五次元歴0079年。原宿、代々木公園の木々に囲まれた広場。そこに巨大餅オモチウニョーンが現れた。
この緊急事態に自衛隊と動物愛護団体が出動、日本のサラリーマンは出勤、芸能人達はカミングアウト型謝罪会見を行った。
かがみはみゆきに説明する。「つまり、山手線の円の中に、S字を横に倒した形で中央線がある。これは陰陽道の魔法陣になっているの。」
つかさが続く。「新宿歌舞伎町が闇、皇居が陽なの!ゆきちゃん!」
かがみはみゆきの肩を掴む。そしてじっと見つめる。物凄く真剣だ。
かがみは勇者を迎える女神のように力強く勇ましく叫んだ。
「今こそメガネの力を解放しなさい!!!」
この緊急事態に自衛隊と動物愛護団体が出動、日本のサラリーマンは出勤、芸能人達はカミングアウト型謝罪会見を行った。
かがみはみゆきに説明する。「つまり、山手線の円の中に、S字を横に倒した形で中央線がある。これは陰陽道の魔法陣になっているの。」
つかさが続く。「新宿歌舞伎町が闇、皇居が陽なの!ゆきちゃん!」
かがみはみゆきの肩を掴む。そしてじっと見つめる。物凄く真剣だ。
かがみは勇者を迎える女神のように力強く勇ましく叫んだ。
「今こそメガネの力を解放しなさい!!!」
~その手を掴んだ愛~
喫茶店、こなたはアイスコーヒーを、その隣のつかさはチョコレートドリンクを、
向かい合って自分はブレンドコーヒーを飲んでいる。
ようやくみゆきは現実に帰って来た。
少しのそぶりもなかった親友の二人。
今、その二人が交際を始めたと告白してきた。
なんと冗談抜きだ。
みゆきが長く沈黙していたので、つかさは肩をいからせて、でも弱々しく泣きそうになっている。
こなたは気合いいっぱいにじっとみつめている。
私ファイトです。何か言わなきゃいけません。
「…え、えっと」
思った以上に小さな声がでた。
二人はほぼ同時に息を飲んだ。その緊張感がみゆきの頭をさっぱりにした。
「…私どうしましょう?」
「私達に言われても…。」
あぁ混乱です…。こうなるとまずいです。
「あのおて、おて、おて…。」
「お手洗い?」
「行ってきます!」
ばんっと手をついて、翻り、みゆきはトイレへ向かって行った。
みゆきが見えなくなってから、こなたは机にうなだれた。
向かい合って自分はブレンドコーヒーを飲んでいる。
ようやくみゆきは現実に帰って来た。
少しのそぶりもなかった親友の二人。
今、その二人が交際を始めたと告白してきた。
なんと冗談抜きだ。
みゆきが長く沈黙していたので、つかさは肩をいからせて、でも弱々しく泣きそうになっている。
こなたは気合いいっぱいにじっとみつめている。
私ファイトです。何か言わなきゃいけません。
「…え、えっと」
思った以上に小さな声がでた。
二人はほぼ同時に息を飲んだ。その緊張感がみゆきの頭をさっぱりにした。
「…私どうしましょう?」
「私達に言われても…。」
あぁ混乱です…。こうなるとまずいです。
「あのおて、おて、おて…。」
「お手洗い?」
「行ってきます!」
ばんっと手をついて、翻り、みゆきはトイレへ向かって行った。
みゆきが見えなくなってから、こなたは机にうなだれた。
つかさも肩を落とし、ついでに全身もテーブルの下に滑らせた。
ざわつきとジャズが次第に耳に入り始める。
一昨日、こなたとつかさは結ばれた。
その日、つかさは自宅に対して、こなたの家に泊まりこむための嘘をついた。
結果嘘を守るのに、みゆきに説明なしで嘘を手伝ってもらう運びとなり
そのためかがみより先にこの事を伝える事になった。
二人は、みゆきなら受け入れてくれるだろうから勢いがつく、とも考えていた。
「はあ…この空気なんとも言えないねぇ。あたしゃ真剣な空気は似合わないよ。」
「あはは…、こなちゃん、なんかまる子ちゃんみたい。」
「それは『ちび』ということでしょうか?」
「うん、それもあるけど言い回し。」
「ぬぉ、フォロー無しですか!?」
「あのね、こなちゃん」
「むぅ…。なにさ、たまちゃん。」
「これ全部終わったらね、ゆっくり、その…」
「エトワール選にでようかって?たまちゃん。いや、なぎ・・・」
