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僕は、受け継いできた人間だ。
波紋はもちろんツェペリさん。勇気だって父さんの背中を見て、僕は受け継いできたと思ってる。
もっと言えば石仮面。石仮面は確かに多くの波乱や不幸を招いた。
これがなかったら…僕は今よりはもっと平穏に暮らせただろう。それだけは確かだ。
でもそんな石仮面があったからこそ今の僕がいる。知り合った人達がいる。
そういう意味じゃこの僕、ジョナサン・ジョースターは母さんのおかげで今の僕がいるのかもしれない。

「うっ…うぅ………」

涙がポタリポタリと膝を濡らす。太陽がそんな僕を励ますように背中を温かく包み込んでくれる。
背負っていた袋は僕の足元に広がり中にあるのは、首輪だけ。
僕は首輪をそっと持ち上げる。一人の人間が死んだ、それなのになんでこんなにもこの首輪は軽いんだろうか。

「こんな……こんなことって……………」

空っぽになった袋はやけに大きく見える。今の今までここに、彼がいたはずだった。
…そうだ、僕は受け継ぐ人間だ。例えそれがどんなに辛いことだろうと、それが僕なんだ。
首輪を握る拳に力がこもる。彼は一言も漏らさなかった。うめき声一つ上げなかった。
その事実を改めて知り僕の目から涙がドッと溢れた。

「ブラフォード…ブラフォード……………ッ!」

そうだ、彼は何も言わなかったんだ。痛みに耐え抜いたんだ。
奥歯を噛みしめ嗚咽を止める。少しでも気を抜いたら、僕はどうにかなってしまいそうだった。

なによりも許せなかったのは僕自身だ。父を助けることに我を失い恩人を殺した。
罪悪感が僕をむしばむ。不甲斐なさに目の前が真っ暗になる。

でも…だからこそ僕は進むんだ!
ブラフォード、恨むなら存分に恨んでくれ。
罵声でも拳でもなんでも僕は喜んで受け入れよう。
君にはその権利がある。それが僕がしたことなのだから。

「君の意志…確かに受けとめるよ、ブラフォード」

もしかしたらただの勘違いかもしれない。
君の意志とは大きくかけ離れているかもしれない。でも…

「父さん…すぐに行きます」

僕は止まらない。それが君の望んだことだと思うから、僕は父の元へ向かおう。
走り出した僕。でもすぐにその足を止めた。
振り返り今まで通ってきた道を見る。ここのどこかで彼は、ブラフォードは、死んだ。

「君を殺したのは、僕、だ」

苦しいさ。辛いさ。
でもそれから逃げるのはブラフォードに対する侮辱だ。
首輪を握りしめ僕は今度こそ館に向かって走り出した。

波紋の呼吸を練る。走ることが僕の今のすべきこと。
ただ走ろう。ただ速く、一秒でも速く!

そう思っていたからだろうか。それとも何処かでまだブラフォードに対して気持ちの整理ができてなかったのかもしれない。
多分両方の理由からだろう。

館の目の前、正面玄関で感じた何かの気配に対して僕の反応は一瞬遅れた。

「ちっ…まったくお前もか。どいつもこいつもエラくないねェ~」






       ◇    ◆    ◇





アレッシー、バイクを止めろ」

言われなくても俺は止めるつもりだったぜ。なんせあれを逃すわけにはいかねーからな。
湖を目前としたこの地点、その近くそびえ立つジョースター邸。
視界に映ったのはそのジョースター邸に向かい走る一人の男。

俺はハンドルを捻ると徐々にバイクのスピードを落とした。
ラッキーなことにバイクの排気音は男に聞かれることなくそのまま近くの草むらにバイクを忍ばせる。

「で、どうするよ?」

男がいるであろう場所に視線を向けながら俺はダービーに尋ねた。

「そうだな…私としては湖を優先したい。動けることは確かに事実だがあまりにも損傷が大きい。
それに…さっきのような男の可能性もある………」
「おいおい、いささかビビりすぎじゃねーか、ダービーよォ?
確かにさっきの男、コロッセオにいた野郎は桁違いだ。だがよ、そんなモンスターそうそういねえだろォ~?」
「………」

渋るダービーはそれでも動かない。気持ちがわからねえでもないけどな。
俺は黙って跨がっていたバイクから降りると内緒話でもするようにダービーの耳元で囁いた。

「さっきも言ったけどよォ、俺のスタンドセト神は触った相手を幼くする能力…。
スタンドはその持ち主の精神力、その言葉通りによ…ここだけの話、俺は弱いものイジめが大好きなんだ」
「…」
「だからよォ、俺としちゃもうイライラの限界なんだぜェ~?なんてったってここに来てから三人もガキにしたのに一人もイジめ尽くせてない。
まったくエラくない連中だらけだねェ~~」

