昼になり、人が集まって来たので、女の子について聞き込みを始めた。
まずは妖怪帝国関係の人を当たってみよう・・・
まずは暗鬼竜崎さんに聞いてみた。
「むぅ・・・」
「やっぱり、わかりません?」
「うむ・・・すまないな、力になれそうもない」
「いえ、ありがとうございました」
だめか・・・残念。
山姥さんたちにも聞いてみた。が・・・
「うーん、心当たりはないわ。ごめんなさい」
「わかんない」
「わかんなーい」
「そうですか・・・」
子供達もわからないか。しかたない、他を当たろう・・・
そのとき、さくらさんが慌てて駆けて来た。
「例の女の子、目を覚ましましたよ!」
まずは妖怪帝国関係の人を当たってみよう・・・
まずは暗鬼竜崎さんに聞いてみた。
「むぅ・・・」
「やっぱり、わかりません?」
「うむ・・・すまないな、力になれそうもない」
「いえ、ありがとうございました」
だめか・・・残念。
山姥さんたちにも聞いてみた。が・・・
「うーん、心当たりはないわ。ごめんなさい」
「わかんない」
「わかんなーい」
「そうですか・・・」
子供達もわからないか。しかたない、他を当たろう・・・
そのとき、さくらさんが慌てて駆けて来た。
「例の女の子、目を覚ましましたよ!」
医務室に向かうと、案の定人だかりが出来ていた。
そんなに珍しいもんでもないでしょうに。
「犬耳萌えー!」
「尻尾が、尻尾が!」あったっけ?
あんたら、そんなに萌え萌え言ってるとクレモ改革公が・・・
そんなに珍しいもんでもないでしょうに。
「犬耳萌えー!」
「尻尾が、尻尾が!」あったっけ?
あんたら、そんなに萌え萌え言ってるとクレモ改革公が・・・
―――居たッッ!?
・・・見なかった事にして、人を掻き分けて医務室の中へ。
「先生、目を覚ましたんですか?」
「ええ、あそこよ」
歯科子医師が指した先を見ると・・・部屋の隅で縮こまっていた。
「目を覚ましたから色々聞こうと思ったんだけど、
びっくりさせちゃったみたいで・・・さっきからあの調子」
「めっさ怯えておられる・・・」
頭を抑えて、かちかちを歯を鳴らして、小さくなっている。
「先生、目を覚ましたんですか?」
「ええ、あそこよ」
歯科子医師が指した先を見ると・・・部屋の隅で縮こまっていた。
「目を覚ましたから色々聞こうと思ったんだけど、
びっくりさせちゃったみたいで・・・さっきからあの調子」
「めっさ怯えておられる・・・」
頭を抑えて、かちかちを歯を鳴らして、小さくなっている。
意を決して、話しかけてみた。
「・・・君、名前は?何処から来たの?」
「ひぅ!?」
びくっ!
・・・ちょっと傷ついた。
しかし・・・一体どうしたらいいんだろう?
「うっ・・・ひっく・・・」
な、泣き出した・・・!!ドどドゥどうしようどうしようどうしようどうしよう
入り口のほうを見てみると、周りの目が冷たいッ!?
やっぱり俺のせいかッッッ!?
「いやッ、あのッ、えーとッ、ああああァ」
何とかなだめようと試みる。だめだ、多分俺じゃ無理だ!
「どうしました?」
いつの間にか、味娘娘が医務室に入ってきていた。
「・・・君、名前は?何処から来たの?」
「ひぅ!?」
びくっ!
・・・ちょっと傷ついた。
しかし・・・一体どうしたらいいんだろう?
「うっ・・・ひっく・・・」
な、泣き出した・・・!!ドどドゥどうしようどうしようどうしようどうしよう
入り口のほうを見てみると、周りの目が冷たいッ!?
やっぱり俺のせいかッッッ!?
「いやッ、あのッ、えーとッ、ああああァ」
何とかなだめようと試みる。だめだ、多分俺じゃ無理だ!
「どうしました?」
いつの間にか、味娘娘が医務室に入ってきていた。