Elope 第2話に戻る
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3. (かがみ視点)
今日は24日。いわゆるクリスマス・イブだ。
本来なら楽しい日のはずだったが、一本の電話が全てを変えた。
こなたとゆたかちゃんが駆け落ちしたと聞いたとき、本当に
目の前が真っ暗になった。
衝撃を受けたまま半ば叫ぶようになって尋ねる。
こなたとゆたかちゃんが駆け落ちしたと聞いたとき、本当に
目の前が真っ暗になった。
衝撃を受けたまま半ば叫ぶようになって尋ねる。
「いつからいなくなったの? 」
『岩崎さんの親御さんの話によると、終業式の夜に家をでたそうです』
「岩崎……あ、ゆたかちゃんと仲良くしている背の高い子ね」
『ええ。昨日の朝、小早川さんの親御さんが、ゆたかちゃんが家に
寄っていないか、電話してきたそうです』
みゆきの話がやけに遠くに聞こえてしまう。
『岩崎さんの親御さんの話によると、終業式の夜に家をでたそうです』
「岩崎……あ、ゆたかちゃんと仲良くしている背の高い子ね」
『ええ。昨日の朝、小早川さんの親御さんが、ゆたかちゃんが家に
寄っていないか、電話してきたそうです』
みゆきの話がやけに遠くに聞こえてしまう。
「それでですね。あ、あの…… かがみさん。聞こえてます? 」
「あ、ああ。ゴメン」
激しく揺れる心を、何とか押さえ込む。
「あ、ああ。ゴメン」
激しく揺れる心を、何とか押さえ込む。
(落ち着け、私。慌てては駄目だ)
こなたとゆたかちゃんの関係についての噂は、12月も半ばに
差し掛かった頃に、不自然な程に急速に広まった。
こなたから、普段からは想像できないほどの暗い顔つきで、
ゆたかちゃんが実家に戻されたのを聞いた日が、終業式の前日だ。
こなたとゆたかちゃんの関係についての噂は、12月も半ばに
差し掛かった頃に、不自然な程に急速に広まった。
こなたから、普段からは想像できないほどの暗い顔つきで、
ゆたかちゃんが実家に戻されたのを聞いた日が、終業式の前日だ。
事件が起きる前兆は十分すぎる程あったのに、二人の行動に
気がつけなかった、自分の愚かさ加減に心底腹がたつ。
激しく乱れる心を必死で抑えながら、私はみゆきに尋ねた。
「みゆきにも、心当たりはないのね」
「ええ…… 残念ですが 」
「でも、皆で考えれば、何かいい知恵が浮かぶかもしれない」
「そうですね。私たちの知らないことを把握している方もいるでしょうし」
衝撃で固まっていた私の思考が、ようやく動き出す。
気がつけなかった、自分の愚かさ加減に心底腹がたつ。
激しく乱れる心を必死で抑えながら、私はみゆきに尋ねた。
「みゆきにも、心当たりはないのね」
「ええ…… 残念ですが 」
「でも、皆で考えれば、何かいい知恵が浮かぶかもしれない」
「そうですね。私たちの知らないことを把握している方もいるでしょうし」
衝撃で固まっていた私の思考が、ようやく動き出す。
「こなたとゆたかちゃんの関係者を呼ぼう」
「関係者…… ですか」
みゆきが流石に驚いた口調になる。
「もちろん。来ることができない子もいるけど、できる限り集めたいの。
みゆきも手伝って欲しい」
「分かりました」
みゆきと連絡先を分担した後、私は黒電話の受話器を下ろした。
「関係者…… ですか」
みゆきが流石に驚いた口調になる。
「もちろん。来ることができない子もいるけど、できる限り集めたいの。
みゆきも手伝って欲しい」
「分かりました」
みゆきと連絡先を分担した後、私は黒電話の受話器を下ろした。
「こなたの…… 馬鹿」
なんで、相談してくれないの?
喉から出掛かった言葉を押さえ込み、私は携帯のボタンを押し続けた。
なんで、相談してくれないの?
