「……以上が俺の考察だ」
ダムが決壊するように一気に、それでいて要点は小川のように淀みなく語ったブチャラティ。
「ミスタ、長いこと話に付き合わせて悪かった」
「い、いや、別に構わねーよ」
だが、頭の出来が人並み以上とは言い難いミスタにとって、それは経典を読み聞かされるようなもので。
普段使わない頭脳を働かせたことで血流が良くなったのか、頭をぼりぼり掻いている。
「要するに、今から確かめる他ないってことだろ?」
「まあそんなところだ。今までの話は推測でしかない。俺たちは圧倒的に情報が足りていないからな」
とはいえ、相手の言いたいこと、要点はしっかりとつかんでいる。
付き合いの長さ、上司と部下としての関係がそれを可能とさせるのだ。
首輪。
ゲーム参加者に課せられた最大の制約にして、荒木が傍観者でいられる所以。
脱出、反逆、逃避、静観……それらを不可能にする、軽量にして強固な拘束具。
勝つためには知らねばならない。
無知は罪だ。だが、知るということは時として罠が待ち受ける。
その罠は死を持って全てを飲み込むかもしれない、それでも。
「覚悟はいいか? オレはできてる」
彼は誓った者のため、罠とて飛び込む覚悟がある。
★
話しながら歩くというのは誰だってしたことがあるだろう。
歩くこと。話す、あるいは聞くこと。両方やるのはそう難しいことではない。
だが、片方に意識を集中すればもう片方の作業効率は落ちる、当然だ。
彼らとてそうだ。
ブチャラティらは、老人のようにのろい歩みを取らざるを得なかった。
考察内容と自らの見解を語り、そこから質疑応答に用いる時間を踏まえれば歩調の緩みは当然である。
だが、おかげで時間を有効に使う事が出来たようだ。
「おそらく、ここから南に真っ直ぐ行けば禁止エリアだ」
時計の針は9時を指す。ちょうど【C-1】が禁止エリアになる時間。
先のやり取りで費やした時間は無駄にはならなかった。
「まさかこのまま行くわけじゃあねえよな、ブチャラティ?」
「荒木は『即、爆発することはない』と言っていたが、そのまま受け取るのもどうかしてるからな。
まずはこの首輪で実験する」
ブチャラティは、スージーの思いとともに受け継いだ首輪を取り出した。
それに荒縄を結び付け、犬のリードのようなものにする。
「なるほど、それを禁止エリアに投げれば、俺たちが禁止エリアに入らなくても首輪の反応が見られるってわけか」
「そうだ。尤も、この首輪は機能が停止しているかもしれないが。
地面に落とした程度で爆発することは……ないな。もしそうなら、激しい戦闘に耐えられない」
荒縄を持って、首輪を投擲。
わずかに音を立てて着地。だが、首輪は一向に変化を見せず。
位置を間違えたかとも考え、更に南へと投げたものの変わらず。
「やはり機能していないのか?」
「やっぱり突っ込む覚悟するしかねえな」
「ああ、オレもそのつもりだ」
縄を手繰り寄せつつ返事するブチャラティ。
「ブチャラティ、悪いがここは俺が行く。あんたの『スティッキィ・フィンガース』は首輪を外すのに必要な『希望』だ」
「……俺だって最悪のケースは予想している。『荒木の言ったことは嘘で首輪は即爆発、侵入した途端再起不能』というケースをな」
「それだけじゃあねえ。銃のない今、俺が一人で生き残れるかどうかは怪しい。捨て石ってわけじゃあねえが行くべきは俺だ」
ブチャラティにとってミスタの提案は、嬉しくもあり、辛くもあり。
有難い部下を持った事には感謝する、だが余計に部下に負担を掛けるのも、リーダーとしての面子にかかわる。
言っていることは理に適っているから、たちが悪い。
少々の沈黙を経て、彼は――
「ミスタ、禁止エリアに侵入してくれ」
――その覚悟に懸けることにした。
★
「大丈夫……だよな? たぶん、きっと」
「おそらくは。殺し合いを見て愉しむような奴が、禁止エリアによる死を望むだろうか?」
決意はしたものの、膝が震えているミスタ。
ブチャラティが落ち着かせようと言葉を掛けるが、不安要素が多いのは事実。
「禁止エリアによる死を望まない。なら、何らかの手段で知らせてくるはずだ。そこに侵入した事実を。
しかし、注意しなければ感じ取れないもの……例えば、光とかで知らせるのなら。
