Dear Betty.
しばらく手紙だせてなくてSorryネ。調子はどうですカ?
ハレハレは上手く踊れるようになりましたカ? ルルーシュの同人誌は進んでますカ?
Mikeとは上手くいってますカ?
ハレハレは上手く踊れるようになりましたカ? ルルーシュの同人誌は進んでますカ?
Mikeとは上手くいってますカ?
本当にJapanはANIME天国で毎日楽しいヨ! TV ANIMEも毎週100本くらいやっていて、
毎日見るだけでも大変デス。
そんなANIME漬けの生活も半年が過ぎテ、ようやく慣れてきましタ。
落ち込んだりもしたけれど、ワタシはげんきデス。
――あ、コレ『KIKI's Delivery Service』のネタですネ。
こっちでのGHIBLI作品の人気はAmerica以上で、コクミンテキANIMEって云われてマス。
そこら中でバルスバルス云っていて、そうするとみんな「メガーメガー」って答えないと
いけないんだヨ。Japanはホントに不思議な国デス。
毎日見るだけでも大変デス。
そんなANIME漬けの生活も半年が過ぎテ、ようやく慣れてきましタ。
落ち込んだりもしたけれど、ワタシはげんきデス。
――あ、コレ『KIKI's Delivery Service』のネタですネ。
こっちでのGHIBLI作品の人気はAmerica以上で、コクミンテキANIMEって云われてマス。
そこら中でバルスバルス云っていて、そうするとみんな「メガーメガー」って答えないと
いけないんだヨ。Japanはホントに不思議な国デス。
というわけで、Bettyも気になってるだろうし、今日はそんなJapanのことをいっぱい
紹介したいと思いまス! 今回もService Serviceネ!
紹介したいと思いまス! 今回もService Serviceネ!
――――――――――――――――――――――――――――――――
東 萌 見 聞 録
とうほうけんぶんろく
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東 萌 見 聞 録
とうほうけんぶんろく
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JapanのPeopleは、みんなANIMEの萌えCharacterみたいデス。
信じられますカ? みんなホントにHair Colorがアヤナミみたいに青かったり、
ナガトみたいに紫だったり、エウレカみたいに緑だったりするんだヨ!
ああいうのはパッと見で目立たせるためにHair Colorを変えてるんだと思ってたでショ?
実はJapaneseの髪型のRealな表現だったって知って、ワタシもビックリしたネ。
やっぱりANIME大国の住人は遺伝子からして違うんだネ。Americaも色んな肌の色した
人種がいるけど、Japanは『多国籍ってLevelじゃネーゾ!』デス。
信じられますカ? みんなホントにHair Colorがアヤナミみたいに青かったり、
ナガトみたいに紫だったり、エウレカみたいに緑だったりするんだヨ!
ああいうのはパッと見で目立たせるためにHair Colorを変えてるんだと思ってたでショ?
実はJapaneseの髪型のRealな表現だったって知って、ワタシもビックリしたネ。
やっぱりANIME大国の住人は遺伝子からして違うんだネ。Americaも色んな肌の色した
人種がいるけど、Japanは『多国籍ってLevelじゃネーゾ!』デス。
それに、みんな当たり前のようにCharacter属性を持っていまス。
ツンデレは云うに及ばず、ビョージャクとかメガネッコとかフジョシとかテンネンボケ
とか、沢山沢山あるデスネ!
そして、Veryモエモエな属性を持ってるCharacterは、みんなに尊敬されまス。
JapanではAmericaみたいに人間を行動力とか学力とか資産とかでは評価しませン。
その人がどれだけ萌え属性を持ってるかで社会的な地位がきまりまス。
ちなみに陵桜で一番偉いのがコナタですネ。
コナタは3年生で、チビロリオタ属性を持っていまス。でも、他にも色々な属性を
持ってる不思議なCharacterで、なぜかみんな自然とコナタのところに集まっちゃいマスネ。
ツンデレは云うに及ばず、ビョージャクとかメガネッコとかフジョシとかテンネンボケ
とか、沢山沢山あるデスネ!
そして、Veryモエモエな属性を持ってるCharacterは、みんなに尊敬されまス。
JapanではAmericaみたいに人間を行動力とか学力とか資産とかでは評価しませン。
その人がどれだけ萌え属性を持ってるかで社会的な地位がきまりまス。
ちなみに陵桜で一番偉いのがコナタですネ。
コナタは3年生で、チビロリオタ属性を持っていまス。でも、他にも色々な属性を
持ってる不思議なCharacterで、なぜかみんな自然とコナタのところに集まっちゃいマスネ。
そう、萌える人の元には自然と人々が集まって、その人を中心にしたCommunityを形成
するのでス。
萌えCharacterはみんなにチヤホヤしてもらえるし、宿題見せてもらえたり、保健室に
連れていってもらったり、お菓子をもらえたりしまス。
そして、周りの人はおかえしにその人で萌えられて幸せになれまス!
どうですカ? みんながHappyになれる完璧なSystemでショ!
このMethodに気づいたとき、ワタシは感動にうち震えたネ! これこそMOE Communeでス!
世界中にこの萌え共産主義が広まれば、みんなみんなHappyネ! BushもこのMOE Communeに
入れば、ゼッタイ世界がPeacefulになるヨ!
するのでス。
萌えCharacterはみんなにチヤホヤしてもらえるし、宿題見せてもらえたり、保健室に
連れていってもらったり、お菓子をもらえたりしまス。
そして、周りの人はおかえしにその人で萌えられて幸せになれまス!
どうですカ? みんながHappyになれる完璧なSystemでショ!
このMethodに気づいたとき、ワタシは感動にうち震えたネ! これこそMOE Communeでス!
世界中にこの萌え共産主義が広まれば、みんなみんなHappyネ! BushもこのMOE Communeに
入れば、ゼッタイ世界がPeacefulになるヨ!
