――ヴァニラの頬が、見覚えの無い『スタンド』の拳により、大きく歪められていた。
★ ★ ★
――何故、自分の顔が殴打されているのか?
――何故、自分の身体が宙に浮いているのか?
――何故、自分の背が路面に叩きつけられているのか?――と。
「…………」
仰向けの姿勢で、呆然と、上空より降り注ぐ雨粒を見つめていた。
彼の聴覚が、『敵』の小僧――
川尻早人とは全く違う響きの足音を捉える。
そう――新たなる『参加者』が、この橋の上に到来したのである。
「……『DIO』――聞いた覚えのある名だ。
『ホワイトスネイク』――『プッチ神父』に、『天国』への道を託した男。
徐倫の父、
空条承太郎の宿敵であり、彼女の闘いの全ての元凶……。
非力な子供を、容赦無く始末しようとするお前は――その配下の者か」
「…………」
来訪者は、訳の分からない事を延々と喋り続けていた。
ヴァニラ自身の知識として、男の語る情報の内、
"自らがDIOの部下である事"しか彼は知らなかった。
ヴァニラの追撃から逃れ続け、
最終的に彼に反撃を食らわせた少年――川尻早人が、来訪者に問う。
長身の男は、無表情のまま頷く。
「その通りだが、君は一体何を知っている……?」
「よかった……ッ! ウェザーさんッ! エンポリオがッ!
エンポリオが、駅で『こいつ』にやられて、それで――!」
来訪者――ウェザー・リポートは、その手で早人の顔を遮った。
「ああ……もういい。
大体の、事情は分かった――」
「…………フンッ!」
ウェザーと早人の傍らで――ヴァニラ・アイスは跳躍した。
全身の筋肉をバネのように脈動させ、脚力のみで路上に屹立したのだ。
「貴様も『参加者』――DIO様の『敵』か。
ならば、始末するまでだッ――!」
その声は、『獲物』を狩る邪魔をされた獣の怒りに満ちていた。
獰猛な眼光が、新たなる『敵』――ウェザーに突き刺さる。
「……手荒な真似は、遠慮したい所だが……。
相手がこれでは、仕方が無いな――」
ウェザー・リポートが、この凶暴で残忍な『参加者』――
ヴァニラ・アイスと、自らの視線を向き合わせる。
襲撃者……ヴァニラ・アイス。
来訪者……ウェザー・リポート。
対峙する、二人の『スタンド使い』。
静寂の風が一瞬だけ、その間に吹き荒んだ。
「…………」
「…………」
――最初に動いたのは、ヴァニラ・アイスであった。
ヴァニラは……先程とは逆に、後方に向けて跳躍した。
その背後に控えるのは、彼のスタンド『クリーム』の大口。
ヴァニラ・アイスの精神は、既に本来の冷静を取り戻していた。
何も直接、敵とスタンドをぶつけ合う必要など無い。
ただ、自分は『クリーム』の中に入り――
全存在を飲み込むこの無敵の鎧で、敵をこそぎ取ってしまえばいいのだ。
――二秒以内に始末してみせよう――ヴァニラは心中で宣言した。
だが……起こり始めた奇妙な事態に、彼の感覚は揺らぐ。
残存した一つの瞳に拡散する、微かな混迷。
ヴァニラは……"スタンドに入れなかった"。
「…………ッ!?」
確かに、背後にスタンドを出現させ、そこに向けて完璧な跳躍を行ったはずなのだ。
それなのに、自分と『クリーム』の位置が重ならない――?
ヴァニラ・アイスは、状況を理解し始めた――
自分の背中が、『何か』に押されている。
それは、固体では無かった。
『風』だ――『突風』が、自分の背中を圧迫しているのだ。
(なんだ、これ……は……ッ!?)
