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鼻血)ry会4.8★:コアクマ

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だれでも歓迎! 編集
「皆さん、明日私の家に来ませんか?」
私達はそのみゆきさんの言葉を伝えに来た柊先輩の言葉を断った
…でも私は…後になって後悔することになる
時間にもしもという言葉はないけれど…あの時もし高良家に行っていれば
このことは、そしてあんなことは起こらなかったかもしれない、と


鼻血)ry会4.8



…今頃みゆきさんの家では何をしてるんだろう?
「どうしたの?みなみちゃん」
「…やっぱり、みゆきさんの家に行った方がよかったのかなって思って、、、家は隣なんだし」
「うん、、、なんだか申し訳ない気分になってきたよ…」
ゆたかがしゅんとする
「そうだね…今度は2人で、みゆきさんの家に行こう?」
「うん!」
ゆたかが笑顔になる、、よかった…元気になった

そうこうしている間に私の家に着いた
「ただいま、お母さ…」
「みなみ!どこに行ってたの?もうゆたかちゃん来てるわよ!部屋に…ってあれ?ゆたかちゃん!?」
え? 今なんて―…
「え?おかしいですね、、私はここにいるのに…」
「あれ?ん~?」
嫌な予感がして私は自分の部屋がある2階へと急いで走る
―…どういうこと?
ばんっ!
私は部屋のドアを勢いよく開ける
そこには

ゆたかと同じ顔・同じ体格の人物がベットにいた

『あ、勝手に上がっちゃったぁ、ごめんね? みなみさん♪』


★:コアクマ


「な…あなた……誰?」

『あ、私?私は―…』
「みなみ~!誰だったの~!」
下からお母さんの声がする
「…友達だよー!」
私は咄嗟に嘘をついた
「みなみちゃ~ん!どうし…え~っ!私が2人?」
ゆたかが私の部屋に入るやいなや驚く
『2人とも初めまして♪、私は<TRMS-027 もえ>よ、よろしくね♪』
「へぇ~ほんとに私にそっくりなんだねぇ~」
『うん、私はゆたかを模して造られたヒューマノイドなの♪』
「へぇ~!そうなんだぁ~!」
……ゆたかって意外と対応力あるんだなぁ…私ならこんな風に出来ないや

ふと外を見ると泉先輩達がみゆきさんの家の前に集まっていて、今まさに家の中へ
入ろうとしているところだった
…―まさか
「…みゆきさんが……あなたを?」
『ううん、違うわ、私が勝手に来ちゃったの♪
…あなたたちが来ないってあるやつから聞いて、、それで、ね」
あるやつ? 
…誰だろう、、みゆきさんは違うんだよね…かがみ先輩?・うーちゃん?・それとも―

『驚かせちゃった?』
「…あ、いえ…」
私が回答に困っていた時に階段の方からお母さんの声が聞こえた
「みなみ~!ママ今からちょっと遠出するから留守番お願いね~!」
「…は~い!ゆたかがいるから大丈夫だよ~!」
私は出来る限り大きな声でお母さんに返事をする
……大きな声を出すのって疲れる
バタンっ
玄関のドアが閉まる音がする…本当ならこの音はゆたかと私が2人っきりになる合図だったのに…
『…今家の人いないんだ』
「…ええ、まぁ…はい」
「じゃ、ゆたか!・みなみさん!下に降りよっ♪」

―…この時なぜか私は言い様のない“なにか”を感じていた

『~でね、、それで~…』
「面白いですねぇ~!…実は私も~…」
ゆたかともえさんはずっと2人で話している
…今日はずっと2人っきりだと思ったんだけどな、、
お母さんが出かけるから……いっぱいえっちできると思ってたのに…
…でも何だったんだろう、さっきのあの感じは―
「でね、もえちゃんあ―
『…ゆたか』
「なぁに?」
『私に名前を付けてくれないかな?、この名前嫌いなの♪』
「そうなんだ…私に任せて!」