喉から出掛かった言葉を押さえ込み、私は携帯のボタンを押し続けた。
2時間後、電話をしたメンバーは全員集結を終えた。
私に、妹のつかさ、みゆきの3年生、パティことパトリシアさんと、
岩崎みなみさん、田村ひよりさんの1年生、合計6名が、私の家の
居間に集まる。
誰の目にも不安と焦燥の色が混じっていた。
私に、妹のつかさ、みゆきの3年生、パティことパトリシアさんと、
岩崎みなみさん、田村ひよりさんの1年生、合計6名が、私の家の
居間に集まる。
誰の目にも不安と焦燥の色が混じっていた。
私は一同を見渡してから、おもむろに口を開く。
「もう、みんなも知っていると思うけど、一昨日の夜、こなたと
小早川ゆたかちゃんが失踪したの」
「もう、みんなも知っていると思うけど、一昨日の夜、こなたと
小早川ゆたかちゃんが失踪したの」
厳しい視線が私に集中する。
「最初に知った、岩崎さんから教えてくれるかしら」
「はい…… 」
やや青ざめた顔色で、岩崎さんは口を開く。
「昨日の昼頃、私の家に、ゆたかのお母さんから電話がありました。
今朝、起きたときに机の上に、泉先輩と『駆け落ち』をする旨の書き置きが
あったそうです」
「ゆたかちゃんの、自筆の書き置きですか? 」
みゆきの質問に、岩崎さんは頷いた。
「はい。詳しい内容は分かりませんが、泉先輩との仲が引き裂かれたので、
駆け落ちをするしかない、と書かれていたそうです」
「最初に知った、岩崎さんから教えてくれるかしら」
「はい…… 」
やや青ざめた顔色で、岩崎さんは口を開く。
「昨日の昼頃、私の家に、ゆたかのお母さんから電話がありました。
今朝、起きたときに机の上に、泉先輩と『駆け落ち』をする旨の書き置きが
あったそうです」
「ゆたかちゃんの、自筆の書き置きですか? 」
みゆきの質問に、岩崎さんは頷いた。
「はい。詳しい内容は分かりませんが、泉先輩との仲が引き裂かれたので、
駆け落ちをするしかない、と書かれていたそうです」
みゆきが続けて質問する。
「小早川さんの親御さんは警察には連絡したのでしょうか? 」
みなみちゃんは首をかしげた。
「実は、私も警察に届けているか伺ったのです。しかし、親御さんは
自分達のせいだと悔やんでいらっしゃって…… その為か、今のところ
警察に届けるつもりはないそうです」
無口な印象を受ける岩崎さんだったけど、今日はかなり詳細に
話してくれた。
「ありがとう。岩崎さん」
「いえ」
「小早川さんの親御さんは警察には連絡したのでしょうか? 」
みなみちゃんは首をかしげた。
「実は、私も警察に届けているか伺ったのです。しかし、親御さんは
自分達のせいだと悔やんでいらっしゃって…… その為か、今のところ
警察に届けるつもりはないそうです」
無口な印象を受ける岩崎さんだったけど、今日はかなり詳細に
話してくれた。
「ありがとう。岩崎さん」
「いえ」
なかば、刑事課の失踪事件に対する捜索会議という雰囲気で
話が進んでいく。
話が進んでいく。
「田村さんと、パティはいつ知ったのかしら」
まず、田村さんが口を開いた。
「私が知ったのは、岩崎さんから電話を受けた時からっス。
内容はさっき、岩崎さんと話されたことしか分からないっスよ」
まず、田村さんが口を開いた。
「私が知ったのは、岩崎さんから電話を受けた時からっス。
内容はさっき、岩崎さんと話されたことしか分からないっスよ」
続いて、パティが流暢な日本語で語る。
「ワタシは、こなたが昨日、バイトのシフトがあったのに
来なかったから、おかしいと思ってケイタイに電話シマシタ。
でも、全然つながらなくって、こなたの自宅にデンワしたの
ですよ」
パティは豊かな胸をゆらしながら続ける。
「こなたのファザーが出てきて、こなたとゆたかがElopeした
ことを知りました。」
「えろーぷ? 」
つかさが首をかしげる。
「はい。Elopeです。日本語で言うと『駆け落ち』ですね。決して家出では
ありません」
「あ、ありがとう。パティちゃん」
「ワタシは、こなたが昨日、バイトのシフトがあったのに
来なかったから、おかしいと思ってケイタイに電話シマシタ。
でも、全然つながらなくって、こなたの自宅にデンワしたの
ですよ」
パティは豊かな胸をゆらしながら続ける。
「こなたのファザーが出てきて、こなたとゆたかがElopeした
ことを知りました。」
「えろーぷ? 」
つかさが首をかしげる。
「はい。Elopeです。日本語で言うと『駆け落ち』ですね。決して家出では
ありません」
「あ、ありがとう。パティちゃん」
つかさがほんわかした笑顔を浮かべてお礼を言った。受験は大丈夫か?