でも、Japanもいいことばっかりじゃないデスネ。
残念だけど、こっちでは男女差別が盛んデス……。この点はAmericaのほうが進んでるネ。
Japanでは男性はいつも輪郭しか見えなかったり、声がみんなゲンドウだったり、そも
そもあんまりいなかったりして、基本的に男子は存在そのものが差別されてるネ。
だからJapanでは代わりに女の子同士でイチャイチャするんだヨ。ワタシの周りでも
ミナ×ユタとか、コナ×カガとか、ツカ×ミユとか、ヒカ×フユとかが盛んデスネ。
まあ、その方が萌えるからモーマンタイネ! Japanでは全てが萌えのために動いている
のデス! ワタシも毎日萌え萌えネ!
but...スザ×ルルとか古×キョンみたいなのもたまには見たいデス……。
残念だけど、こっちでは男女差別が盛んデス……。この点はAmericaのほうが進んでるネ。
Japanでは男性はいつも輪郭しか見えなかったり、声がみんなゲンドウだったり、そも
そもあんまりいなかったりして、基本的に男子は存在そのものが差別されてるネ。
だからJapanでは代わりに女の子同士でイチャイチャするんだヨ。ワタシの周りでも
ミナ×ユタとか、コナ×カガとか、ツカ×ミユとか、ヒカ×フユとかが盛んデスネ。
まあ、その方が萌えるからモーマンタイネ! Japanでは全てが萌えのために動いている
のデス! ワタシも毎日萌え萌えネ!
but...スザ×ルルとか古×キョンみたいなのもたまには見たいデス……。
これでJapanの政治や社会のことは十分判ったと思いマス! 次は地理ネ!
Japanの大都市といえば、大須、大阪日本橋、池袋、中野などが有名デスネ。
でもなんといってもイットーBIGなのがアキバでス! Japan中、いえ、世界中からイタ車に
乗ってOTAKUが集まってくる聖地ナノデス!
Japanについたとき、Apartmentに向かうより先にアキバにきたヨ! 駅前ではMaidサンが
出迎えてくれて、オカエリナサイマセって云ってくれましタ。
初めて来た街なのに、全然そんな感じがしなかったネ。帰ってきたって感じがしたんだヨ。
Japanの大都市といえば、大須、大阪日本橋、池袋、中野などが有名デスネ。
でもなんといってもイットーBIGなのがアキバでス! Japan中、いえ、世界中からイタ車に
乗ってOTAKUが集まってくる聖地ナノデス!
Japanについたとき、Apartmentに向かうより先にアキバにきたヨ! 駅前ではMaidサンが
出迎えてくれて、オカエリナサイマセって云ってくれましタ。
初めて来た街なのに、全然そんな感じがしなかったネ。帰ってきたって感じがしたんだヨ。
MelonBooks、GAMERS、Radioカイカン、トラノアナ、and so on and so on...。
雑誌とNETでしかみたことなかったShopがそこかしこにアル! 駅も看板もビルも道路も
モエモエCharacterで溢れてル!!
ちょっと歩くだけで、ワタシはすっかりこの街のトリコになってましタ!
Betty、Japanはやっぱり萌えの国だったヨ! Japanは街も家も道も何もかも萌えで出来てたネ!
Marco Poloもビックリ、東方は赤く萌えていター!!
雑誌とNETでしかみたことなかったShopがそこかしこにアル! 駅も看板もビルも道路も
モエモエCharacterで溢れてル!!
ちょっと歩くだけで、ワタシはすっかりこの街のトリコになってましタ!
Betty、Japanはやっぱり萌えの国だったヨ! Japanは街も家も道も何もかも萌えで出来てたネ!
Marco Poloもビックリ、東方は赤く萌えていター!!
気がついたらAmericaから持ってきた荷物より、アキバで買い込んだ荷物のほうが多くなって
いましタ。
でもアキバのオソロシサはそれだけじゃありませン。コレカラガホントウノジゴクデシタ……。
フラフラになって公園で休もうとしたら、Oh My GOD! My GOD! そこではナント、みんなで
あつまってハレハレ踊ってましたネ!
キョンにナガトにハルヒのCostumePlayしたVIPPERが沢山集まってたんだヨ!
気がついたらワタシも飛び入りで参加してましタ!
一緒にハチャメチャに踊ってメチャクチャ盛り上がったヨ! ワタシがミクルBeamすると、
みんな叫びながら吹っ飛んでってくれたネ。
陽が沈むまで一緒に踊って、ふとワレに帰ったらRareなTrading Cardや限定Goodsを沢山沢山
Presentしてもらってましタ!
ワタシはズイキの涙を流して思ったヨ!
アキバ凄いデース!
アキバ最高デース!!
アキバHENTAIデース!!!
いましタ。
でもアキバのオソロシサはそれだけじゃありませン。コレカラガホントウノジゴクデシタ……。
フラフラになって公園で休もうとしたら、Oh My GOD! My GOD! そこではナント、みんなで
あつまってハレハレ踊ってましたネ!
キョンにナガトにハルヒのCostumePlayしたVIPPERが沢山集まってたんだヨ!
気がついたらワタシも飛び入りで参加してましタ!
一緒にハチャメチャに踊ってメチャクチャ盛り上がったヨ! ワタシがミクルBeamすると、
みんな叫びながら吹っ飛んでってくれたネ。
陽が沈むまで一緒に踊って、ふとワレに帰ったらRareなTrading Cardや限定Goodsを沢山沢山
Presentしてもらってましタ!
ワタシはズイキの涙を流して思ったヨ!
アキバ凄いデース!
アキバ最高デース!!
アキバHENTAIデース!!!
そしてワタシは今、そんなアキバで働いているんデス!
