ヘキサ・フレーム

【武装名】 ヘキサ・フレーム
【読み方】 へきさ・ふれーむ
【搭載MS】 IPP-66305 ユーゴー
IPP-0032S ジルダ(SAU仕様)
IPP-0032 ジルダ
IPP-18875 エンゾ
ジルダ・パイソン









【詳細】

厄祭戦中期に開発されたMS用のインナーフレームの一つ。

ロディ・フレームに並ぶ生産数を誇ったとされ、このフレームを用いたMSは当時相当数が製造された。
元々は輸送、補給用のMSに使われていたフレームだが、戦闘用に転用されたという。

このフレームの売りは軽量化を推し進めたことによる機動性の高さ。
またMSのコクピットは通常のフレームでは胸部にあるが、ヘキサ・フレームにおいては頭部にあるのも特徴の一つ。
この作品のMSはエイハブ・リアクターの慣性制御を用いて高機動状態におけるパイロットの負担を減らすため胸部にコクピットがあることがほとんど。

だがその場合緊急脱出が行いづらくなるため急所に攻撃されるとそのままパイロットが死亡する場合が多い。
なお最新式MSであるグレイズは、コクピットがブロック構造になっていて緊急時は自動で射出される。
一方、ヘキサ・フレームは頭部にコクピットを配置したことでパイロットのペイルアウトの成功率を飛躍的に高め、生存性を向上させている。

しかし機動性を高めるため軽量化を徹底した弊害でフレーム強度を犠牲にしており、厄祭戦中多くのMSが製造されたが戦闘でほとんどの機体が撃墜されてしまい、現在に至るまで現存するMSは数%であるという。

だがそれでも数多くのMSが現存しているとされ、厄祭戦時にいかにこのフレームが量産されたかをうかがい知ることができる。
SAUやオセアニア連邦がこのフレームを使ったMSを使っているのは領域内にヘキサ・フレームのMSがたくさんあったからかもしれないとのこと(グレートメカニックより)。

骨太で剛性の高いロディ・フレームとは対象的なコンセプトと言える。

ヘキサ・フレームを用いたMSはIPP-66305 ユーゴーIPP-0032 ジルダ等。
夜明けの地平線団が所持しているユーゴーは脚部フレームを逆関節状に組んでおり、脚部も第3、第4の腕として使うことを目的としていたため、膝関節にトルクを増大させるためのパーツを組み込んでいる。
こういったフレームパーツの改造はギャラルホルンのMS以外では珍しいが、ロディ・フレームには専用の換装パーツがあるなど部分的な改造であれば市場に流通しているパーツを組み込むのも可能なようだ。

アプリ版ウルズハントではヘキサ・フレーム機でありながら、装甲強度に重点を置くIPP-18875 エンゾが登場。
オムデン・コロニー・カンパニーという企業が保有するMS。

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最終更新:2024年11月21日 16:42