満身創痍の男二人が佇んでいる。
場所はエリアD-2の端、D-3との境界近く。
奇妙な帽子をかぶった方の男は瞼を閉じぐったりとして、意識が無い様子だ。
彼、
グイード・ミスタは、黒髪に良く映える白地のスーツを着込んだもう一人の男に担がれている。
ミスタを背負っている男、
ブローノ・ブチャラティは、ゆっくりと歩き出しながら唇を噛み締めて耐えていた。
己の傷から来る痛みにではない。
仲間…アバッキオの死を悼む気持ちを耐えていたのだ。
先刻、放送の時間が迫り、ブチャラティは地中から脱出した。
出る前には地面の中で耳を澄まし警戒したが、足音などが響くことも無く。
襲撃者・ダービーは自分達の追撃を行わなかったと判断し、地表に姿をあらわしたのだ。
忌々しい荒木の声に耐えながら放送の内容をメモし、トリッシュと同じようにアバッキオの名前にも線を引いた。
ためらいは無かった。
ただ、アバッキオは逝ってしまった。この事実が重く心にのしかかる。
しかし、自分が前進を止めることは無い。
自分がためらい、立ち止まることは、チームのリーダーとしてあるまじきこと。
だが彼はもくもくと歩きながらも、思い出すのを止められなかった。
少し前までの日々の光景が眼前に広がる。
それは、ネアポリスで事務所代わりにしていたレストラン。
仲間たちがいつも集まって、仕事の報告や連絡、果てはくだらないお喋りや、小さな喧嘩に至るまで。
自分はそんな彼らを眺めつつ紅茶をすすり、喧騒をBGMに目を通すべき書類をひらりと捲る……
そんな在りし日の日常は、もう二度と戻ってはこないのだ。
死者の中には先ほど一戦を交えたダービーの名もあった。
必ず決着を、と考えていたが、一体あの後何があったか、ブチャラティの想像の及ぶ範囲ではない。
あの男が名を偽っていなかったのならば、あそこまで強力なスタンド使いを倒してしまう手合いがいるという事にもなる。
そこまで考えたところで、ブチャラティはどこか残念な気がしている己に気付く。
敵だったが、腕だけは確か、と自分は彼を買っていたのだから。
(…敵も味方も死んでゆく。)
そんな無常観が彼の心に芽生えかけていた。
ブチャラティは片方しか残っていない目を一度だけ固く閉じると、鋭く前方を睨みつけた。
(湿っぽい考えは無しだ。一歩一歩確かに地面を踏みしめて、絶対に荒木にたどり着く。そして、必ず目的を成し遂げよう。
アバッキオの分も、トリッシュの分も、スージーの分も…!ここで死んでいった全ての参加者の想いを、俺たちが受け継ぎ、先へ進めるッ!)