ヴァニラが自らの異変に気づいた時には……もう遅かった。
『追い風』が向かう方向に――敵の男のスタンド、
『ウェザー・リポート』の眼前に――ヴァニラは近付き過ぎていた。
額に突き刺さる、最初の一撃。
続けざまに、超高速の連撃が、
ヴァニラの胸、左頬、鎖骨、右腹部、右大腿骨上端、左鎖骨、下顎骨――。
彼のありとあらゆる個所に、淀み無く打ち込まれていく。
「『ウェェェェザァァァァァ――――――――――』!!」
ラッシュを浴びせながら、敵が上げる、咆哮。
その一撃一撃が重く、激烈だった。だが――拳はヴァニラを逃がさない。
後方から、ヴァニラを吹き上げる猛風――
相手のスタンド、『ウェザー・リポート』が生み出した気流――が、
彼の位置を中空に固定していたのである。
今や、この恐るべき能力者、ヴァニラ・アイスは――
空気という名の紐に束縛された、一体の『サンドバッグ』であった。
「『リィィポオオオォォォォォォ――――――――』!!」
――鼻骨、右大胸筋、左胸骨、右上腕骨、左第六肋骨、横隔膜、
左肩甲骨、下腹、前頭骨、左第二肋骨、右上腕二等筋、副直筋――!
ヴァニラ・アイスの肉体が、怒涛の勢いで破壊されていく。
拳が『クリーム』の頭角の一本に食い込み、容易に爆ぜ折れる。
本体のヴァニラの頭頂部から、黒い血飛沫が吹き上がる。
「『トオオォォォ―――――――――――――――』ッッ!!」
一陣の突風と化した最後の一撃が、ヴァニラの鳩尾の奥底に食い込む。
同時に、逆転した風の方位が、彼の全身を襲う。
DIOの狂徒、ヴァニラ・アイスの肉体は、数十メートルの彼方へと吹き飛ばされ――
落下した河の水面に、激しい飛沫を巻き上げて……沈んだ。
「…………」
勝負は、一瞬で決した。
このスタンド戦の勝利者――ウェザー・リポートは、
自らのスタンドヴィジョンの拳を前方に向けた恰好のまま、
しばらくの間、路上に佇んでいた。
「…………や、やったッ……!」
その様子を見守っていた川尻早人が、ウェザーに向けておずおずと口を開く。
……不安を含んだ声で。
「……で、でも……本当に……奴は……死んだ、のかな……?」
早人の瞳は、鬼人ヴァニラ・アイスの沈んだ水面に向けられている。
彼は恐怖していた――これで、本当に終わったのだろうか?
不安を隠せぬ少年を宥めるように――
遠い水面を見つめながら、ウェザー・リポートは呟いた。
「もう上がっては来まい」
★ ★ ★
――以前、本で読んだ事がある。
血液は、ヒトの体重の八~九パーセントを占め、
その内の四十パーセント程度の欠乏が『致死量』である、と。
体内の成分循環という、生物の根幹を担うその液体の漏洩は、
真の危機的状態であり――そのものが『死』と直結する。
少なくとも、ヒトの生命活動は――
それこそ"人間を超えた者"でもない限り――確実に停止する。
「…………」
エンポリオ・アルニーニョ少年の左腕から、絶え間無く、その血液が漏れ続けていた。
赤黒い液体は、地表に満ちた雨と混じり合い拡散し、いわゆる『血だまり』を作り出す。
「…………」
彼が何よりも強く感じていたのは、どうしようもない寒気だった。
――とはいえ、決して左腕の痛みが途絶えた訳ではない。
ただ、苦痛は時の経過と共に鈍麻するもので、その代わりに、
この寒気――体内の熱の大部分が保存される血液の欠乏による、体温の低下――が、
少年の肉体と精神を支配しつつあるのだった。
サンタ・ルチア駅の出入口で、訳の分からない攻撃を受け、地に崩れてから十数分。
既に、痛みが感覚の主役である時期は終わっていた。
体の奥底から、生命の源である『熱』が、根本の部分から消失しているのだ。
――本に書いてある情報からは、手に入らない『知識』だな――。
エンポリオ少年は、蓄えるべきデータとしてのそれでは無く、
肉体の実感として『死』の存在を認識しつつあった。
「…………」
腕を一本切断した程度で身体が動かせなくなる自分を、少年は情けなく感じた。
