「かがみぃ~、今日の帰り、またアニメイト付き合ってヨ」
「ま、またあ!?先週行ったばかりでしょ!」
昼休み。いつも4人で集まる時間。泉さんがかがみさんにおねだりをしています。いつも、私たちがよく見る光景です。
「ま、またあ!?先週行ったばかりでしょ!」
昼休み。いつも4人で集まる時間。泉さんがかがみさんにおねだりをしています。いつも、私たちがよく見る光景です。
「いいじゃ~ん、今日はコンプの発売日なんだからさ~」
「あのねえっ!あんたと出かけると帰りがいっつも遅くなるのよ!」
「む…じゃー分かった。もういいもん、かがみなんて」
「あのねえっ!あんたと出かけると帰りがいっつも遅くなるのよ!」
「む…じゃー分かった。もういいもん、かがみなんて」
「ちょ…ちょっと待ってよ…!!別に私は断ったわけじゃないんだから……付き合ってあげるわよ…」
かがみさんは、最後の言葉を言った時は顔が赤くなっていました。結局、いつも泉さんについていくことになってしまうのですが。
かがみさんは、最後の言葉を言った時は顔が赤くなっていました。結局、いつも泉さんについていくことになってしまうのですが。
「…むふふ。ホントは私と一緒に行きたいくせに。さびしんぼかがみ萌え」
「…く…こいつっ!」
「ほら、かがみ~ん」
「…!!」
泉さんは、かがみさんの腕にしがみついて、じゃれついているようです。かがみさんのことがよほど気に入ってるのですね。
「かがみんたら~」
「…う…ぅうるさいっ!!」
「…く…こいつっ!」
「ほら、かがみ~ん」
「…!!」
泉さんは、かがみさんの腕にしがみついて、じゃれついているようです。かがみさんのことがよほど気に入ってるのですね。
「かがみんたら~」
「…う…ぅうるさいっ!!」
「お姉ちゃんとこなちゃんて本当に仲がいいよね~」
その時、つかささんが一人ごとのように、二人の方を見ながら言いました。
「うふふ、そうですね」
私は言いました。確かにあの二人の様子は見ているだけで微笑ましく思えますものね。
その時、つかささんが一人ごとのように、二人の方を見ながら言いました。
「うふふ、そうですね」
私は言いました。確かにあの二人の様子は見ているだけで微笑ましく思えますものね。
「いいなあ…」
つかささんの口から自然と出た小さな言葉が、私の耳に聞こえてきました。
つかささんの口から自然と出た小さな言葉が、私の耳に聞こえてきました。
つかささん…とてもうらやましいのですね…小さなその一言が少し寂しげです。
そこで、私は放課後、つかささんに言いました。
「つかささん」
「なあに?ゆきちゃん」
「よろしかったら、明日の休日に私とショッピングでもご一緒しませんか?」
「わあ、いいよ!ゆきちゃんと二人だけで?」
「ええ。たまにはこういうのもどうですか?」
「うん!分かったよ。ゆきちゃん!」
つかささんの顔がぱあっと明るくなりました。
「つかささん」
「なあに?ゆきちゃん」
「よろしかったら、明日の休日に私とショッピングでもご一緒しませんか?」
「わあ、いいよ!ゆきちゃんと二人だけで?」
「ええ。たまにはこういうのもどうですか?」
「うん!分かったよ。ゆきちゃん!」
つかささんの顔がぱあっと明るくなりました。
私などでは、泉さんとかがみさん程、仲良くなれるのかどうかは分かりません…
でも、せめて…私との交流で、つかささんが心の隙間を埋めてもらえれば…
でも、せめて…私との交流で、つかささんが心の隙間を埋めてもらえれば…
次の日の休日、私はできるだけ、つかささんを楽しませるよう心掛けました。
私はとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。つかささんも楽しそうでしたので、良かったです。
私はとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。つかささんも楽しそうでしたので、良かったです。
それからも、私とつかささんは、二人だけで外出したり、お互いの家に遊びに行ったりして、二人だけの時間を作りました。
もちろん、今までの4人の時間も大切にしつつ、私はつかささんと二人だけの時間を作ろうとしました。
もちろん、今までの4人の時間も大切にしつつ、私はつかささんと二人だけの時間を作ろうとしました。
いいなあ…
つかささんが言った、ほんの小さな言葉がとても印象に残ったのです。もしかしたら、寂しがっているのかもしれませんし…