傷から来る痛みのせいか、彼の歩調はひどく弱弱しい。
だが彼は信じて疑わない。
この地面がつながるどこかに、倒すべき邪悪がいると。
仲間や出会った人々の為、自分はそこへ向かっていくだけであると。
※
D-3とE-3の境目、そこは住宅街。
透き通った瞳に悲しみを秘めて、
ジョナサン・ジョースターは街中を歩き続けていた。
暗い夜と暗い朝を乗り越え、たった一人悲嘆に暮れながら。
全てを砕き、また全てを取り戻すために。
荒木によってフィールド内に舞い戻り、決意を固めた彼は素早く行動を起こした。
取り敢えず体勢を整えるため、手ごろな住宅を探し侵入しようと移動を開始したのである。
未確認の支給品もある。戦力の補給のためにも、何を持っているのか確かめなくてはならない。
数刻前のジョナサンならば、他人の自宅に侵入するのには抵抗を覚えたかもしれない。
だがジョナサンは、少し前の彼とはもう違うのだ。
誇り高い英国紳士を目指したジョナサンは、もうどこにもいない。
妻を奪われ、父を奪われ、尊敬すべき友の死の原因を作ってしまった彼。
失い続ける人生に絶望した彼に手を差し伸べたのは、他でもない。
主催者・荒木はファウストをかどわかすメフィストフェレスのように、ジョナサンに優勝を目指させることに成功したのだ。
ジョナサンは先程までの荒木の言葉を何度も反芻しながら、周囲を見回し、条件の良い住宅を探す。
しばらく北上すると、場所で言うならばD-3の端、D-2との境目も近いところで手ごろな家屋を見つけた。
ここにしようと決めかけたその時、前方に人影を見る。
その影は、こちらに気付くと引きずるように歩みを進め、自分に近寄ってきた。
「ジョナサン!無事だったか。」
再会を喜ぶニュアンスを含みつつ、影___ブチャラティが声をあげた。
「やあ、君たちか…」
そう言いつつも、ジョナサンは全身に緊張が走るのを控えられずにいた。
先程の自分の誓いを実行する時のことを考えると、眩暈がしそうだった。
問答無用で襲う、という選択肢を咄嗟に選ぶことができず、完全に機を失してしまった。
一方、ジョナサンの漆黒の決意を知る由もないブチャラティは、ゆっくりとジョナサンの元にたどり着く。
彼は一度地面に片膝をつくと、ミスタの体を一端横たえた。
そうしてふっと息を付き、体のあちこちを庇いながら立ち上がってジョナサンと向かい合う。
「あんた、すごい有様だな。あながち無事でも無かったのか?」
「いや…、この血は、僕のじゃあない」
ジョナサンは自分の身なりを確認するようにちらと見やると、肩をすくめた。
「そうか…。色々聞きたいことがあるが…放送は聞いたか?エリナ嬢とブラフォードの事は……」
ジョナサンは黙っている。
彼の心情を慮り、ブチャラティも言葉を切った。
先に沈黙を破ったのはジョナサンだった。
顔には微笑を浮かべている。
「…君たちこそ、ひどい怪我だね。あれから何かトラブルが?」
それを見たブチャラティは、エリナやブラフォードの死がジョナサンにいかなる影響を与えたのか測りかねていた。
目の前に佇む屈強な体つきの青年の表情は、一朝一夕に読み取れる類いのものではない。
しかし数刻前のように取り乱した様子は全く無く、瞳に生気を湛えてはいる。
ブチャラティは、再び合流したのならば、協力し合うというあの時の約束を心強く思い出していた。
しかし不明点が多々あることも事実。
なぜエリナ嬢はあのような無惨な最後を遂げたのか?
ブラフォードはなぜ死んだのか?
ジョージ氏はどこにいるのか?
ジョナサンにとっては辛い話かも知れない。
だが今後のために、詳しく話し合うことが最も必要であると思われた。
止むを得なかったとはいえ、ジョースター邸を破壊してしまったことも謝らねばならない。
そう考えながら、ブチャラティは自らの提案を口にした。