夜ならまだしも、今は陽が出ているからな。ミスタ、どんな微細な変化でも見逃すな」
首輪に電球が付いているのは確認済み。
もしこれが禁止エリアを感知するものだとしても、自分からは見えにくい。
だが、地図の確認がしづらい夜に、強い光でもって禁止エリア侵入を伝えるという機能なら納得がいく。
「本当は俺も行って互いに観察すべきだが、ミスタの覚悟を無駄にしたくない」
「……わ、わりいな。先走ろうとしちゃってよ」
「いや、いいんだ。俺一人がいい格好するわけにもいかない」
わずかに笑みが生まれたが、南を見据えると自然二人の顔は引き締まった。
推測に推測を重ねたところで、事実という壁を前にすれば理はあまりにも薄っぺらく、か細い。
だが挑む。膝の震えは止まった。覚悟はとっくにできている。
地を踏む。足を上げる。砂が舞う。
目線は首輪。歩みは南。
地を踏む。足を上げる。砂が舞う。
歩幅が小さくなっているようだが、気にしない。確かに近づいているのだから。
地を踏む。足を上げる。砂が舞う。
一時たりとも気は抜けない。命というチップは何より重い。
地を踏――――
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
「なッ」
「戻れ、ミスタ!」
声が聞こえるや否や、バックステップを取ったミスタ。
ブチャラティの命令より早く、離脱を図る。
「グッ!」
「い、今の声は……」
『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』
「まさか……!」
慌てて地に倒れこむミスタ、疑問を投げかけるブチャラティ。二人を無視するように音声響く。
声の主は。
「アラキ……!」
知らぬはずがない、邪悪の化身。
「クソッ! 奴のスタンドか!?」
「待てミスタ!」
周囲の警戒に当たるミスタ。
ブチャラティは顔に滝の様な汗を浮かべていたが、あくまで冷静に振る舞おうとする。
「しかしよブチャラティ、今荒木の声を聞いただろう!?」
「首輪から発せられた音声、だ。
荒木の警告が、例えば精神に直接訴えかけるものだったらオレに聞こえることはない。とすると……」
口元に手を当て思案するブチャラティ。
だが、口を押さえていても分かるほどに笑みがこぼれていた。だが先のそれとは違う。
それはまるで、大事なテストで山勘を当てたかのような、そんな笑み。
「何か分かったのか、ブチャラティ? 荒木に繋がる何かが?」
「ミスタ。前もって言っておくがオレは別に気が変になったとかそういうことはない。
だから、少しの間俺が何をしていようと黙っていてくれないか?」
こくりと頷くミスタ。
ブチャラティはチームリーダーを務めるほどに聡明だ。
こんなときに意味のないことをする男であるはずがないと、ミスタは自信を持って言える。
だから言われた通り静観しようと思っていたのだが。
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』
ミスタは、境界線を行き来するブチャラティを見て、首を傾げざるを得なかった。
★
「すまないな、ミスタ。待たせた」
「何をしたかったのか全くもって理解不能だぜ、ブチャラティ」
ミスタの頭の中では、疑問符が飛び交っていることだろう。
しかし、ブチャラティは決して気が触れたわけではない。その表情、至ってまじめだ。
「そうだな……理由から説明すると回りくどい。結論から言おう。
荒木のスタンド能力が、首輪に関係している可能性は極めて低い」
ややあって、ミスタが腑に落ちないといった表情で問いかける。
「全ッ然分からん」
「逆に考えるんだ、もし首輪が荒木のスタンドなら、どんなタイプか? と」
スタンドによる戦闘経験が決して少なくないミスタにとって、この質問に答えるのはさして難しいことではなかった。
「そりゃあ、『遠隔操作型』か『自動追跡型』じゃあねーか?」
「そうだ。だが二つともあり得ない、説明がつかないことがあるんだ」
「一つずつ頼むぜ」
ああ、と軽く息つく間をはさんで、ブチャラティは自論を展開する。
「まず『首輪が遠隔操作型のスタンド』である場合。これは論外だ。
荒木がどこにいるか分からないが、この広い街で首を吹っ飛ばすだけの威力を出せるか?
