上演概要
- 国産ミュージカル
あらすじ(公式より)
ヨーロッパのとある国の王室の一員であるアン王女は、諸国歴訪の旅に出ていた。連日の公式行事や数々の祝宴、会合への出席と多忙な日々が続いていた。数か国を歴訪し、初夏のローマを訪れた。
その夜も王女歓迎の舞踏会が催されている。ローマっ子達のお祭りは夜を徹して続いていた。心が浮き立つような音楽と人々の歓声。王女とはいえ内実は遊びたい盛りのうら若き女の子。束縛から解き放たれたいという欲求を抑えようもなく、王女は大使館をそっと抜け出た。しかし、この自由な時間も束の間、王女は寝室で医師から処方された薬の効き目のために夜の街頭で眠り込んでしまう。
そこへ通りかかったのが新聞記者のジョー・ブラッドレー。彼はローマ訪問中のアン王女とは知らずに助け起こすが、目覚めない彼女を放っておくこともできず、やむを得ず自分の下宿に連れ帰る。
翌朝出社したジョーは、支局長に見せられた新聞を見て驚く。記事には大きく、自分の部屋で眠る、見知らぬ若い女性の写真が紙面を飾っている。その時初めて彼女がアン王女だと知るのだった。ジョーは「アン王女、おしのびローマ見聞」の超特ダネを支局長に売り込む。親友のカメラマン、アーヴィングを抱き込み、王女の動向を捉える手筈を整える。ジョーの部屋で目覚めたアン王女は一晩泊めて貰った礼を言い、一人で街に繰り出す。王女は生まれて初めて、街を自由にめぐり、自分が今この瞬間にしたいことをするのだった。
初夏の日差しが眩しい永遠の都ローマ。王女にとって生涯忘れることのない一日が始まる。
その夜も王女歓迎の舞踏会が催されている。ローマっ子達のお祭りは夜を徹して続いていた。心が浮き立つような音楽と人々の歓声。王女とはいえ内実は遊びたい盛りのうら若き女の子。束縛から解き放たれたいという欲求を抑えようもなく、王女は大使館をそっと抜け出た。しかし、この自由な時間も束の間、王女は寝室で医師から処方された薬の効き目のために夜の街頭で眠り込んでしまう。
そこへ通りかかったのが新聞記者のジョー・ブラッドレー。彼はローマ訪問中のアン王女とは知らずに助け起こすが、目覚めない彼女を放っておくこともできず、やむを得ず自分の下宿に連れ帰る。
翌朝出社したジョーは、支局長に見せられた新聞を見て驚く。記事には大きく、自分の部屋で眠る、見知らぬ若い女性の写真が紙面を飾っている。その時初めて彼女がアン王女だと知るのだった。ジョーは「アン王女、おしのびローマ見聞」の超特ダネを支局長に売り込む。親友のカメラマン、アーヴィングを抱き込み、王女の動向を捉える手筈を整える。ジョーの部屋で目覚めたアン王女は一晩泊めて貰った礼を言い、一人で街に繰り出す。王女は生まれて初めて、街を自由にめぐり、自分が今この瞬間にしたいことをするのだった。
初夏の日差しが眩しい永遠の都ローマ。王女にとって生涯忘れることのない一日が始まる。
上演情報
日本初演:1998年(日本/青山劇場[未])
【初演】1998年(帝国劇場)
- 1998年10月:帝国劇場
【再演】2000年
- 2000年3-4月:帝国劇場
【再々演】2020年〜2021年
- 2020年10月4日(日)〜28日(水):帝国劇場
- 平方元基は東京公演のみ出演
- 2020年12月19日(土)~12月25日(金):御園座
- 2021年1月1日(金・祝)~1月12日(火):博多座
配役
上演年 | 1998年 | 2020年 |
アン王女 | 大地真央[未] | 朝夏まなと[未] 土屋太鳳[未] |
ジョー・ブラッドレー | 山口祐一郎[未] | 加藤和樹 平方元基[未] |
アーヴィング | 宮川浩[未] | 太田基裕[未] 藤森慎吾[未] |
ヴィアバーグ伯爵夫人 | 草笛光子[未] | 久野綾希子[未] |
プロヴノ将軍 | 中丸新将[未] | 今拓哉[未] |