彼は考える――この程度の怪我を、『彼女ら』は一体何度経験したのだろう――?と。
――ジョリーンおねえちゃんにエルメェス……そして、ウェザー――。
彼女たちは、本当に良く戦ったものだ――と、エンポリオは切に思う。
一本の腕の消失が、こんなにも苦痛と絶望に満ちた事だったなんて。
自分は、こんな単純な『現実』すら知らず、ジョリーンたちと共に神父と闘っていたのだ。
また新たな一滴が、少年の涙腺から溢れ、頬を流れ伝う。
上空より降り注ぐ雨が――ウェザーの雨が、その肌を洗い、清めていく。
「…………」
精根尽き果て、指一本すら動かせず。
それでも、左上腕より漏れ出る血液だけは止まらず。
少年の瞳から、生命の光が失われていく――その中途。
「……あっ――いました、いました」
遠くから、『声』が聞こえた。
――誰だろうか? 全く知らない声質だった。
「……駅に入るのは個人的に嫌だったので、助かりましたよ」
エンポリオ少年が倒れているのは、扉が開け放たれていた場所。
駅の内部と外部を分ける、その境界線の上。
自分に語りかけている、その声の主の男は、
どうやら駅の外――周囲の市街地――から、自分の元へと来たらしい。
それにしても――エンポリオは不思議に思う。
声の主の位置を推測する限り、
その男の居所は、恐らく――彼の数メートル程上の『上空』なのだ。
「……すいませェん……。
あの――まだ、生きてらっしゃいますよね?」
エンポリオは、眼球の方向のみを動かし――相手の姿を確認した。
「生きてらっしゃいましたら……少しだけ、
私の『質問』に答えて下さい――」
闇色のレインコートを羽織り、仮面型の『スタンド』を被った男が、
やはり中空に屹立して、自分を見下ろしていた。
空中に立つ人間――それは本来なら驚くべき光景なのだが、
瀕死のエンポリオから見ればどうでもいい事だった。
恐らくこの男の『スタンド能力』なのだろう――彼はそう解釈する。
「……しかしその腕、見るも無惨な怪我ですねェ――」
男が、その言葉を発するや否や。
エンポリオは、自らの肉体に発生した一つの現象を自覚した。
謎の襲撃後から、延々と続いていた左上腕の出血。
その血液の漏洩が、突然止まったのである。
「――とりあえず、私の『能力』で止血しておきますよ。
これで『雨』が降り止まぬ限り、
その出血による『致死』の可能性は無くなりました」
「…………!?」
なんとか首を動かし、自らの左腕の傷を見る。
何か――透明の薄い『膜』のようなものが、切断部を覆って血液を完全に止めていた。
――つまり、どういう事だろうか?
エンポリオは、鈍り切った頭脳で思考する。
「…………」
「あの、喋れますか? 喋れますよねェ……!
私の声が聞こえているみたいですし、意識もある」
この男の『スタンド能力』は、"『雨』を使い、物体を停止させる"といった類の能力なのだろうか?
傷口を包む透明の膜が、固定された『雨粒』の塊なのだと仮定すれば、
男が空中に佇んでいるのも、ある程度納得が行く。
「これからあなたに質問をします――あなたはその全てに、正直に答えて下さい。
暴力を振るう予定は今のところありませんが、
もし質問に答えなかったり、万が一にも私に逆らったりした場合は――
その『止血』を終わらせます。
あなたもまだ子供、このまま死にたくはないでしょう……ねぇ――!?」
「……うぅ……ッ!」
男が愉快げに吐く、その言葉に――エンポリオは理解する。
こいつは、タダで人の傷の手当てをしてくれる『お人好し』なんかでは無い。
むしろ逆だ……自身の目的の為には極めて冷徹に行動し、
状況によっては平然と残虐な行いができるタイプの人間――!
「……う、ううぅッ……! ぐっ……!」
エンポリオ少年は、残った右腕を動かして、
空中の男の仮面と自らの顔を向き合わせる。
全身の悪寒と震えが止まった訳ではないが、会話程度はできそうだ。
「なんだ……まだまだ力が残っているではないですか?