こんな凄いアキバ文化のイチヨクをワタシなんかがニナッテルなんテ、身に余るKOEIデス。
それもこれも、全部コナタのおかげデスネ。あの日コナタに会えなかったら、多分ワタシも
こんなにモエモエな生活送れていませんでしタ。
こんな凄いアキバ文化のイチヨクをワタシなんかがニナッテルなんテ、身に余るKOEIデス。
それもこれも、全部コナタのおかげデスネ。あの日コナタに会えなかったら、多分ワタシも
こんなにモエモエな生活送れていませんでしタ。
――そう、それはワタシが陵桜に入学した日のことだったネ。
☆ ☆ ☆
校庭のCherry Treeが綺麗でシタ。Cherry Blossomがヒラヒラ舞い散る様子は、『SAKURA WARS』の
Openingみたいだったヨ。
周りにはこれから3年間一緒になる一年生たちがいましタ。
やっぱりJapanのオンナノコは小柄でカワイイコが多くて、背が高くて無駄に色んなところが
膨らんでルワタシは、少し気後れしてましたネ。
ダッテ、ミンナがワタシを見る目は、普通の同級生を見る目じゃありませんでしたカラ。
自分たちと違うヒト――ガイジンを見る目つきでしタ。
それまでバタバタしててあんまり気づかなかったことだけド、これから異国で暮らすんだって
思ったラ、急に少し不安になりましタ。
Openingみたいだったヨ。
周りにはこれから3年間一緒になる一年生たちがいましタ。
やっぱりJapanのオンナノコは小柄でカワイイコが多くて、背が高くて無駄に色んなところが
膨らんでルワタシは、少し気後れしてましたネ。
ダッテ、ミンナがワタシを見る目は、普通の同級生を見る目じゃありませんでしたカラ。
自分たちと違うヒト――ガイジンを見る目つきでしタ。
それまでバタバタしててあんまり気づかなかったことだけド、これから異国で暮らすんだって
思ったラ、急に少し不安になりましタ。
でもそのとき、どこかから巨大なプレッシャーを感じたのデス。なぜか額にイナズマが光った
気がしましタ。
振り返ると、そこに青い髪をしたチビロリな子がいましタ。ぴょこんと飛び出たアホHairが
Cuteだったヨ。
チビロリは予約特典つき限定BOXヲ場末の中古Shopでみつけた人みたいな感じで、目を輝かせ
ながらワタシのほうに近づいてきましタ。
一目でわかったネ。このコは同類だってコト。
Stand使いはStand使いと惹かれ合う――そんな言葉がノウリをよぎりマシタ。
気がしましタ。
振り返ると、そこに青い髪をしたチビロリな子がいましタ。ぴょこんと飛び出たアホHairが
Cuteだったヨ。
チビロリは予約特典つき限定BOXヲ場末の中古Shopでみつけた人みたいな感じで、目を輝かせ
ながらワタシのほうに近づいてきましタ。
一目でわかったネ。このコは同類だってコト。
Stand使いはStand使いと惹かれ合う――そんな言葉がノウリをよぎりマシタ。
チビロリはしきりに顎をさすりながら「ほう、これはこれは……」などと呟いてたネ。
なんだかジロジロワタシのチチシリフトモモの辺りを眺めてたヨ。
ここは矢張りアスカみたいに引っぱたくべきか……マホロみたいに「エッチなのはいけないと
おもいまス!」とたしなめるべきカ…。
ワタシがそう悩んでいるト、チビロリはハッとした様子で顔をあげテいったネ。
「あ、ご、ごめんごめん、さすがに失礼だったよね。いや、ね、キミだったら某戦うウェイトレスに
ぴったりだなぁって思っちゃったんだよ」
チビロリがそう云って照れながら頭を掻いて謝る姿は、ナカナカにGood MOEでしたネ。
「戦うWaitressでスカ? 未来からやってきたオシャマなCupidの?」
ワタシがそう答えると、チビロリは途端に顔を輝かせて喜びマシタ。顔の横でパタパタと
手を振るさまにハ、萌え狂わんばかりの愛くるしサがあったネ。
「そ、そうそうそれ! それだよー!! なんだやっぱりわかるんだ! やはりわたしの目に
狂いはなかったか……。一目見てこのコはわかるコだって思ったんだよね、うんうん」
「わかるもなにも、Californiaのミクルとはワタシのことですネ! てーい、ミクルBeeeam!」
ワタシがそういってWinkすると、チビロリは「ぐはッ」って云いながらクルクル回って吹き飛び
マシタ。
「……ぬう、素で碧眼のみくるビーム恐るべし……。きさま、その技で何人のオタクを萌え殺して
きた…」
「……ふっ。100人から先は覚えてイナイ」
「って、それ北斗の拳じゃん! パンの枚数じゃないんだ!」
なんだかジロジロワタシのチチシリフトモモの辺りを眺めてたヨ。
ここは矢張りアスカみたいに引っぱたくべきか……マホロみたいに「エッチなのはいけないと
おもいまス!」とたしなめるべきカ…。
ワタシがそう悩んでいるト、チビロリはハッとした様子で顔をあげテいったネ。
「あ、ご、ごめんごめん、さすがに失礼だったよね。いや、ね、キミだったら某戦うウェイトレスに
ぴったりだなぁって思っちゃったんだよ」
チビロリがそう云って照れながら頭を掻いて謝る姿は、ナカナカにGood MOEでしたネ。
「戦うWaitressでスカ? 未来からやってきたオシャマなCupidの?」
ワタシがそう答えると、チビロリは途端に顔を輝かせて喜びマシタ。顔の横でパタパタと
手を振るさまにハ、萌え狂わんばかりの愛くるしサがあったネ。
「そ、そうそうそれ! それだよー!! なんだやっぱりわかるんだ! やはりわたしの目に
狂いはなかったか……。一目見てこのコはわかるコだって思ったんだよね、うんうん」
「わかるもなにも、Californiaのミクルとはワタシのことですネ! てーい、ミクルBeeeam!」
ワタシがそういってWinkすると、チビロリは「ぐはッ」って云いながらクルクル回って吹き飛び
マシタ。
「……ぬう、素で碧眼のみくるビーム恐るべし……。きさま、その技で何人のオタクを萌え殺して
きた…」
「……ふっ。100人から先は覚えてイナイ」
「って、それ北斗の拳じゃん! パンの枚数じゃないんだ!」
そんなコトを云ってるうち、金髪を後ろで縛った女のヒトが、遠くから走ってくるのが見えましタ。
「おー! いたいた、何やっとんのやマーティン! 担任の浅川先生が『留学生が見あたらないー!』
ってオロオロしとったで」
「Oh! Sorry! ショクインシツに挨拶にいかないといけないんでしたネ! ドーモスミマセン、
クロイセンセー」
クロイセンセーはJFIEの交換留学プログラムで学校側の窓口になってくれたヒトですネ。
そのセンセーはワタシの返事を聞くと、今度はチビロリの方をむいて話しかけましタ。
「って、泉もや! 国際交流を邪魔したくはないねんけど、はよクラス割り確認してこんかい。
SHRもすぐ始まるねんで」
「おー! いたいた、何やっとんのやマーティン! 担任の浅川先生が『留学生が見あたらないー!』
ってオロオロしとったで」
「Oh! Sorry! ショクインシツに挨拶にいかないといけないんでしたネ! ドーモスミマセン、
クロイセンセー」
