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みゆき×つかさ・後編 (2)

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Miyuki-side

初めて『つかささん情報』に、つかささんに関する知識を書き込んだとき、一番最後のページに書いた言葉がありました。
『私、高良みゆきが世界で一番愛しているのは柊つかささんです』
それは、『つかささん情報』に書いてある、唯一の私の情報です。私がそのメモを取っていく意味の証でした。
色々ありましたけど、今こうして私とつかささんは、お互いに一糸纏わぬ姿で向かい合って抱き合っています。
頭の上から爪の先まで真っ赤にしながら、つかささんは固く目を閉じて、身体を強張らせています。
「ゆきちゃん……恥ずかしいよ……」
「私もです……でもつかささん、可愛いですよ」
「ゆきちゃんも、すごく綺麗だよ」
つかささんの小さな唇に、そっと自分の唇を重ねると、何もかも満たされていくような気がして……。
「ん……んみゅ……ふっ……」
「んん……ふぅ……」
しばらくキスを交わして、時折つかささんの唇を甘噛みしたり、唾液を舌で吸い取ったりし続けていると、
次第につかささんの身体から力が抜けてきて……私は頃合いを見図り、唇をつかささんの首筋に当てると、
そっと撫でるようにその小さな胸に触れて、円を描くように優しく揉んだり、桜色の部分を指でつまんだりして。
「ふぁ……ゆきちゃん、あっ、あっ……」
つかささんは戸惑うような響きで、しかし甘く蕩けるような声で、感じていることを伝えてくれました。
「苦しかったり痛かったりしたら、言ってくださいね?」
私はその小さな胸の桜色の部分を、舌で転がしたり、強く吸い付けたりしました。
「やっ、はあっ……ゆきちゃん、ゆきちゃん……!」
すると、つかささんはイヤイヤというように身をよじり、やがて私を抱き寄せて、その胸に顔を押し付けました。
「つかささん……?」
「私、寂しがり屋だから、ゆきちゃんにずっとこうしたくて……ゆきちゃんは寂しくさせないでね?」
私は心から暖かな気持ちで微笑むと、「……はい」とだけ答えて、つかささんの頭を優しく撫でてあげました。
「もう大丈夫だから……して?」
つかささんの一番大事な部分にそっと指を触れさせると……小さいながらもすでに熱く湿っていて、私の指はすぐに濡れ、
リズムをつけるように上下に動かすと、その度につかささんの身体がぴくりと動き、愛液はさらに量を増していきました。
「あっ、ゆきちゃん……あっ、ひあっ、ひぁぁ……」
「つかささん、好きです」
「私も好き、好きぃ、ゆきちゃ、あっ、あんっ、ああっ」
つかささんに限界が訪れていました。再びつかささんに口付けをし、そのときの訪れを迎えました。
「ゆきちゃん、も、もう、あっ、ひあっ、あ――――」
どうしてでしょうね。あれだけ知りたい知りたいと願っておきながら、今は無理に調べる気持ちになりません。
ただ、相手に対してわからないこと、わかりたいことは、お互いにゆっくりと理解していくものだっただけで、
それはメモに残したり、むやみに数を増やしたりするものではないということです。つかささんが教えてくれました。
私の抑えきれない知識欲はもう治らない物かもしれませんが、つかささんに愛情として向けることが出来るのなら、
この衝動は一生治らなくても構わないと思いました。つかささんは私のそんなところまで好きになってくれたのですから。
疲れきったつかささんは、私の胸に寄り添って眠っています。ふと、枕元にある『つかささん情報』が目に付きました。
私はそれと、そばにあるペンを手に取ると、おそらく最後の書き込みになるだろう情報を書き記しました。
『情報3477 つかささんには世界一幸せな恋人がいます』