流石にお若いですねェ……良い事です」
上空に佇んでいた男は愉快げに頷くと、
まるで階段を降りるような動きで、路上に着地する。
「あなたの正体やその腕の傷など、色々と興味はありますが……。
やはりまず、この質問からさせて頂きます――」
一呼吸置き、レインコートの男は尋ねた。
「私の『面』が、見えますか――?」
★ ★ ★
――その場所は、冷たき河の底であった。
一筋の光も無く、僅かな音響も無く、
唯一存在するのは、この空間に満ちた液体が形成する、大いなる流れのみであった。
その死と静寂の世界で、揺らぐ一つの巨躯。
満身創痍で、四肢をだらりと投げ出したそれは、河に打ち棄てられた死骸の様相であった。
だが――その残る右眼は見開かれ、曖昧な、しかし生の光を宿す眼光を水中に投げ掛けていた。
(スタンドによる、連撃……即死しても、おかしくはなかった……。
だが……私は……生きている。今も、確かに思考している……)
水中を漂いながら、男は追憶していた。
彼自身にさえ不思議に思えた事実なのだが――
この暗き水の底から上昇し、大気を呼吸する、その必要性を感じなかった。
(……そうだ、あの時……ッ!)
彼の、頬の筋肉が、僅かに緊張する。
過去への思索が、ある一つの『可能性』に到着したからだ。
それは、彼の脳髄の隅に残存していた、微かで曖昧な記憶の断片。
(DIO様の寝室で、あの時に――私は、"何をされた"……!?)
彼の瞳が、驚動に見開かれたのと同刻。
その頭頂部に存在する、一つの傷口から、水中に漏れ続けていた血液の流れが――止まった。
(ジョースター共を始末すべく、私が館の階下へと赴く……その直前。
私は……あの時……DIO様に血を捧げる為……自ら首を……切断し……。
その後……DIO様の……その尊き『吸血鬼』の血液を……)
いや、頭頂部だけではない――額、頬、胸、腹、脚、肩、腕――彼の肉体の全ての裂傷が、
微々とした速度ではあるが、確かに塞がりつつあった。
妖刀『アヌビス神』の剣光に断ち切られ、完全に破壊されたはずの左眼球さえも。
彼が敵の執拗なスタンド攻撃を受け、水中に叩き込まれたのが十数分前。
本来の『吸血鬼』のものには及ばずとも、
それは常人の生体再生機能の速度を遥かに凌駕していた。
(つまり……私は……今、"どう"なっている?
朽ちぬ肉体……力の再生……DIO様の血液と、それがもたらす――)
男――ヴァニラ・アイスは、自らの肉体に起こりつつある変化を、理解し始めていた。
――その場所は、冷たき河の底だった。
死と静寂が支配するその場所で、一人の男が、
今や確固とした、しかし底無き邪心を含んだ視線で、淀みの奥の闇を見つめている――。
★ ★ ★
(……何が起きたのか、さっぱり分かりませんが……。
どうやら"足から上が、丸ごと消滅していた"みたいです――)
サンタ・ルチア駅内部、表口付近のフロアにて、
一体の奇怪な生命体が、自らの頭をボリボリと掻いている。
(流石に、回復までに時間が掛かりましたね……。
その際に旦那様に勝手に移動されたりしたら、
『三十メートル
ルール』で殺されていた所です。
そう思うと、危なかった、本当に危なかったッ……!)
そいつは、召使スタンド『ヨーヨーマッ』だった。
彼が掻いている頭部の肉は、ゆっくりと肥大化し、『欠損部分』を埋めていく。
(しかし、今も私はこうして生きている。
つまり旦那様は、この場所――駅からあまり移動していないらしいですね。
あれ程までに"駅から出る!"と、楽しげにはしゃいでおられたのに……)
彼の驚異の再生力は、ヴァニラ・アイスの先制攻撃による、
あの"足以外が全て消滅した"状況から、肉体を元の姿に完全復活させようとしていた。
(こうして私が再生するまでに、数十分は掛かった実感があるのですが。
さて……何が起こっていたのでしょうか……?)
『ヨーヨーマッ』は、頭を掻く手を止める。
そこでは立派な『アンテナ』が聳え立とうとしていた。
周囲を見回し、主の居場所を探り始め――
思っていたよりもずっと簡単に、目的のものは見つかった。
(旦那様……?)