「こなたのファザー。泣きそうな感じでした。最愛の娘と、萌え要素の
カタマリのゆたかが同時に姿を消したノデス。殿中、ノー、心中を察するに
余りアリマス」
「こなたのファザー。泣きそうな感じでした。最愛の娘と、萌え要素の
カタマリのゆたかが同時に姿を消したノデス。殿中、ノー、心中を察するに
余りアリマス」
パティの話に皆の顔つきが引きしまる。
今、一番つらいのは、私たちじゃなくて、こなたのお父さんと、
ゆたかちゃんのご両親だった。
「そういえば、パティも、コスプレ喫茶で働いていたのね」
「そうデス。降誕祭の前はニホンでもかきいれ時デス」
「もしかしたら…… 」
私は、脳裏に閃いた。
今、一番つらいのは、私たちじゃなくて、こなたのお父さんと、
ゆたかちゃんのご両親だった。
「そういえば、パティも、コスプレ喫茶で働いていたのね」
「そうデス。降誕祭の前はニホンでもかきいれ時デス」
「もしかしたら…… 」
私は、脳裏に閃いた。
「こなたも、どこか別の場所で、コスプレ喫茶みたいなところで働くつもり
かもしれない」
私の言葉に、みゆきも同意する。
「泉さんが、すぐに働く職としたら、うってつけかもしれませんね」
「まさか、アキバの近くにいるんスかねえ? 駆け落ちって、逃避行とも
いえますから、普通、もっと遠いところに行くのではないっスか? 」
田村さんは、首を捻りながら疑問を呈するが、答えを出したのは
パティだった。
かもしれない」
私の言葉に、みゆきも同意する。
「泉さんが、すぐに働く職としたら、うってつけかもしれませんね」
「まさか、アキバの近くにいるんスかねえ? 駆け落ちって、逃避行とも
いえますから、普通、もっと遠いところに行くのではないっスか? 」
田村さんは、首を捻りながら疑問を呈するが、答えを出したのは
パティだった。
「確かにアキバは萌えの最大の聖地デスガ、ニホンには、他にも萌えを
タンノウできる場所はアリマスよ」
田村さんの顔を見ながら言葉を続ける。
「大阪のニホンバシ、名古屋のオオスは、東京のアキバと合わせてニホンの
三大聖地と呼ばれている場所デス」
突っ込みどころ満載の台詞だが、結構いい線をついているかもしれない。
タンノウできる場所はアリマスよ」
田村さんの顔を見ながら言葉を続ける。
「大阪のニホンバシ、名古屋のオオスは、東京のアキバと合わせてニホンの
三大聖地と呼ばれている場所デス」
突っ込みどころ満載の台詞だが、結構いい線をついているかもしれない。
「あのー、お姉ちゃん」
少しためらいがちな様子で、つかさが話しかける。
「なに? 」
「黒井先生だったら、詳しく知っているんじゃないかな。こなちゃんと
仲が良かったし」
少しためらいがちな様子で、つかさが話しかける。
「なに? 」
「黒井先生だったら、詳しく知っているんじゃないかな。こなちゃんと
仲が良かったし」
「なんで早く言わなかったの? 」
私は、焦燥から、つかさを責める口調なってしまった。
「ご、ごめんなさい」
つかさがおろおろして謝るが、今のは完全に自分が悪い。
「いや、こっちが悪かったわ。ゴメン」
つかさに謝ってから、ポケットに入れていた携帯を鳴らす。
5度のコール音がこれほど待ち通しかったことはない。
私は、焦燥から、つかさを責める口調なってしまった。
「ご、ごめんなさい」
つかさがおろおろして謝るが、今のは完全に自分が悪い。
「いや、こっちが悪かったわ。ゴメン」
つかさに謝ってから、ポケットに入れていた携帯を鳴らす。
5度のコール音がこれほど待ち通しかったことはない。
「もしもし。黒井ですけど」
「こんにちは。柊です。突然電話してしまい、すみません」
「こんにちは。柊です。突然電話してしまい、すみません」
「ああ、姉の方か。まあええけど。なんや? 」
私は、一息入れてから言った。
「こなたと、ゆたかちゃんは何処に失踪していますか? 」
私は、一息入れてから言った。
「こなたと、ゆたかちゃんは何処に失踪していますか? 」
電話口で息苦しい沈黙がたっぷり十秒は続いて、ようやく言葉が
返ってくる。
「柊。それを聞いてどうするんや」
黒井先生は、こなたの行方を『知っている』ことをこの瞬間に確信した。
「先生。教えてください。私たち、必死でこなたとゆたかちゃんを
探すつもりです。でも、行方が絞り込めないんです」
「絞り込めないってゆーと、いくらか候補地はあがっとるんやな」
先生は、試すような口ぶりで言った。
返ってくる。
「柊。それを聞いてどうするんや」
黒井先生は、こなたの行方を『知っている』ことをこの瞬間に確信した。
「先生。教えてください。私たち、必死でこなたとゆたかちゃんを
探すつもりです。でも、行方が絞り込めないんです」
「絞り込めないってゆーと、いくらか候補地はあがっとるんやな」
先生は、試すような口ぶりで言った。
「実は、こなたとゆたかちゃんと親しいメンバーが、私の家に
