なんで――、なんでこうなってしまったんだろう?
もうこうなってしまった以上はこんなことを考えても無駄だとは
分かってはいたけれど、それでも自分自身に問わずにはいられなかった。
『後になって悔やむ』。昔の人たちはよく言ったものだ。後悔したときには
物事はたいていの場合、取り返しのつかないところまで動いてしまっている。
分かってはいたけれど、それでも自分自身に問わずにはいられなかった。
『後になって悔やむ』。昔の人たちはよく言ったものだ。後悔したときには
物事はたいていの場合、取り返しのつかないところまで動いてしまっている。
切欠はいつものような、言い争いにも満たない些細なやり取り。それがいつもとは
違う結果になってしまったのは運命というやつだろうか。それでも少し前までの自分ならば
ごく普通にやり過ごせたはずなのだ。こんなにも動揺しているのは………そう、
恋という厄介な気持ちが原因だった。
違う結果になってしまったのは運命というやつだろうか。それでも少し前までの自分ならば
ごく普通にやり過ごせたはずなのだ。こんなにも動揺しているのは………そう、
恋という厄介な気持ちが原因だった。
◆
話は30分ほど前に遡る。私――柊かがみはこなたの部屋にいた。時刻は午後11時。
遊ぶだけであれば疾うに帰宅している時間。それがこんな時間までこなたの部屋に
居るのは、所謂お泊まり会というやつだった。つかさは、春特有の
急激な温度変化のせいか風邪気味で、移すといけないからと留守番をしている。
何をするわけでもなく、本棚にあった漫画本を手に取り床に仰向けになりながら眺めていると、、
こなたが青くて長い髪にタオルをかぶせ、わしゃわしゃとやや乱暴に拭きながら
部屋に入ってきた。
遊ぶだけであれば疾うに帰宅している時間。それがこんな時間までこなたの部屋に
居るのは、所謂お泊まり会というやつだった。つかさは、春特有の
急激な温度変化のせいか風邪気味で、移すといけないからと留守番をしている。
何をするわけでもなく、本棚にあった漫画本を手に取り床に仰向けになりながら眺めていると、、
こなたが青くて長い髪にタオルをかぶせ、わしゃわしゃとやや乱暴に拭きながら
部屋に入ってきた。
「ふぃー、いい湯だったー」
そのままベッドに倒れこもうとするのはここ一年ほどこなたに付き合ってきた経験で
分かりきっていたことだったから、その前に釘を刺してやる。
「こなた!ちゃんと髪は乾かしなさいよ?暖かくなってきたって言ったって
まだ夜は冷えるんだから」
「えぇーめんどくさいよ」
私がこう言うと、こう返すのも分かっている。いつも通りのやり取り。
そうして次の私の台詞も決まっている。お約束みたいなものだ。だけれど
このお約束をしないと、こなたは髪を乾かそうとしないからしょうがない。
「ほら、じゃあ手伝ってあげるから。ドライヤー持ってきなさい」
「やた!かがみん大好き」
途端に不満そうな顔を引っ込め笑顔でドライヤーを持ってくる姿に苦笑してしまう。
私にはよく分からないのだけれど、どうやらこなたは私に髪を乾かしてもらうのが
好きみたいなのだ。私もこなたのさらさらの髪に触れるのは気持ちがよくて
嫌いじゃないから、持ちつ持たれつと言った所だろうか。
いそいそと私の前に足を伸ばして座るのを見てからドライヤーのスイッチを
つけた。ゴォォ、という音とともに温風が出始める。
さっきこなたが自分でやっていたよりは優しく、頭皮をマッサージするように
指を動かしながら風を当てていくとこなたが気持ちよさそうに目を
細めるのがちらりと見えた。もし猫だったらごろごろ喉を鳴らしてるかもしれない。
そのままベッドに倒れこもうとするのはここ一年ほどこなたに付き合ってきた経験で
分かりきっていたことだったから、その前に釘を刺してやる。
「こなた!ちゃんと髪は乾かしなさいよ?暖かくなってきたって言ったって
まだ夜は冷えるんだから」
「えぇーめんどくさいよ」
私がこう言うと、こう返すのも分かっている。いつも通りのやり取り。
そうして次の私の台詞も決まっている。お約束みたいなものだ。だけれど
このお約束をしないと、こなたは髪を乾かそうとしないからしょうがない。
「ほら、じゃあ手伝ってあげるから。ドライヤー持ってきなさい」
「やた!かがみん大好き」
途端に不満そうな顔を引っ込め笑顔でドライヤーを持ってくる姿に苦笑してしまう。
私にはよく分からないのだけれど、どうやらこなたは私に髪を乾かしてもらうのが
好きみたいなのだ。私もこなたのさらさらの髪に触れるのは気持ちがよくて
嫌いじゃないから、持ちつ持たれつと言った所だろうか。
いそいそと私の前に足を伸ばして座るのを見てからドライヤーのスイッチを
つけた。ゴォォ、という音とともに温風が出始める。
さっきこなたが自分でやっていたよりは優しく、頭皮をマッサージするように
指を動かしながら風を当てていくとこなたが気持ちよさそうに目を