でも、私がつかささんをお誘いするたびにとても嬉しそうにしてくれて…その度につかささんは喜んでくれます。
でも、私がつかささんをお誘いするたびにとても嬉しそうにしてくれて…その度につかささんは喜んでくれます。
私は、つかささんとの仲が親密になっていくように思えて嬉しかったです。
でも、その頃から…私の中である想いが生まれました。
恥ずかしいようで…とても温かくなる気持ち。
つかささんのことをいつも気にしてしまいます。
お話をしている時、お食事をしている時、顔を見るだけでも…
恥ずかしいようで…とても温かくなる気持ち。
つかささんのことをいつも気にしてしまいます。
お話をしている時、お食事をしている時、顔を見るだけでも…
私は…つかささんに恋をしてしまったのです。
…好きです、つかささん。
同じ女性同士という戸惑いで、言うに言えない言葉なのですが…
でも…つかささんが… …とっても可愛らしいから…
でも…つかささんが… …とっても可愛らしいから…
ゆきちゃん。
つかささんは私のことをこう呼んでくれます。
親しい友人だけに使う、大切なあだ名。
親しい友人だけに使う、大切なあだ名。
私は、今まで彼女ほど仲良しになれた方はいません…
意識してしまうのです。
ある日の放課後。
いつものように、4人で帰ろうとしている時。
いつものように、4人で帰ろうとしている時。
「おーす、帰るわよ~」
「お~、かがみ~ん、今日も私とでえとしませんかぁ?」
「また、どこへ連れ回す気よっ!!」
「いいじゃ~ん、ほら、行こ♪行こ♪かがみん♪」
泉さんはまたかがみさんとどこかに寄り道していくようです。うふふ、あいかわらず仲良しですね…
「お~、かがみ~ん、今日も私とでえとしませんかぁ?」
「また、どこへ連れ回す気よっ!!」
「いいじゃ~ん、ほら、行こ♪行こ♪かがみん♪」
泉さんはまたかがみさんとどこかに寄り道していくようです。うふふ、あいかわらず仲良しですね…
「ね、ねえ、ゆきちゃん…」
つかささんが私に話しかけてきたのですが…なんだか、いつもと違う印象を受けます。…少しためらいがあるような…
「…なんでしょうか?つかささん」
「…こなちゃんて…可愛いよね…」
「えっ…?」
「私さ…こなちゃんの事、好きになっちゃったみたいなんだよね…」
「ええっ…!」
つかささんが私に話しかけてきたのですが…なんだか、いつもと違う印象を受けます。…少しためらいがあるような…
「…なんでしょうか?つかささん」
「…こなちゃんて…可愛いよね…」
「えっ…?」
「私さ…こなちゃんの事、好きになっちゃったみたいなんだよね…」
「ええっ…!」
「そ、それはいけません!」
「え。どうして?」
「い、泉さんは…かがみさんのことを想っていらっしゃるので…」
「それは…こなちゃんから聞いたの…?」
「いえ…これは…私の予想ですが…きっと…かがみさんも、泉さんを…」
「え~~、そんなの、本人に聞いてみないとわかんないよぉ」
「え…で、ですが…!?」
「え。どうして?」
「い、泉さんは…かがみさんのことを想っていらっしゃるので…」
「それは…こなちゃんから聞いたの…?」
「いえ…これは…私の予想ですが…きっと…かがみさんも、泉さんを…」
「え~~、そんなの、本人に聞いてみないとわかんないよぉ」
「え…で、ですが…!?」
「私、告白しちゃおっかなあ…」
口元に指をあて、横目で私を見ながら、そう言ってつかささんが泉さんの方に向かって歩き出します。
口元に指をあて、横目で私を見ながら、そう言ってつかささんが泉さんの方に向かって歩き出します。
「だ…!だめですっ!!!」
私は、両手でつかささんの手をぎゅっと握りしめました。
大声を出してしまったことも含めて、私は恥ずかしい気持ちでいっぱいになって目をつぶりました。
大声を出してしまったことも含めて、私は恥ずかしい気持ちでいっぱいになって目をつぶりました。
「…どうして?」
つかささんがあどけない口調で、聞いてきます。
つかささんがあどけない口調で、聞いてきます。
「だめですよ…つかささん…」
つかささん…気付いて下さい…どうか、私の気持ちに気付いて下さい…!
「ゆきちゃん、どうして?」
「だって…! だって…!! 私……!!! ……………つかささん…!!!」
顔が熱いです…目の奥が熱いです…どうして、こんなことに…!