パワーは距離に依存するから、首輪の爆発力を一定に保つのは難儀だ。
それに、感覚を共有していても生死の確認なんて苦労するどころの話じゃあない。
一瞬たりとも気が抜けなくなる、88人の大所帯となればな。おちおち寝てもいられない」
メモを取り出すブチャラティ。
「同じ理由から、『首輪に作用するスタンド能力で生死の確認を行っている』というのも可能性としては低くなる。
別の手段、例えば監視による二段構えの確認をされているかもしれないがな」
そして、こう書き加える。
・首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力?
→可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい)
「そして『自動追跡型』の場合。パワーが距離に関係なく出せるから、どちらかというと遠隔操作型より可能性が高い。
しかしだ……ちょっと地面を見てくれ」
そこには、子供が陣取りでもしたかのような感じで線が引かれていた。
その前に立つブチャラティ。一歩踏み出す。
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
忠告に従い、すぐさま離脱。
『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』
「ミスタ、この首輪は『精密すぎる』んだ。禁止エリアへの侵入を必ず伝えてくる。寸分狂わずな」
「『自動追跡型』は大雑把な動きしかできないからありえねえわな」
「そうだ。ついでに言えば、『町全体の3/100』だけを禁止エリアに指定している時点でかなり精密だ。
あげく、最初に88人一斉に別々の場所にワープだのやられちゃあ、大雑把だなんて口が裂けても言えないさ」
両手の平を上に向け、「やれやれ」といった感じのポーズを作るブチャラティ。
それとは対照的に、ミスタは怪訝な顔をブチャラティに向けていた。
「ああ、よーくわかったぜブチャラティ。だが、分からねえ。
アラキのスタンドが完全に判明したわけでもねえのに、あの笑みは何だったんだ?」
「確かにアラキのスタンド能力は分からないが、アラキを打倒する上で大切なことが分かった」
人差し指を立ててブチャラティは言う。
「アラキは、ほぼ単独で動いている」
「どういうこったい?」
「順を追って説明する」
確信に満ちたその瞳。
ミスタは、ブチャラティの言葉を不思議に思っても否定はしない。
「あくまで俺が述べたのは『アラキ一人で首輪にスタンド能力を作用させた場合』に言えることだ。
他の誰かにさせているのなら全くの
的外れになる」
「それがないと言い切れるってことだよな? 理由は?」
「俺たちが集められたホールの舞台には『アラキしかいなかった』。これが答えだ」
息つく間もなく話は続く。
「参加者に反抗されないために、自分の協力者を示しておくのは意義がある。
単純に考えて、全面対決することになった場合、敵が二人なら戦力が二分、三人なら三分されるからな。軍隊ならほぼ対処しようがない。
湖に船を浮かべるくらいだ。奴は自分の強さをやたら見せつけたがっている。
なのに、スタンドのヴィジョンすら見せなかったのは『出来ないから』だろうな。
敵が一人なら、不意を突けば打ち取れるはずだ……!」
「協力者がいないってことか?」
「いたとしても、そいつは積極的に協力しているわけではないだろう。
もしくは、あの場にいてもハッタリが利かないような奴かもしれない」
紙上で鉛筆を躍らせるブチャラティ。
・荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む)
「あんな少ない情報からここまで分かるもんなのか……流石だぜ、ブチャラティ」
「断定するのは危険だがな。それにもしかしたら、『そう思わせるのが目的』なのかもしれない」
「アラキの手の内で踊らされていただけでした、ってのは勘弁願いたいぜ」
肩を落として深くため息をつくミスタ。
「さて……もう一つの仮説を確かめに行くか」
荷物をまとめて進路は西へ。
箱庭の外を知るために。
★
「特に壁で仕切られてるとかじゃあなさそうだな」
地図でいう所の西端に来てみたはいいものの、情景にこれといった変化はなかった。
見たところ、地図の外に出ようと思えば出られそうである。
「俺の予測が正しければ、この先は禁止エリアだ。逃げようとしていきなりズガン! だったら先に伝えてるだろう」
「その方が、みんな中央によりたがるしな」
歩む、歩む、歩む。
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
「やはり、な」
「地図の外側に城を構えてる、って可能性は本格的に出てきたな」
軽く話し合う余裕を見せつけて、引き返す。
『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』