細めるのがちらりと見えた。もし猫だったらごろごろ喉を鳴らしてるかもしれない。
「やっぱりかがみにやって貰うのが一番気持ちいいー。さすが私のヨメ」
「誰があんたの嫁だ。誰が。っていうかまだ終わってないんだから
頭こっちにくっつけるな」
長い髪のほとんどが乾いたところでこなたが後頭部を私のほうに倒してきた。身長差のせいで
ちょうど胸の辺りにくっつくことになってしまう。
こうやって安心しきった顔を見せられるのは嬉しい反面少し辛くもあった。こなたは
純粋に親友として好意を寄せてきてくれる。だけど私は、その気持ち以上に
こなたを恋愛対象として好きだった。
いつからか、なんて分からない。気づいたら目でいつも追っていて、気づいたら
恋焦がれていた。けれど、私はこれ以上の関係は望んでいないかった。
こなたが私の気持ちを全て受け入れてくれる保障なんてどこにもないのだし
そういった関係にならなくても、今のところ私がこなたの一番近くに居ると言う
妙な自負心があった。
「誰があんたの嫁だ。誰が。っていうかまだ終わってないんだから
頭こっちにくっつけるな」
長い髪のほとんどが乾いたところでこなたが後頭部を私のほうに倒してきた。身長差のせいで
ちょうど胸の辺りにくっつくことになってしまう。
こうやって安心しきった顔を見せられるのは嬉しい反面少し辛くもあった。こなたは
純粋に親友として好意を寄せてきてくれる。だけど私は、その気持ち以上に
こなたを恋愛対象として好きだった。
いつからか、なんて分からない。気づいたら目でいつも追っていて、気づいたら
恋焦がれていた。けれど、私はこれ以上の関係は望んでいないかった。
こなたが私の気持ちを全て受け入れてくれる保障なんてどこにもないのだし
そういった関係にならなくても、今のところ私がこなたの一番近くに居ると言う
妙な自負心があった。
「分かりきっていることではないか、かがみんや。
好きあう者同士が一緒に居ればいずれ結婚するでしょ?
そうなれば片方が嫁で片方が夫になるじゃんか」
何当たり前の言っているの?とでも言うようにこなたが
自信たっぷりの口調で力説する。
「私とあんたは結婚してないし、そもそもそれはどっちかが
男でどっちかが女っていう前提あっての話だろうが!」
「愛に性別は関係ないのだよかがみん。
ささ、愛を育むためにひとつの布団で一緒に寝よー」
「誰が一緒にに寝るか!!いいからいい加減離れろ!!」
「かがみが一緒に寝るって言うまで離さんぞー!」
いまやこなたは私側を向いてがっしり腕を私の背に回している。格闘技経験者というだけあってか
ちょっとやそっとじゃ離れそうにもない。そしてこなたがもう一押しと踏んだのかとどめの一撃を放ってくる。
好きあう者同士が一緒に居ればいずれ結婚するでしょ?
そうなれば片方が嫁で片方が夫になるじゃんか」
何当たり前の言っているの?とでも言うようにこなたが
自信たっぷりの口調で力説する。
「私とあんたは結婚してないし、そもそもそれはどっちかが
男でどっちかが女っていう前提あっての話だろうが!」
「愛に性別は関係ないのだよかがみん。
ささ、愛を育むためにひとつの布団で一緒に寝よー」
「誰が一緒にに寝るか!!いいからいい加減離れろ!!」
「かがみが一緒に寝るって言うまで離さんぞー!」
いまやこなたは私側を向いてがっしり腕を私の背に回している。格闘技経験者というだけあってか
ちょっとやそっとじゃ離れそうにもない。そしてこなたがもう一押しと踏んだのかとどめの一撃を放ってくる。
「愛とかは一旦置いといて。かがみも言ったみたいに、今日は冷えるしさ。
二人で寝ればきっと暖かいよ。……それともかがみ…私と寝るのそんなに嫌……?」
「ぐ………!」
下を向くとこなたが涙目で私を見上げていた。この表情は演技とはいえ、私はこの顔に勝てたことが一度もなかった。
惚れた弱みというやつか、心臓がどきんと音を立てて高鳴った。急激に熱くなる顔を
悟られたくなくて、出来る限り顔を逸らしながら答える。
「わ、分かったから!寝ればいいんでしょう!?一緒に!!」
よし!とガッツポーズをするこなたをちらりと横目で見て私は大きく、大きく溜息をついたのだった。
二人で寝ればきっと暖かいよ。……それともかがみ…私と寝るのそんなに嫌……?」
「ぐ………!」
下を向くとこなたが涙目で私を見上げていた。この表情は演技とはいえ、私はこの顔に勝てたことが一度もなかった。
惚れた弱みというやつか、心臓がどきんと音を立てて高鳴った。急激に熱くなる顔を
悟られたくなくて、出来る限り顔を逸らしながら答える。
「わ、分かったから!寝ればいいんでしょう!?一緒に!!」
よし!とガッツポーズをするこなたをちらりと横目で見て私は大きく、大きく溜息をついたのだった。
◆
そうして、今の状況になっているというわけだ。私が壁側でこなたは私の隣に私と背中合わせになって