「こなちゃんごめん」
「ん~私も。で何?」
つかさは小さく深呼吸してエンジンをかけ直した。
「で、デートしようよ!私、お弁当作ってくるから。公園デート!」
言いきって上気して期待の目をこなたに向ける。
こなたの目も子供に爛々と輝く。
「行く!行きたい!」
つかさも明るくなる。
「行きたいよね~!」
こなたは顔をつかさに近づけた。
「つかさ、ちゅうしたい」
「こ、ここはちょっと…」
わずかに後ずさる。
いくら角の位置とは言え(話が話だったのでこの席を選んだ)、背中合わせの隣とは腰までの仕切りとその上の植物しかない。
が、こなたが一瞬寂しそうな顔をみせたので、つかさは構わずキスをした。
一秒のキス。
こなたはうっとり幸せに浸る。
微笑みあう。
そして凍りつく。
すぐにみゆきは席についた。
ざわつきとジャズが次第に耳に入り始める。
一昨日、こなたとつかさは結ばれた。
その日、つかさは自宅に対して、こなたの家に泊まりこむための嘘をついた。
結果嘘を守るのに、みゆきに説明なしで嘘を手伝ってもらう運びとなり
そのためかがみより先にこの事を伝える事になった。
二人は、みゆきなら受け入れてくれるだろうから勢いがつく、とも考えていた。
「はあ…この空気なんとも言えないねぇ。あたしゃ真剣な空気は似合わないよ。」
「あはは…、こなちゃん、なんかまる子ちゃんみたい。」
「それは『ちび』ということでしょうか?」
「うん、それもあるけど言い回し。」
「ぬぉ、フォロー無しですか!?」
「あのね、こなちゃん」
「むぅ…。なにさ、たまちゃん。」
「これ全部終わったらね、ゆっくり、その…」
「エトワール選にでようかって?たまちゃん。いや、なぎ・・・」
「こなちゃんごめん」
「ん~私も。で何?」
つかさは小さく深呼吸してエンジンをかけ直した。
「で、デートしようよ!私、お弁当作ってくるから。公園デート!」
言いきって上気して期待の目をこなたに向ける。
こなたの目も子供に爛々と輝く。
「行く!行きたい!」
つかさも明るくなる。
「行きたいよね~!」
こなたは顔をつかさに近づけた。
「つかさ、ちゅうしたい」
「こ、ここはちょっと…」
わずかに後ずさる。
いくら角の位置とは言え(話が話だったのでこの席を選んだ)、背中合わせの隣とは腰までの仕切りとその上の植物しかない。
が、こなたが一瞬寂しそうな顔をみせたので、つかさは構わずキスをした。
一秒のキス。
こなたはうっとり幸せに浸る。
微笑みあう。
そして凍りつく。
すぐにみゆきは席についた。
キスを目撃したみゆきは頬を赤らめうつ向いた。
何度も二人を覗き見て、奮い立って喉からなんとか引っ張り出すように話し始めた。
「お、お恥ずかしながら、わたシ!」
声が裏返った、
ざわざわ…
しかし二人はこれを無視。
「私は男性にも女性にも恋という恋をした事がありません。ですけど…」
もうみんな真っ赤である。
みゆきは声が裏返らないようにコーヒーを飲み、真っ直ぐ二人に向かって言った。
「お二人が幸せなら、それは私にも嬉しいです。」
そして二人に微笑んだ。
二人は満面の笑顔になった。
「ゆきちゃん!」
「みゆきさん!」
「お二人が親友であることは変わりません。私に出来る限りの応援もしたいと思います。」
「ゆきちゃんも私の親友!ずっと親友!」
「みゆきさん大好き!」
みゆきは「私も大好きです。」と応え、テーブルをオレンジ色に照らすお洒落な照明を見上げた。
「不思議ですけど、二年半私達はずっと四人でいました。」
言葉が空気を暖かく振動させる。
「いつか恋が芽生えるの、わかっていたような気がします。」
何度も二人を覗き見て、奮い立って喉からなんとか引っ張り出すように話し始めた。
「お、お恥ずかしながら、わたシ!」
声が裏返った、
ざわざわ…
しかし二人はこれを無視。
「私は男性にも女性にも恋という恋をした事がありません。ですけど…」
もうみんな真っ赤である。
みゆきは声が裏返らないようにコーヒーを飲み、真っ直ぐ二人に向かって言った。
「お二人が幸せなら、それは私にも嬉しいです。」
