【詳細】
300年前の厄祭戦時に開発されたMS用のインナーフレームの一つ。
厄祭戦中期頃に開発されたとされるフレームであり、特徴がないのが特徴という癖の無さとそれによる高い汎用性を持つ。
フレームのデザインがゴブリンを思わせるような「ずんぐりむっくり」と言った体型であり、このフレームを採用したMSは基本的に丸っこくなる。
形式番号は「UGY-R◯◯」。
このフレームの優秀な点はフレームの剛性が高く、汎用性や拡張性に優れている点にある。
重装甲化しても極端に装甲を詰み過ぎなければある程度の機動性を保証でき、複数の武装を搭載出来るキャパシティを有する。
また大量に生産されたが故に厄祭戦から300年後の現在においても稼働可能なフレームが相当数残っており、換装用のパーツや、フレームごと取り替えるようなタイプのオプション等が豊富に市場に出回っているため幅広いカスタマイズが可能。
同じく厄祭戦中期に開発されたフレームとして
ヘキサ・フレームが存在するが、
輸送目的で軽量化を追求し機動性を高めたフレーム設計であり、頭部にコクピットを持ちパイロットの生存性が高いなど本フレームとは様々な面で対照的。
作中ではブルワーズがこのフレームを用いてマン・ロディを開発し、夜明けの地平線団が重装甲タイプの
UGY-R45 ガルム・ロディを多数保有している。
またドルトコロニーに存在する作業用MS、UGY-R38 スピナ・ロディも同じくロディ・フレームを使って開発されている。
外伝でもハクリ・ロディ、ラブルスが登場するなどバリエーションが豊富。
数を揃えやすいということから、そういった需要のある組織が複数機抱えている事が多く、宇宙海賊
このフレームは三角形を3つ組み合わせたアイセンサーを持ち、レールにそって左右に動き目標を感知する。
またエイハブ・リアクターは他のフレームと異なり背部に存在する。
理由は不明だが、リアクターの保護を優先した設計なのだろうか。
最も、リアクターはフレームより固く物理的な破壊は困難を極めるらしいので、単純にデザイン上の都合かもしれない(車等におけるエンジンなので必然的に位置が決まってしまうというのはデザイナー対談で語られている)。
逆にその構造故にリアクターを保護するフレームが存在しないため、コクピットのある胸部を攻撃されると破壊された装甲がそのままパイロットを押しつぶしてしまう。
たしかにリアクターは守られるが、パイロットの安全は保証されていないという欠点がある。
1期におけるブルワーズとの戦いや、2期でのアストンの戦死した状況がそれを裏付けている。
最終更新:2023年11月07日 03:09