寝ている。元々寝つきの良いこなたは、ベッドに入って5分もしないうちに規則正しい寝息を立てていた。
――人の気も知らないで。いくら平静を保っているとはいえ、想い人が数センチ隣に寝ていたら
誰だって眠ることなんか出来ないと思う。それがまた、こなたのことがどれだけ好きかを実感させて
今夜何度目になるか分からない溜息を私につかせる。
寝ている。元々寝つきの良いこなたは、ベッドに入って5分もしないうちに規則正しい寝息を立てていた。
――人の気も知らないで。いくら平静を保っているとはいえ、想い人が数センチ隣に寝ていたら
誰だって眠ることなんか出来ないと思う。それがまた、こなたのことがどれだけ好きかを実感させて
今夜何度目になるか分からない溜息を私につかせる。
「ぅん……」
「ひゃっ…!?」
突然小さくこなたが声を上げたのと同時に、衣擦れの音がした。やばい、と思ったときには
もう遅かった。私よりも幾分か熱い体温がさっきよりもより広い範囲で、そして明確に背中で
感じられるようになった。
こなたが寝返りを打ったらしい。そういえば、こいつは寝つきは良いくせに寝相はすこぶる悪かった。
寝返りのせいで私とこなたとの距離はほとんどないに等しくなっている。まるで後ろから抱きしめられている
ような格好になっているのに気づいて、治まりかけていた心臓の鼓動がまた早くなり始める。
「ひゃっ…!?」
突然小さくこなたが声を上げたのと同時に、衣擦れの音がした。やばい、と思ったときには
もう遅かった。私よりも幾分か熱い体温がさっきよりもより広い範囲で、そして明確に背中で
感じられるようになった。
こなたが寝返りを打ったらしい。そういえば、こいつは寝つきは良いくせに寝相はすこぶる悪かった。
寝返りのせいで私とこなたとの距離はほとんどないに等しくなっている。まるで後ろから抱きしめられている
ような格好になっているのに気づいて、治まりかけていた心臓の鼓動がまた早くなり始める。
どうしたらいいんだろう?まさかこなたを起こしてどかすわけにはいかないし、私のほうは
もう前にも後ろにも動けない。薄い布越しに伝わる体温に沸騰寸前の私の頭に
冷水を浴びせたのは、意外なものだった。
もう前にも後ろにも動けない。薄い布越しに伝わる体温に沸騰寸前の私の頭に
冷水を浴びせたのは、意外なものだった。
「………ねぇ、かがみ?起きてるでしょ?」
「っ!!?」
一瞬、寝言かと思った。こんなにはっきりとはしていなくても、明け方こなたが
何事かをむにゃむにゃ呟いているのは何度か聞いたことがあるからだ。だけれど、
こなたが起きているのは本当だった。
「っ!!?」
一瞬、寝言かと思った。こんなにはっきりとはしていなくても、明け方こなたが
何事かをむにゃむにゃ呟いているのは何度か聞いたことがあるからだ。だけれど、
こなたが起きているのは本当だった。
どう反応していいものか。私が何も言えないでいると、こなたが小さく息を吐いた。
「…狸寝入りは良くないヨ?かがみん。そんな子にはお仕置き…かな?」
言うと同時に、明確な意思を持った手が私のパジャマ代わりのトレーナーの
裾から進入してきた。トレーナー一枚の私に、こなたの手はあっさりと私の素肌に触れる。
わき腹をかすめ、そうしてもう少しで胸に到達しそうになる。
「…狸寝入りは良くないヨ?かがみん。そんな子にはお仕置き…かな?」
言うと同時に、明確な意思を持った手が私のパジャマ代わりのトレーナーの
裾から進入してきた。トレーナー一枚の私に、こなたの手はあっさりと私の素肌に触れる。
わき腹をかすめ、そうしてもう少しで胸に到達しそうになる。
「ちょ!待った!ストップ!!起きたから!起きてるからぁっ!!」
「くふ、止めてなんかあげないよ、かがみ?
もうタイムリミットは過ぎてるんだから」
止まっていた手がまた、押さえ込む間もなくするする動き出してとうとう胸に辿り着いた。
「ぅひゃっ!?だ、駄目だってこなた…!ほんとに…っ」
やわやわ緩く触れていた指先が偶然か、それともわざとか、乳首に当たってはしたない声を上げてしまった。
「…ぉ?とかいいつつ、もうこんなにコリコリさせてるじゃん。
実は期待してたとか?」
「そんなわけ、ない、でしょ…っ。も、やめ………ふぁっ!?」
これ以上はやばい、と必死で手を外させようと試みるものの、その度に一際強く
乳首を捻られるせいで力が入らない。結局私に出来ることといえば、目を瞑り唇を噛み締め
ぎゅうっとシーツを握ってひたすら耐えることだけだった。五感のひとつである視界を
遮っているせいか、こなたの指の動きがやけにリアルに感じられる。
引っ掻くみたいにされたかと思えば、すっかり膨らんでしまっているであろう胸の先端に爪をたてられて。
違う刺激が襲うたびに、背中をぴりぴりした電撃が駆け抜け、快感となって少しずつ
積み重なっていく。
「くふ、止めてなんかあげないよ、かがみ?