「ゆきちゃん」
つかささんはもう片方の手で、私の手を握ってきたのです。
「…?え…?つかささん…?」
「ごめんね、ゆきちゃん…私ね…
どうしてもゆきちゃんの気持ちが知りたかったんだ… でも、これで分かったよ… これでやっと言えるよ…」
どうしてもゆきちゃんの気持ちが知りたかったんだ… でも、これで分かったよ… これでやっと言えるよ…」
つかささんは、目を潤ませながら、頬を赤く染めながら、握った両手を胸の前に上げて、言いました。
「大好きだよ。ゆきちゃん」
私は今まで、どんなに、その言葉を心の中で繰り返したのでしょう?
「…!!!」
驚いた私は、両手を口にあてると、目からぽろぽろと涙が落ちていくのが分かりました。
驚いた私は、両手を口にあてると、目からぽろぽろと涙が落ちていくのが分かりました。
「良かった…良かったですよぉ…!私、私…ずっと前からつかささんのことが好きでした…」
「うん…うれしいよ…ゆきちゃん」
「でも…女性同士の恋なので…ためらいがありましたのに…このまま黙っていようとしていましたのに… つかささんが…」
「うん…うれしいよ…ゆきちゃん」
「でも…女性同士の恋なので…ためらいがありましたのに…このまま黙っていようとしていましたのに… つかささんが…」
「ごめんね…私、臆病で…お姉ちゃんやこなちゃんみたいに、自分の思ってることをうまく言えないから…
思いきって告白する勇気なんてなかったの…ごめんね。騙して。ひどいことしちゃったよね、私…」
つかささんの顔も真っ赤になっています。目は涙ぐんでいます。
思いきって告白する勇気なんてなかったの…ごめんね。騙して。ひどいことしちゃったよね、私…」
つかささんの顔も真っ赤になっています。目は涙ぐんでいます。
「じゃあ…くすん、つかささんも…くすん…」
「うん…私…ゆきちゃんなら…好きになれるよ…私ね…お姉ちゃんとこなちゃんがとっても仲がいいの…うらやましかったんだ。
でもね、いつからか、ゆきちゃんがよく私と二人だけでいろんな所に誘ってくれるのが、嬉しくて…」
「うん…私…ゆきちゃんなら…好きになれるよ…私ね…お姉ちゃんとこなちゃんがとっても仲がいいの…うらやましかったんだ。
でもね、いつからか、ゆきちゃんがよく私と二人だけでいろんな所に誘ってくれるのが、嬉しくて…」
つかささんの目から涙が流れ落ちました。でも、とても綺麗な表情でした。
「だから…だからっ、ゆきちゃんがさっき私を止めてくれたの…すっごく嬉しかったんだよ!
えへへ…あ、あれ………なんで……泣いちゃうのかな…… ぅ、っ、うぅぅ …ゆきちゃぁん…!!」
泣いているつかささんが私に抱きついてきました。
えへへ…あ、あれ………なんで……泣いちゃうのかな…… ぅ、っ、うぅぅ …ゆきちゃぁん…!!」
泣いているつかささんが私に抱きついてきました。
「つかささん…!」
私たちはお互いの体を抱きしめ合いました。
「うぇ~~ん…ふぇぇぇん…ゆきちゃぁん…」
私は、つかささんの頭をなでてあげました。
「うぇ~~ん…ふぇぇぇん…ゆきちゃぁん…」
私は、つかささんの頭をなでてあげました。
その後、つかささんが顔を上げて見つめ合った時の、嬉しそうに笑ってくれる顔がとても可愛らしかったです。
もう、寂しい想いはさせませんよ…私の、大好きな人。
「お~い、ここ教室だぞ~… …って私ら、空気かよ!」
かがみがちょっと呆れながら言った。
かがみがちょっと呆れながら言った。
「かがみぃ~…私も☆」
こなたが、かがみのスカートの裾を引っ張って言った。
「!!」
こなたが、かがみのスカートの裾を引っ張って言った。
「!!」
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- この二人の恋の話はなんだかほっとします
名作との出会いをありがとうございましたm(__)m -- FOAF (2012-08-17 00:42:06) - ほのぼのでほんわかして、とても良い作品でした。GJを贈らせていただきます。 -- 名無しさん (2008-08-04 19:26:34)
- これはいい つか×みゆですねGJ! -- 名無しさん (2008-07-13 20:09:13)
- 短いのにバシッと決まる暖かい作品だね。名作。 -- 名無しさん (2008-03-21 10:59:15)
- GJ!!
数少ないみゆ×つかですけど非常に良作です! -- 名無しさん (2008-03-20 17:26:26)