「俺は行くぜ。バイクはてめぇに任せたぜ、ダービー」
「…仕方ない。確かに参加者を減らすのも悪くはない選択肢だ。しかし私は援護しかしない。参加者に接触、直接戦闘するのはお前だ」
「フフフフフ…もちろんだ。まったく、お前が話が通じる相手でよかったぜ…ヒヒヒ、エラいねェ~~」

バイクを隠してくる、そう言ったダービーを残して俺は目的地に向かって先陣をきる。
ウクックックック…久しぶりにイジめができる機会に俺の胸が高鳴る。
はやる足を止めずに俺は出来る限り気配を消すと男に向かって慎重に忍び寄った。





      ◆





いいねェ~、まったくいいねェ~!
ジョースター邸の扉の真ん前で俺はついに獲物を捉えた。
ところがどっこい、俺の予想を超えた反射で男は一瞬しかセト神に触れなかった。
結果赤ん坊に毛が生えた程度にしようとしていた俺の目論見は崩れた。
弱いもの、とは言いかねない半端な年頃のガキ、そんなヤツが俺の目の前にいる。
正直焦ったぜ。その反射や振り向く動きはさっきのモンスターほどじゃねえが場馴れしてたからな。
慎重を期すならもっと若くしてイジめるべきなんだろうが………。

「…あれ?!こ、これは…一体………ッ?!」

コイツの反応は俺の心を揺さぶる!多分スタンド使いじゃねーんだろうな?
俺に向かって戦いの構えをとったまではエラい。ところが縮んだ自分の拳に変化を感じたコイツの表情!

「グヘヘヘヘヘ」

もっとガキにする予定は取り止めだ。こんなに唖然として戸惑ってるヤツは久しぶりだからなァーーーッ!
た~っぷり可愛がってやるぜ、ヒャホォ!

一歩一歩近づいていく。それに従ってコイツも一歩一歩後ずさる。
だが俺だって過去の失敗から学ぶ男だ。承太郎やポルナレフの時はそれで痛い目にあったからな…。
セト神は臨戦体制のまま、俺は着実に近づく。コイツがまだ銃や刃物を持ってる可能性もある。警戒を緩めちゃならねえなぁ。

だが、俺にはラッキーなことにコイツは次の瞬間扉に猛然と向かって行きやがった。
俺の顔に笑みが広がる。こいつァ、好都合だ!つまり逃走を選んだのはそれがヤツの最善だからだ。
よってヤツには俺には立ち向かう手段がなァ~い…!

「待ってくれよォ~~~、ってか?グヘヘヘヘヘ!」

おいかけっこもかくれんぼも嫌いじゃねえぜ。むしろ弱いものを少しずつ追い詰めるのは大ィィィー好きッ!
扉には鍵がかかってる。逃げ道は見たところここしかねぇよおだし、何も慌てる必要はない。
スタンドのセト神の拳に俺自身の身体。扉を突き破ろうと体当たりをかまし、無茶苦茶にドアノブを乱打する。
そうしてるうちにどうにか扉をぶち壊すことに成功した。さぁて、お楽しみの始まりだ…!

「もぉいいかァ~~い?まァ~だだよォ~」

かくして俺は無事館に侵入成功、と。ヒヒヒ…!






      ◇    ◆    ◇





揺れるドアを前にぼくは頭を抱えこんだ。いったいこれはどういうことなんだ?
と、とにかくわかってることは………。

僕の名前はジョナサン・ジョースター。父さんの名前はジョージ・ジョースター。
ディオ・ブランドーは最近この館に住み始めた僕と同い年の男の子。
ペットのダニーは僕の無二の親友だ。

それで…それで確かぼくはここになにかをしにきた。とても大切ななにかを…急いでやるために…なんだけど………。

「えっと…」

なんだっけな?ぼくはとにかく急いでた。それだけは確かなんだけど…。
そんなぼくを邪魔するかのようにドアが激しく揺れる。
その音にハッとするとあわててドアから離れた。
そうだ、ぼくに襲いかかってきた変なおじさんがいたんだ!
ぼくはそのおじさんから逃げてここに来た。
それだけじゃない気がしたけどおじさんはぼくに考える時間をくれないみたいだ。
いっそう激しく揺れるドアを見たぼく。そう、今のぼくがやるべきことはひとつ!

それは…逃げる!

階段をかけ上がって二階に向かう。カーペットに広がる血やぼくの身体より大きな剣を見たときなにかを思い出しそうだった。
けどそんなことに構ってられない!とにかくさっきのおじさんをどうにかする方法をかんがえないと!