集まっています。皆で相談したところ、大阪か名古屋というラインが
浮かんでいます。先生はご存知なのでしょう? 教えてくださいっ」
集まっています。皆で相談したところ、大阪か名古屋というラインが
浮かんでいます。先生はご存知なのでしょう? 教えてくださいっ」
暫く沈黙が続いた後に、届いたのは先生の怒りの声だった。
「柊。実は自分、この件で猛烈に腹がたっとんのや」
「黒井…… せんせい? 」
「誰が、泉と小早川の仲なんて暴いたんや? そんな奴が学校の生徒に
いるのが分かった時点で、むかついてしゃーないわ」
「あ、あの…… 」
黒井先生は、私たちのうちの誰かが、こなたとゆたかちゃんの関係
を暴いた可能性がある、と言っていることに気がづいて寒気がする。
「柊。実は自分、この件で猛烈に腹がたっとんのや」
「黒井…… せんせい? 」
「誰が、泉と小早川の仲なんて暴いたんや? そんな奴が学校の生徒に
いるのが分かった時点で、むかついてしゃーないわ」
「あ、あの…… 」
黒井先生は、私たちのうちの誰かが、こなたとゆたかちゃんの関係
を暴いた可能性がある、と言っていることに気がづいて寒気がする。
それでも、今はありったけの勇気を振り絞って聞くしかない。
「私は、こなたたちが心配なんです。お願いですから教えてください」
私は携帯の通話口で必死になって言った。
なおも暫く、黒井先生は黙っていたが、大きくため息をついた後で
教えてくれた。
「私は、こなたたちが心配なんです。お願いですから教えてください」
私は携帯の通話口で必死になって言った。
なおも暫く、黒井先生は黙っていたが、大きくため息をついた後で
教えてくれた。
「泉と小早川は、名古屋におる…… 泉の知人宅に身を寄せているで」
「その知り合いの家は、何処なんですか? 」
「その知り合いの家は、何処なんですか? 」
しかし、黒井先生は冷然とした口調ではねつける。
「それは…… 知らん。分かっていたとしても言えん。善意で部屋を
貸してくれとる人に迷惑はかけられん」
「先生…… 」
いつも元気で明るい先生がこれほどまで、憤りを示していることに
たじろいて、それ以上は、追求を続けることができなかった。
「センターも近いし、おとなしゅー家で勉強するのも、別の行動を
とるのも自由やで。柊」
黒井先生は最後に少しだけ声のトーンを落として、携帯を切った。
「それは…… 知らん。分かっていたとしても言えん。善意で部屋を
貸してくれとる人に迷惑はかけられん」
「先生…… 」
いつも元気で明るい先生がこれほどまで、憤りを示していることに
たじろいて、それ以上は、追求を続けることができなかった。
「センターも近いし、おとなしゅー家で勉強するのも、別の行動を
とるのも自由やで。柊」
黒井先生は最後に少しだけ声のトーンを落として、携帯を切った。
私は、すくっと立ち上がり、皆を見渡しながら宣言する。
「こなたと、ゆたかちゃんは、名古屋にいるわ。私は、明日の朝一の
新幹線で二人を連れ戻しに行く。一緒に行きたい人は教えて欲しい。
でも、無理強いはしないわ」
「お姉ちゃん。私もいくよ」
「私も…… 行きます」
「明日と、あさってはバイト、お休みにシマスネ」
「先輩、私も同行するっスよ」
「泉さんと小早川さんを必ず、連れ戻さないといけませんね」
「こなたと、ゆたかちゃんは、名古屋にいるわ。私は、明日の朝一の
新幹線で二人を連れ戻しに行く。一緒に行きたい人は教えて欲しい。
でも、無理強いはしないわ」
「お姉ちゃん。私もいくよ」
「私も…… 行きます」
「明日と、あさってはバイト、お休みにシマスネ」
「先輩、私も同行するっスよ」
「泉さんと小早川さんを必ず、連れ戻さないといけませんね」
私の意志に全員が賛成してくれて、胸が熱くなる。
しかし、同時に二つの不安が胸をよぎった。
まず一つは、見知らぬ土地で、しかも短期間で二人を見つけることが
できるのか?
もう一つは誰かが悪意を持って、こなたとゆたかちゃんの仲を
『ばらした』という疑惑を、黒井先生から指摘された点だ。
しかし、同時に二つの不安が胸をよぎった。
まず一つは、見知らぬ土地で、しかも短期間で二人を見つけることが
できるのか?
もう一つは誰かが悪意を持って、こなたとゆたかちゃんの仲を
『ばらした』という疑惑を、黒井先生から指摘された点だ。
皆が準備をする為に家を去ってから、私はソファーに座り込んで
じっと考え込んだ。
じっと考え込んだ。
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Elope 第4話へ続く
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- これから何が起こるのか……気になるウウウウ!!!! -- 名無しさん (2008-05-08 21:24:45)