「ああ、ご覧の通り…怪我の治療を急いでいる。人目に付きにくいところで情報交換もしたいが、あんたはどうだ?」
「OK。彼を運ぶのを手伝おう。」
「すまない。」
ブチャラティが再度、ミスタを抱き起そうとジョナサンから目を逸らした瞬間。
一瞬の隙を見逃さず、予備動作もほとんど無い流れるような動きで。
ジョナサンの手刀がブチャラティの意識を奪った。
※
動悸が早まる。
意識の無いミスタとブチャラティを前に、ジョナサンは途方に暮れていた。
激しい戦闘だったのだろう、2人はボロボロだった。
そしてこの程度の怪我ならば、波紋で治療が可能だ。
そんなことは分かっている。
問題は、彼らを殺さなければ自分の目的を達成することはできない、という事。
優勝し、全てを無かったことにする。
その目的を果たすには、殺人の実行が不可避である。
(殺すのか?本当に?この二人を、僕がこの手で……)
未だ動かせない体。口の中がカラカラに乾く。手が震えた。
ジョナサンは自分の足元近くに屈むと、未だ気絶したままのミスタの身体に手を当てた。
まだ、助けられる。
自分なら、この傷を癒し、彼らを痛みから解放してやれる。
彼らが自分にしてくれたこと、言ってくれた言葉、全て覚えている。
彼らは気高く、日光の様に明るくて、力強い戦士だ。
そんな彼らを殺すのか。
そう思考すると同時に、あの男の笑みが頭の端で揺らめいた。
その笑顔とは勿論、先程彼に優しい声で残酷な言葉を流し込んだ、荒木のものだ。
『彼らを生き返らせる、救える、しかもそれが君だけだとしたら…君は………どうする?』
『君が優勝したら望むものを何でも与えてあげるよ。何でもさ。 平穏も、父も母も親友も失われた友情も…文字どおりなんでもさ。
どうだい、ますますやる気が湧いてきただろう?そうさ、頑張るんだよ、ジョジョ…君には僕も期待してるんだ…フフフ…』
甘く柔らかに囁くその声色。
それは心地よい響きを伴ってジョナサンの耳の中でリフレインした。
「うるさい、黙ってくれ…!」
大きく頭を振り、悲痛な声で呟く。
固く閉ざした瞼の裏には、ボロボロと崩れる体を引きずって、自分に近づいてきた家族や友人の姿が再生された。
その一瞬の悪夢から逃れるように目を見開くと、乱れた息を整えるため深呼吸をする。
「まだ、…助け、られる……」
そう呟くと、ジョナサンは意を決して波紋を練った。
※
___お?
なんだこれ!
下に俺がいるじゃねえか!何だこりゃあ…?
それと、ありゃあジョナサンじゃねえか?
おいおいおい、なんでブチャラティまで倒れてんだ?!
俺は異常な事態に混乱した。
妙な浮遊感を全身に感じる。
最も、俺の身体は今地面に横たわっているのだが。
なんで俺が俺を見下ろしてんだ?
どうも気絶していたらしいが、何が何だか全く分からねえ。
眼下に見えるのは、怪我だらけの俺の体とブチャラティ、俺の前で屈み込む血まみれのジョナサン。
そもそも俺はいつから意識が無いんだ?
ジョースター邸でエリナ・ジョースターの死体を見つけて、ゲームにノリノリの奴が攻撃してきて。
ピストルズに弾丸を跳ね返すよう指示して、それから景気良く相手を攻撃してやって…?
状況が掴めねえぜ…まさか、…ジョナサンがブチャラティを攻撃したのか?
てか今、あいつ俺に何やってんだよ?なんで泣いてんだ?
ふと、ジョナサンが何かつぶやいているのが聞こえ、俺は耳を澄ました。
すると途切れ途切れのか細い声で、俺の体に向かって語りかけているのが聞こえる。
…『ごめん』?『死んでくれ』?『すべて元に戻るまで』?
……つまり、俺は今あいつに殺されてる最中か?俺っていわゆる幽体離脱状態?
ハッ!シャレにならねぇ、なんてこった…クソッ…
地面にぶっ倒れてる体も動かせねえ。
感覚が吹っ飛んでいるようだ。
おいおい…どんどん地面が離れて行きやがるじゃねぇか。
畜生、なんとかならねえのかよッ!
俺ってこのままおっ死ぬこと確定?マジかよ…!