…これは……嫉妬なのだろうか、、、さっきのもそうなんだろう…
うん…きっとそうだ
「あの…もえさ―」
『…その名前、嫌いって言ってるでしょ?』
もえさんが私を睨み付けてそう言う
その鋭い眼と冷たく暗く重たい言葉に私の背筋が寒気を感じた
…今のは―…
「も~駄目だよ!その名前が嫌いだからってみなみちゃんに怒っちゃ~!」
『ゴメ~ン!つい怒っちゃった…みなみさん怒ってる?』
「え、、いや…」
…そうだ彼女は単に怒っただけなんだ、そうだ、きっと
それよりも今はこの状況を楽しもう…同じ顔と、同じ声と同じ背丈の2人がいるのだから…
「みなみちゃん、おなか減ってない?」
「そういえば、、、ゆたか何が食べたい?」
「ん~…みなみちゃんに任せてもいい?」
そう言ってゆたかは無邪気に笑う
「…分かった」
『みなみさん、私も手伝うよ♪』

トンっトンっトンっトンっ
野菜を切る音がいつになく響く
…いや実際にはそう感じるだけかもしれないけど…
―その原因は…
私は隣で野菜を切っているヒューマノイドを見る
―…この人…なんだろう
『これでいいのかな?』
「え、、あ、うん」
急に話を振られて私はびっくりしてしまった
『…ゆたかとみなみさんってさ、どのくらい進んでるの?』
「え?…いや…その……」
急にそんなことを聞かれて私は驚く
『…セックスしてたりするんだ?』
「……」
私はうなずく
「…それが……どうかしたんですか?」
『ん~?、別に、聞いてみただけ♪』
なんなんだろう…この空気は…
なんだか、身体に纏わり付くような…澱んで…暗くて…重くて―
『みなみさんはさぁ、TVとかで動物の親子とかを観たらどう思う?』
そう言いながら、も…この人は鍋に火を入れる
「えっと…かわいいなとか、、仲がいいなとかですけど…」

『私はね、壊したいんだ』
―え?
ジュワ~~
鍋に入れられた食材が音をたて始める
『私ってさ、幸せとか幸福って言葉がこの世で一番嫌いなの♪』
この人は笑いながらそう話す
―…そうか
『だからね、何もかも、、その親子の全ての関係を・跡形もなく・ぐちゃぐちゃにして
…そして残ったかわいいかわいい子供をね―』
眼が笑っていないし、口は裂けるくらいの笑顔―
―………今、分かった
『―幸せなのは、この世で私1人でいいのよ』

「……あなたは…」
『な~~~んてっう・そっ~♪、、さ~出来たよ持っていこっ♪』
―“なにか”の正体が
「さくらちゃん・みなみちゃん、何を作ったの?」
『野菜たっぷり焼きそばだよ~♪、、「さくら」が私の名前なの?』
「うん!、私の好きな色なんだ~…みなみちゃん早く食べよ~?」
―……これは嫉妬じゃない、“恐怖”だ

私達は昼食を食べ終えた
ゆたかと、も…さくらさんは楽しげに談笑していたけど、、そんな気分にはなれなかった
『~私には色んな機能があってね、その1つに幻を作り出す機能があるの♪』
「へぇ~!凄いですねぇ~!」
『例えば…蝶々を―』
「うわぁ~!凄いねぇ、みなみちゃんみてみてぇ!」
そこには家の中なのにふいに蝶々が現れ飛んでいた
そしてその蝶はパラっパラっと徐々に崩れながら消えていく
「でも…うーちゃんにはこの機能無かったですよね?」
『…まぁ私が造られたのは「あの頃の高良家」だからさ、色々とあるのよ』

さっきの言葉は、も…この人が本当に言ったんだろうか?、聞き間違いじゃないの?
その言葉が食事中から今まで私の頭の中を駆け巡っている
そう、、言ったんだ…私が感じた空気は・汗は、そう物語っているじゃないか
でも…
今ゆたかと楽しげに談笑しているこの人がさっきの人と同一人物とは思えないのだ
あきらかに表情が違う…でも…
私はさっきからこの疑問を繰り返している
ため息をつき、冷蔵庫に目をやるとゆたかが飲み物を取りに行っていた
―…言わないと
自分自身でも整理が付いてないのに言うのもどうかと思った、けど言わないよりかはましだ