もうタイムリミットは過ぎてるんだから」
止まっていた手がまた、押さえ込む間もなくするする動き出してとうとう胸に辿り着いた。
「ぅひゃっ!?だ、駄目だってこなた…!ほんとに…っ」
やわやわ緩く触れていた指先が偶然か、それともわざとか、乳首に当たってはしたない声を上げてしまった。
「…ぉ?とかいいつつ、もうこんなにコリコリさせてるじゃん。
実は期待してたとか?」
「そんなわけ、ない、でしょ…っ。も、やめ………ふぁっ!?」
これ以上はやばい、と必死で手を外させようと試みるものの、その度に一際強く
乳首を捻られるせいで力が入らない。結局私に出来ることといえば、目を瞑り唇を噛み締め
ぎゅうっとシーツを握ってひたすら耐えることだけだった。五感のひとつである視界を
遮っているせいか、こなたの指の動きがやけにリアルに感じられる。
引っ掻くみたいにされたかと思えば、すっかり膨らんでしまっているであろう胸の先端に爪をたてられて。
違う刺激が襲うたびに、背中をぴりぴりした電撃が駆け抜け、快感となって少しずつ
積み重なっていく。
「く…ふ……んんっ…な、なんで…こんなこと…」
「ここまでされてまだ分かんないの?」
ま、それでもいいけど、と言いながらこなたの手が汗ばんだ肌を下に下りて来る。、ぼんやりした
頭でどうするつもりだろうと考えていると、指先がスウェットのゴムの所に潜り込んで――。
「こな…っ!そっちは……!!」
反射的に太ももを締めて声を上げたけれど、その抵抗も虚しく、下着の中に指をねじ込まれ
さらに片方の乳首を摘まれて足の力が抜けてしまう。互いの呼吸音と
私の喘ぐ声しか聞こえない真っ暗な部屋にくちゅ、とかすかな水音が響いた。
と同時に、後ろでこなたが嬉しそうに小さく笑う気配がした。
「ここまでされてまだ分かんないの?」
ま、それでもいいけど、と言いながらこなたの手が汗ばんだ肌を下に下りて来る。、ぼんやりした
頭でどうするつもりだろうと考えていると、指先がスウェットのゴムの所に潜り込んで――。
「こな…っ!そっちは……!!」
反射的に太ももを締めて声を上げたけれど、その抵抗も虚しく、下着の中に指をねじ込まれ
さらに片方の乳首を摘まれて足の力が抜けてしまう。互いの呼吸音と
私の喘ぐ声しか聞こえない真っ暗な部屋にくちゅ、とかすかな水音が響いた。
と同時に、後ろでこなたが嬉しそうに小さく笑う気配がした。
「あーぁ、もうこんなにぐちゃぐちゃに濡らしちゃって……。気持ち、良かったんだ?」
当たり前だ、とは言えなかった。好きな相手にこんな風にされて感じないわけないじゃないか。
こんなにもされるがままになっているのはやはり私がこなたを好きだからで、
その想いは、何で私にこんなことをしてくるんだろう?という感情すら掻き消していく。
それでも。完全にその思いが掻き消えてしまう前に、流されてしまう前に、どうしても
聞いておきたいことがあった。
「こな、た……はっ、私のこと…ふぁ…っ!どう、おもってるの…?」
時折喘ぎ混じりの問いだったけれど、意味は繋がっている筈だ。突然くぷん、と音を立てて
入り口の辺りを弄っていた指が引き抜かれ、同時に左肩を押されて
仰向けの体制を取らされる。私に馬乗りになったこなたが、さっきまで私の中で動かしていた
中指に絡みついた液体を見せ付けるようにして舐めて取っていく。
目が慣れてきたせいか、暗闇に紅い舌がちろちろとひらめく姿までが鮮明に見えた。
当たり前だ、とは言えなかった。好きな相手にこんな風にされて感じないわけないじゃないか。
こんなにもされるがままになっているのはやはり私がこなたを好きだからで、
その想いは、何で私にこんなことをしてくるんだろう?という感情すら掻き消していく。
それでも。完全にその思いが掻き消えてしまう前に、流されてしまう前に、どうしても
聞いておきたいことがあった。
「こな、た……はっ、私のこと…ふぁ…っ!どう、おもってるの…?」
時折喘ぎ混じりの問いだったけれど、意味は繋がっている筈だ。突然くぷん、と音を立てて
入り口の辺りを弄っていた指が引き抜かれ、同時に左肩を押されて
仰向けの体制を取らされる。私に馬乗りになったこなたが、さっきまで私の中で動かしていた
中指に絡みついた液体を見せ付けるようにして舐めて取っていく。
目が慣れてきたせいか、暗闇に紅い舌がちろちろとひらめく姿までが鮮明に見えた。
「な、ぁ………っ!?」
「…好きじゃなかったらこんなことしないでしょ」
言って、左手が髪の中に差し入れられる。突然の告白に混乱する私をよそに
頭を引き寄せられ荒っぽく唇を奪われた。間を置かず熱い舌が進入してきて、私のを
絡め取る。
「ん、むぅ……んんっ……ふ…」
自分では触れることの出来ない舌の裏側から、上顎、歯列、歯茎とを順番になぞってまた舌を玩ぶ。
初めてのキスだからか、それとも私にその手の才能がないのか、息継ぎのタイミングも
儘ならず、ぴったり合わさった唇の端から次々唾液が零れて。もちろん、上から
覆い被さるようにしてくちづけられているせいで、私の口腔内には重力に従ってそれ以上の唾液が流れ込んでくる。
激しく舌同士が絡み合っているから私のもあるんだろうけれど。そんな細かいことを気にする余裕もなく
溜まった唾液を飲み込むと、こなたが漸く唇を離して喉の奥で笑った。
「…好きじゃなかったらこんなことしないでしょ」
言って、左手が髪の中に差し入れられる。突然の告白に混乱する私をよそに