Tsukasa-side

しちゃった――。
私が目を覚ますと、すでにゆきちゃんはもう服を着ていて、机に向かって勉強の続きをしていた。
自分がシーツの中で、全裸でいることに気付いてから、さっきまでしていたことを思い出した。
「はぅ……」
「あ、つかささん。起きられましたね」
「な、なんだか恥ずかしいね……」
私がそう言うと、ゆきちゃんは顔を真っ赤に……って、私達は何回顔を赤くすれば気がすむんだろう。
「あっ、あの……つかささん、お洋服どうしましょうか?」
「ええっと~……ごめんゆきちゃん、そっちの棚の一番下に下着が入ってると思うから……」
はい、と答えるとゆきちゃんは棚に近付き、急にピタリと止まった。
「今度は開けていいんですよね……」
「? どうしたの?」
「い、いえ。なんでもありません」
ゆきちゃんはショーツとブラをそれぞれ一着取り出して、私に差し出した。
「ゆきちゃんの下着……」
「あ、私のことは気にしないでください」
「じゃあショーツだけでも借りてよ。ブラはサイズが……だし」
「いえ、本当にお気になさらずに。つかささんのショーツを着るのかと思うと……」
「思うと?」
「いえ、なんでも……」
『自制が効かなくなるじゃないですか』と小さく呟くゆきちゃん。何をそんなに抑えているのかはわからなかった。
ふと、そんなゆきちゃんを見て、また胸がきゅんと痛くなった。昨日よりは冷たい痛みじゃないけれど……。
好きな人が傍にいても胸が痛いのは、好きな人と結ばれても同じみたいだったんだね。
「ゆきちゃん……」
「はい、なんでしょう」
「きて?」
ゆきちゃんにもっと、傍にいてほしい。ゆきちゃんは『ぐはぁ!』と言うとフラフラと立ちあがって、
私のもとへとゆっくりと近付き、ベッドに腰掛けた。私はそのまま、ゆきちゃんの胸に顔を埋める。
「もう、ぬいぐるみいらないかも……」
「そうですか? 結構可愛らしいぬいぐるみだと思いますけれど」
「ゆきちゃんがいるから……」
時刻は6時になる。ゆきちゃんはそろそろ、帰らなくちゃいけないみたい。
リビングに降りると、お母さんが晩御飯の用意をしていた。ゆきちゃんはぺこりと頭を下げた。
玄関に二人で立つと、急に寂しくなってきた。私は誰も見ていない事を確認すると、ゆきちゃんに抱きついた。
「つかささん……」
「ゆきちゃん……」
私は目を閉じて、ゆきちゃんを見上げるように唇を尖らせた。ゆきちゃんの両手が肩に回って、辺りが静かになって、
ゆきちゃんの吐息が私の唇に感じるようになるほど二人が近付いたそのとき、急に玄関の扉が開けられた。


Kagami-side

できなかった――。
こなたの家にお泊りが決まった日、私はついに来るべきときがきたと腹をくくった。
恋人同士になって1ヶ月、手も繋いだ、キスもした、強く抱き合ったりもした。
こなたの家にはその日、こなたのお父さんも小早川さんもいなかった。
私達は二人きりだった。誰の邪魔も無かった。何が起きてもおかしくなかった。どれだけ乱れてもよかった。
私は前日から散々イメージトレーニングを施した。この日のために買った、二万もする勝負下着も用意した。
いのりお姉ちゃんから、クラクラするような香水を勝手に借りた。マムシドリンクを5本も飲んだ。
こなたの家でお風呂に入ったときも、全身をくまなく洗った。歯も磨いた。毛の処理もばっちりだった。
でも、できなかった。こなたと二人で裸になり、ベッドに横たわったところまではよかったのに、
緊張のためなのかどうかはわからないけれど、私は濡れなかった。こなたは一生懸命頑張ったけど、無理だった。
私が気持ちよくさせることができなかったのかも、と自分を責めるこなた。私はそれは違うと否定し、謝った。
自分がここまで、土壇場に弱いビビリだとは思わなかった。一人でしているときは、ビショビショになるくせに……。
私達はただキスをして、裸のまま抱き合って眠った。それで満足したわけじゃないけど、そうするしかなかった。
目が覚めて、私とこなたはベッドの上でおしゃべりをした。こなたによると、つかさとみゆきに『いいこと』をしたらしい。
その内容は教えてくれなかった。いずれわかるようになる、とだけ言っていた。
土曜日の夕方。私は傷心を引きずって自宅に帰った。玄関を開けるとそこには、私を見るなり慌てた様子のつかさとみゆきがいた。
そ、それでは……と頬を染めて帰っていくみゆき。もうちょっといてもいいのに。夕食でも食べていけばいいのに。
つかさはつかさで頬を染めて、みゆきを見送り……と思ったけれどすぐにサンダルをはくとみゆきを追っていった。
見送る気なんだろう。律儀な奴。いつもボケボケ~っとしてて、すぐ私に甘えてくる寂しがり屋。
私は昨夜こそあんな調子だったけど、つかさはつかさであんなんじゃ色恋すら難しそう。エッチなんて何年も先の話ね。
私がつかさに追い抜かれるなんてことは絶対にないんだろうけれど、私もきちんとこなたとできるようにしなくちゃね!