「ゆたか!」
「みなみちゃん、どうしたの?」
「…も、さくらさんにあまり…近づかない方が…」
「え~、どうして?」
「…いや……その…」
私は上手く説明できなかった
「あ~! みなみちゃん嫉妬してるんだ~」
ゆたかがいたずらっ子のような目をして笑う
「…まぁ……うん」
「…大丈夫だよ!私は…その……みなみちゃん以外の人は考えられないもんっ!」
「…ありがとう」
私はゆたかの声が好きだ
ゆたかの言葉はこころが安らぐ作用がある
そしてそれはどんな音楽よりも深く私のこころに響く―
…そんな気がするのだ

「…あ、飲み物がないや」
冷蔵庫をみてゆたかがつぶやく
「夜の牛乳も無いし…買ってこなきゃ」
「みなみちゃん、私が行ってこようか?」
『いや、私が行くよ♪』
そう言ったも…さくらさんと私は眼が合った
「そう、、じゃあ…」
私はお金を渡す
『じゃあすぐ帰ってくるね~!』
バタンっ
と、ドアが閉まる、、その直後だった
「みなみ…ちゃん」
「ゆたか?」
「えっと…その……部屋で………しよ?」
「え、、でもすぐ帰ってくるってあの人は言って……」
「もう我慢できないよっっ、、、だから…みなみちゃん…」


私達はベットの上にいる
窓際には私がいる、彼女は反対側だ
「じゃあ、するよ、、、ゆたか」
「うん…」
なぜかゆたかが笑っているのが気にかかったけど…私は彼女に唇を重ねる
「…う…んんっ…はぁ…ん」
私たちは一旦唇を離す
「みなみちゃん、、、私のこと好き?」
「…好きに…決まってるじゃない」
キスの途中で唇を離し相手に尋ねる、これは私たちのセックスでお決まりと
なっていることだ…でもゆたかの方から聞く事なんてめったに無かったのに…
どうしたんだろう?、、、そんな疑問が浮かびながらも何度も、何度もキスを交わす
私は唇を離し聞く
「ゆたか、気持ちいい?」
「うんっ!」
「…そう、よかった」

「ぷっ…くくくくくくくっ……」
「…ゆたか?」
「くくくくくくっ…けひゃひやゃひゃひゃひゃひやひゃひゃひゃっ!』
ゆたかは壊れたように笑い続ける
『ひゃひゃひゃっ…ヒャハっ♪、、、あ~!面白っっ!』
…私は自分の眼を・耳を・鼻を・触覚を疑った
目の前にいるのは…
ゆたかじゃなく

さくらだった


「な……ん、、、で…」
私は呆然とした
『あ~♪、、、面白っ!!!「ゆたか、気持ちいい?」だってぇ、、、ヒャハっ♪』
私は目の前の状況を理解できなかった
「ほんっと単純っ!こんなに簡単にかかってくれるなんてさァ♪」
「だっ、だって!!あの表情!あのにおい!!あの仕草!!!あの声!!!!
…いつも一緒にいる私には分かる、、、あれは…さっきのはゆたかだった…キス
の感触も、唾液もっ!舌の感じも…あっ、、あれはゆたかと同じだったっっっ」
『うん、でも間違えてるじゃない、、そして何度も何度も違う女にキスをした♪』
この女は笑いながら私に言う
「わ、私は何度もっ確かめっ…そうだ、、あなたさっき買い物に…」
この女は、さくらは邪悪な笑みを浮かべて言う
『そうね、、あんたらの言うトコの幻って言えば分かるかしら?』
「…さっき買い物に行ったあなたは、ゆたかだっ…た?」
『大正解っ♪おお当たりぃ~♪』
私は怒りが湧き上がってくる、、、私が…私がいったい何をしたというのっっ!?!
「っっっ…何で―っ!?」
私が言葉を言い終わる前に、、、私はさくらに唇を塞がれた