頭を引き寄せられ荒っぽく唇を奪われた。間を置かず熱い舌が進入してきて、私のを
絡め取る。
「ん、むぅ……んんっ……ふ…」
自分では触れることの出来ない舌の裏側から、上顎、歯列、歯茎とを順番になぞってまた舌を玩ぶ。
初めてのキスだからか、それとも私にその手の才能がないのか、息継ぎのタイミングも
儘ならず、ぴったり合わさった唇の端から次々唾液が零れて。もちろん、上から
覆い被さるようにしてくちづけられているせいで、私の口腔内には重力に従ってそれ以上の唾液が流れ込んでくる。
激しく舌同士が絡み合っているから私のもあるんだろうけれど。そんな細かいことを気にする余裕もなく
溜まった唾液を飲み込むと、こなたが漸く唇を離して喉の奥で笑った。
「………分かった?」
心臓がこれ以上と無いというぐらい音を立てて血液を送り出している。頭は白く霞が掛かったように
霞んでいて上手く思考が纏まらない。こなたはいつものような猫口で笑っていて
かがみは?と聞いてくる。
「…わかってる、くせに」
「分かってても聞いときたいもんだよ?…言わなきゃ続き、してあげないから」
「そんなの……っ」
「いいの?こんなにとろとろにしといて我慢出来る?」
「っひぁ………っ!!」
言いながら、暫く触れられなかった秘所をつつ…と指がなぞって思わず背中が仰け反った。
もう少し大きい刺激がくれば直ぐにでも達してしまいそうなほどに体は敏感になっているけれど、
触れるか触れないかのところで動かしてくるせいでそこまではたどり着けない。
熱い息だけが唇から零れ、トレーナーに擦れる乳首もじんじんと疼いて。――もう、限界だと思った。
「す、き……こなたぁっ、好き、好きっ…!だから早く…おねが…!」
「了解」
にやりと、こなたが小悪魔みたいな笑みを浮かべてふっと私の視界から消えた。下着と一緒に
スウェットの下が下ろされてこなたの舌が触れる。
「っぅ…あ……はぁ、ああっ…!!」
「ぅわ…すっかりお豆も膨らんじゃって…辛かったでしょ」
こなたが、舌で器用に包皮を剥いて直接そこを刺激してくる。音を立てて吸われたり甘噛みをされる度に唇から
抑えきれない喘ぎ声が漏れ、ぴくん、ぴくんと背中が震えて絶頂が近いことが私にもわかった。
無意識に引ける腰をがっちりとこなたが押さえて、羞恥を感じる間も与えられず急激に高みに
追いやられて、――覚悟なんて、できていなかった。
「っあ、あぁあああぁあ………っ!!」
白く頭がスパークした。固く閉じた瞳の裏にはちかちか光が散って、涙が頬を流れる。
びくびく背中が痙攣して、ただただ悲鳴のような声を上げることしか出来ず
秘所に顔を埋めているこなたの髪をぎゅうっと押さえた。
心臓がこれ以上と無いというぐらい音を立てて血液を送り出している。頭は白く霞が掛かったように
霞んでいて上手く思考が纏まらない。こなたはいつものような猫口で笑っていて
かがみは?と聞いてくる。
「…わかってる、くせに」
「分かってても聞いときたいもんだよ?…言わなきゃ続き、してあげないから」
「そんなの……っ」
「いいの?こんなにとろとろにしといて我慢出来る?」
「っひぁ………っ!!」
言いながら、暫く触れられなかった秘所をつつ…と指がなぞって思わず背中が仰け反った。
もう少し大きい刺激がくれば直ぐにでも達してしまいそうなほどに体は敏感になっているけれど、
触れるか触れないかのところで動かしてくるせいでそこまではたどり着けない。
熱い息だけが唇から零れ、トレーナーに擦れる乳首もじんじんと疼いて。――もう、限界だと思った。
「す、き……こなたぁっ、好き、好きっ…!だから早く…おねが…!」
「了解」
にやりと、こなたが小悪魔みたいな笑みを浮かべてふっと私の視界から消えた。下着と一緒に
スウェットの下が下ろされてこなたの舌が触れる。
「っぅ…あ……はぁ、ああっ…!!」
「ぅわ…すっかりお豆も膨らんじゃって…辛かったでしょ」
こなたが、舌で器用に包皮を剥いて直接そこを刺激してくる。音を立てて吸われたり甘噛みをされる度に唇から
抑えきれない喘ぎ声が漏れ、ぴくん、ぴくんと背中が震えて絶頂が近いことが私にもわかった。
無意識に引ける腰をがっちりとこなたが押さえて、羞恥を感じる間も与えられず急激に高みに
追いやられて、――覚悟なんて、できていなかった。
「っあ、あぁあああぁあ………っ!!」
白く頭がスパークした。固く閉じた瞳の裏にはちかちか光が散って、涙が頬を流れる。
びくびく背中が痙攣して、ただただ悲鳴のような声を上げることしか出来ず
秘所に顔を埋めているこなたの髪をぎゅうっと押さえた。
◆
一度達してから5分ほどが経っただろうか。漸く心臓の鼓動と呼吸が落ち着いてくる。
横で寝転んで私の髪を梳いていたこなたが唇に軽いキスを落として小さく笑った。いつもと
変わらない笑顔に、こんなにも心が乱されるのは想いが通じ合ったからだろうか。
「落ち着いた?」
「ん……」
「そかそか。…じゃ、第2ラウンドいってみようか」
「ん……って、はぁっ!?」
「かがみんばっか満足するのはずるいでしょ。ギブアンドテイクだヨ、かがみん」
慌てて逃げ場を探すけれど左手にはこなた、右手には壁しかない。…最も、逃げ場があったところで
けだるさの残るこの体では無駄だったのかも知れないけれど。
「さ、さっきのはあんたが勝手に…!」
「あんなに気持ちよさそうに喘いどいてそれはないんじゃない?
