouTube
発祥元:不明
読み:おとまっど
流行した時期:1970年代〜現在進行形
主に流行したサイト:ニコニコ動画、YouTube
発祥元:不明
詳細(歴史)
ネット前史(~1990年頃)
真偽は不明だが、ニコニコ動画に世界最古の音MADが投稿されている。
正確な歴史としては1970年代から存在し、「MADテープ」が音MADの始まり。
主に大学のサークルなどで密かに流通していた。
MADテープの中で最も有名なのが、大阪芸大の有志によって製作された「NEW MAD TAPE」でと言われている。
制作された時代は推測ではあるが、宇宙刑事ギャバン(1982年放映)の音声が使用されていることから、早くとも1982年以降であることがわかる。
主に大学のサークルなどで密かに流通していた。
MADテープの中で最も有名なのが、大阪芸大の有志によって製作された「NEW MAD TAPE」でと言われている。
制作された時代は推測ではあるが、宇宙刑事ギャバン(1982年放映)の音声が使用されていることから、早くとも1982年以降であることがわかる。
Flash黄金期(1990年代後半~2000年中期)
2000年代に入るとインターネットの普及に伴い、舞台はテキストサイトや電子掲示板の2ちゃんねる、そしてFlashアニメーションへと移行した。このころの編集技術ではピッチを上げるなどのことはできず、曲をカットし継ぎ接ぎにして絵や画像と組み合わせて作品にすることが主流となっていた。
有名どころでいうと、「宇宙刑事ギャバソ」「ドラえもんの絵かき歌」などがある。
有名どころでいうと、「宇宙刑事ギャバソ」「ドラえもんの絵かき歌」などがある。
ニコニコ動画興隆期(2007年~2011年あたり)
2003年8月16日に個人で開発されている編集ソフトAviutilがリリース、2006年8月には音声編集が可能なREAPERの公式シェアウェア版が公開され、編集技術が次のレベルへと押し上げられた。
そして2007年のニコニコ動画の登場によって「音MAD」という言葉とジャンルが完全に確立することになる。
サービス開始当初のニコニコ動画はほとんどが転載か取った動画をそのまま上げるスタンスだったが、しばらくすると素材を作って音を当てはめるという本格的な動画制作も行われるようになった。
またこの時期にはYouTube Poop Music Videoという、海外の音MADからの影響を受けたといわれている。
サービス開始当初のニコニコ動画はほとんどが転載か取った動画をそのまま上げるスタンスだったが、しばらくすると素材を作って音を当てはめるという本格的な動画制作も行われるようになった。
またこの時期にはYouTube Poop Music Videoという、海外の音MADからの影響を受けたといわれている。
2008年1月17日に投稿された下記の動画は驚異の2000万再生を突破しており、これはニコニコ動画で現存している最古の動画「新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師」よりも高く、現存している動画の中では4番目に総再生数が多い。
他にもこの時代の名作を載せておく。
他にもこの時代の名作を載せておく。
成熟・多様化期(2011年〜2010年代中頃)
ここからは、アングラなネットミームを消費する段階から、「純粋な音楽・映像作品」としてのクオリティを競う時代へと移り変わる。
先ほど紹介した編集ソフト、それ以外のソフトもアップデートが積み重なり、かなり自由に動画を作れるようになった。
特に、キャラクターの声を切り貼りして無理やりボーカル化する「人力Vocaloid」は、歌わせれた人に会わせて「○○ロイド」という呼び方をされるようにもなった。
また、複数の作者が数ヶ月かけて1つの大作を作る「大規模合作」が定着した。
先ほど紹介した編集ソフト、それ以外のソフトもアップデートが積み重なり、かなり自由に動画を作れるようになった。
特に、キャラクターの声を切り貼りして無理やりボーカル化する「人力Vocaloid」は、歌わせれた人に会わせて「○○ロイド」という呼び方をされるようにもなった。
また、複数の作者が数ヶ月かけて1つの大作を作る「大規模合作」が定着した。
動画のプラットフォームもニコニコ動画からYouTubeなど他のサイトに波及したのもこのあたりである。
このころの名作たち(ほんの一部)
プラットフォームの拡散(2010年代終盤~現在)
ニコニコ動画・YouTubeの二大巨頭の枠を超え、TikTokでは音MADが曲として使われたり、そして海外にまでいき中国のBilibili動画へと拡散。
ちなみに中国現地では音MADのことを「鬼畜」と呼称するのだが、その原因は「最終鬼畜妹フランドール・S」及び、ニコニコ興隆期の時に紹介した同曲を使った音MAD「M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M」がbilbil動画に転載されたことに由来する。影響力すごすぎだろ…。
ちなみに中国現地では音MADのことを「鬼畜」と呼称するのだが、その原因は「最終鬼畜妹フランドール・S」及び、ニコニコ興隆期の時に紹介した同曲を使った音MAD「M.C.ドナルドはダンスに夢中なのか?最終鬼畜道化師ドナルド・M」がbilbil動画に転載されたことに由来する。影響力すごすぎだろ…。
さらに、音MADの手法やテンポ感が一般の広告表現にも影響を与え、大手企業が公式に音MAD風のCM・動画を投稿するという、「アングラから公式への逆輸入」が起きる時代となっている。
特に日清食品は近年その手法が顕著に多い。
特に日清食品は近年その手法が顕著に多い。