「っ!、や、止めっっ…」
私は無理矢理顔を引き剥がす、その時に口の中が切れ舌がじんわりと熱くなってくる
『ふぅぅん?嫌々言ってる割には下の方は濡れてるじゃなぁい♪』
「っ…誰がっ」
『ほぉら♪、私まだキスして無いのにビショビショじゃない♪』
そう言ってこの女は私の下半身に指を入れ、、そしてそれを見せた
…確かに……
…確かに、、、、濡れていた
それを認めたくなかった私は自分に言い聞かせる
この女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこ
の女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの
女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女
はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女は
ゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆたかじゃないこの女はゆ
たかじゃないこの女はゆたかじゃない!!!!!ゆたかじゃないんだっっっっっ!!!!!!!!!

―こいつはゆたかの顔をした
―こいつはゆたかの声を発する
―こいつはゆたかと同じ体格の
アクマなんだっ!別人なんだっ!
私は何度も何度も何度も自分に言い聞かせ抑えようとする

「そう、アンタはゆたか本人じゃなくてもゆたかの「顔」と「声」があればどーでもいいんでしょ?」
「…ちがうっ!違うっ!!」
「ゆたかちゃん可哀想だなぁ…うん、可哀想だよ」
「違う、違う違う違う違う!!!!!」
『分かる、うん、分かるよぉ♪ あんたはゆたかをセックスの道具だとしか見ていないってのがさァ♪』
違う違う違う違う違う違う違違違違違違違ちが…

「違うっっ!!!!!」

私は、私は…
ゆたかを―
『あっれぇ?さらに濡れてるじゃぁんっ♪、、、ほんっっとアンタって変☆態なんだね♪』
「や!やめてッお願いだからっ…!」
『あ、そうそう、言っとくけどこの濡れてるの幻じゃなくて正真正銘アンタのなんだよ変態さん♪』
嫌だ…聞きたくない…イヤだ…嫌だ!イヤだ!!いやだ…
『ん~…今のままでも面白いけど、、もっと趣向を凝らしてみようか♪』
こいつの指が、言葉が止まった…?
…終わっ、、、た…の?
しかしそれは頭の中にガンガンと響いてきた

  • ふぅん、、ゆたか以外で感じるんだ…そんなモンなんだね、岩崎さんって-
…泉、、先輩?
  • 好きな人意外で…って、、あんたってこんなに嫌らしい女だったのね…ちょ!近づかないでよっ!-
かがみ…先輩?
  • ごめんね、お姉ちゃんが近づくなって言うから…-
つかさ先輩…?
  • この変態、、汚らわしい…さっさと離れてくださいませんか?-
みゆきさん!?
…違うこれは…やめてっ…聞きたくないっ!
私は耳を塞ぐ、、、しかし、それでも1年の3年のみんなの声が頭の中に響いてくる
『ん♪、これは幻を応用した幻声ってところね、、あ!耳を塞いでも駄☆目、、
コレは頭の中に直接・大音量で響くの♪…原理は…んん~、、、まっいっか☆」
…て!止めて!止めて!止めて!止めて!止めてくれっ!!!
聞きたくないっ!聞きたくないっ!!頭が…頭がオカシクナリソウダ……

私は何をしたの?
私があなたに何をしたっていうの?
私が……声が止まった?
「どうしたの?みなみちゃん」
…ゆ、、、たか?
「どうしたの?そんな格好で…さくらさんは?」
「…ゆたかなの?」
「?」
私は涙が止まらなかった
「ゆたかぁっ!!…ゆたかっ…ゆたかっっ!!」
私はゆたかに勢いよく抱きつく
助けに来てくれた
ゆたかが助けに来てくれたっ!来てくれたんだっ!
そうだよね、ねぇ、そうだよね?ゆ―
「…いい加減離れてくれない」
ゆたかは私の手を払い
「うざいのよ、さっさと離れて?」
…あれ?
「聞こえなかった? 大きな声で言おうか? 気持ち悪いの、抱きつかないで 」
私はベットに倒れこむ
「  この変態  」
…あ?
あ、、ああ…
ああああああああ、、、、