…それに、あんなに可愛いかがみみてたら…私も…ほら」
私の手をこなたが取って、いつの間にかパジャマを脱いでいた足の間に持っていく。下着越しに
触れるそこは既に熱く湿っていて、私がそうさせたんだと思うと、どくんと心臓が跳ねた。
「ね…?いい、でしょ?」
反射的に、頷いていた。それを見たこなたがまた嬉しそうに笑う。今日何度目になるか
分からないキスを交わしてお互いに着ている物を脱がせあった。一糸纏わぬ火照った体で
抱き締めあうとこなたのいつもより幾分か早い心音が感じられる。
横で寝転んで私の髪を梳いていたこなたが唇に軽いキスを落として小さく笑った。いつもと
変わらない笑顔に、こんなにも心が乱されるのは想いが通じ合ったからだろうか。
「落ち着いた?」
「ん……」
「そかそか。…じゃ、第2ラウンドいってみようか」
「ん……って、はぁっ!?」
「かがみんばっか満足するのはずるいでしょ。ギブアンドテイクだヨ、かがみん」
慌てて逃げ場を探すけれど左手にはこなた、右手には壁しかない。…最も、逃げ場があったところで
けだるさの残るこの体では無駄だったのかも知れないけれど。
「さ、さっきのはあんたが勝手に…!」
「あんなに気持ちよさそうに喘いどいてそれはないんじゃない?
…それに、あんなに可愛いかがみみてたら…私も…ほら」
私の手をこなたが取って、いつの間にかパジャマを脱いでいた足の間に持っていく。下着越しに
触れるそこは既に熱く湿っていて、私がそうさせたんだと思うと、どくんと心臓が跳ねた。
「ね…?いい、でしょ?」
反射的に、頷いていた。それを見たこなたがまた嬉しそうに笑う。今日何度目になるか
分からないキスを交わしてお互いに着ている物を脱がせあった。一糸纏わぬ火照った体で
抱き締めあうとこなたのいつもより幾分か早い心音が感じられる。
「こんどはこっちもちゃんと弄ってあげるネ」
「っぁうっ!」
こなたが、さっきから自己主張したままの私の乳首に吸い付いてきた。もう片方も指でぎゅうっと
摘まれ、ほんの少しの痛みとそれより何倍も大きい快感を感じてしまう。2回目なんだから
私からもしなくちゃと、妙な使命感を持って私もこなたの発育途上の薄い胸をまさぐると、初めて
こなたが喉の奥で小さく喘いだ。それがなんだか嬉しくてこなたの手の動きを真似、夢中になって
手を動かしていると、こなたが唇を胸の先端から離した。
「く…ふ、ん…中々積極的だネ、かがみん。じゃあ、次行ってみようか」
言って、顔を上げるとまた口付けてくる。同時に舌をねじ込まれ、こなたの方に私の舌を引き込まれる。
いきなりのキスのせいで目を閉じる間もなかった。近すぎて幾分かぼやけたこなたの顔が
目に映る。全てを貪り尽くすような激しい舌の動きとは裏腹に、
穏やかに瞳を閉じた顔を素直に可愛いと思ってしまう。
ちゅうう、と舌を吸われると背中が震え、ぬるりと足の間から何かが零れる感触がした。
それを身計らかったかのように細い指を1本そこに挿れられる。
「ん、んんっ!?」
少しだけ唇を離したこなたが悪戯っぽく笑った。
「かがみもして?私とおんなじようにやればいいから」
「っぁうっ!」
こなたが、さっきから自己主張したままの私の乳首に吸い付いてきた。もう片方も指でぎゅうっと
摘まれ、ほんの少しの痛みとそれより何倍も大きい快感を感じてしまう。2回目なんだから
私からもしなくちゃと、妙な使命感を持って私もこなたの発育途上の薄い胸をまさぐると、初めて
こなたが喉の奥で小さく喘いだ。それがなんだか嬉しくてこなたの手の動きを真似、夢中になって
手を動かしていると、こなたが唇を胸の先端から離した。
「く…ふ、ん…中々積極的だネ、かがみん。じゃあ、次行ってみようか」
言って、顔を上げるとまた口付けてくる。同時に舌をねじ込まれ、こなたの方に私の舌を引き込まれる。
いきなりのキスのせいで目を閉じる間もなかった。近すぎて幾分かぼやけたこなたの顔が
目に映る。全てを貪り尽くすような激しい舌の動きとは裏腹に、
穏やかに瞳を閉じた顔を素直に可愛いと思ってしまう。
ちゅうう、と舌を吸われると背中が震え、ぬるりと足の間から何かが零れる感触がした。
それを身計らかったかのように細い指を1本そこに挿れられる。
「ん、んんっ!?」
少しだけ唇を離したこなたが悪戯っぽく笑った。
「かがみもして?私とおんなじようにやればいいから」
自分の呼吸の音がやけにうるさい。いくら息を吸っても満たされず、頭は熱が出たときみたいに
ぼやけていて視界が滲む。恐る恐る手を持っていくと驚くほどの熱さをもって私を迎え入れる。
「そ。上手いよ…かがみ。私も本気で…いくよ」
指をもう一本増やされバラバラに掻き回される。指先がある一点を掠めた時今までになく大きな
衝撃が背中を駆け抜けた。つま先が丸まってぶわっと肌が総毛立つ。
「ふぁあぁあああぁぁぁっ!!!?」
