「こばちーちっちゃくてかぁーい~」
「お人形さんみた~い」
二年生に進級し、ゆたかが新しく同じクラスになった人たちと遊んでいる。
(あの人たちに悪気はないのは分かってる。でもゆたかは自分が小さい事を気にしているのだから……)
そう思い私は彼女達をやんわりと止めるために席を立った。ところが……
「これこれ、悪気はなくても“小さい”とかは言わん方がいいよ。気にしてそうだし」
「ふぇ~い。委員長も気にしぃさんだなぁ」
今年から同じクラスになった人が、彼女達を止めてくれた。
……私よりも、先に……
たしか彼女の名前は、若瀬いずみさん。
長い髪と快活そうな表情が魅力的な女の子。
ゆたかの事をフォローしてくれたことは嬉しいし、理解者が増えることもいい事だと思う。
だけど、なんだろう……この重苦しい、嫌な感情は……
今までゆたかを守るのは私の役目だった。
なのに……今まで私のいた位置をあの人が奪っていく……
その事に対する不安なんだろうか……
嫉妬?
(なにをばかな!!)
そこまで考えて、私は心の中で大きくかぶりをふった。
私は何を考えているのだろうか。
ゆたかを理解し、助けてくれる人が増える。
大いに結構な事ではないか。
いいことはあっても悪い事など一つもない。………はず。
「あ、ありがとうございます、委員長さん」
「お節介だったらごめんねーいずみでいいよ」
「はい、いずみさん。私のことも、ゆたかって呼んでください」
「うん、ゆたかちゃん」
(!!)
(下の名前で呼んでる……私のときは最初、岩崎さんって呼んでたのに……)
あ、ダメだ。不安でどろどろした気持ちを抑えられない。
ゆたかが、私以外の人と仲良くするのが我慢できない?
ううん、自分以外の人にゆたかを守る役を譲ることが我慢できない!
ゆたかのためにならないのは分かっている。
ゆたかのためを思うのなら、私はいずみさんと一緒にゆたかを守っていくべきだと思う。
でも……私は……ゆたかを独り占めしたいっ!
ゆたかのナイトは私一人でいいっ!!
☆
☆
☆
ずっと見ていた。話しかけることはできなくても……
初めて見たときから、なんか、いいなぁって思った。
何をそこまで気に入ったのかはわからない。
お人形さんのような外見?
健気な性格?
それとも可愛らしい声?
ううん、どれも違う。
いや、どれも正解か。
きっと私は、彼女を構成する全てに惹かれたんだと思う。
話しかけたいって思ってた。
仲良くしたいって思ってた。
だから二年生になって、クラスが同じになったとわかったとき、嬉しかった。
だけど彼女の隣には、いつも彼女を守っているナイトのような人がいた。
岩崎みなみさん……
別々のクラスになってくれればよかったのに……そうすれば私が彼女を守ってあげられたのに……
でもだからって、彼女の事をあきらめたくない。
少しでもそばにいたい!
だから声をかけた。
「これこれ、悪気はなくても“小さい”とかは言わん方がいいよ。気にしてそうだし」
……岩崎さんよりも先に。
「あ、ありがとうございます、委員長さん」
「お節介だったらごめんねーいずみでいいよ」
「はい、いずみさん。私のことも、ゆたかってよんでください」
「うん、ゆたかちゃん」
傍から見れば単なる微笑ましい会話にみえただろう。
だけど、私の心臓はうるさいくらいにバクバクし、声は緊張でいつ震えださないか不安でたまらなかった。
遠くから見ているだけだったまぶしい笑顔が、こんなにも近くにある。
遠くから聴いているだけだった可愛らしい声を、こんなにも近くで聴ける。
それだけで、私の心は満たされた。……ハズだった。
だけど人間の欲というものは限りがない。
手に入らないと諦めていたはずのものでも、手が届くとなると欲しくてたまらなくなる。
だけど、ゆたかさんには岩崎さんがいる。
彼女をどうにかしない限り、ゆたかちゃんを独り占めすることはできない。
ゆたかちゃんに、岩崎さんより私を選んでもらわないと、ゆたかちゃんは私のものにはならない!!