それだけぼくは必死だった。だからそこに人がいるかもしれないなんて考えもしなかった。
ただたまたま開いた部屋の中に飛びこんだら偶然、そこに人がいた。

「…あ」
「………!?あなたは、いえ、もしかして………ッ!?」

その人はきれいな女の人だった。
血かなにかでドレスは汚れてた。顔は疲れで青白く見えた。
それでもその人の目は、キラキラ、星みたいに光っててとてもきれいだった。

ドクン

…あれ?ぼくはこの人をどこかで見たことがある気がするぞ………。だれだろう?
女の人は混乱してるぼくをじっと見つめる。なにか考えこんでるみたいで悩んでるその姿もきれいでぼくはドキッとした。
そうしてしばらくするとフゥと息をはいて笑顔になった。
女の人はスッキリしたさわやかな表情でぼくの頭をなでる。

「あなたはジョナサン・ジョースター」

こんな風に頭をなでられたことはなかった。父さんはとても厳しくてぼくをこうやってしたことがなかったから。
だからぼくはどうすればいいかわからなくなって思わず黙りこんだ。さっきのおじさんが近くにいるかもしれないのに。
あたたかい手が優しくぼくの髪の毛にふれる。
きっと母さんが生きてたらこんな風にしてくれたのかもしれない。そうふと思った。

ドォォ~~ン!バギバギバギッ!

サッと女の人の顔色が変わる。きれいだった顔をキリッとさせるとぼくをかばうように部屋の扉の前に立った。
ぼくは女の人のかげに入りながらその背中を見上げた。あのおじさんのことを言わないと。

「すみません…言いたいことがあります!」

だけど振り向いた女の人を見るとそんなことは言えなかった。
心配そうな、不安そうな女の人の顔は見たくない。そうぼくが思ったから。
かわりに出たのはぼくの中で不思議に思ったこと。

「なんでぼくの名前を知ってるんですか?」

瞳が大きく開かれる。ぼくは自分の質問を後悔した。
寂しそうな笑顔を浮かべると黙って女の人は首をふったから。
唇にひとさし指をくっつけしー、と言うと女の人はまた扉を振り返った。

その背中はさっきより小さく頼りなく、ぼくには見えた。





     ◇   ◆   ◇





目の前に広がるのは豪華絢爛な玄関ホール。ざっと見たところで二階まで含めりゃ相当の部屋数だな。
こりゃ…ガキを探すのにちょっぴり骨が折れそうだな………。

「なァ~んてことにはならないんだな、それが」

ヘッヘッヘッ…まったく最近のガキはエラくないねぇ~~。
カーペットの汚れをに目を向ける。おびただしい量の血の海のわきを一つの足跡が横切る。
そしてそれは階段を上り、二階へと向かって行く。

「ママが見たら怒りますよォ~~~」

ピチャピチャと足の裏で跳ね上がる液体。
近くにある大剣やデイバッグも気になるところだが…今はガキを優先だ。
ゆっくり、ゆっくりと階段を昇る。

「どこにいるのかなァ~~~?出ておいでよォ~~~」

勿論足跡から目を離さずにだ。ひょっとしたら巧妙な罠かもしれねえからな。
尤もそこまで余裕があるかと言ったら疑わしいが。
とにかく油断大敵だ。そう絶えず言い聞かせないと興奮でブッチギリそうだった。

「どうしたんだァ~い?顔を見してくれよォ~~~」

ニンマリと笑みが広がる。
足跡は遂に途切れた。

どうやらここに入ったのは確実みてえだな。
ここ以外に足跡はないのがそれを裏付ける確かなものだった。
部屋ん中にいるガキはなにしてんだろうな?頭を抱えて震えてんのか?
なけなしの勇気を振り絞って俺に立ち向かう構えを取るのか?
涙を流して命乞いをするのか?

「ノックしてもぉしもぉ~し」

有らぬ妄想に悶えながら焦る気持ちでドアノブを回す。
鍵がかかってやがるか…もう、焦れったいやつだぜ!
早く、早く!一秒でも早くッ!
扉に張り付くように俺は体重をかける。セト神を傍らに呼び出すとその拳でノブを叩く、叩く!

あとほんの少し、ほんの少しだ………ッ!
セト神は勢いを増してめちゃくちゃにノブを回す。
それを見ながら俺は舌舐めずりをして、名残惜しむように扉から距離をとる。
息が自然と荒くなる。ハァハァ…と言う息を吐きながら俺は闘牛のように助走をつけた。

そしてドアをぶち抜き、そのまま中に倒れ込むように俺は―――




ズガン!




「………あ?」

俺は思わず硬直した。
ガキ共がかけっこでスタートラインで構えるかのようなポーズのまま俺は目の前の光景を見る。
俺が飛び込むことなく、扉は開いた。
そこには震えるさっきのガキとどこか見覚えのある女。
女は青ざめ、呼吸を荒くしている。そうなりながらも腕のなかのマシンガンはしっかりと固定されてる。
そしてその先からは一筋の煙が立ちこめている。

ゆっくりと俺は自分の体に目を落とす。熱い、脇腹が、熱い。
手をやった脇腹からヌメリとした何が流れ落ちる。
それを光にかざすと、そこは赤一色。



「…………………なんじゃこりャアアーーーーーーッ?!」



膝が独りでに折れる。俺の意識とは無関係に身体が前のめりになり、そして倒れこんだ。
アツアツに熱したフライパンで内蔵をかき乱されてるような痛みに俺はのたうち回る。なんだこれ?エラくない、エラくないィイッ!
世界が回り霞む視界の中、もう一度マシンガンを構え直す女が見えた。
俺の口から情けない悲鳴が漏れ、命の危機から転がるようにその場を逃れる。
次の瞬間、俺を掠めるように疾走する銃弾。ついさっきまで俺が存在した場所には大きな大きな穴が生まれた。冗談じゃない、このままじゃ殺される!