「大体のラインを見極めるか」
往復開始。
侵入と離脱の知らせが続く。
こうも繰り返すなら、荒木も『いい加減しつこいね』とか言ってくればいいのに、
と、ミスタはくだらないことを考えていた。
しばらくして、ブチャラティはピッチャーマウンドを踏み固めるような動きで地面に跡をつけた。
「でもよお、跡なんか付けてどうするつもりだブチャラティ? 判別の正確さを再確認するのか?」
ブチャラティの返答は、わずかに遅れが生じたものだった。
「俺たちは見せつけるしかないんだ。荒木の居場所を見つけ出すためには……」
「死地に突っ込む『覚悟』があることを!」
弾かれたように、西へ駆け出していくブチャラティ。
「馬鹿な、ブチャラティ――――――!」
『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』
唐突にして突然、ゆえにミスタの反応は遅れ、止めること叶わず。
警告もなんのその、ブチャラティは止まる気配を見せない。
その走りは、戻ることなど微塵も考えていないスピードだった。
『20秒後に首輪が爆破されます』
更なる警告にも、ブチャラティは怯まない。
途中で動きが止まる。周囲を確認していた。
振り返り、帰還しようとする。
『10秒後に首輪が爆破されます』
無情にも迫る制限時間。ミスタは焦っていた。
ブチャラティが駆けた距離は優に100メートルは超えている。
一流のスプリンターでも10秒でこの距離は至難。
それ以前にブチャラティは往復するのだ、息が続かない。
『5秒前』
死の宣告を言い渡すカウントダウン。
録音の筈なのに、笑みを抑えきれない荒木の表情が浮かび上がってくる。
『4――』
遠い。圧倒的に。人の足では。
『3――』
「『スティッキィ・フィンガース』!」
精神の像を発現。大地を殴りつける。
諦めの意からなる行為ではない。
触れると同時にジッパーが出現。まるで線路。
『2――』
「開け、ジッパー!」
引き手を掴み、自動的に切開。それを推進力とし高速移動。
摩擦音響かせ滑る。滑る――
『1――』
★
「無茶しないでくれよブチャラティ! せめて俺に一言言ってから」
「言ったら……止めただろう?」
図星を突かれてミスタは黙る。
実際、かなりの無茶だった。
ジッパーの長さは残る距離全てを補うことはできず、
野球選手が塁に向かってするかのようなヘッドスライディングでギリギリ抜け出すことに成功したのだ。
ジッパーが生む推進力がそれを可能にさせたが、少しでも足りなければ死体が一つ出来あがっていたことだろう。
息が切れ切れのブチャラティは顔を伏せていたが、それは部下が自分の考えを容認しなかったからではない。
「……見当たら、なかった」
「え?」
「荒木が隠れ家にするような、そんな場所……見当たらなかったんだ……!」
『エアロ・スミス』の射程距離はせいぜい数十メートル。
二酸化炭素のレーダーの範囲は100メートルといったところ。
その範囲内に行ってみたはいいものの、それらしき施設はなかった。
「考えてみれば分かることだった。索敵なら弾丸に『セックス・ピストルズ』を乗せて
上空に打ち上げた方が広範囲を調べられる。人物となると難しいだろうが施設なら事足りる。
……やはり俺の思い込みだったのか」
「諦めるなよブチャラティ。地図の外って言っても、海の向こう側もあるんだ。
移動手段が限られるから、そっちの方が可能性が高い」
「そう、だな。それに、地下施設なら気付きようがない」
こうして、実験の結果が書き加えられた。
・ナランチャのエアロスミスの射程距離内いる可能性あり
→西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も)
「これからどうするんだブチャラティ? 北側で同じような事すんのか?
ああ、いや、別に止めはしねえけどよ」
「やめておこう」
即答。北端を行くというのは自分で言ったことなのだが。
「さっきので思い知らされたが、そう簡単に荒木の居場所を見つけられるとは思えない。
それに、何度も同じことをすればアラキに警戒されるかもしれない」
「じゃあジョースター邸か?」
「彼らは彼らでするべきことがあるだろうから、下手に付き合わせるわけにはいかない。
だが、今いる位置が位置だ。
ワンチェンの支給品を回収してから立ち寄るだけのことはしよう。
ワンチェンに銃が支給されてたら見逃すわけにもいかないし、協力してくれる以上ジョナサンたちとは情報を共有したい」
主要な施設に行こうにも遠いし、何より拳銃のない今ミスタは足手まといと言っても良い。
石ころでも代用は利くが、不安要素を減らすためにも慣れた武器を手に入れる必要があると判断した。
中心地へ行くのは時期尚早、返り討ちにあうのが関の山。
「じゃあ行こうぜ、ブチャラティ」
彼らの身を呈した考察は、徒労に終わるのか? いつか実を結ぶのか?