クロイセンセーはJFIEの交換留学プログラムで学校側の窓口になってくれたヒトですネ。
そのセンセーはワタシの返事を聞くと、今度はチビロリの方をむいて話しかけましタ。
「って、泉もや! 国際交流を邪魔したくはないねんけど、はよクラス割り確認してこんかい。
SHRもすぐ始まるねんで」
チビロリはそんなセンセーの話を聞くともなしに聞きながラ、小首をかしげてワタシを見つめて
いましタ。
「そっか、マーティンさんっていうの? 外国からきたんだね」
「ソーデス。ワタシの名前はPatricia Martinデース! よろしくデス、エート、イズミサン?」
そういって差し出したワタシの手を、イズミサンは不思議そうな顔でみつめてましタ。
あ、失敗した、と思いましタ。JapanではあんまりShake Handsの習慣がないノデス。
でもイズミサンはすぐワタシの手を握り返してくれましたネ。
「よろしくねマーティンさん! わたしは泉こなた。泉がファミリーでこなたがファーストネーム。
ファーストで呼んでくれていいからね!」
「Oh! ワタシのこともパティと呼んでくれると嬉しいデース! また会いまショウ、アヤナミ!」
「って、パティ! ファーストって、ファーストチルドレンのことじゃないから!」
いましタ。
「そっか、マーティンさんっていうの? 外国からきたんだね」
「ソーデス。ワタシの名前はPatricia Martinデース! よろしくデス、エート、イズミサン?」
そういって差し出したワタシの手を、イズミサンは不思議そうな顔でみつめてましタ。
あ、失敗した、と思いましタ。JapanではあんまりShake Handsの習慣がないノデス。
でもイズミサンはすぐワタシの手を握り返してくれましたネ。
「よろしくねマーティンさん! わたしは泉こなた。泉がファミリーでこなたがファーストネーム。
ファーストで呼んでくれていいからね!」
「Oh! ワタシのこともパティと呼んでくれると嬉しいデース! また会いまショウ、アヤナミ!」
「って、パティ! ファーストって、ファーストチルドレンのことじゃないから!」
そう云いながらクロイセンセーに引きずられていくコナタに手を振りながラ、ワタシは幸せな
気持ちで一杯だっタネ。
気がついたらさっきまでの不安ナンテ、かけらも残っていませんデシタ。
気持ちで一杯だっタネ。
気がついたらさっきまでの不安ナンテ、かけらも残っていませんデシタ。
このときコナタに出会えたことデ、どれだけわたしが救われたことでショウ。
最初からガイジンに接する態度じゃなくテ、同類の仲間として扱ってくれたコト。
ワタシのGlamorな身体つきやBlue Eyesを、異質なものとしてじゃなくテ萌え要素として考えて
くれたコト。
ワタシのGlamorな身体つきやBlue Eyesを、異質なものとしてじゃなくテ萌え要素として考えて
くれたコト。
コナタのおかげで、ワタシはこの国に本当に受け入れられたと思えたのデシタ。
仰ぎ見れバ、青い空の色はAmericaとなにも変わりませン。
だからワタシハ、安心して陵桜の校舎に入っていくことができたのでス。
☆ ☆ ☆
そして1ネンDグミでも、とてもタイセツなトモダチができたんだヨ。
ヒヨリンとは目と目が合った瞬間、トモダチになってマシタ。
ワタシがうなずくとヒヨリンもうなずき返してクレテ、それだけでもう言葉はいりませんデシタネ。
ヒヨリンはメガネッコでフジョシで、そしてSuper Artistデス。
落書きを見た瞬間、思わず「あなたがGODカ!」と叫んでしまいましたネ。
こんなに萌えなIllustrationを描けるヒトが普通のジョシコーセーをしているなんて、
シンジラレナーイ!
そう云ったらヒヨリンはしれっと「いやー、私なんてまだまだっスよ。日本の同人作家は
中高生から普通に大手になっていくっスからねぇ~」なんて云うのデス。
Japanのオソロシイところはこういうトコロなんデスネ。オタク文化を支える裾野が
トンデモナク広いのデス。AmericaがJapanに追いつくには、あと50年は必要デス。
ヒヨリンの同人誌、Bettyにも送りたいんだけド、税関を通るかどうか心配デス……Sorryネ。
ワタシがうなずくとヒヨリンもうなずき返してクレテ、それだけでもう言葉はいりませんデシタネ。
ヒヨリンはメガネッコでフジョシで、そしてSuper Artistデス。
落書きを見た瞬間、思わず「あなたがGODカ!」と叫んでしまいましたネ。
こんなに萌えなIllustrationを描けるヒトが普通のジョシコーセーをしているなんて、
シンジラレナーイ!
そう云ったらヒヨリンはしれっと「いやー、私なんてまだまだっスよ。日本の同人作家は
中高生から普通に大手になっていくっスからねぇ~」なんて云うのデス。
Japanのオソロシイところはこういうトコロなんデスネ。オタク文化を支える裾野が
トンデモナク広いのデス。AmericaがJapanに追いつくには、あと50年は必要デス。
ヒヨリンの同人誌、Bettyにも送りたいんだけド、税関を通るかどうか心配デス……Sorryネ。
ユタカとはコナタに紹介されて仲良くなったネ。ビョージャクですぐ具合悪くなっちゃうコ
だからよろしくって、コナタに云われマシタ。
でもユタカと話してるうちニ、コナタに云われたからじゃなくっテ、純粋にこのコとトモダチに
なりたいって思うようになってましたネ。ケナゲで優しくてとてもいいコだヨ。
だからよろしくって、コナタに云われマシタ。
でもユタカと話してるうちニ、コナタに云われたからじゃなくっテ、純粋にこのコとトモダチに
なりたいって思うようになってましたネ。ケナゲで優しくてとてもいいコだヨ。
ミナミはユタカの恋人デス。本人タチは否定してるけど、どー見ても恋人ネ。よくヒヨリンとは
どっちがセメかでギロンになりまス。
ナガトみたいなムクチCharacterだけど、たまに見せるオンナノコらしいところが最高に萌え
なんデス。
どっちがセメかでギロンになりまス。
ナガトみたいなムクチCharacterだけど、たまに見せるオンナノコらしいところが最高に萌え
なんデス。
授業が終わると、ワタシタチは一緒に帰りマス。
普段はヒヨリンとユタカと一緒のTrainなんだケド、バイトがあるときはミナミと一緒の
“ノボリミン”になりますネ。
普段はヒヨリンとユタカと一緒のTrainなんだケド、バイトがあるときはミナミと一緒の
“ノボリミン”になりますネ。
出勤して更衣室の大きなLockerを開けると、沢山のCostumeが並んでいマス。
Waitress、Maidサン、Bunny Girl、セイフク。全部ミクルが『ハルヒ』で着てたCostumeデスネ。
そう、ワタシが働いているのはアキバのCosPlay Tearoomなのデス!
Waitress、Maidサン、Bunny Girl、セイフク。全部ミクルが『ハルヒ』で着てたCostumeデスネ。
そう、ワタシが働いているのはアキバのCosPlay Tearoomなのデス!