階段を文字通り転がり落ちる。身体中に走る痛みよりせめて頭だけは、と両腕で庇った。その腕に一瞬だけ熱が走った。
一段と大きい衝撃を受け終えると俺はボロボロになりながらも一階にたどり着いた。
だが痛みに呻く暇も悪態をつく暇もないッ!逃げろ、俺、逃げろ!

腰が抜けたのか俺の足は動かない。それでも逃げなきゃなんねぇ。俺は芋虫のように惨めに這いつくばり玄関を目指す。

だが絶望が広がる。
耳にはいる階段をかけ降りる音が、チャッと銃を構える音が。


開いた扉から差し込む太陽の光を背に受けゆっくりと振り向いた。目線の先には…マシンガンが俺とにらめっこしてやがる。
ちくしょう…死にたくねぇ。俺はまだ誰もイジめ尽くしてねぇんだ………ッ!
女の息が止まる。集中するかのように両目が一瞬閉じられる。
それにコイツは確か俺が早朝にイジめた女!俺はそんな…イジめられた相手の手で殺されるのか?
狙いを定めるかのように女が銃の先より俺を覗き込む。震えていた手が止まった。
嫌だ、嫌だ、嫌だァッ!俺は死にたくねぇッ!まだまだ子供をイジめてェッ!こんな所で…こんな所で…
引き金に指がかけられた。女が力を入れる。


「ちくしょうーーーッ!死にたくない―――ッ!うわあぁァアあぁァアーーーーッ!!」





―――ドン




女の身体が揺れた。放たれた銃弾は俺の足元でシュウシュウと音を立てている。
女はマシンガンの反動で揺れたわけじゃない。勿論俺がなにかをしたわけでもない。

「行くぞ、アレッシー」

襟首を捕まれ持ち上げられると俺はうめき声で返事をした。
ダービーが放った何かが撃ち抜いた下っ腹を女がまさぐる。
さっきの俺と同じだ。何が起きたかわかんねぇ、そんな顔をしてる。
ダービーの肩に背負われ俺はこうして命からがら館より逃げ出した。
ドサッと何か重いものが倒れたのを耳にして。





      ◇   ◆   ◇





「………お姉さん?」

ぼくの言葉にはだれも返事をしてくれなかった。無表情なドアが僕を見つめ返すだけ。
じっとなんかしていられなかった。あの女の人は今ごろおじさんと戦っている。なのに物音一つしない。それがいっそうぼくの不安をかき立てた。
イライラとぼくは立ったり座ったりを繰り返す。その場でぐるぐる歩きまわったと思ったら立ち止まる。
イスに座ったと思ったらスクッと立ち上がる。その繰り返し。
ただ自分からドアノブに触れることは決してしなかった。
それをしたらあの女の人との約束を破ることになる。それだけは、このぼくにはできないことだ。

その約束は急いで立てられた誓いだった。おじさんが悲鳴を上げ転げるのを見て女の人が僕に向き直る。
おじさんが反撃できないことを十分に確認すると僕の手を握り言った。

『あなたはここにいてください』
『どうしてですか?ぼくも戦います!ぼくは本当の紳士を目指してるんです!勝てないなんて最初から―』
『勇気と無謀は違う』
『……………!』
『クスッ、そんな困った顔をしないでください。でも………』
『貴方にもしも勇気があるというなら…信じてください。この私を信じるという勇気をもってくれませんか?』
『………はい』

約束は守る。それが本当の紳士だ。
最後にはぼくは腹を決めてドアの真正面のイスに座ると腕組みをした。
もうここまできたらなんでもこい、だ。
ぼくは…あの女の人を信じるんだッ!

振り子時計とぼくの心臓だけが音をたてる。
とても静かだった。
階下でなにか起きてるとは思えないほど静かだった。

唐突に、けれどもゆっくりとドアが開いた。ビクリとぼくは反応して腰を浮かした。
一瞬だけあのおじさんが来たらどうしよう…そんな不安がよぎったから。
けれどもその不安は無事に外れた。入ってきたのは女の人だった。
思わず胸をなでおろす。ホッと息をはいて声をかけようとして…

「!」

女の人は血まみれだった。それも乾いた血じゃない。今なにかで撃たれたばかりの傷口、お腹のちょうど下辺りからドクドクと赤い液体が伝う。
うろたえ大慌てするぼく。なにをすればいいんだっけ、血を止めればいいのかな?!いや、ここは医者を呼ぶべきなのかな?!

