星に願いを 第1話に戻る
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2. (かがみ視点)
さて。これからどうしようか?
まず、朝食をとらないといけないか。何度かこなたの家に遊びに
来ているので、間取りは既に把握している。
台所には入ると、美味しそうな匂いが漂い、白い湯気が立ち昇っている。
ゆたかちゃんが「ぴったん。ぴったん。もじぴったん」と、機嫌良く
口ずさみながら、薩摩芋入りの味噌汁を煮込んでいる。
今日は彼女が食事当番のようだ。料理が苦手な自分にとって、
いきなりの試練に直面しなくてほっとする。
まず、朝食をとらないといけないか。何度かこなたの家に遊びに
来ているので、間取りは既に把握している。
台所には入ると、美味しそうな匂いが漂い、白い湯気が立ち昇っている。
ゆたかちゃんが「ぴったん。ぴったん。もじぴったん」と、機嫌良く
口ずさみながら、薩摩芋入りの味噌汁を煮込んでいる。
今日は彼女が食事当番のようだ。料理が苦手な自分にとって、
いきなりの試練に直面しなくてほっとする。
しかし、安心したのもつかの間のことで、間もなく部屋に
中年の男性、つまり、こなたのお父さんが入ってきた。
「おはよう。こなた、ゆーちゃん」
「おはようございます。おじさん。こなたお姉ちゃん」
「おはようござ、あっ、おはよう。お父さん。ゆたかちゃん」
冷や汗をかきながらの、朝の挨拶だ。
中年の男性、つまり、こなたのお父さんが入ってきた。
「おはよう。こなた、ゆーちゃん」
「おはようございます。おじさん。こなたお姉ちゃん」
「おはようござ、あっ、おはよう。お父さん。ゆたかちゃん」
冷や汗をかきながらの、朝の挨拶だ。
「どうした? こなた」
娘の顔色に、敏感な変化を感じ取ったのか、こなたのお父さんは
遠慮なく近寄り、ペンだこがついた掌を私の額にあててくる。
「ひあっ」
私は、予想外の接触行為に慌ててしまい、高い悲鳴をあげ、
数歩後ずさった。
「こなた!? 」
「な。なんでもないの。なんでも」
しまった。この親子は距離感が全然無いことを忘れてた。
それにしてもスキンシップが際どすぎるぞ。こなた父。
娘の顔色に、敏感な変化を感じ取ったのか、こなたのお父さんは
遠慮なく近寄り、ペンだこがついた掌を私の額にあててくる。
「ひあっ」
私は、予想外の接触行為に慌ててしまい、高い悲鳴をあげ、
数歩後ずさった。
「こなた!? 」
「な。なんでもないの。なんでも」
しまった。この親子は距離感が全然無いことを忘れてた。
それにしてもスキンシップが際どすぎるぞ。こなた父。
「こなたぁ。お父さんが嫌いになったのかい? 」
露骨に娘に避けられたことがショックで、しゅんと子犬のような表情に
うなだれてしまう姿に哀愁が漂う。
露骨に娘に避けられたことがショックで、しゅんと子犬のような表情に
うなだれてしまう姿に哀愁が漂う。
(これは…… 気まずいっ)
私は慌てて言い繕った。
「き、嫌いになったりなんか、しないんだからっ! 」
「ツンデレこなたも萌えるなあ」
言った途端に上機嫌に変わって、私の頭をなでてくる。
「ツンデレ言うなあ! 」
私は慌てて言い繕った。
「き、嫌いになったりなんか、しないんだからっ! 」
「ツンデレこなたも萌えるなあ」
言った途端に上機嫌に変わって、私の頭をなでてくる。
「ツンデレ言うなあ! 」
この父親にして、あの娘あり……
私は、がっくりとうなだれて、椅子に座った。
私は、がっくりとうなだれて、椅子に座った。
席にはゆたかちゃんが作ってくれたご飯と、味噌汁とベーコン付きの
玉子焼きが並んでいる。
3人での食事は、大家族での自分の家とは違ってかなり静かだ。
少し寂しさを覚えざるを得ないが、不用意に自分から話題を
振ることもできない。
少なくないジレンマを抱えながら、ほとんど無言で箸を動かしていたが、
途中でゆたかちゃんが、私の顔を見ながら尋ねてきた。
玉子焼きが並んでいる。
3人での食事は、大家族での自分の家とは違ってかなり静かだ。