まだやり残したことがたくさんあるってのに…チームの野郎どもはどうなったんだよ…
まだ出会えていないチームのメンバーの顔を想い出しながら、何故か俺は眠気を覚えた。
これが死ぬ間際の感覚なのかと、変に冷静な自分の思考を薄気味悪く感じる。
眠ィ……案外、落ち着いてられるものなんだなァ…
……だめみてえだ、もう意識がどっか行っちまいそうだぜ…
あ~あ…ここでゲームオーバー、か。
ジョナサン、お前…エリナが死んで、それから何があったか知らねえが、悪い方向に舵を取ったな。
全く、しょうがねえ野郎だぜ。俺があんなに熱く語ってやったのによぉ。
俺は未だうずくまって肩を震わせているジョナサンを見下ろしながら、薄くなってゆく意識を留めようと必死になっていた。
泣きながら俺を殺すジョナサンの姿を見ていると、不思議と憐憫の様な情が胸に湧き起こる。
こんな状況だ、恨んだりしねえからせめて…早く、自分の間違いに気付け。
俺で最後にしろ…人殺しなんてのは汚れ役のギャングの仕事だぜ。
そして、ブチャラティ!ぶっ倒れてねえで起きろ!起きろ!
あんたは死んじまっちゃ駄目だろうが!あんたがいなくてチームが纏まるわけねえだろ!!
俺は最後の意識を倒れているブチャラティの方へ強く向けた。
敵へ全神経を集中して、愛用の銃を撃つときのように。
俺の気のせいかもしれない。
だが何故か、届いた、という感覚があった。
きっと俺は笑っていると思う。
でも、まだ、後もう一つ想いが届くのなら。
後一言が許されるのなら。
ブチャラティ、アバッキオ、フーゴ、ナランチャ、そしてジョルノ!
仲間達へ、
________アリーヴェデルチ。ピストルズと先に待ってるぜ、あの世でな!
※
生命や、希望に満ちた、太陽の力。波紋。
それを操る人間である彼は、たった今、何をしたのか?
「殺した、僕が。まだ助かった人を。僕が殺さなければ、まだ、生きていることが出来た人を。」
震える手を髪の中に突っ込み、滅茶苦茶に掻き毟る。
唇も震え、肩は強張り、足は言う事を聞かずに地面から立ち上がることができない。
眼前には、魂の抜け切ったミスタの体。
呼吸は完全に止まり、疑う余地もなく、彼は死んだ。
「波紋で、心臓を止めた。もう戻れない。この僕の手で、全てを打ち砕くまで。」
揺れる心を戒める。膝に手を付き、震えを封じて立ち上がった。
ミスタの体を回り込み、傍らにうつ伏せで倒れているブチャラティの肩をつかむと仰向かせる。
そして心臓付近に手を当て、再度波紋を流し込もうと息を整えた刹那。
「!!」
ブチャラティの手が、ジョナサンの腕を掴んだ。
「あんたの、答えは、それか……?」
苦しそうではあるが低い声で唸るように、ブチャラティの唇から言葉がこぼれる。
ジョナサンは飛び上がらんばかりに驚き、腕を振りほどいて咄嗟に後ずさる。
気絶していると思っていたブチャラティが、爛々と光る眼で自分を睨みつけているのだ。
あまりにも突然の出来事に呼吸が乱れ、波紋を練るどころではなくなっていた。
「君、その怪我で…僕に殴られてそんなすぐに目が覚めるだなんて…」
ブチャラティは体をねじり、地面に手を付いて上半身を起こす。
その間も息を荒く吐きながら、ジョナサンを見つめ続ける。
その瞳の底にぎらぎらと煮えている光に、ジョナサンは恐怖を覚えた。
「…ミスタの声が、俺を目覚めさせてくれた。俺達に…あの世で待っていると。あいつは最後、笑っていた。」
ブチャラティは独り言のようにそうつぶやく。
気のせいなどでは決してない。
自分のすぐ傍らで、ミスタは死んだ。
だが、あいつは俺達の心へ想いを届けてくれた。
ミスタの言葉、ミスタの笑顔、それを想うと、力が湧かないはずはなかった。
ジョナサンはその言葉を受けると少し目を見張り、こらえきれずにブチャラティから目を逸らした。
地面の砂利を見つめながら、震える声で言葉を絞り出す。
「……すまない。すまない。全て僕が悪いんだ。だから…憎んでくれて構わない。ここで、死んで、もらいたい。」
「それはジョークか?あんたはセンスが無いな…。」