そんなぼくをよそに本人はどこまでも落ち着いていた。ため息をフゥと吐くとイスに腰かけた。そしてぼくを近くに呼び寄せる。

「いいですか、ジョナサン」

座った女の人の目線はちょうどぼくと同じ高さ。ぼくの瞳をのぞきこむ。

「貴方はよく信じてくれました。よく待ってくれました。」

女の人の両手にぼくの手が包みこまれる。やわらかくてあたたかくて大きな手だ。

「不安だったでしょう。怖かったことでしょう。でも貴方はそれに耐えきったのです!」
「ジョナサン・ジョースター、貴方の勇気を私は誇りに思います」

ぼくは嬉しかった。けど同時にどうしようもなく居心地が悪かった。
本当にすごいのはぼくじゃない。目の前のこの女の人だ。
さぞかし今のぼくはさえない顔をしてるんだろうな。
そんなぼくの様子に気づいたのか、それとも気づいてないのか。
女の人はポケットをしばらくの間ゴソゴソすると、探し物を引っ張り出す。
じっとそれを見つめる表情がほんの少しだけ固くなったのにぼくは気づいた。
けど黙って次の言葉を待った。大人のそういうしぐさはなにか深いわけがあるからだ。いつかの父さんがそうだったから。

「そんな貴方の勇気を見込んで…これを譲ります」

渡されたのは…チケット?
紫色の下地に金色のラメ入りの文字ででかでかと“DARBY'S TICKET!”と書いてある。
まわりにはこれでもか、と言わんばかりにトランプやらチェスのコマやらチップが楽しげな様子を演出してる。
そして右端にはニヒルな笑顔の変な…個性的な帽子被った若い男の人。

一見ただのチケットみたいだ。
けど渡した本人はどこまでも真剣な表情だ。今まで以上にひしひしと伝わるものがある。
この人をそこまでにするなんて…いったいこれはなんのチケットなんだ?

「ジョナサン、貴方が本当に…本当に勇気があるのなら、勇気があると思ったなら、このチケットを使ってください。」
「どんなに酷い目に会おうとも、どんなに辛い現実があろうとも、どんなに厳しい試練が待ち受けていても。
それに立ち向かう勇気…!それが貴方にありますか?」

目と目が合う。思わず圧倒されそうになり、ぼくは負けじとにらみ返した。
にらむぼく、見つめる女の人。にらむ、見つめる、にらむ、見つめる………。

「フフフ…」
「ハハハ…」

そうやっていたら、やたらむきになったのがおもしろかったのか、どちらからともなく笑ってしまった。
しばらくの間部屋に笑い声がこだまする。いつまでもこうしていられる、そう錯覚してしまうほど。

「…そろそろ行かなくてはなりません」
「行くって…どこに行くんですか?その傷で無理しちゃいけない!」

女の人が呟いた。ぼくはびっくりした。
なにをしに行くと言うんだろう。なによりも安静にしとかないとマズイ。子供のぼくが見てもそれは確かだった。
暑くもないのに汗が額から浮かんでる。寒くもないのに震えがはしってる。明らかにおかしかった。

「駄目です!本当はこうやってる時間もなかった。すぐにぼくがなにか探してきま―――」
「ジョナサン」

部屋の中になにかないだろうか。とにかく今は血を止めるのが最優先だ。
ああ、ぼくったらなにをやってたんだ。すぐにでも処置をしなくてはいけなかった!
これじゃ本当の紳士にはなれない!
ぼくがそう思っていたときだった。

部屋中を走り回るぼくを止めたのは体に回されたうで。
後ろから抱き締められたぼくは思わず固まる。背中にトクントクンと心臓の鼓動が伝わる。
それはぼくのものではないリズムで脈打つ。全身に向け、命を送り込む。

「もっと早くこうしていたかった」
「もっとずっとこうしていたい」
「ジョナサン…貴方の勇気がこれっぽっちでも私にあったなら…」
「…それでもこうして貴方が腕の中にいる。これ以上になにがあるのでしょう?」

振り向くと…その人は泣いていた。
涙を流して、それでも気高く、それでいてどこまでも優しい笑顔。

「…勇気が出るおまじないです」

唇が触れたのは一瞬だった。
少しだけ悪戯っぽい笑顔を呆然とする僕に向けるとドアへ向かっていく後ろ姿。

「ありがとう」

女の人がドアノブをつかむ。

「そして…さようなら」

ドアが開いていく。その身を滑り込ませていく。

「―――幸せにね……ジョナサン」

軋む音を立てて扉が閉じられた。
閉まるその音がやけに大きく聞こえた。





◇◆◇





「エラくない、全然エラくないッ!ちくしょう、痛ェエエ、痛ぇよォ~~~~ッ!」

大の男が涙声で喚くとここまで不愉快だとは私も知らなかったな…。
尤もそんなことを覚えてもこの先何に役に立つとは思えんがな。

シクシクと泣く相棒を眺めて私はため息を吐いた。
同盟を申し込まれた時のコイツの機転の良さに少し期待した自分が馬鹿らしかった。
勿論相手を殺すとまでは期待はしていなかった。しかし子供になった相手に傷一つつけないとは…呆れるばかりだ。