少し寂しさを覚えざるを得ないが、不用意に自分から話題を
振ることもできない。
少なくないジレンマを抱えながら、ほとんど無言で箸を動かしていたが、
途中でゆたかちゃんが、私の顔を見ながら尋ねてきた。
「おねえちゃん。ツンデレって何? 」
「あのねえ。ゆたかちゃん…… 」
こんな純粋そうな子が、こなたと、こなたのお父さんによって
おたくの世界に、染まっていくのは何とも痛ましいことだ。
「ゆーちゃん。良い質問だね」
「は、はい」
居住まいを正して、ゆたかちゃんは真剣に耳を傾けている。
「ツンデレっていうのはね。普段はツンツンと、そっけない態度を
とっているけれど、肝心な時にはデレデレと、好意をみせる
女の子のことだよ」
「そうなんですか」
「あのねえ。ゆたかちゃん…… 」
こんな純粋そうな子が、こなたと、こなたのお父さんによって
おたくの世界に、染まっていくのは何とも痛ましいことだ。
「ゆーちゃん。良い質問だね」
「は、はい」
居住まいを正して、ゆたかちゃんは真剣に耳を傾けている。
「ツンデレっていうのはね。普段はツンツンと、そっけない態度を
とっているけれど、肝心な時にはデレデレと、好意をみせる
女の子のことだよ」
「そうなんですか」
朝から何という会話をしているんだ。この人は。
「柊かがみちゃんが、ツンデレの見本って、こなたは言うけどね」
こなたのお父さんは、穏やかに笑いながら言った。
(断じて違うっ! )
心の底から叫びたかったけど、必死でこらえる。
「確かに、そうかもしれませんね」
(こらっ、ゆたかちゃん。あんたまで納得するんじゃない! )
思ったことをそのまま出せないことが、こんなに
フラストレーションが溜まるとは……
泉家のツンデレ談義のせいで、せっかくゆたかちゃんが
作ってくれた料理の味が、途中からはほとんど分からなくなってしまった。
「柊かがみちゃんが、ツンデレの見本って、こなたは言うけどね」
こなたのお父さんは、穏やかに笑いながら言った。
(断じて違うっ! )
心の底から叫びたかったけど、必死でこらえる。
「確かに、そうかもしれませんね」
(こらっ、ゆたかちゃん。あんたまで納得するんじゃない! )
思ったことをそのまま出せないことが、こんなに
フラストレーションが溜まるとは……
泉家のツンデレ談義のせいで、せっかくゆたかちゃんが
作ってくれた料理の味が、途中からはほとんど分からなくなってしまった。
朝食を終えて自室にもどった私は、ベッドに倒れこんだ。
「あー 疲れた」
ぼろを出さないように精一杯頑張ったつもりだったけど、
とてもじゃないけど長時間は耐えられそうにない。
もっとも、柊家にいるこなたも、同じように戸惑っているのかも
しれないが。
「あー 疲れた」
ぼろを出さないように精一杯頑張ったつもりだったけど、
とてもじゃないけど長時間は耐えられそうにない。
もっとも、柊家にいるこなたも、同じように戸惑っているのかも
しれないが。
私は寝転んだまま、机の上に置かれた時計を眺めると9時を
指し示していた。
こなたと、つかさが来訪する時間までは、多少時間がある。
「ちょっと暇かな」
本棚をみるとびっしり同人誌が並んでいる。商業誌と異なって
一冊あたりのページ数が少ないので、本棚を見ただけでは題名すら
読み取りにくいものも多い。
ベッドから立ち上がった私は、吸い込まれるように微かに
見覚えがある本を何気なく一冊を手にとり、絶句した。
指し示していた。
こなたと、つかさが来訪する時間までは、多少時間がある。
「ちょっと暇かな」
本棚をみるとびっしり同人誌が並んでいる。商業誌と異なって
一冊あたりのページ数が少ないので、本棚を見ただけでは題名すら
読み取りにくいものも多い。
ベッドから立ち上がった私は、吸い込まれるように微かに
見覚えがある本を何気なく一冊を手にとり、絶句した。
「これは…… 」
以前、こなたにコミケに連れて行かれたときに、思わず手に
取ってしまった本だ。
いわゆるBL18禁本である。あの時は途中で慌てて本を