旦那様こと、エンポリオ・アルニーニョらしき脚を『召使』は発見した。
どうやら、扉のある場所――駅の外部との境界線上に倒れているらしい。
しかし、今の『ヨーヨーマッ』の位置からでは彼の全身が見えない。
『ヨーヨーマッ』は素早くフロアを移動し、主の状況を確認する。
(えーと……なんだ、この状況は)
エンポリオ少年は、降り続ける雨に満ちた路上に倒れ伏していた。
そして……その左腕は、上腕部より欠損していた。
周囲には、その傷によるらしい広大な血だまりが広がっている。
(旦那様も、『攻撃』を受けたんですかね……?)
『ヨーヨーマッ』はエンポリオの奥に、"空中に立つ"黒衣の男を見た。
一瞬見間違いかと思えたが、確かに足場の無い空間上に男はいた。
(……あの方は、一体――?)
『ヨーヨーマッ』が見ている間に、その男は地上へと降り立った。
倒れ伏しているエンポリオに、何か語り掛けている様子だったが、
その声は雨音に紛れて聞こえない。
そして、偶然にも――
どうやら、黒衣の男は自分の姿を見つけていないらしい。
……状況を整理する。
駅の構内で、復活した自分。
大怪我をして、路面に崩れ落ちている旦那様。
それに問い掛ける、空中に立つ男。
(えーっと……つまり、私は……何をすればいいんだろう……!?)
この奇怪な『召使』は、思索に耽り始めた。
――主の命、そして自分の命を最大限に長引かせる為には、
この状況の中で、どのような手段を取れば良いのだろうか――?
To be continued...
【ヴェネツィア運河橋(I-3)/一日目/黎明(2:30頃)】
【川尻早人】
[時間軸]:
吉良吉影撃破後
[状態]:右足前部欠損、疲労
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
基本行動方針:荒木を倒したい。殺し合いにはのらないけど、マーダーは仕方ない。
1.ウェザーに事情を伝え、共にサンタ・ルチア駅に戻る
2.他の知り合いにも会いたい。でも一応警戒
3.吉良吉影を最大限警戒。
ディオ・ブランドーとプッチ神父も警戒
4.死んだ人達にはどう接すればいいんだろうか?
5.エンポリオを信頼する
6.ライターを警戒、緊急時には仕方ない?
7.荒木の能力を解明したい
※早人は、ヨーヨーマッが死んだ(消滅した)と思っています。
【ウェザー・リポート】
[時間軸]: 12巻、脱獄直後
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3(本人は確認済み)、黒い糸数本
[思考・状況]
基本行動方針: とりあえず殺し合いには乗らない。
1.少年(早人)から情報を聞き出す
2.『雨』を降らせ、仲間に自分の存在を伝え合流する
3.男(
ロメオ)を殺したやつを探す。相手次第で始末する
4. 襲ってきた相手には容赦なく反撃する。
5.
エンリコ・プッチ、ラング・ラングラーの二名に警戒
6.ラング・ラングラーは再起不能のはずだが…?
※雨はウェザー・リポートが降らせています。
雨が降っている領域は【I-3】の周囲一マス程度です。
※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。
※黒い糸は
ブラックモアの服からちぎりとったものです。
【サンタ・ルチア駅出入口(H-3)/一日目/黎明(2:30頃)】
【エンポリオ・アルニーニョ】
[時間軸]:一巡後の世界、アイリーン達と会った後
[状態]:首筋に怪我(止血済み)、左腕が上腕部から欠損(止血)、極度の貧血と疲労(立ち上がれない程度)、強い恐怖心
[装備]:オレンジ爆弾の幽霊(攻撃力無し)、ジャイロの鉄球、ナイフ&フォークの2セット。
[道具]:デイバッグの幽霊、支給品二式、ノートパソコンの幽霊、鳩のレターセット、メサイアのDISC、ポルポのライター、イタリア料理の幽霊
[思考・状況] 基本行動方針:仲間を集めて荒木を倒す。
1.男(ブラックモア)に対する恐怖
2.ウェザーに会いたい
3.早人は死んだのだろうか?
4.皆に会いたい。でも一応警戒
5.プッチ神父を最大限警戒。ディオと吉良吉影にも警戒
6.死んだ人達にはどう接すればいいんだろうか?