あの日の放課後、1-Dの教室に来たコナタにさっそく誘われたのデス。このお店で働かないかっテ。
「……うち、ハルヒも長門もいるんだけど、いい感じのみくるがいないんだよね。その、
色々日本人には厳しい条件があるからねー……」
そう云うコナタの視線はワタシの胸元にスッカリ固定されてましたネ。
「Oh! それは願っタリですヨ! 仕送りデOTA Goods買うのもDaddyとMammyに悪いデスシ、
ナニヨリ聖地アキバで働けるなんて凄すぎマース!」
「おおー、ありがとうパティ! 店長も喜ぶよ。いつでもいいいからさ、落ち着いて都合が
よくなったら連絡してね」
そういってコナタはワタシの手を取って上下に振りましタ。それは嬉しそうな様子でした
ケレド、ナニカ朝のテンションと違って、どこか寂しそうにも見えまシタ。
だから、ワタシは気になって尋ねてみましたネ。
「あ、うん……わかっちゃった? クラス割りでちょっとね……。一番一緒になりたい人と
別々になっちゃって、落ち込んでた所なのだよ~」
そういってコナタは寂しそうに笑いましタ。心なしかアホHairも萎れて見えたのを覚えてマス。
「あ、お姉ちゃん! あれ~? パトリシアさんと友達なの?」
そのときToiletから帰ってきたユタカがコナタに声をかけてきて、その話は中断しましたネ。
「……うち、ハルヒも長門もいるんだけど、いい感じのみくるがいないんだよね。その、
色々日本人には厳しい条件があるからねー……」
そう云うコナタの視線はワタシの胸元にスッカリ固定されてましたネ。
「Oh! それは願っタリですヨ! 仕送りデOTA Goods買うのもDaddyとMammyに悪いデスシ、
ナニヨリ聖地アキバで働けるなんて凄すぎマース!」
「おおー、ありがとうパティ! 店長も喜ぶよ。いつでもいいいからさ、落ち着いて都合が
よくなったら連絡してね」
そういってコナタはワタシの手を取って上下に振りましタ。それは嬉しそうな様子でした
ケレド、ナニカ朝のテンションと違って、どこか寂しそうにも見えまシタ。
だから、ワタシは気になって尋ねてみましたネ。
「あ、うん……わかっちゃった? クラス割りでちょっとね……。一番一緒になりたい人と
別々になっちゃって、落ち込んでた所なのだよ~」
そういってコナタは寂しそうに笑いましタ。心なしかアホHairも萎れて見えたのを覚えてマス。
「あ、お姉ちゃん! あれ~? パトリシアさんと友達なの?」
そのときToiletから帰ってきたユタカがコナタに声をかけてきて、その話は中断しましたネ。
『一番一緒になりたい人』が誰のコトだったのかハ、そのあとすぐにわかりましタ。
ヒイラギカガミサン。ツインテールでツリ目のツンデレChara。
ヒイラギカガミサン。ツインテールでツリ目のツンデレChara。
――それが、コナタのイチバン大好きな人。
「ごっめ~~ん! 遅れたっ」
「アッヒャアッ!」
急にドアを開けてコナタが入ってきたので、物思いに耽っていたワタシは思わズ叫んじゃい
ましたネ。
「ん? どったのパティ?」
垂れ目を細くしてコナタが尋ねまス。
「ナ、ナナ、なんでもないでス。急にドアが開いてビックリしただけデースネ!」
「そっかー。お、今日はメイド服か。うむ、やっぱり萌えといったらメイドでしょう!
よし、みくるちゃん、これから部室にいるときはその服着るようにしなさい!」
着替えながら喋っていくウチに、コナタの目はだんだんパッチリ開いていきマス。
それトともにヘニョっとした声がハルヒに近づいていくのデス。
最後に団長腕章をつけると、そこにいるのはドコからみても『ハルヒ12歳』みたいな
コナタなのデシタ。
「アッヒャアッ!」
急にドアを開けてコナタが入ってきたので、物思いに耽っていたワタシは思わズ叫んじゃい
ましたネ。
「ん? どったのパティ?」
垂れ目を細くしてコナタが尋ねまス。
「ナ、ナナ、なんでもないでス。急にドアが開いてビックリしただけデースネ!」
「そっかー。お、今日はメイド服か。うむ、やっぱり萌えといったらメイドでしょう!
よし、みくるちゃん、これから部室にいるときはその服着るようにしなさい!」
着替えながら喋っていくウチに、コナタの目はだんだんパッチリ開いていきマス。
それトともにヘニョっとした声がハルヒに近づいていくのデス。
最後に団長腕章をつけると、そこにいるのはドコからみても『ハルヒ12歳』みたいな
コナタなのデシタ。
「よし! それじゃいくわよみくるちゃん! 不思議を探しにSOS団出動よ!」
「Yes Your Highness! ガンバリマショウネ!」
「Yes Your Highness! ガンバリマショウネ!」
そうやって、ワタシタチは今日もアキバで働くのでス。
☆ ☆ ☆
――って、あれ? おかしいですネ? 気がついたラ、なんだかJapanの紹介っていうヨリ、
ワタシの日常のお話になってましタ。
でもFriendに送る手紙としてはそれでもいいよネ!
ワタシの日常のお話になってましタ。
でもFriendに送る手紙としてはそれでもいいよネ!
あ、そうそう、最後になっちゃったケド、ワタシとコナタでOriginal CDを作ったから
送りマスネ! 音楽はテンチョーがDTMで作ってくれましタ。BettyのPCをPatty Pattyにシテあげるネ!
……CDなら税関でボッシュウされたりしないヨネ?
送りマスネ! 音楽はテンチョーがDTMで作ってくれましタ。BettyのPCをPatty Pattyにシテあげるネ!
……CDなら税関でボッシュウされたりしないヨネ?
冬休みにはソッチに帰ろうと思ってるカラ、また夜通しPajamasでANIMEみようネ!
ソレデハまた手紙書きマス!
ソレデハまた手紙書きマス!
Peace, Love and MOE!
Patricia Martin
Patricia Martin
――――――――――――――――――――――――――――――――
“……Patricia Martin”
そう書いて、パティはペンを置く。
思いの他時間が掛かってしまった。
CDを取りに店にきたついでに、書きかけの手紙を書ききってしまおうと思ったのだ。
すぐ終わるつもりで書き始めたのだけれど、思いのほか書きたいことが増えていってしまった。
気がついたら更衣室の窓の外はすでに宵闇に閉ざされていた。
アキバの夜は早い。すでに主立った店も閉まり、街は早々に夜の顔を見せている。
この店ももうすっかり夜の装いだ。8時以降、ここはお酒を出すコスプレ居酒屋になるのだ。
思いの他時間が掛かってしまった。
CDを取りに店にきたついでに、書きかけの手紙を書ききってしまおうと思ったのだ。
すぐ終わるつもりで書き始めたのだけれど、思いのほか書きたいことが増えていってしまった。
気がついたら更衣室の窓の外はすでに宵闇に閉ざされていた。
アキバの夜は早い。すでに主立った店も閉まり、街は早々に夜の顔を見せている。
この店ももうすっかり夜の装いだ。8時以降、ここはお酒を出すコスプレ居酒屋になるのだ。
“それにしても……”
もう一度手紙を読み返してみて、パティは苦笑する。
“本当に前半と後半がバラバラですネ……。なんでこんなことになってしまったのでショウ?”