「ん?ここ?」
言いながらそこだけを集中的にぐりぐり指の腹で擦られて勝手に体が跳ねる。にやにや笑いながら
見下ろしてくるこなたの顔はいまだ余裕でなんだか悔しい。
ぼやけていて視界が滲む。恐る恐る手を持っていくと驚くほどの熱さをもって私を迎え入れる。
「そ。上手いよ…かがみ。私も本気で…いくよ」
指をもう一本増やされバラバラに掻き回される。指先がある一点を掠めた時今までになく大きな
衝撃が背中を駆け抜けた。つま先が丸まってぶわっと肌が総毛立つ。
「ふぁあぁあああぁぁぁっ!!!?」
「ん?ここ?」
言いながらそこだけを集中的にぐりぐり指の腹で擦られて勝手に体が跳ねる。にやにや笑いながら
見下ろしてくるこなたの顔はいまだ余裕でなんだか悔しい。
「ほらほらかがみん、手がお留守だヨ?」
「っくぅ…ふ、う…」
下唇を噛んで下からの刺激をやり過ごすと、予告せずこなたに挿れた指をもう一本増やした。
やり方なんて分からないからとにかくこなたの弱いところを探るよう
めちゃくちゃに動かしていると、一瞬こなたがぴくりと震えた。
――そうか、ここか。心の中で一つガッツポーズをしてそこばかりを狙って刺激していく。
「は、ぁ………っ、いい、よ。きもち、い…」
「こな、たぁ……私、もぉ……っ!!イっちゃ…」
「ん……私も、もうちょっとだから…いっしょに…」
その言葉は本当みたいで、私が指を動かすと規則的に中が蠕動して、その間隔は次第に
短くなっているようだった。…最も、私はそれ以上に追い上げられているわけだけれど。
きつく眉根を寄せる、見た事が無いほどに必死な姿のこなたが色っぽくて…愛おしくて。
空いていた手をこなたの後頭部に回し初めて自分から唇を寄せる。もっと恥ずかしいことを
されてもいるし、してもいるのだけれど、羞恥に顔が熱くなるのが分かった。予想していなかったのか
こなたの大きな瞳がさらに丸く見開かれて――そして、破顔した。今度はこなたの方から
キスをしてきて、下で蠢いていた指も今まで以上に激しく動かされる。私もそれを追いかける。
ぐちゃ、とかくちゅ、とか水音がひっきりなしに響く。目で意思疎通をしてとどめと言わんばかりに
ぷっくり限界まで膨らんだ陰核を親指でお互いに潰しあった瞬間。
「っあぁ―ーーーーーーっ!!!」
「ーーーーーっ、う…っ!!」
「っくぅ…ふ、う…」
下唇を噛んで下からの刺激をやり過ごすと、予告せずこなたに挿れた指をもう一本増やした。
やり方なんて分からないからとにかくこなたの弱いところを探るよう
めちゃくちゃに動かしていると、一瞬こなたがぴくりと震えた。
――そうか、ここか。心の中で一つガッツポーズをしてそこばかりを狙って刺激していく。
「は、ぁ………っ、いい、よ。きもち、い…」
「こな、たぁ……私、もぉ……っ!!イっちゃ…」
「ん……私も、もうちょっとだから…いっしょに…」
その言葉は本当みたいで、私が指を動かすと規則的に中が蠕動して、その間隔は次第に
短くなっているようだった。…最も、私はそれ以上に追い上げられているわけだけれど。
きつく眉根を寄せる、見た事が無いほどに必死な姿のこなたが色っぽくて…愛おしくて。
空いていた手をこなたの後頭部に回し初めて自分から唇を寄せる。もっと恥ずかしいことを
されてもいるし、してもいるのだけれど、羞恥に顔が熱くなるのが分かった。予想していなかったのか
こなたの大きな瞳がさらに丸く見開かれて――そして、破顔した。今度はこなたの方から
キスをしてきて、下で蠢いていた指も今まで以上に激しく動かされる。私もそれを追いかける。
ぐちゃ、とかくちゅ、とか水音がひっきりなしに響く。目で意思疎通をしてとどめと言わんばかりに
ぷっくり限界まで膨らんだ陰核を親指でお互いに潰しあった瞬間。
「っあぁ―ーーーーーーっ!!!」
「ーーーーーっ、う…っ!!」
さっき一度こなたにイかされた時よりも大きな絶頂を二人で迎える。ほかの事なんて何も
考えられないほどの快感の奔流が体中を走って、体ごとその感覚に飲み込まれてしまう。
二度、三度と波は襲って来て、もはや声にならない喘ぎが喉の奥から
せり上がって来る。
「っぁ、あ……くぁ、は…」
「はぁーーーーっ…」
こなたがぽふっと私の胸に倒れこんできた。ひどく体がだるくて、全身に力が入らない。
それでも、ゆっくりとこなたの背中に手を回して抱きしめるとこなたが耳元で小さく、
でもしっかりとした声音で呟いた。
考えられないほどの快感の奔流が体中を走って、体ごとその感覚に飲み込まれてしまう。
二度、三度と波は襲って来て、もはや声にならない喘ぎが喉の奥から
せり上がって来る。
「っぁ、あ……くぁ、は…」
「はぁーーーーっ…」
こなたがぽふっと私の胸に倒れこんできた。ひどく体がだるくて、全身に力が入らない。
それでも、ゆっくりとこなたの背中に手を回して抱きしめるとこなたが耳元で小さく、