いっそのことここで始末するか…。そうも思ったがそれを思い直す。
要はコイツに優秀な『ブレイン』が付けばいいのだ。
コイツはきっと一生自分が何故負けたかわからんだろう。
それはコイツがそういう精神をしているからだ。

スタンドは精神力―――端的に言い表すとそう言える。
コイツは虐めることに生き甲斐を感じ、そのような精神をしている。ある意味ではそれだからヤツの行動は間違いではない。
なんせ『スタンド』通りに動いたんだからな。
そう、虐めるためのスタンドなのだ。コイツの『セト神』は。

なんともまぁ、融通の効かないヤツだ。まぁ、今回の戦いでそれがわかっただけよしとしよう…。

私はそう自分に言い聞かせた。事態は一刻を争うとはわかっていたが…私は自分を押さえた。

いや、押さえることができた。
それは私が徐倫を信じてるから。
彼女なら…彼女なら例えどんなことがあろうとも生き残っている。
そう思うと気持ちが落ち着いた。

「―――…いッ!おい、ダービーッ!聞いてんのか、テメェッ!」
「すまない、少々考えごとをしていた」
「それより本当に湖に行けば治療してくれをだろうなァ?」
「ああ、それは信じてもらってかまわない。とにかく一刻も早くだ」

悪態を盛大につくアレッシー。その様子を見る限りじゃ案外軽傷ではないのか。
バイクも速くはないとは言え、しっかりと運転が出来ている。
…やれやれ、これは喜ぶべきことなんだろうが………。

「おい、ダービー!俺の治療が終わったならすぐにでも館に向かってもらうからなッ!」
「どうしてだ?」
「俺のむかっ腹が収まんねからだよォッ!くそッ、あの二人絶対許さねぇ!絶対殺してやるゥ!」

喚いたり泣いたり怒鳴ったり忙しい男だ。
…しばらくはため息が続きそうだな。私はそう思った。


「ああァアアー痛ェエエぜ、ちくしょおおォーーッ!」





     ◇   ◆   ◇





身体全身で扉にぶつかる。それでもドアは開かない。
歯痒い。しかし僕にはこうするしかない。『今』の僕にはこの手段しかないんだッ!
部屋の中央まで下がると思いっきり助走をつけ、全身で扉にぶち当たる。
一度で壊れなかったら二度。
二度で壊れなかったら三度。
なんどでもぶつかるさ、なぜなら…

「エリナッ!」

そこに愛すべき人がいるんだから。
僕は全てを思い出した。何で忘れてたんだろう。あんな大事なことを。
どうして気づかなかったんだろう。こんな大切な人を。

自分が腹立たしい。無力な自分が怨めしい。だけど諦めてはならない。
足を止めるな、ジョナサン・ジョースターッ!なぜなら待ってるのはエリナだけじゃない!
父さんもいる。何処にいるかはわからない。けれども一刻も早く、ただエリナに…ッ!
そのためにも、どんなに辛いとも立ち向かうんだッ!

「そうだろ、ブラフォードッ!!!」

だからこの言葉を叫ぼう。
この力を叩き込もう。

「ふるえるぞハート!」

ダブダブだった袖に合わせてメキメキと腕が成長する。
元の大きさに、大人になろうと骨が軋む。

「燃えつきるほどヒート!!」

甲高かった声が轟く低さに戻る。その声にのせて最後の呼吸を口から吐く。

「おおおおぉーッ!刻むぞ、血液のビート!」
「山吹き色の波紋疾走!!」

僕、ジョナサン・ジョースターは何もかもが元通りになった。
記憶も、もちろん、身体も。


どうやらエリナは扉の後ろに机や椅子を積み上げていたらしい。それが扉が空かなかった原因のようだ。
僕の波紋疾走の衝撃はくだけ散った扉をも飛び越え、幾つかの家具を吹き飛ばした。
部屋を飛び出した僕の耳に家具が転がり落ちる音が入ってくる。
それに構わず僕はエリナを探す。
…いた!玄関ホールのちょうど真ん中!