そう自問してみて気づく。
後半の描写は、実は『日常』ではなく『こなた』のことを書いていたのだということを。
結局パティにとって、日本のイメージの多くがこなたによって占められていたのだ。
もう一度手紙を読み返してみて、パティは苦笑する。
“本当に前半と後半がバラバラですネ……。なんでこんなことになってしまったのでショウ?”
そう自問してみて気づく。
後半の描写は、実は『日常』ではなく『こなた』のことを書いていたのだということを。
結局パティにとって、日本のイメージの多くがこなたによって占められていたのだ。
――ああ、そっカ…これってもしかしテ……。
物思いに耽りながら視線を彷徨わせていると、自然とこなたのロッカーが目に入る。
ロッカーには鍵が刺さったままだった。
“モー、本当にコナタはずぼらですネ”
ふとそう思ったけれど、すぐに考え直す。日本はそれだけ平和なのだった。
自分がしてることの意味を深く考えないまま、パティは刺さった鍵をくるくる回して
ロックを外し、ロッカーを開けた。
ハンガーには北高の制服やバニーガール、メイド服などのコスプレ衣装が掛かっている。
ラックには雑然と物が置かれてあった。
アニメ雑誌。漫画。出たばかりのラノベ。開けられないまま放置されたダブリの
ガチャポンカプセル。プライベートな小物入れ。
ロッカーには鍵が刺さったままだった。
“モー、本当にコナタはずぼらですネ”
ふとそう思ったけれど、すぐに考え直す。日本はそれだけ平和なのだった。
自分がしてることの意味を深く考えないまま、パティは刺さった鍵をくるくる回して
ロックを外し、ロッカーを開けた。
ハンガーには北高の制服やバニーガール、メイド服などのコスプレ衣装が掛かっている。
ラックには雑然と物が置かれてあった。
アニメ雑誌。漫画。出たばかりのラノベ。開けられないまま放置されたダブリの
ガチャポンカプセル。プライベートな小物入れ。
こなたの匂いがする。
“Oh! ワタシ、なにやってるのでショウ……”
不意に自分がしていることに気づき、赤面してロッカーを閉めようとしたパティを
パティが見つめていた。
扉の裏に設置された大きな鏡に金髪碧眼の少女が写っていた。他人のロッカーを無断で
開けている自分の姿が写っていた。
その恥ずかしさにいたたまれなくなり、パティは自分から目を逸らす。
不意に自分がしていることに気づき、赤面してロッカーを閉めようとしたパティを
パティが見つめていた。
扉の裏に設置された大きな鏡に金髪碧眼の少女が写っていた。他人のロッカーを無断で
開けている自分の姿が写っていた。
その恥ずかしさにいたたまれなくなり、パティは自分から目を逸らす。
そのとき、鏡の片隅にプリクラが貼られているのに気づいた。
こなたとかがみの二人が写っているプリクラだった。
かがみは顔を真っ赤にしながら照れ笑いを浮かべていて、こなたはそんなかがみに頬を
すり寄せてVサインをしている。
パティの胸がちくりと痛んだ。
“なんででショウ、ワタシ……”
パティが自身の胸の裡に芽生えたその感情に困惑したとき――
かがみは顔を真っ赤にしながら照れ笑いを浮かべていて、こなたはそんなかがみに頬を
すり寄せてVサインをしている。
パティの胸がちくりと痛んだ。
“なんででショウ、ワタシ……”
パティが自身の胸の裡に芽生えたその感情に困惑したとき――
「WAWAWA忘れ物~♪」
調子外れの歌を歌いながら、ドアを開けてこなたが入ってきた。
「アッヒャアァァァァァァァーーーーッ!!」
「ぬわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!」
「ぬわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!」
慌ててロッカーを閉めながらパティが発した叫び声に、こなたも驚いて飛び上がる。
「……ど、どったのパティ?」
凍りついたようにその姿勢で固まったまま、こなたが尋ねた。
「ナ、ナナ、なんでもないでス。急にドアが開いてビックリしただけデースネ!」
「……そう? ならいいけど……ってか驚かしてごめんね~」
「イエ……ワタシの方こそSorryネ。コナタ、てっきりもう帰ってるカト……ナニか忘れもの
したですカ?」
パティはこなたに背を向けて尋ねる。
「んー、ちょっとね、かがみに借りたラノベ、ロッカーにおいてきちゃった」
「……ど、どったのパティ?」
凍りついたようにその姿勢で固まったまま、こなたが尋ねた。
「ナ、ナナ、なんでもないでス。急にドアが開いてビックリしただけデースネ!」
「……そう? ならいいけど……ってか驚かしてごめんね~」
「イエ……ワタシの方こそSorryネ。コナタ、てっきりもう帰ってるカト……ナニか忘れもの
したですカ?」
パティはこなたに背を向けて尋ねる。
「んー、ちょっとね、かがみに借りたラノベ、ロッカーにおいてきちゃった」
パティの胸がドクンと跳ねた。
顔を逸らしてこなたを見ようとしないパティを尻目に、こなたはロッカーに向かった。
――鍵……開きっぱなしデス…ネ……。
目を閉じてパティはぎゅっと縮こまる。
このあとこなたに尋ねられるだろう質問にどう答えればいいのだろう。
“あれ? なんで鍵開いてるの? パティが開けたの?”
けれどその質問は発せられないまま。
こなたはなにごともなかったように、ドアを開けてごそごそと荷物を取り出している。
――アレ? 気づかなかったですカネ?
パティが少し安堵したとき、こなたが後ろを向いたまま言葉を発した。
「ねえ、パティ?」
「ハ、ハイィッ!?」
思わず語尾が裏返る。
――モ、もう終わりでスネ……。
パティは両手で耳を覆ってうずくまる。けれどこなたが続けて云った言葉は、予想とは
違っていた。
このあとこなたに尋ねられるだろう質問にどう答えればいいのだろう。
“あれ? なんで鍵開いてるの? パティが開けたの?”
けれどその質問は発せられないまま。
こなたはなにごともなかったように、ドアを開けてごそごそと荷物を取り出している。
――アレ? 気づかなかったですカネ?