でもしっかりとした声音で呟いた。
「――――――」
その言葉に答える前に、私の意識は完全にブラックアウトした――。
◆
閉じた瞼を通して明るい光が入って来るのに気づいて、薄目を開ける。何時なんだろうと思って
ベッドの横に置いてあるはずの目覚まし時計を取ろうとして…その手は空を切った。
この辺に置いたはずなのに、と顔をあげて…思い出した。ここがこなたの部屋だということ、
そして、昨日のこと。よくよく辺りを見てみると、左腕にはこなたがコアラよろしく抱きついている。
ベッドの横に置いてあるはずの目覚まし時計を取ろうとして…その手は空を切った。
この辺に置いたはずなのに、と顔をあげて…思い出した。ここがこなたの部屋だということ、
そして、昨日のこと。よくよく辺りを見てみると、左腕にはこなたがコアラよろしく抱きついている。
「あぁーーー……」
「後悔、してる?」
「…起きてたの?」
「…ま、ね」
こなたが腕の力を僅かに強めて話しかけてきた。昨晩の傍若無人っぷりが嘘のように
しおらしい様子に笑みが零れる。
「後悔なんて、してないわよ。私も、あんたと…一緒だから」
「?一緒って?」
「…っ…!!昨日、言ったでしょ!最後に!!」
まさか覚えてないわけじゃないだろうな、と赤くなる顔を自覚しながら軽く睨むと
漸く思い出したのか、おぉ!と声を上げる。
「ちゃんと言って欲しいなぁー」
「い、言えるか!…あ、あんなこと…っ」
「言わないとまた『お仕置き』しちゃうよ?」
「わーーーっ!!分かった、分かったから手を動かすな!!」
もぞり、と掛け布団の下で不穏に動く手を押さえてあらん限りの声で叫ぶ。何度か深呼吸を
繰り返して息を整える。ぎゅっと目を瞑りこなたの顔を見ないようにしてから口を開いた。
「わ…私も、あ……」
「こなた、学校に遅れ――…」
ガチャ、と音を立てていきなりおじさんが入ってきた。…そして口を『れ』の形に開けたまま
固まってしまう。
「ぅわ!?ちょ、お父さん!いきなり入ってこないでよ!!」
「っきゃーーーーーーっ!!!?」
あのまま二人して寝てしまったから服なんて身に着けていない。慌てて布団に潜り込んで
出来る限り小さく丸くなる。隙間からこなたとおじさんの言い争いが聞こえてきて
思わず笑ってしまった。そして、聞こえないように声に出さずにさっきの台詞の続きを呟く。
「…私も、愛してるよ。こなた」
「後悔、してる?」
「…起きてたの?」
「…ま、ね」
こなたが腕の力を僅かに強めて話しかけてきた。昨晩の傍若無人っぷりが嘘のように
しおらしい様子に笑みが零れる。
「後悔なんて、してないわよ。私も、あんたと…一緒だから」
「?一緒って?」
「…っ…!!昨日、言ったでしょ!最後に!!」
まさか覚えてないわけじゃないだろうな、と赤くなる顔を自覚しながら軽く睨むと
漸く思い出したのか、おぉ!と声を上げる。
「ちゃんと言って欲しいなぁー」
「い、言えるか!…あ、あんなこと…っ」
「言わないとまた『お仕置き』しちゃうよ?」
「わーーーっ!!分かった、分かったから手を動かすな!!」
もぞり、と掛け布団の下で不穏に動く手を押さえてあらん限りの声で叫ぶ。何度か深呼吸を
繰り返して息を整える。ぎゅっと目を瞑りこなたの顔を見ないようにしてから口を開いた。
「わ…私も、あ……」
「こなた、学校に遅れ――…」
ガチャ、と音を立てていきなりおじさんが入ってきた。…そして口を『れ』の形に開けたまま
固まってしまう。
「ぅわ!?ちょ、お父さん!いきなり入ってこないでよ!!」
「っきゃーーーーーーっ!!!?」
あのまま二人して寝てしまったから服なんて身に着けていない。慌てて布団に潜り込んで
出来る限り小さく丸くなる。隙間からこなたとおじさんの言い争いが聞こえてきて
思わず笑ってしまった。そして、聞こえないように声に出さずにさっきの台詞の続きを呟く。
「…私も、愛してるよ。こなた」
「うむ…しかしこれはこれで案外イケるな…!!」
「うわ、理解してくれるのは嬉しいけど何なんだろうこの複雑な気持ち…!
かがみー!駄目な父親が居るよー!もう手遅れだよー!!」
「どっちもどっちだろうが!!」
「うわ、理解してくれるのは嬉しいけど何なんだろうこの複雑な気持ち…!
かがみー!駄目な父親が居るよー!もう手遅れだよー!!」
「どっちもどっちだろうが!!」
そしてまた、騒がしい一日が始まる。
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- そうじろうのリアクションの姿が想像できる…
わろた!wwwwww -- 名無しさん (2009-03-21 17:47:01) - ぐっじょぶ -- 名無しさん (2008-08-11 21:30:05)
- そうじろう流石だなwww -- 名無しさん (2008-05-14 22:32:48)