そして二人に微笑んだ。
二人は満面の笑顔になった。
「ゆきちゃん!」
「みゆきさん!」
「お二人が親友であることは変わりません。私に出来る限りの応援もしたいと思います。」
「ゆきちゃんも私の親友!ずっと親友!」
「みゆきさん大好き!」
みゆきは「私も大好きです。」と応え、テーブルをオレンジ色に照らすお洒落な照明を見上げた。
「不思議ですけど、二年半私達はずっと四人でいました。」
言葉が空気を暖かく振動させる。
「いつか恋が芽生えるの、わかっていたような気がします。」
夜。
柊家ダイニングルーム。
ホットミルクの入ったカップに息を吹き掛けるつかさ。
それを見たまつりが話しかけた。
「つかさ、何やってんの?」
がたりと椅子がなる。つかさは姉の存在に気付いていなかったらしい。
「え、えっとカップに出来た膜が揺れて面白くて…」
「もう少し有意義に使わない?時間。」
「一応飲んだら勉強するつもり…。」
はあ、この子はホントにぽやぽやしてて少し心配だなぁ。もう夏も終わったんだからさ。…ん?
「でも、まだホットミルクって季節でもないよね。」
「あ、うん。今さっきテレビで『ホットミルクの安眠効果』って特集がやってて、試したくなっちゃって」
………。
「ふ~ん。よかったね。」
ツッコミどころ大杉で面倒になった。
まつりは自分のカップにコンロの上のポットのコーヒーを注ぎ、いくつかお菓子をピックアップすると、自分の部屋へ戻って行った。
つかさは一口啜る。
舌が高い熱を知覚する。
甘くやわらかな香りが口の中に広がっていく。
ホントだ心が落ち着いて、快適な睡眠へかも…。
何気なくつかさは唇に左手の指を当てる。
指の腹で下唇をなぞる。
とくん…。
あの夜から2日しか経っておらず、すぐにキスを追体験出来てしまう。
そのまま上唇もなぞり、一周する。
目を瞑ると、こなたの舌が入ってくる。
もう一周。つかさも舌を差し出す。
指を舐める。
再び唇に這わせる。こなたの唾液が唇を濡らす。
な、私なにやってるんだろ…。
右手が引き寄せられるように机の下に潜っていく。
だめだよこなちゃん。ここみんな来るし。
「…あぅん」
こなたの手はパジャマ越しに割れ目を撫でた。
気持ちぃ…。
柊家ダイニングルーム。
ホットミルクの入ったカップに息を吹き掛けるつかさ。
それを見たまつりが話しかけた。
「つかさ、何やってんの?」
がたりと椅子がなる。つかさは姉の存在に気付いていなかったらしい。
「え、えっとカップに出来た膜が揺れて面白くて…」
「もう少し有意義に使わない?時間。」
「一応飲んだら勉強するつもり…。」
はあ、この子はホントにぽやぽやしてて少し心配だなぁ。もう夏も終わったんだからさ。…ん?
「でも、まだホットミルクって季節でもないよね。」
「あ、うん。今さっきテレビで『ホットミルクの安眠効果』って特集がやってて、試したくなっちゃって」
………。
「ふ~ん。よかったね。」
ツッコミどころ大杉で面倒になった。
まつりは自分のカップにコンロの上のポットのコーヒーを注ぎ、いくつかお菓子をピックアップすると、自分の部屋へ戻って行った。
つかさは一口啜る。
舌が高い熱を知覚する。
甘くやわらかな香りが口の中に広がっていく。
ホントだ心が落ち着いて、快適な睡眠へかも…。
何気なくつかさは唇に左手の指を当てる。
指の腹で下唇をなぞる。
とくん…。
あの夜から2日しか経っておらず、すぐにキスを追体験出来てしまう。
そのまま上唇もなぞり、一周する。
目を瞑ると、こなたの舌が入ってくる。
もう一周。つかさも舌を差し出す。
指を舐める。
再び唇に這わせる。こなたの唾液が唇を濡らす。
な、私なにやってるんだろ…。
右手が引き寄せられるように机の下に潜っていく。
だめだよこなちゃん。ここみんな来るし。
「…あぅん」
こなたの手はパジャマ越しに割れ目を撫でた。
気持ちぃ…。
つかさは机に体を伏せた。紫の髪が額にかかる。
荒くなる息を必死で静めながら、割れ目をなぞる。
もう、こなちゃん、好きにして。
「つかさ?」
まつりお姉ちゃん!?
