「バカッ! ダーリンなんて嫌いっ! だいっ嫌い!!」
アタシがアイスを買って帰ってくると、丁度アニキの部屋からあやのが飛び出してきたところだった。
あやのは泣きながらまるで自分の体を隠すように……
ちょっと待て。アニキはなにやったんだ?
も、もしかして……
「うへへ! あやのぉ! おまえの体に色々えっちなコトしてやるぜー」
「いやー、やめてー。やあん、おへそにちゅーしちゃだめー」
「ハァハァ! あやののパンツ被らせてくれよォ!」
――最低だ! アニキ最低だ!!
怒りに思わずぎゅっと拳を握る。
そのまま走り出したあやのが、アタシにぶつかってきた。
「あ……みさちゃぁんっ!」
ぎゅっと、抱きつかれる。う、凄い、いい匂いだってヴぁ……
くらくらとするあたまを振って、あやのの手をとると、アタシは自分の部屋に駆け込んだ。
アタシがアイスを買って帰ってくると、丁度アニキの部屋からあやのが飛び出してきたところだった。
あやのは泣きながらまるで自分の体を隠すように……
ちょっと待て。アニキはなにやったんだ?
も、もしかして……
「うへへ! あやのぉ! おまえの体に色々えっちなコトしてやるぜー」
「いやー、やめてー。やあん、おへそにちゅーしちゃだめー」
「ハァハァ! あやののパンツ被らせてくれよォ!」
――最低だ! アニキ最低だ!!
怒りに思わずぎゅっと拳を握る。
そのまま走り出したあやのが、アタシにぶつかってきた。
「あ……みさちゃぁんっ!」
ぎゅっと、抱きつかれる。う、凄い、いい匂いだってヴぁ……
くらくらとするあたまを振って、あやのの手をとると、アタシは自分の部屋に駆け込んだ。
「……酷いの……私の気持ち、わかってない……」
アタシはあやのの隣に座って、背中を撫でてやる。泣いてる。優しくていい奴なあやのが。
「……あやの。アニキと別れちゃえよ」
なんで、こんな事言ったのかわからない。
でも、アタシは――あやのが、悲しんでるの見るの、嫌だったんだ。
だって、だってあやのは――
「――あやのぉっ!」
ぎゅっとあやのを抱きしめる。
細くて、思った以上に小さいあやのの体。
アタシなら、絶対大切に出来る。世界中の誰よりもあやのを幸せに出来る!
「みさ、ちゃん?」
「あやの、アタシ、絶対、絶対あやのの事泣かしたりしないゼ」
「――みさちゃん!」
ぎゅっとあやのがアタシの体を抱きしめてくる。
それだけでも、心が満たされ
「早まるなあやのぉぉぉぉ!!」
「アニキ!?」
「ダ、ダーリン!?」
息を切らせたアニキが部屋に飛び込んできた。
「あやの、悪かった……俺は、俺は」
「今更なんだよ! あやのは……あやのはアタシが幸せにするんだってヴぁ!」
「みさちゃん――」
アニキの顔がゆがむ。
「……止めておけ。お前じゃ……あやのを受け止められない」
「そんなことない! アタシは、アタシとあやのなら、何でも乗り越えられるっ!」
「……みさちゃん……私、嬉しいよ」
きゅっと腕に力が込められる。
「駄目だあやの!」
アニキの声が響き
「――あやの式」
ぎゅいんっと、アタシの視点が回った。
「 猛 虎 原 爆 固 め !! 」
――猛虎原爆固め。一般的にはタイガースープレックスホールドと呼ばれるその技はタイガーの名通りタイガーマスクが得意としていた技である。
強力なブリッジ力によるぶっこ抜き、そして圧倒的な柔軟性によって描き出されるアーチは受身を取ることを許さぬ急角度となって相手の脊髄を襲う。
スカートでやると若干ぱんつが見えてしまうがそれはそれで趣がある峰岸あやのの新フェイバリットホールドだ!(みさお兄)
アタシはあやのの隣に座って、背中を撫でてやる。泣いてる。優しくていい奴なあやのが。
「……あやの。アニキと別れちゃえよ」
なんで、こんな事言ったのかわからない。
でも、アタシは――あやのが、悲しんでるの見るの、嫌だったんだ。
だって、だってあやのは――
「――あやのぉっ!」
ぎゅっとあやのを抱きしめる。
細くて、思った以上に小さいあやのの体。
アタシなら、絶対大切に出来る。世界中の誰よりもあやのを幸せに出来る!
「みさ、ちゃん?」
「あやの、アタシ、絶対、絶対あやのの事泣かしたりしないゼ」
「――みさちゃん!」
ぎゅっとあやのがアタシの体を抱きしめてくる。
それだけでも、心が満たされ
「早まるなあやのぉぉぉぉ!!」
「アニキ!?」
「ダ、ダーリン!?」
息を切らせたアニキが部屋に飛び込んできた。
「あやの、悪かった……俺は、俺は」
「今更なんだよ! あやのは……あやのはアタシが幸せにするんだってヴぁ!」
「みさちゃん――」
アニキの顔がゆがむ。
「……止めておけ。お前じゃ……あやのを受け止められない」
「そんなことない! アタシは、アタシとあやのなら、何でも乗り越えられるっ!」
「……みさちゃん……私、嬉しいよ」
きゅっと腕に力が込められる。
「駄目だあやの!」
アニキの声が響き
「――あやの式」
ぎゅいんっと、アタシの視点が回った。
「 猛 虎 原 爆 固 め !! 」
――猛虎原爆固め。一般的にはタイガースープレックスホールドと呼ばれるその技はタイガーの名通りタイガーマスクが得意としていた技である。
強力なブリッジ力によるぶっこ抜き、そして圧倒的な柔軟性によって描き出されるアーチは受身を取ることを許さぬ急角度となって相手の脊髄を襲う。
スカートでやると若干ぱんつが見えてしまうがそれはそれで趣がある峰岸あやのの新フェイバリットホールドだ!(みさお兄)
ベッドで押さえ込まれながらアタシは今までの会話を整理する。
私の気持ちわかってない=>この技を試したかった
お前じゃあやのを受け止められない=>耐えられないんじゃね?
……なるほど。これならつじつまが合うってヴぁ。
「あ、あやの!! パンツが見えてる!」
「あ、やーん! ダーリンのえっちぃ♪」
そして仲直り。この、この……このバカップルたちは……!!
「な、なっとく、いかねーーー……」
ヴぁー……
私の気持ちわかってない=>この技を試したかった
お前じゃあやのを受け止められない=>耐えられないんじゃね?
……なるほど。これならつじつまが合うってヴぁ。
「あ、あやの!! パンツが見えてる!」
「あ、やーん! ダーリンのえっちぃ♪」
そして仲直り。この、この……このバカップルたちは……!!
「な、なっとく、いかねーーー……」
ヴぁー……
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- 最後の
>ヴぁー……
で不覚にも萌(ry -- 名無しさん (2008-05-04 22:13:14)