そう言い返しながらブチャラティは立ち上がり、ジョナサンと対峙した。
二人の距離、わずか2メートルほど。『スティッキー・フィンガーズ』の射程距離内だ。
右手をあげ、左足を後ろに引いて構える。
前髪の影からぎらりと光る眼線で、ジョナサンを射抜かんばかりに再度睨みつけた。
「あんたは俺の部下を、手にかけた。そういう行動を、ギャングは決して許しはしない…!」
「止めてくれ!僕に攻撃させないでくれ!君は怪我をしているんだ、さらに苦しむ必要なんてない!」
ジョナサンのその言葉を聞き、ブチャラティはどこか悔しそうに眉間にしわを寄せる。
(一体何があった。お前は現来そんな人間じゃあ無いはず。この数時間の内に一体何が起こった。)
だが、ジョナサンはミスタを殺した。
その事実は、いかなる事情を伴っていようとも、帳消しにすることなどできはしない。
そしてミスタの上司である自分が、仲間である自分が、やるべきことは一つ。
「もういい。話が噛み合わねえ。」
言いつつスタンドを発現し、まずは拳を一発。
当然ジョナサンはそれをよけ、動揺した顔はそのままに構えの姿勢をとった。
お互いコンディションは最悪。
ブチャラティは片目になったがゆえに平衡感覚が定まらず、相手との距離感、自分の動きの感覚に違和感を覚える。
加えて怪我だらけの体が、意志の通りに動いてくれるかどうか疑わしい。
ジョナサンは精神の動揺を抑えられず、波紋に安定感が無い。
肉体は健康でも、波紋は呼吸を操る技術。精神を集中させ、確信を持って放つ一撃にこそ重みが生まれる。
今の自分にそれを成す自信が無かった。
「もう後へは引けないぜ…俺やあんたがどう決めようとな。」
ブチャラティは、引く気などさらさらなかった。
そんな彼に対応すべく、ジョナサンは焦りを覚える。
自らの目的の為参加者を殺す。このシンプルな行動方針に何の変更点も無い。
だが、苦しませたくない。
誰にも苦しんで欲しくは無い。
だから気絶させた後で生命を奪おうと思ったのに…
皆で寄ってたかって、僕を、
「何故…苦しめる…ッ」
頭の中の言葉を、思わず口に出してしまう。
そのことにも気付かず、ジョナサンはどう動くか考えていた。
ここは引くべきなのだろうか。
怪我を負った相手が、自分の足に追いつけるとは思えない。
くるりと踵を返し、そのまま全速力で走れば何の問題も無く振り切れるだろう。
それとも、ここで彼の全てを終わらせてやるべきなのか。
しかしこの動揺した精神状態で、波紋を練ることができるのか?
ジョナサンの額に、一筋の汗が流れた。
※
一体どこで何が、間違ってしまったのか。
一つ倒れると決して止まる事の無いドミノの様に、彼らの運命は進む。
ジョナサンの心の中に、一つの拠り所として輝いているのは、妻や父親達の笑顔。
ブチャラティの心の中に、一つの思い出として輝いているのは、仲間達や、街の人々の笑顔。
そんな彼らがなぜ、牙を剥き出し、お互いを排除しにかからなくてはならないのか。
彼らは共通の物を目指しながら、別々の道を行く。
眠りながら彷徨い歩む奴隷達の、安息の地は遠い。
【グイード・ミスタ 死亡】
【残り39名】
【D-3/ 1日目 日中】
【ジョナサン・ジョースター】
[時間軸]:エリナとのハネムーンでアメリカに向かう途中の船上で
ワンチェンと遭遇する直前
[状態]:唇と右手から少量の出血(波紋の呼吸で治療中)、顔と体中が血塗れ、鼻の骨折(波紋の呼吸で治療中)、
波紋の呼吸、ブチャラティの眼光に恐怖
[装備]:“DARBY'S TICKET”、サブマシンガン(残り弾数不明)
[道具]:デイパック*3、不明支給品1~5(全て未確認)、エリナの首輪、エリナの指輪、
ブラフォードの首輪、ダニーについて書かれていた説明書(未開封)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝し、荒木に全部なかったことにして貰った後、荒木を殺す
0.――――ただ、全て打ち砕くだけだ
1.この場を去るべきか、ブチャラティに引導を渡すべきか?