閉じたけれど、今は人の目もない。
結局、甘美な誘惑に抗しきれずに、ベッドに寝転びながら、
最後まで読んでしまった。
以前、こなたにコミケに連れて行かれたときに、思わず手に
取ってしまった本だ。
いわゆるBL18禁本である。あの時は途中で慌てて本を
閉じたけれど、今は人の目もない。
結局、甘美な誘惑に抗しきれずに、ベッドに寝転びながら、
最後まで読んでしまった。
「こなた達。まだこないよね」
普通の女子高生には刺激が強すぎる内容で、私は、どうにも
たまらない気持ちになってしまっていた。
ほとんど本能の赴くままに、飾り気の無いTシャツの
下にあるブラに手を当ててみる。
普通の女子高生には刺激が強すぎる内容で、私は、どうにも
たまらない気持ちになってしまっていた。
ほとんど本能の赴くままに、飾り気の無いTシャツの
下にあるブラに手を当ててみる。
「本当に、ぺったんこね」
貧乳はステータスなどと強がっていたけど、やっぱり不満なんだろうか。
と半ば同情しつつブラの上から少しなでてみる。
「私、何やってるんだろ」
自嘲するように呟いてみたけど、指の動きが止まらない。
楕円を描くように小さな胸の周囲から撫で、ブラごしに乳首を
つまみあげる。
「ひゃん」
じゅんっとした感覚が襲いかかる。家での自慰とは全く違う感触に
戸惑い、興奮する。
「こなたの身体がエッチだからいけない。こなたのせいだ」
私は、責任を全部こなたの身体に押し付けてしまうと、指先の動きを
少しづつ速めていく。
貧乳はステータスなどと強がっていたけど、やっぱり不満なんだろうか。
と半ば同情しつつブラの上から少しなでてみる。
「私、何やってるんだろ」
自嘲するように呟いてみたけど、指の動きが止まらない。
楕円を描くように小さな胸の周囲から撫で、ブラごしに乳首を
つまみあげる。
「ひゃん」
じゅんっとした感覚が襲いかかる。家での自慰とは全く違う感触に
戸惑い、興奮する。
「こなたの身体がエッチだからいけない。こなたのせいだ」
私は、責任を全部こなたの身体に押し付けてしまうと、指先の動きを
少しづつ速めていく。
「こなたっ」
あいつの名前を口に出すと淫らな気分が出てくる。白いブラを
ホックを外してずらし、胸を露出させる。人差し指と親指でじかに
摘んだ乳首を覗き込むと、薄い桜色をしたそれは硬く大きくなっていた。
あいつの名前を口に出すと淫らな気分が出てくる。白いブラを
ホックを外してずらし、胸を露出させる。人差し指と親指でじかに
摘んだ乳首を覗き込むと、薄い桜色をしたそれは硬く大きくなっていた。
「…… んんっ」
自分の喘ぎ声が漏れる。顔は赤く火照っていると思う。
『こなた』の身体で自慰をするという倒錯的な行為に、興奮を
抑えきれない。
「これ以上は、だめっ…… 」
脳裏の隅に追いやられた理性は、盛んに警告を発するが、強い誘惑に
押し切られる形で、捲り上げたTシャツと、乳房からずれたブラを
取り払う。
未成熟で華奢な身体が露になり、かわいらしいおへそが露になった。
自分の喘ぎ声が漏れる。顔は赤く火照っていると思う。
『こなた』の身体で自慰をするという倒錯的な行為に、興奮を
抑えきれない。
「これ以上は、だめっ…… 」
脳裏の隅に追いやられた理性は、盛んに警告を発するが、強い誘惑に
押し切られる形で、捲り上げたTシャツと、乳房からずれたブラを
取り払う。
未成熟で華奢な身体が露になり、かわいらしいおへそが露になった。
「ちょっと待て私…… 」
微かに残った理性が吹き飛ばされるのを感じながら、こなたの
きめ細かな素肌に、ごくりと生唾を飲み込んでしまった。
この時、私は完全にBL本の主人公ではなく、こなたの身体
そのものに欲情していた。
微かに残った理性が吹き飛ばされるのを感じながら、こなたの
きめ細かな素肌に、ごくりと生唾を飲み込んでしまった。
この時、私は完全にBL本の主人公ではなく、こなたの身体
そのものに欲情していた。
白い飾り気のない下着に指を当てると、微かに湿っている。
「ん…… んくぅ」
扇情的な喘ぎ声をあげて、布地ごしに刺激を加えていくと、突起が