だが、無駄なことなど何もない。
辿り着こうとする意志がある限り。
【B-1 西端/1日目 午前】
【チーム・ブチャラティ】
【
ブローノ・ブチャラティ】
[時間軸]:護衛指令と共にトリッシュを受け取った直後
[状態]:肩に切傷(血は止まっている)、左頬の腫れは引いたがアザあり、右腕の骨折、トリッシュの死に後悔と自責
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、荒縄、シャーロットちゃん、スージーの指輪、スージーの首輪
[思考・状況]
基本行動方針:打倒主催、ゲーム脱出
1.【B-2】へ行き、可能ならワンチェンの支給品および首輪の回収を行う。
2.その後はジョースター邸へ(ジョナサンらと一緒に行動する気はない)。北端に沿って東を見に行くのは中止。
3.絶対にジョセフと会い、指輪を渡す。彼にはどう詫びればいいのか…
4.チームの仲間に合流する。極力多くの人物と接触して、情報を集めたい。
5.“ジョースター”“ツェペリ”“空条”の一族に出会ったら荒木について聞く。特に
ジョセフ・ジョースター、
シーザー・アントニオ・ツェペリ(死亡したがエリザベス・ジョースター)には信頼を置いている。
6.ジョナサンとブラフォードを信頼。できれば他のジョースターにも出会いたい
7.スージーの敵である
ディオ・ブランドーを倒す
[備考]
※パッショーネのボスに対して、複雑な心境を抱いています。
※ブチャラティの投げた手榴弾の音は、B-2の周囲一マスに響きわたりました。
※波紋と吸血鬼、屍生人についての知識を得ました
※ブチャラティが持っている紙には以下のことが書いてあります。
①荒木飛呂彦について
- ナランチャのエアロスミスの射程距離内いる可能性あり
→西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も)
- 荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む)
②首輪について
- 繋ぎ目がない→分解を恐れている?=分解できる技術をもった人物がこの参加者の中にいる?
- 首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力?
→可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい)
- スティッキィ・フィンガーズの発動は保留 だか時期を見計らって必ず行う。
③参加者について
- 知り合いが固められている→ある程度関係のある人間を集めている。なぜなら敵対・裏切りなどが発生しやすいから
- 荒木は“ジョースター”“空条”“ツェペリ”家に恨みを持った人物?→要確認
- なんらかの法則で並べられた名前→国別?“なんらか”の法則があるのは間違いない
- 未知の能力がある→スタンド能力を過信してはならない
- 参加者はスタンド使いまたは、未知の能力者たち?
- 空間自体にスタンド能力?→一般人もスタンドが見えることから
【
グイード・ミスタ】
[時間軸]:54巻、トラックの運転手を殴った直後(ベイビィフェイス戦直前)
[状態]:健康、左頬が腫れている、トリッシュの死に深い動揺とゲームに対する怒り
[装備]:ナランチャのナイフ、手榴弾2個
[道具]:不明支給品残り0~1(あるとしたら武器ではないようです)
[思考・状況]
基本行動方針:ブチャラティと共に行動する。ブチャラティの命令なら何だってきく。
1.【B-2】へ行き、可能ならワンチェンの支給品および首輪の回収を行う。その後ジョースター邸へ
2.エリナの誤解を解きたい
3.
アレッシーうざい
4.あれこれ考えずシンプルに行動するつもり。ゲームには乗らない
[備考]
二人がした情報交換について
※ブチャラティのこれまでの経緯(スージーとの出会い~ワンチェン撃破まで)
※ミスタのこれまでの経緯(アレッシー、エリナとの出会い~ブチャラティと合流まで)
※波紋と吸血鬼、屍生人についての知識を得ました
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最終更新:2009年09月18日 23:18