【備考】
※ジョージ・ジョースター一世を殺したと思い込もうとしてます。
※精神的動揺が及ぼす波紋への影響がどの程度のものかは、次の書き手さんにお任せします。
【一人ぼっちのチーム・ブチャラティ】
【ブローノ・ブチャラティ】
[時間軸]:護衛指令と共にトリッシュを受け取った直後
[状態]:肩に切傷(血は止まっている)、左頬の腫れは引いたがアザあり、右腕の骨折、
左手の甲と左腕に無数の傷、右肩、右大腿、左腹部に掠り傷、
左眼球付近を消失(ジッパーで処置しています)、
トリッシュの死に後悔と自責 アバッキオとミスタの死を悼む気持ち
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、シャーロットちゃん、スージーの指輪、スージーの首輪、
ワンチェンの首輪、包帯、冬のナマズみたいにおとなしくさせる注射器
[思考・状況]
基本行動方針:打倒主催、ゲーム脱出
0.どうしてこうなった…
1.ジョナサンを倒す。(殺害か、無力化かは後の書き手さんにお任せします)
2.絶対にジョセフと会い、指輪を渡す。彼にはどう詫びればいいのか…
3.チームの仲間に合流する。極力多くの人物と接触して、情報を集めたい。
4.ダービー(
F・F)はいずれ倒す。
5.“ジョースター”“ツェペリ”“空条”の一族に出会ったら荒木について聞く。特に
ジョセフ・ジョースター、
シーザー・アントニオ・ツェペリ(死亡したがエリザベス・ジョースター)には信頼を置いている。
6.ジョージはどこに行ったのだろう?
7.他のジョースターと接触を図りたい。
8.ダービー(F・F)はなぜ自分の名前を知っているのか?
9.スージーの敵である
ディオ・ブランドーを倒す
[備考]
※パッショーネのボスに対して、複雑な心境を抱いています。
※ブチャラティの投げた手榴弾の音は、B-2の周囲一マスに響きわたりました。
※波紋と吸血鬼、屍生人についての知識を得ました
※荒縄は手放しました。
※ダービー(F・F)の能力の一部(『F・F弾』と『分身』の生成)を把握しました。
※ブチャラティが持っている紙には以下のことが書いてあります。
①荒木飛呂彦について
* ナランチャのエアロスミスの射程距離内いる可能性あり
→西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も)
* 荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む)
②首輪について
* 繋ぎ目がない→分解を恐れている?=分解できる技術をもった人物がこの参加者の中にいる?
* 首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力?
→可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい)
* スティッキィ・フィンガーズの発動は保留 だか時期を見計らって必ず行う。
③参加者について
* 知り合いが固められている→ある程度関係のある人間を集めている。なぜなら敵対・裏切りなどが発生しやすいから
* 荒木は“ジョースター”“空条”“ツェペリ”家に恨みを持った人物?→要確認
* なんらかの法則で並べられた名前→国別?“なんらか”の法則があるのは間違いない
* 未知の能力がある→スタンド能力を過信してはならない
* 参加者はスタンド使いまたは、未知の能力者たち?
* 空間自体にスタンド能力?→一般人もスタンドが見えることから
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最終更新:2010年02月10日 10:38