飛ぶように愛しの人の元へ向かう。
自分に何が起きたかなんてどうでもよかった。
どうして子供になってしまったかなんて今は関係ない話だ。

ただ大切なことは世界で一番大切な女(ひと)が泣いている、悲しんでいる、苦しんでいる。

ならばそれを支えるのは…僕だ。
そうさ…

「いつだってささえるさ」

「エリナッ!」

彼女の背中にそう叫ぶ。二階から階段を一段飛ばしでかけ降りる。
ゆっくりと彼女が振り向く。その光景がやけにゆっくりに見える。
スローモーションのようなその光景を見ながら足を進める。一秒でも早く、彼女の元へ。

―――振り返った彼女の顔は絶望に染まっていた。

どうして?どうしてそんな不安そうな顔をするんだ?
君は…僕を信じてくれている。僕も君を信じている。
エリナまで残り十メートルもない。そうだ、そんなに不安なら僕がその不安を、絶望を打ち消さなければ。

―――来ないで

そう彼女の唇が動いた。
僕はさらに混乱する。きっと父さんのことでエリナは何かを知っているのにちがいない。
もしかしたら…最悪の出来事が起きたのかもしれない。
でも…それで彼女が罪悪感を感じているなら、それは違う。
悪いのは僕なんだ。だからそんな顔をしないでくれ、エリナ。

エリナまで後僅か。手を伸ばせば届く距離。

「来ないで、ジョナサン…」

聞こえたのはそんな声だった。今にも消えそうな儚い、微かな声。


そして





僕の前で赤い花火が



舞った。






     ◇   ◆   ◇




「館に戻る必要はないィ~~~?」
「ああ」

視界に入るのは太陽を反射させキラキラ輝く水。
私の故郷であり分身であり命の源。

「お前の獲物、そうかもしれんがあの状況でそうも言ってられなかった。そのことについては謝ろう」
「チェッ…それを言われちゃ俺も弱いぜ………。でも確かなんだろうな?」
「そこら辺も含めて詳しく私のスタンドについて話しておこう。治療と同時平行で行えば時間も有効に使える」
「わかった。とりあえず急ぐとするぜ」

唸りをあげるバイクの排気音。顔にあたる湿気を含んだ風。
そうだ、これだ。水辺にいるというのが私の心を落ち着かせてくれた。
私の罪の意識を軽くしてくれた。

もう、私は吹っ切れた。
最も残酷な方法で彼女の生に幕を下ろしたのだから。
私は『あえて』威力の弱い弾を放った。分身を込めたそれは狙い通りに完全な貫通をすることなく体内に残った。
後は本人の血液の中で増殖。心臓で全身に巡られたフー・ファイターズに私が指令を送るだけだった。

突き破れ、と。

もう後戻りはできない。
だが想像したよりなんて事はなかった。
それにホッとした。

どうだ、怪物よ。私は今、完全に人間をやめたぞ。
人間を捨て、自分を捨て、フー・ファイターズとしてを捨てた。
コロッセオで待っておけ…必ず私は戻る。
次こそお前の息の根を止めてやる…何を犠牲にしてでもなッ!

「待っていろ………『怪物』め………ッ!」







【C-2 南東部 湖の脇/1日目 午前】
【知性と暴力】
F・F
[スタンド]:『フー・ファイターズ』
[時間軸]:DアンG抹殺後
[状態]:右手首喪失、顎と舌に負傷、バイクに乗っている
[装備]:ダービーの肉体
[道具]:加湿器、メローネのマスク、支給品一式(水はすべて消費)、壊れた懐中電灯
[思考]:基本行動方針: 空条徐倫を生存させるために彼女を優勝させる
1.水分補給のため、湖で休む
2.アレッシーを利用する。用がすんだらバイクを奪う
3.ブチャラティチームとプッチの一味は敵と判断
[備考]
※リゾットの能力を物質の透明化だと思いこんでいます
※承太郎はDISCを抜き取られ廃人化した状態だと思いこんでいます
※リゾットの知るブチャラティチームの情報を聞きましたが、暗殺チームの仲間の話は聞いてません
※隕石を落としたのはウエストウッドじゃあない別のスタンド使いだと思っています。
※ジョルノに対してはある程度の信頼を寄せるようになりました。出会ったら……?
※黴に感染しませんでした
※ダービーの体を乗っ取ったので外見は完全にダニエル・J・ダービーです
※彼の記憶も見ることが出来たので三部勢(少なくとも承太郎一派、九栄神、DIO、ヴァニラ、ケニーG)の情報は把握しました。
 徐倫を優勝させるために最大限活用します。
※放送でダービーの名が呼ばれるかF・Fの名が呼ばれるかは不明です。
※エートロの皮がE-2とD-2の境目付近に放置されています
エシディシは血液の温度を上昇させることができ、太陽光に弱いと認識しました。
※思い出を捨てるため、初期の話し方に戻りつつあります(一人称が『あたし』から『私』、など)
※殺すことに対する躊躇いは無くしました