『はぁ~あ…ツマンない、、、あんた何回ゆたかの幻に騙されるわけ?』
…え?
……幻、、、だっ…た、、?
あたりを見回すと部屋には私とこの女の2人だけだった
『…本っっっっっ当ツマンないっ!、、普通1回幻って分かったら対処できないの?
ったく燃えてこないのよっ!、、、もっともっとこっちは色々用意してるってのに!
ふざけないでよっ!!!』
…こいつ何を…言って…
『……っ……手ごたえないなぁ♪、、私はもっとあの時の3姉妹のように、、あの時の
お坊ちゃんのように…もがいて欲しかったん…』
「何で!?」
『…何がよ』
「私が何をしたのっ!?何でこんな事をされなきゃいけないのっっ!?」
『キャラに似合わない大声はやめなよ♪』
「っ、、うるさいっ!!!…げほっ…どうしてよっっ!!!」
『あんたがゆたかと付き合ってるから』
「…え?」
『私はゆたかが好き、あんたが邪魔。それが何?』
何を…言っているんだ、、、、こいつは…
『私はゆたかにキスしたい…抱きしめたい…舐め回したい…しゃぶりつくした
いのよぉ…だからあんたが邪魔、邪魔なの』
…この女の、、、こいつの眼は黒く・澱んで…濁っている
そう、見てるだけで吐きたくなるような―
『だから、さ♪…あんたらを―』
「ただいま~」
がちゃっ
ドアがいた音が、下から聞こえてきた

『あ~あ、本物のゆたかのお帰り…ゲームオーバーかぁ』
…今度こそ、、、終わった…の?
『ま、1回のイベントでクリアできるクソゲーじゃつまんないし…』
「みなみちゃ~んどこ~?」
ゆたかの声が近づいてくる
『あ、そうそう…私は諦めないから、私はずっと―』
こいつは私の耳元で、低い声でささやく
がちゃっ
ドアが開く
「あ~ここにいたんだぁ~」
『…―ゆたか遅かったね~、どうしたの~?』
「ちょっと道が混んでて~」
『そうだったんだ~大変だねぇ~!』
私は震えていた、、、この2人の他愛のない会話の間、ずっと…震えが止まらなかった
「え~、じゃあ何をしてたんですか?」
『うん♪、、みなみさんと遊んでたの!…でももう帰らなきゃ~』
「そうなんだ、、、寂しいなぁ~」


「さようなら~!」
『うん♪、また会おうねぇ~』
バタンっ!
下の階から玄関の閉まる音がする
…私は布団から出れなかった

あの女の顔を見たくなかった

ゆたかにあの女に汚された私の身体を見られたくなかった

『あ、そうそう…私は諦めないから、私はずっと…向かいの家から ―あんたのことを見てるから 』
その言葉が頭の中を駆け巡る、その度に…震えが・吐き気が襲ってくる
「みなみちゃんも一緒に見送ったらよかったのに~」
階段を登り私の部屋に戻ってきたゆたかが言う
…このゆたかは本物なの?
私は窓を見る、外には泉先輩達がいた、、、どうやら高良家を後にするみたいだ
…そしてそれとは反対の方向にあの女はいた
「どうしたの?」
「……なんでもない」
今はさっきの事を考えたくなかった

私は恐ろしかった

「……ゆたか」
「なぁに? みなみちゃん」

ひとりでいるのが怖かった

「…一緒に、暮らそ?」
「え、、」

ゆたかの気持ちなんて微塵も考えていなかった

「…うん、、その…それで、、いつから?」
「今日からは…駄目?」
「……うん、いいよ、、、、私、すっごく嬉しいっ!」
ゆたかは今日とびきりの笑顔を見せる
「じ、じゃあこなたお姉ちゃんに電話しなくちゃ~!」

私はそれが…痛くて、、痛くてたまらない

「もしもし、こなたお姉ちゃん? 実はお話があって―…」


―今思えば私のセカイは、ここから壊れ始めたのかもしれない



















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  • ここまで全部読みました(^^) 伏線がたくさんあっておもしろかったです

    この続きは書かないんですか? もしよかったら続きお願いします!! -- オビ下チェックは基本 (2009-05-07 22:32:20)

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