膨らんでくることが分かる。
体の芯からわき上がる快感が、加速度的に高まっていく。
「や…… ああっ…… 」
『こなた』の身体の感度は抜群に良い。度重なる愛撫によって、
白い下着は、秘所から溢れ出した粘液によって、既にぐしょぐしょに
濡れていた。
「ん…… んくぅ」
扇情的な喘ぎ声をあげて、布地ごしに刺激を加えていくと、突起が
膨らんでくることが分かる。
体の芯からわき上がる快感が、加速度的に高まっていく。
「や…… ああっ…… 」
『こなた』の身体の感度は抜群に良い。度重なる愛撫によって、
白い下着は、秘所から溢れ出した粘液によって、既にぐしょぐしょに
濡れていた。
「んあっ…… んむっ」
もう駄目だ。私は下着の中に手をもぐりこませて、膨らんだアソコの
突起を激しくかき回す。
恥毛がほとんど生えていないから、一番敏感な場所が濡れた
下着越しに、くっきりと浮かび上がってくる。
「こなたっ、こなたぁあ」
私は、無我夢中でアソコとその周りを愛撫しながら、
こなたの名前を連呼する。その度に身体が何度もびくびくと
鮮魚のように跳ねて、快楽の頂にあっという間に上り詰めてしまった。
もう駄目だ。私は下着の中に手をもぐりこませて、膨らんだアソコの
突起を激しくかき回す。
恥毛がほとんど生えていないから、一番敏感な場所が濡れた
下着越しに、くっきりと浮かび上がってくる。
「こなたっ、こなたぁあ」
私は、無我夢中でアソコとその周りを愛撫しながら、
こなたの名前を連呼する。その度に身体が何度もびくびくと
鮮魚のように跳ねて、快楽の頂にあっという間に上り詰めてしまった。
「はあ、はあっ」
少しずつ退いていく快楽の余韻にひたりながら、私は立て続けに
荒い息をついた。
入れ替わった相手の身体で自慰をするという、この上ない
倒錯的な自慰は、羞恥心を代償としながら、かつてない興奮を
もたらしてくれた。
他人から見れば「ヘンタイ」の一言で切り捨てられそうだが、
この強烈な誘惑から抗うことなど、今後もできそうにない。
少しずつ退いていく快楽の余韻にひたりながら、私は立て続けに
荒い息をついた。
入れ替わった相手の身体で自慰をするという、この上ない
倒錯的な自慰は、羞恥心を代償としながら、かつてない興奮を
もたらしてくれた。
他人から見れば「ヘンタイ」の一言で切り捨てられそうだが、
この強烈な誘惑から抗うことなど、今後もできそうにない。
ようやく心が落ち着きを取り戻すと、約束の時間が迫っている
ことに気づいた。
私は濡れてしまった下着を脱ぐと、こなたの衣装ケースから
替わりの下着を拝借し、脱ぎ散らかした服も着て、身だしなみを
整える。
程なくチャイムが鳴り、玄関に駆け寄って扉を開くと、
妹のつかさと、『私』の姿をしたこなたが立っていた。
ことに気づいた。
私は濡れてしまった下着を脱ぐと、こなたの衣装ケースから
替わりの下着を拝借し、脱ぎ散らかした服も着て、身だしなみを
整える。
程なくチャイムが鳴り、玄関に駆け寄って扉を開くと、
妹のつかさと、『私』の姿をしたこなたが立っていた。
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星に願いを 第3話へ続く
星に願いを 第3話へ続く
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- 作者さんと、かがみに、( ̄▽ ̄)b -- チャムチロ (2012-08-22 21:34:32)
- かがみん、エロいです。
でもそこが萌えww -- 名無しさん (2008-05-30 22:45:21) - エロかがみんもえww -- 名無しさん (2008-05-30 19:09:25)
- かがみエロいなw
-- 名無しさん (2007-11-26 21:22:28) - 自慰のはずなのにかがみがこなたを……と考えると……かがみのエロさ尋常でない。 -- 名無しさん (2007-11-24 17:24:26)