【アレッシー】
[スタンド]:『セト神』
[時間軸]:はるかかなたにフッ飛ばされて再起不能した後
[状態]:顔面に殴られた痕(ミスタからとエリナからの分)、背中に刺された傷(浅い)、地面を転がり蹴られたのでドロドロ、
   片腕に少女エリナの歯型、足のつま先に痛み、顔中鼻血の跡、貧血気味、わき腹に銃創、腕にかすり傷、
   全身に軽い打撲、バイクを運転中
[装備]:メローネのバイク
[道具]:カップラーメン(アレッシーは毒入りだと勘違いしています)、携帯電話、支給品一式。
[思考・状況] 基本行動方針:ゲームに乗るつもりは今のところないが、明らかに自分よりも弱い奴がいたら虐めてスカッとしたい              
1.傷を癒すため、湖に向かう
2.ダービーを抱えた女と合流……できたらいいなぁ、ダービーに会えたからいいか
3.ダービーの信頼を得て保護を受ける。鉄塔近くの奴らとヘリとコロッセオは無視だ!
4.その後、携帯電話を使わせる。
5.でも本当はいじめまくりたくて仕方が無い。
6.上手く不意を突ける機会があればミスタ、ジョナサン、ジョセフ、ディアボロ、音石に報復する
[備考]
※セト神の持続力が弱体化しているようです。アレッシーが気絶しなくても、アレッシーに何らかの異常があれば子供化は解除されるようです。
※その制限に薄々気がつきはじめています、そのためやや警戒気味。ちょっとでもヤバイと感じたら逃走するようです
※『名に棲む鬼』における鉄塔の戦いの一部を目撃しました。会話は聞き取れていません。
 ダービーが投下された瞬間を見逃し、最初に目にしたのはF・Fに抱えられた治療後の姿だったため彼がカビに感染していたことを知りません。
 また上空の戦いは見ておらず、プッチ神父とサーレーの姿もよく見えていませんでした。
※ジョルノのスタンド能力を『触れたものを一定時間固定する』能力、F・Fのスタンド能力を『治療が可能な』能力、
 ディアボロのスタンド能力を『瞬間移動』する能力と認識しました。
 エシディシに関してはスタンド能力がどういったものであるかイマイチ確信を持てていませんが、
 『影を一瞬触れさせたぐらいじゃ若返らない』『太陽光に弱い』と認識しました。
ンドゥール、オインゴ、マライア、ダニエル・J・ダービー、ヴァニラ・アイスとはお互い面識がありますが、スタンド能力は把握していません。
※カップラーメンをアレッシーは毒入りだと勘違いしています




    ◇   ◆   ◇






なんだ、これは。

赤、赤、赤。
一面に、見渡す限りに広がる赤い海。


『ジョナサン』

足元に広がる液体の中に浮かぶ様々なもの。エリナだったもの。

なんだ、これは。

僕をさっき優しく抱いてくれた腕。右に、左に左右に別れ、それはもう二度と僕の身体に暖かみをくれない。

『…勇気が出るおまじないです』

飛び散る何かの中で僕の視界が捉えたもの。
思い出したのは泣きそうなエリナと押さえられていた下っ腹。

なんだ、これは。

だがそれも当然、もう冷たくただのものになってしまった。
彼が、彼女が動くことはもう、ない。

『ありがとう』

玄関の扉より差し込む太陽がキラリと反射する。
散らばっていたのは二つの輪っか。


なんだ、これは。


僕が捧げた愛の誓い。彼女に課せられた死の呪い。
それをつける首や、指は、もう。


『そして…さようなら』



エリナ、今の君はどんな顔をしてる。
君の瞳は何を映してる。君は今、何を考えてる。


なんだ、これは。


抱き抱えたその瞳には何も映らない。
ただカメラに焼き付けられたかのように絶望の色が底に張り付いていた。


『幸せにね……ジョナサン』


―――プツン


切れた
僕の体の中でなにかが切れた
決定的ななにかが





「ああ゛あァアァア゛゛あぁ゛ぁ゛ァアーーーーーッ!!!」











【C-2 ジョースター邸/1日目 午前】
【ジョナサン・ジョースター】
[時間軸]:エリナとのハネムーンでアメリカに向かう途中の船上でワンチェンと遭遇する直前
[状態]:唇と右手から少量の出血(生活、戦闘に支障無。未治療)、顔と体中が血塗れ、鼻の骨折、
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:?????
0.?????
[備考]
※不明支給品1~2(未確認)とダニーについて書かれていた説明書(未開封)が入ってるジョナサンのデイバッグ、
 タルカスの剣、ジョージのデイバッグの三つがジョースター邸内(C-2)に放置されてます。
またジョナサンの近くにエリナの首輪、エリナの指輪、ブラフォードの首輪が同じく放置されてます。






【エリナ・ペンドルトン 死亡】
【残り 50名】



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キャラを追って読む

110:四個の手榴弾/残り四秒 ジョナサン・ジョースター 142:The fall of a castle その①
117:明けてさだめに身をやつし エリナ・ペンドルトン GAME OVER
131:今ここに生きる意味を(前編) アレッシー 142:The fall of a castle その①
131:今ここに生きる意味を(前編) FF 142:The fall of a castle その①

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最終更新:2009年09月07日 01:49