手を抜いて寝たふりに入る。
「えぇ!?ミルク凄っ!」
コーヒーをレンジに入れる。温まっていなかったらしい。
まつりはあたためのボタンを押してから、つかさに近づいた。
「つかさ、あんたは眠り姫だね。」
小さい頃から姉たちはつかさの頻繁な眠りと安らかな寝顔に親しみ込めてそう呼ぶことがあった。
コズミクトラベラ~ラララ投げ入れろコッペパン~♪
まつりの携帯の着信。ポッケから取り出す。
「あ、もしもし?」
あれ?
つかさは不思議に思う。声のトーンこそ小さいけれど、よそ行きな、それも上ずった声だ。
なんだか女っぽく意識しているようだ。
「うん。今どこ?」
携帯からは男の人の声が漏れ出している。まさか…彼氏とか!?聞いてないけどぉ!
「別に。暇潰しにメールしてみただけだよ。はぁん?あんたも暇潰しに使うじゃん。」
なんだかまつりお姉ちゃん凄く嬉しそう。
当たり前な感じの会話、それを奏でる生き生きとした声。
「え?もう?…あぁそう、うん。わかった。」
まつりは携帯でわかるか解らないかの声で寂しさを伝えてる。
「じゃ、また。メールするから。うん。おやすみ。」
ふぅ…。まつりはため息をついて携帯を閉じた。
「お姉ちゃん彼氏?」
しまった、つかさ眠り浅かったのか…。
荒くなる息を必死で静めながら、割れ目をなぞる。
もう、こなちゃん、好きにして。
「つかさ?」
まつりお姉ちゃん!?
手を抜いて寝たふりに入る。
「えぇ!?ミルク凄っ!」
コーヒーをレンジに入れる。温まっていなかったらしい。
まつりはあたためのボタンを押してから、つかさに近づいた。
「つかさ、あんたは眠り姫だね。」
小さい頃から姉たちはつかさの頻繁な眠りと安らかな寝顔に親しみ込めてそう呼ぶことがあった。
コズミクトラベラ~ラララ投げ入れろコッペパン~♪
まつりの携帯の着信。ポッケから取り出す。
「あ、もしもし?」
あれ?
つかさは不思議に思う。声のトーンこそ小さいけれど、よそ行きな、それも上ずった声だ。
なんだか女っぽく意識しているようだ。
「うん。今どこ?」
携帯からは男の人の声が漏れ出している。まさか…彼氏とか!?聞いてないけどぉ!
「別に。暇潰しにメールしてみただけだよ。はぁん?あんたも暇潰しに使うじゃん。」
なんだかまつりお姉ちゃん凄く嬉しそう。
当たり前な感じの会話、それを奏でる生き生きとした声。
「え?もう?…あぁそう、うん。わかった。」
まつりは携帯でわかるか解らないかの声で寂しさを伝えてる。
「じゃ、また。メールするから。うん。おやすみ。」
ふぅ…。まつりはため息をついて携帯を閉じた。
「お姉ちゃん彼氏?」
しまった、つかさ眠り浅かったのか…。
「高校時代の友達。」
「ただの?」
「そうだよ。」
まつりは興味なさ気にレンジを開ける行動に入る。
「嘘だぁ…。」
お姉ちゃんが無駄に素っ気ないときは嘘のときだもん。彼氏かな、かな?
