しまった、うっかりこなたの家で遊びすぎてしまった。
いつもは一方的に叩きのめされるだけだけど、今日は調子が良かったのか、なんとか勝
率五分に持ち込むことが出来たのだ。
……とはいえ冷静になって考えると、こなたが手を抜いてくれたのかもしれない。
そうでなければあんなに良い勝負ができるはずがないのに。
それに気付かずに調子に乗って連戦してしまったのはちょっと恥ずかしいかもしれない。
いつもは一方的に叩きのめされるだけだけど、今日は調子が良かったのか、なんとか勝
率五分に持ち込むことが出来たのだ。
……とはいえ冷静になって考えると、こなたが手を抜いてくれたのかもしれない。
そうでなければあんなに良い勝負ができるはずがないのに。
それに気付かずに調子に乗って連戦してしまったのはちょっと恥ずかしいかもしれない。
もう大分陽が短くなったことを実感しながら、足を早める。
流石に陽が落ちると肌寒さを感じる季節になったんだな、と思う。
ようやく家が見えてきて――そこまできて、少しだけ歩を緩めた。
夕食はなんだろう。
流石に陽が落ちると肌寒さを感じる季節になったんだな、と思う。
ようやく家が見えてきて――そこまできて、少しだけ歩を緩めた。
夕食はなんだろう。
「ただいまー」
玄関の扉を開ける。返事はない。
いのり姉さんとまつり姉さんも今日は遅いって言ってたし、つかさはお料理教室に体験
入学とか言ってたっけ。ますます家事周りでは遠いところに行ってしまう妹に、ちょっと
劣等感を感じる私だったりする。
――と、居間の方から聞こえてくるメロディ。
アレ、なんかこの曲聴いたことがあるような。
確かつい最近、こなたの家で聴かされた……なんだっけ、なんとかロイド。そうそう、
バーチャロイド。名前は……思い出せない。ネギを持っている画像だけは覚えてるんだけ
ど。初音ネギ、だったっけ?
確かそんな名前のバーチャルアイドルが歌ってた曲だ。みっくみくにしてあげるー、と
かなんとか。
技術の進歩に驚いたもんだわよ。
玄関の扉を開ける。返事はない。
いのり姉さんとまつり姉さんも今日は遅いって言ってたし、つかさはお料理教室に体験
入学とか言ってたっけ。ますます家事周りでは遠いところに行ってしまう妹に、ちょっと
劣等感を感じる私だったりする。
――と、居間の方から聞こえてくるメロディ。
アレ、なんかこの曲聴いたことがあるような。
確かつい最近、こなたの家で聴かされた……なんだっけ、なんとかロイド。そうそう、
バーチャロイド。名前は……思い出せない。ネギを持っている画像だけは覚えてるんだけ
ど。初音ネギ、だったっけ?
確かそんな名前のバーチャルアイドルが歌ってた曲だ。みっくみくにしてあげるー、と
かなんとか。
技術の進歩に驚いたもんだわよ。
しかし、こんな曲をまさか自分の家で聴くことになるとは思わなかったけど。って、一
体誰が。
体誰が。
一抹の不安を感じながら足を早め……そして、居間を覗いた私は絶句した。
そして、中の人とばっちり目が合う。
ああ、この時ほど「中に誰もいませんよ」と言いたかったことはないわ。後にも先にも
未来永劫。
――しかし、いてしまったものは仕方がない。
そして、中の人とばっちり目が合う。
ああ、この時ほど「中に誰もいませんよ」と言いたかったことはないわ。後にも先にも
未来永劫。
――しかし、いてしまったものは仕方がない。
……そう、そこにいたのは。
「あ、あら。おかえり、かがみ」
私のお母さん。
ただし、初音某のコスプレをした。
ただし、初音某のコスプレをした。
もうなんていうか色々ツッコミ所がわからなくてただ呆然としていると、こともあろう
にお母さんはこう言ってのけやがった。
にお母さんはこう言ってのけやがった。
「永遠の十七歳、柊ミキです☆ みっきみきにしてあげる♪」
ああ、そういえば初音ミクって名前だったっけ、と思い出すと同時に。
――プチン、と、私の中の何かが切れた。
――プチン、と、私の中の何かが切れた。
「ひ・か・り・に・なれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
ぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
ぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
私の渾身の一撃が、お母さんの姿をした妖魔を空の彼方へと吹き飛ばしたのだった。
「ただいまー。あ、お姉ちゃん先に帰ってたんだ……って、どうしたの? ものすごく息
が上がってるけど」
「おかえりつかさ。別に大したことじゃないわ。強いて言うなら柊家の……いやむしろ世界の平和を守ったってところかしらね」
「?? よくわかんないけど無理しないでね。そういえばお母さんは?」
「知らない」
「じゃあお姉ちゃんが帰ってきた時はいなかったんだ」
「知らない」
「え? でも……」
ユラリ、と近付き。
「知らない」
ガシッ、っとつかさの肩を掴む。
「いいつかさ。この世には知らなくていいことというのがあるものなの。わかった?」
コクコクコク。
私の表情に何か感じるものがあったのか、小動物のように首を縦に振るつかさ。
が上がってるけど」
「おかえりつかさ。別に大したことじゃないわ。強いて言うなら柊家の……いやむしろ世界の平和を守ったってところかしらね」
「?? よくわかんないけど無理しないでね。そういえばお母さんは?」
「知らない」
「じゃあお姉ちゃんが帰ってきた時はいなかったんだ」
「知らない」
「え? でも……」
ユラリ、と近付き。
「知らない」
ガシッ、っとつかさの肩を掴む。
「いいつかさ。この世には知らなくていいことというのがあるものなの。わかった?」
コクコクコク。
私の表情に何か感じるものがあったのか、小動物のように首を縦に振るつかさ。
その日、初音ミクコスのままボロボロになって帰ってきたお母さん――によく似た何か
――に、誰も深く突っ込む者はいなかった。
――に、誰も深く突っ込む者はいなかった。
無論、その日から私の前で初音ミクがNGワードになったのは言うまでもない。
後に泉こなた(仮名)はこう語る。
「あの日かがみ様の前で初音ミクの話題を出した途端……もう、視線だけで殺されるかと
思いました。というかアレはもう何人か殺った人の目でしたね。あの日以来、表面上はい
つも通りにしてるけど、かがみ様だけには逆らわないようにしてます、はい。宿題も毎日
ちゃんとやってます」
「あの日かがみ様の前で初音ミクの話題を出した途端……もう、視線だけで殺されるかと
思いました。というかアレはもう何人か殺った人の目でしたね。あの日以来、表面上はい
つも通りにしてるけど、かがみ様だけには逆らわないようにしてます、はい。宿題も毎日
ちゃんとやってます」
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- みきさん何をwwwwww -- 名無しさん (2010-04-09 23:18:05)
- 血は争えんとwww -- 名無しさん (2009-03-30 12:40:33)
- ボーカロイド
-- 名無しさん (2009-03-29 19:32:56) - バーチャロイドちげぇw -- 名無しさん (2009-03-29 08:42:19)
- とりあえず、カオスwwwww -- 名無しさん (2008-07-27 10:38:34)
- みきみきにされたいwwwww -- 名無しさん (2008-07-27 02:59:31)
- みきさんなにやってんだwwwwww -- 名無しさん (2008-07-27 00:31:20)
- ちょwwwwwwみきさんwwwwwww -- 名無しさん (2007-11-09 04:22:36)