マリオ・デラーニ | 井上順[未] | 岡田亮輔[未] |
ルイザ | 冨田恵子[未] | 小野妃香里[未] |
在イタリア大使 | 藤堂新二[未] | 港幸樹[未] |
ヘネシー支局長 | 山崎イサオ[未] | 松澤重雄[未] |
1998年アンサンブル
下馬二五七(大家ジョバンニ)・北川潤(警察署長)・安宅忍(花屋)・青山達三(ボナコーベン医師)・塚田三喜夫(記者)
秋田宏・岡智・中村隆男・伊勢田隆弘・岸田新也・平野亙・田澤啓明・笠原竜司・佐久間義也・河内達弥・小笠原みち子・板倉リサ・水野江莉花・井上正樹・大森輝順・西村郁・村瀬美紀・徳垣友子・梅村陽子・白木原忍・千葉真恵・中川菜緒子・池谷京子・布川美生・斉藤文華・西祐子・藤咲みどり・林綾子・関根有里
秋田宏・岡智・中村隆男・伊勢田隆弘・岸田新也・平野亙・田澤啓明・笠原竜司・佐久間義也・河内達弥・小笠原みち子・板倉リサ・水野江莉花・井上正樹・大森輝順・西村郁・村瀬美紀・徳垣友子・梅村陽子・白木原忍・千葉真恵・中川菜緒子・池谷京子・布川美生・斉藤文華・西祐子・藤咲みどり・林綾子・関根有里
2020年アンサンブル
荒木啓佑、宇部洋之、折井洋人、上條駿、田中秀哉、田中隆雅、平野亙、藤田宏樹、松谷嵐、村上幸央、森雄基、森山晶之、吉田雄、脇卓史
桜雪陽子、樺島麻美、小林風花、坂口杏奈、田中里佳、花本あゆみ、般若愛実、樋口綾、妃白ゆあ、町屋美咲、森莉那
桜雪陽子、樺島麻美、小林風花、坂口杏奈、田中里佳、花本あゆみ、般若愛実、樋口綾、妃白ゆあ、町屋美咲、森莉那
スタッフ
製作:東宝
原作:パラマウント映画「ローマの休日」
脚本:堀越真
演出:山田和也[未]
音楽:大島ミチル
作詞:斉藤由貴
オリジナル・プロデューサー:酒井喜一郎
音楽監督:竹内聡
歌唱指導:山川高風/やまぐちあきこ/高野絹也
振付:桜木涼介
美術:松井るみ
照明:高見和義
映像:栗山聡之
音響:山本浩一
衣裳:前田文子
ヘアメイク:岡田智江(スタジオAD)
アクション:渥美博
イタリア語翻訳:関口英子
イタリア語指導:マルコ・ズバラッリ
指揮:若林裕治
オーケストラ:東宝ミュージック/ダット・ミュージック
稽古ピアノ:國井雅美/中條純子
舞台監督:佐藤博
演出助手:鈴木ひがし
制作助手:吉田朱里/寺本奈央
プロデューサー:服部優希/今村眞治/村田晴子
原作:パラマウント映画「ローマの休日」
脚本:堀越真
演出:山田和也[未]
音楽:大島ミチル
作詞:斉藤由貴
オリジナル・プロデューサー:酒井喜一郎
音楽監督:竹内聡
歌唱指導:山川高風/やまぐちあきこ/高野絹也
振付:桜木涼介
美術:松井るみ
照明:高見和義
映像:栗山聡之
音響:山本浩一
衣裳:前田文子
ヘアメイク:岡田智江(スタジオAD)
アクション:渥美博
イタリア語翻訳:関口英子
イタリア語指導:マルコ・ズバラッリ
指揮:若林裕治
オーケストラ:東宝ミュージック/ダット・ミュージック
稽古ピアノ:國井雅美/中條純子
舞台監督:佐藤博
演出助手:鈴木ひがし
制作助手:吉田朱里/寺本奈央
プロデューサー:服部優希/今村眞治/村田晴子
ナンバー
第1幕
- オーバーチュア
- 謁見の歌
- 王女の出
- 謁見の歌・パート2
- 退屈な夜
- 舞踏会のワルツ~謁見の歌・パート3
- 自由
- それが人生
- 素敵な夢
- 悪い夢
- それが人生・リプライズ
- カット!
- ローマの休日
第2幕
- アントラクト
- 悪い夢・リプライズ
- ローマ最新観光案内
- 時間よ止まれ
- 時間よ止まれ・パート2
- 祈る想い
- イタリア式結婚
- もしも
- 船上のダンス
- 乱闘
- もしも・リプライズ
- 虹
- 誓い
- ローマの休日・リプライズ
ソフト化
- CD:1998年(東宝ミュージカル「ローマの休日」)