「ホントだって…。」
まつりの顔にほんのり赤みがさす。
「お姉ちゃん顔赤い…。」
「はぁ!?熱っ!」
まつりは言われてすっかり動揺し、コーヒーカップが揺れて手に溢れた。
「だ、大丈夫?」
あっちぃ~っと、テーブルにカップをおいて、ため息をついた。ジト目でつかさを見た。
「…片想い。誰にも言わないでよ。」
「ホント!?どんな人?」
「ちょ、声がでかいよ」
「ご、ごめん。」
「高校の頃のクラスメイトで、普通に友達だったの。今も友達として続いてるわけ。そいつを私がなんでか好きになっちゃってるってわけ。」
「うわぁ…、すごい。」
「は、恥ずかしいからあとは酔った時にでも訊いて。茶化されるの嫌だから秘密ね。」
「うん。応援してる。」
まつりは再び深くため息をついてから、眉をハの字に苦笑した。
「ありがとう。」
「バレンタインに、私チョコ作るよ!」
「いや、それ宣戦布告にしか聞こえないから。」あんたが作ってど~する。
「コックさん?」
まつりは疲れた。
「ただの?」
「そうだよ。」
まつりは興味なさ気にレンジを開ける行動に入る。
「嘘だぁ…。」
お姉ちゃんが無駄に素っ気ないときは嘘のときだもん。彼氏かな、かな?
「ホントだって…。」
まつりの顔にほんのり赤みがさす。
「お姉ちゃん顔赤い…。」
「はぁ!?熱っ!」
まつりは言われてすっかり動揺し、コーヒーカップが揺れて手に溢れた。
「だ、大丈夫?」
あっちぃ~っと、テーブルにカップをおいて、ため息をついた。ジト目でつかさを見た。
「…片想い。誰にも言わないでよ。」
「ホント!?どんな人?」
「ちょ、声がでかいよ」
「ご、ごめん。」
「高校の頃のクラスメイトで、普通に友達だったの。今も友達として続いてるわけ。そいつを私がなんでか好きになっちゃってるってわけ。」
「うわぁ…、すごい。」
「は、恥ずかしいからあとは酔った時にでも訊いて。茶化されるの嫌だから秘密ね。」
「うん。応援してる。」
まつりは再び深くため息をついてから、眉をハの字に苦笑した。
「ありがとう。」
「バレンタインに、私チョコ作るよ!」
「いや、それ宣戦布告にしか聞こえないから。」あんたが作ってど~する。
「コックさん?」
まつりは疲れた。
こなたは頬をぶたれた。
「こなちゃん!」
つかさはうつむいたこなたを抱き寄せる。
「お姉ちゃんひどい!」
かがみは向かいに座るこなたに前のめりになってる。
店内から注目を浴びていながら、かがみはそれを全く気にしない。
睨む瞳は怒りとも、憎しみとも、嫌悪とも、嫉妬ともとれる。
沈黙の後、かがみは席を立ち、強引につかさの手をとった。
「これはあんたが悪い。つかさは被害者よ。」
一番嫌な言葉だ。
私が迫ったんだ。告白したときだって、キスをねだったときだって。つかさは流されやすいし。
もしかしたら、彼女に私が望んでいるだけなのかもね。
抱き寄せるつかさは小さく呟いた。
「こなちゃん、愛してる。」
「こなちゃん!」
つかさはうつむいたこなたを抱き寄せる。
「お姉ちゃんひどい!」
かがみは向かいに座るこなたに前のめりになってる。
店内から注目を浴びていながら、かがみはそれを全く気にしない。
睨む瞳は怒りとも、憎しみとも、嫌悪とも、嫉妬ともとれる。
沈黙の後、かがみは席を立ち、強引につかさの手をとった。
「これはあんたが悪い。つかさは被害者よ。」
一番嫌な言葉だ。
私が迫ったんだ。告白したときだって、キスをねだったときだって。つかさは流されやすいし。
もしかしたら、彼女に私が望んでいるだけなのかもね。
抱き寄せるつかさは小さく呟いた。
「こなちゃん、愛してる。」
(「好き、なの?」「愛してる。」)
「でも、これは私とお姉ちゃんの問題だから。」
かがみに手をひかれ、つかさは応じて立ち上がる。
「行くわよ。」
「…うん。」
かがみはこなたに背を向け、顔だけ横に、目を合わさずに言った。
「こなた。多分私、もうあんたを友達と思えないから。」
かがみは泣いてしまいそうだった。
これでお別れなんだ。いきなりすぎる。
だから顔を合わせられなかった。
かがみに手をひかれ、つかさは応じて立ち上がる。
「行くわよ。」
「…うん。」
かがみはこなたに背を向け、顔だけ横に、目を合わさずに言った。
「こなた。多分私、もうあんたを友達と思えないから。」
かがみは泣いてしまいそうだった。
これでお別れなんだ。いきなりすぎる。
だから顔を合わせられなかった。
(いったんおしまい)