パティが少し安堵したとき、こなたが後ろを向いたまま言葉を発した。
「ねえ、パティ?」
「ハ、ハイィッ!?」
思わず語尾が裏返る。
――モ、もう終わりでスネ……。
パティは両手で耳を覆ってうずくまる。けれどこなたが続けて云った言葉は、予想とは
違っていた。
「……パティってさ、毎日誰もいない部屋に一人で帰るんだよね?」
真剣な、こなたの口調。
思わずパティは振り向いた。
こなたもいつのまにか振り返っていて、パティのほうをみつめていた。
「は、ハイ、そうですケド……?」
パティは狐につままれたような気持ちで答える。
「それってさ、寂しくないの……? アメリカからたった一人で来て、誰もいない部屋に
たった一人で帰るなんて……」
思わずパティは振り向いた。
こなたもいつのまにか振り返っていて、パティのほうをみつめていた。
「は、ハイ、そうですケド……?」
パティは狐につままれたような気持ちで答える。
「それってさ、寂しくないの……? アメリカからたった一人で来て、誰もいない部屋に
たった一人で帰るなんて……」
それは全くの不意打ちだった。
パティ自身、そういった概念を考えたこともなかったのだ。
パティ自身、そういった概念を考えたこともなかったのだ。
――寂しイ…? ワタシがですカ……?
けれどその言葉は今の感情に不思議としっくりくるような気がした。
初めて日本に来てアキバで騒いだあの日も、陵桜の校門を潜ったあの日も。
パティはたった一人だった。
パティとこの国を繋ぐのは、細い細い糸。ただオタク文化に対する敬慕だけ。
初めて日本に来てアキバで騒いだあの日も、陵桜の校門を潜ったあの日も。
パティはたった一人だった。
パティとこの国を繋ぐのは、細い細い糸。ただオタク文化に対する敬慕だけ。
そうしてルーツから切り離され、たった一人でこの国と向き合おうとするパティの前に
こなたは現れた。現れて、パティとこの世界との橋渡しをしてくれた。
こなたは現れた。現れて、パティとこの世界との橋渡しをしてくれた。
「ほら、留学生ってさ、ホームステイとかするじゃん? で、突然やってきたカワイイ女の子と
一つ屋根の下で暮らすことになってー、みたいな。王道パターンだよねー」
一つ屋根の下で暮らすことになってー、みたいな。王道パターンだよねー」
人差し指を立て、うなずきながらこなたは云う。
パティはそんなこなたを呆然とみつめながら思う。
パティはそんなこなたを呆然とみつめながら思う。
――寂しい…そう、ワタシは寂しかった。
“だかラ? だからこんなにコナタのことが気になるノでしょうカ…? コナタがいなかったら、
ワタシが一人になってしまうカラ?”
ワタシが一人になってしまうカラ?”
考えてみたら、ゆたかやみなみと出会わせてくれたのもこなただった。
ひよりとあんなに仲良くなれたのも、こなたとの出会いのおかげで、学校でもオタクを隠す
必要はないと教えてくれたから。
ひよりとあんなに仲良くなれたのも、こなたとの出会いのおかげで、学校でもオタクを隠す
必要はないと教えてくれたから。
そう、Bettyへの手紙を書いていて、あのころの気持ちを思い出したのだ。
自分が異国人だということ。日本には留学しているだけで、卒業したらアメリカに
帰るということ。
だからパティは揺れていた。惑っていた。
日本との、ゆたかやみなみやひよりやこなたとの絆の、あまりの細さに身震いをして。
ゆたかを中心としたコミュニティにいても、自分がここにいていいのかと自問した。
いちゃつくゆたかとみなみを見て、自分にはこんな風に心から許し合えるような恋人は
できないだろうと、ため息をついていた。
自分が異国人だということ。日本には留学しているだけで、卒業したらアメリカに
帰るということ。
だからパティは揺れていた。惑っていた。
日本との、ゆたかやみなみやひよりやこなたとの絆の、あまりの細さに身震いをして。
ゆたかを中心としたコミュニティにいても、自分がここにいていいのかと自問した。
いちゃつくゆたかとみなみを見て、自分にはこんな風に心から許し合えるような恋人は
できないだろうと、ため息をついていた。
でも――
「それで、もしパティが良かったらさ、ウチにホームステイしちゃうのもどうかなって」
――こなたは、そういってくれた。
「Home Stay……ですカ? ワタシが? こなたの家に?……いいんですカ?」
「うん、もちろん! ほら、ウチゆーちゃん来てもまだ部屋余ってるしって、ぬおっ!」
こなたがその発言を最後まで続けることができなかったのは、そのとき飛びついてきた
パティの胸に顔をふさがれたからだ。
「コナタ! コナターッ!アリガトウネ! わかったヨ! ワタシわかったヨ!!」
「ちょっ、パティ、むね、むね、息できなっ、ふもっ、ふももっふっ」
こなたがその発言を最後まで続けることができなかったのは、そのとき飛びついてきた
パティの胸に顔をふさがれたからだ。
「コナタ! コナターッ!アリガトウネ! わかったヨ! ワタシわかったヨ!!」
「ちょっ、パティ、むね、むね、息できなっ、ふもっ、ふももっふっ」
パティの胸でこなたがボイン死しかけたころ、更衣室のドアが勢いよく開いて、
私立リリアン女学園の制服を着た長い黒髪の店員が怒鳴り込んできた。
「ちょっとあんたらさっきからうるさいよ! お店まで聞こえて――って、うおっ、
テラ百合ッ!! マリアさま見てねぇっ!!」
私立リリアン女学園の制服を着た長い黒髪の店員が怒鳴り込んできた。
「ちょっとあんたらさっきからうるさいよ! お店まで聞こえて――って、うおっ、
テラ百合ッ!! マリアさま見てねぇっ!!」
☆ ☆ ☆
「――で、パティは一体なにが判ったのかね?」
慌ててお店を飛び出して、夜のアキバを二人で歩いていた。人通りの途絶えた中央通りは、
まるで閉園したあとの動物園のような物寂しさを湛えている。
ビルを貫いて伸びる中央通りに立つと、中天に寝待月がかかっているのが見えた。
「ンー、そうですネー。ワタシには帰るところがアル、こんなに嬉しいことはナイ、といった
ところでしょうカ?」
「ベティにはいつでも会いにいけるから……って?」
「そう、それデース!!」
「んー? わかるようなわからないような……」
パティのアメリカの友人のことはこなたも知っていたし、その人に向けて手紙を書いている
ことも気づいていた。
この頃パティがおかしいのはそのせいだと、こなたは思っていたのだ。
慌ててお店を飛び出して、夜のアキバを二人で歩いていた。人通りの途絶えた中央通りは、
まるで閉園したあとの動物園のような物寂しさを湛えている。