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  • 静香で検索してください(/∀\*))☆ http://www3.l7i7.com -- 麻里 (2012-10-10 04:40:43)
  • 面白い作品を有り難うございます。
    かがみ悲しいオチで… かがみ好き
    なので、かが×こな・のハッピーエンド
    編を見てみたいです! -- チャムチロ (2012-09-18 09:43:11)
  • やはりつかさかわゆい(*´ω`*)
    みゆきさんの暴走もよかったw


    そしてかがみんの不憫っぷりにくそ吹いたw -- 昼寝 (2011-07-02 22:59:25)
  • かなり面白かったです、このSSのつかさメチャクチャ可愛い!! -- 名無し (2010-07-02 11:14:19)
  • ホントに面白かったです。
    作者さんにバルサミコ酢を一年分贈りたくなるくらい。 -- 名無しさん (2009-10-21 01:07:53)
  • つかみゆ、イイ! -- 名無しさん (2009-01-04 11:26:03)
  • かがみん 不憫過ぎる…

    この作品のつかさ 可愛すぎる
    そりゃ 流石の みゆきさんもズギューンってくるよね

    こなかが と みゆつか 末永く幸せになって欲しい -- ラグ (2009-01-04 01:47:45)
  • かがみテラ不憫wwwww
    今までかがこなにしか興味がなかったのに、これ読んでみゆつかに目覚めた -- 名無しさん (2008-12-28 23:47:23)
  • かがみは大変なものを盗んで行きました

    この話のオチです -- 名無しさん (2008-08-04 01:53:26)
  • 楽しかった!ホント楽しかった!!GJ!!!
    最後吹いたwwwwww -- 名無しさん (2008-07-24 17:09:29)
  • かがみーんwww
    この話を読んで二人がもっと好きになりました
    GJ! -- 名無しさん (2008-07-24 01:27:19)
  • バルサミコ酢を使った何か=長門地鶏とネギのバルサミコソース炒め

    材料:
    長門地鶏
    ネギ
    バルサミコ酢
    塩・コショウ -- みみなし (2008-04-23 22:27:40)
  • カwwwwがwwwwwwwwwみwwwwwwwwww -- 名無しさん (2008-04-06 03:36:34)
  • かがみwww
    みゆつか分をありがとう。GJ!! -- 名無しさん (2008-01-15 17:25:36)
  • ↓すいません携帯からで文字化けしてしまいました…
    とにかく最高でした! -- 名無しさん (2008-01-14 01:54:56)
  • オ网、、ソ、?ミ、テ、ソ、熙ホコヌケ筅ホコ?ハ、ヌ、キ、ソ。ェ
    、ォ、ャ、゚」?? -- size=20 (2008-01-14 01:53:05)
  • みゆきはつかさの嫁 -- 名無しさん (2008-01-11 00:25:23)
  • こなかが不憫www
    みゆつか最高ですっ!!! -- 名無しさん (2008-01-10 14:33:50)
  • このみゆきさん大好きだww
    素晴らしい作品超GJ!! -- 名無しさん (2008-01-10 13:09:11)
  • 癒された!! -- 名無しさん (2008-01-10 00:50:33)
  • 最高!!GJ! -- 名無しさん (2008-01-10 00:06:02)

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