7.ライターを警戒、緊急時には仕方ない?
8.荒木の能力を解明したい
※バーニング・ダウン・ザ・ハウスの能力で、デイバッグの幽霊、イタリア料理の幽霊、オレンジ爆弾の幽霊を作り出しました。
エンポリオが死亡もしくはスタンドを封じられた場合、これらは消滅します。
ノートパソコンの幽霊は支給品ですので普通に使えます。
※幽霊の武器では参加者を傷つけられません。
※メサイアのDISCを頭に挿すと、CDコンポのようにハレルヤを歌います。
死体にも有効らしいです。ふつうのCDとして使う事もできます。
ホワイト・スネイク製なので柔らかく、壊れません。
※ポルポのライターに点火するとブラック・サバスが出現します。
ブラック・サバスは再点火をみた人物全員を殺害しようとします。
石の矢ではなく普通の弓矢が口内に入っています。スタンドにも刺さります。
※エンポリオは、ヨーヨーマッが死んだ(消滅した)と思っています。
【ヨーヨーマッ(支給品)】
[時間軸]:徐倫に会う前
[状態]:肉体再生中
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]基本行動方針:だんな様を守る。しかし攻撃は行えない。
1.だんな様(エンポリオ)を守りたいが、この状況は一体……?
2.だんな様には絶対死なれたくない
3.死にたくない
4.だんな様の世話をする
5.爆弾をまた食べたい
6.切り刻まれたい
7.串刺しにされたい
8.削られたい
9.DアンGには絶対死なれたくない
※頭にアンテナがついてますが、DアンGと交信できません。
※ヨーヨーマッは攻撃できません。能力も完全に封じられています。
※主人の命令には絶対服従します。しかし、命令を曲解して受け取ることもあります。(ヨーヨーマッなりの善意かもしれません)
※ヨーヨーマッを殺すような命令には従えません。
※ヨーヨーマッは常に主人の半径20メートル以内にいなければなりません。
※主人変更の命令があれば主人は変わります。ただし変更対象人物の同意が必要。
※主人変更の命令をされた時、次の主人候補がヨーヨーマッの視界に入っていなければ命令は無効化されます
※ヨーヨーマッの主人が死んだ時またはヨーヨーマッが規則を破った時ヨーヨーマッは消滅します。(荒木によってDアンGが殺される)
【ブラックモア】
[時間軸]:ジャイロの鉄球が当たって吹っ飛んだ瞬間
[状態]:左腕にかすり傷
[装備]: 一八七四年製コルト
[道具]:支給品一式×2(デイバッグ二つ)予備弾薬(12/18)不明支給品1~3(本人は確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝する。
1.少年(エンポリオ)から極力情報を聞き出す
2.優勝する為の味方が必要
3.遺体を捜す
4.名簿にある“ツェペリ”“ジョースター”“ヴァレンタイン”の名前に注目
5.傘が欲しい…。
※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。“ツェペリ”“ジョースター”“ヴァレンタイン”の名前に警戒と疑問を抱いてます。
※ブラックモアがほかの七部の参加者をどのぐらい知っているかは不明です。
※『キャッチ・ザ・レインボー』を使い、エンポリオの左腕の傷を雨粒で『止血』しています。彼が自由に解除できます。
【川底(I-4南東)/一日目/黎明(2:30頃)】
【ヴァニラ・アイス】
[時間軸]:回転しながらポルナレフに接近する途中
[状態]:全身に怪我(回復中)、朦朧、吸血鬼化
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3(本人は確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:ディオ(DIO)様以外の全員を殺害し、優勝させる
1.自らの肉体の変化に戸惑いを感じる
2.他のディオの部下も含め、参加者は見つけ次第殺害する
3.ディオ様と『DIOの館』(C-4)で合流する
※ヴァニラ・アイスは、自らの肉体の『吸血鬼化』に気付きました。
※『吸血鬼化』はまだ完全ではありません。
[補足]【H-3】のサンタ・ルチア駅前広場と【I-3】のヴェネツィア運河橋は、
ヴァニラ・アイスの能力で所々が破壊されています。
【アヌビス神 消滅】
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最終更新:2009年09月14日 16:38