ビルを貫いて伸びる中央通りに立つと、中天に寝待月がかかっているのが見えた。
「ンー、そうですネー。ワタシには帰るところがアル、こんなに嬉しいことはナイ、といった
ところでしょうカ?」
「ベティにはいつでも会いにいけるから……って?」
「そう、それデース!!」
「んー? わかるようなわからないような……」
パティのアメリカの友人のことはこなたも知っていたし、その人に向けて手紙を書いている
ことも気づいていた。
この頃パティがおかしいのはそのせいだと、こなたは思っていたのだ。
「多分、コナタの云った通りですネ。Bettyへの手紙書いてるうちに、自分がニッポン人じゃ
ないことを思い出して、寂しくなったのデス」
「……そっかぁ」
「でもコナタがああ云ってくれて判りましタ。今ここにいるワタシタチの絆、そんなに簡単な
モノじゃないんですネ。ほら、コトワザでなんていいましたっケ? 乳繰り合うもタシロの縁?」
「……むう。そういうボケはかがみかみゆきさん相手にしてよ」
こなたがそういって頬を掻くと、パティはケタケタと笑って駆けだした。
そうして振り返って、月だけを背負って微笑む。
「ホントに駄目になりそうになったら、そのときハお願いしますネ。Home Stay」
「うん! いつでも云ってよ!…あ、でも」
そういっていたずらっぽく笑うこなたに、パティは嫌な予感を覚えながら尋ねた。
「な、なんですカ?」
ないことを思い出して、寂しくなったのデス」
「……そっかぁ」
「でもコナタがああ云ってくれて判りましタ。今ここにいるワタシタチの絆、そんなに簡単な
モノじゃないんですネ。ほら、コトワザでなんていいましたっケ? 乳繰り合うもタシロの縁?」
「……むう。そういうボケはかがみかみゆきさん相手にしてよ」
こなたがそういって頬を掻くと、パティはケタケタと笑って駆けだした。
そうして振り返って、月だけを背負って微笑む。
「ホントに駄目になりそうになったら、そのときハお願いしますネ。Home Stay」
「うん! いつでも云ってよ!…あ、でも」
そういっていたずらっぽく笑うこなたに、パティは嫌な予感を覚えながら尋ねた。
「な、なんですカ?」
「人のロッカー勝手に開けるのは駄目だかんね」
「ハウッ!」
その不意打ちに、パティは思わず固まった。嫌な汗がだらだらと流れ落ちてくるのを感じていた。
「……き、気づいてましたカ……」
「くふふふ、わたしのロッカーで何してたのかなー? あ、もしかしてタシロ? ねぇねぇタシロ?」
「……コ、コナタの方こソ、MirrorにあんなLoveLoveなプリクラ貼っていつも眺めてたんデショ?
ンー、カガミに云っちゃおうカナ?――Oh! 鏡にカガミなんて洒落てますネー!」
「はうっ!………そ、そ、それだけはどうかご勘弁を~……」
こなたは顔を真っ赤にしてパティにすがりついていく。
その可愛らしさに高鳴る胸を隠しながら、パティはこなたに云う。
「Non Non、云いませんヨ。まだまだコナ×カガには、すれ違いラヴコメでみんなヲ萌えさせて
もらいたいですカラネ!」
それを聞くとこなたは、真っ赤になった顔を腕で覆い隠して悶え始めた。
熟れた頬をぺちぺちと叩きながら、“や、やー、そ、そんな、わたしたちこなかがとか、
そんなんじゃないってぇ……”などと呟いている。
パティはそんなこなたを眺めながら、改めてアメリカの友人に心のなかで報告するのだった。
「ハウッ!」
その不意打ちに、パティは思わず固まった。嫌な汗がだらだらと流れ落ちてくるのを感じていた。
「……き、気づいてましたカ……」
「くふふふ、わたしのロッカーで何してたのかなー? あ、もしかしてタシロ? ねぇねぇタシロ?」
「……コ、コナタの方こソ、MirrorにあんなLoveLoveなプリクラ貼っていつも眺めてたんデショ?
ンー、カガミに云っちゃおうカナ?――Oh! 鏡にカガミなんて洒落てますネー!」
「はうっ!………そ、そ、それだけはどうかご勘弁を~……」
こなたは顔を真っ赤にしてパティにすがりついていく。
その可愛らしさに高鳴る胸を隠しながら、パティはこなたに云う。
「Non Non、云いませんヨ。まだまだコナ×カガには、すれ違いラヴコメでみんなヲ萌えさせて
もらいたいですカラネ!」
それを聞くとこなたは、真っ赤になった顔を腕で覆い隠して悶え始めた。
熟れた頬をぺちぺちと叩きながら、“や、やー、そ、そんな、わたしたちこなかがとか、
そんなんじゃないってぇ……”などと呟いている。
パティはそんなこなたを眺めながら、改めてアメリカの友人に心のなかで報告するのだった。
ほらネ、Betty、やっぱりコナタは、3年生でチビロリオタ属性を持っていて――そしてみんなが
自然と集まっていっちゃう、サイコーに萌えなCharacterなんですヨ!
自然と集まっていっちゃう、サイコーに萌えなCharacterなんですヨ!
(了)
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- 作者=らきすた関係者説浮上
あなたのSS見てらきすたのHPを立ち上げたほどあなたを尊敬しております。
これからもどうかがんばってくださいw -- aizen (2009-11-29 06:13:15) - あ〜 7巻ネタか〜
って… えっ 2008年 だと…
GJ -- 名無しさん (2009-11-26 23:11:11) - 作者予言者説www -- 白夜 (2009-11-26 11:30:26)
- まさか、パティの泉家ホームステイが現実のものとなるとは……作者は預言者? -- 名無しさん (2009-03-31 21:51:09)
- オイコラ感動したじゃねえかよ!
-- 名無しさん (2009-03-31 02:40:08) - ゲンドウワロタWWWWW
GJ! -- 名無しさん (2008-08-14 16:55:21) - 前半アホhairとかどこのルーだよとか思いながら見たけど
だんだんとしんみりとした部分がというか・・・
とにかくGJ。 -- 名無しさん (2008-08-10 20:31:18) - パティ可愛い!YURIは世界共通語!! -- 名無しさん (2008-04-04 08:09:31)
- もうね、あれだね。wonderful!
-- 名無しさん (2008-02-10 03:30:34) - 最高!
素晴らしすぎる!
やっぱパティいいわー -- 名無しさん (2008-01-10 03:09:14) - GJ! -- 名無しさん (2008-01-10 00:31:34)