☆
☆
☆
「えっと……二人とも、話ってなぁに?」
ある日の放課後、ゆたかはみなみといずみの二人に“大事な話がしたい”と言われ、人がほとんどこない空き教室へと呼び出された。
「ゆたかにね、訊きたいことがあるの」
やや緊張したような声で二人は言った。
「ゆたかちゃん。私と岩崎さん、どっちが好き?」
「ふぇっ?!」
思ってもいないことを尋ねられ、ゆたかの表情に戸惑いが浮かんだ。
「二人とも、急にどうしたの?なにかの冗談だよね?」
ゆたかは驚きながらも聞き返すが、二人の表情は真剣そのもので、ふざけた様子はカケラもない。
「ゆたか……私は、ゆたかのことが好きなの。初めて会ったときから、ゆたかをずっと守っていきたい。って、思ってたよ」
「私も、ゆたかちゃんが好き。クラスが違ったからゆたかちゃんは知らないと思うけど、本当はずっとゆたかちゃんを見ていたの。
同じクラスになれて、すごく嬉しいと思ってるよ」
二人の真剣な告白にゆたかは戸惑うばかりだった。
「言っておくけど、私も岩崎さんも友達としてじゃなくて、ゆたかちゃんに恋してるの」
最後の逃げ道が絶たれた。
「恋って……え?ええ?」
「ゆたか、落ち着いて」
「でも……恋って……」
「女の子同士で変だってことはよくわかっているわ。でも、私も岩崎さんも本気なの。そして、ゆたかちゃんに選んで欲しいの。
私か、岩崎さんか」
二人の告白が終わり、ゆたかは顔を真っ赤にして黙り込んでしまう。
やはり衝撃が強すぎたのだろうか……と、二人が心配しはじめたころ、ゆたかは口を開いた。
「あ、あのね……私はみなみちゃんもいずみさんも大好きなの。
でも私、恋ってまだよく分からなくて……だから、選ぶ事なんてできないの……ごめんなさい」
ゆたかは消え入りそうな声で二人に謝った。
「そ、そっか……」
「でもね!」
落胆しかけた二人に、大きめのゆたかの声が被さる。
「恋って、すごくどきどきするものだと思うの。
だからみなみちゃんかいずみさんか、どっちといるときのほうがどきどきするかわかればいいと思うの」
「じゃあ、どうやって調べるの?」
いずみの問いかけに対し、ゆたかは顔を赤らめ、小さな声で答えた。
「……ちなこと……」
「え?」
「えっちなことすれば、わかると思うの……」
「「っ!!!」」
みなみといずみの顔が真っ赤に染まる。
「ゆたか、えっちなことって……」
「二人に順番にえっちなことしてもらって、たくさんどきどきしたほうと恋人になる。っていうのはダメかな?」
ゆたかの甘い誘惑にみなみといずみはクラクラしてしまい、ダメなどと言えるはずがなかった。
二人は魔法にかかったように、コクンと頷いていた。
☆
☆
☆
「ゆたか、大丈夫?辛かったら言ってね」
「うん…平気だよ、みなみちゃん」
服を脱ぎ、生まれたままの姿になったゆたかとみなみは、お互いを慈しむように抱き合った。
公平なじゃんけんの結果、先攻みなみ。後攻はいずみとなった。
「ゆたか、キス…するね」
机に座ったゆたかをそっと抱きながら、みなみはゆたかの唇に自分の唇を重ねた。
「ん……ちゅ……」
「ん………」
互いの吐息がふれあい、唇から体温が伝わり、みなみの鼓動はゆたかに聞こえるのではないかと思えるほど高鳴っていく。
「ちゅぷ…ん……」
「ふ……んんっ」
ゆたかの小さな舌にみなみの舌がふれた。
触れ合う瞬間を惜しむように優しく、ゆっくりと互いの舌が絡まっていく。
「んっ……ん……ふ……」
ゆたかの目が徐々にとろんとしてくる。
「ん……はぁ……みなみちゃん……」
「どう?ゆたか……」
「ん、なんだか、どきどきする……みなみちゃんの舌、あったかいよ」
「よかった。もっとどきどきさせてあげる」
言いながらみなみはゆたかを抱き寄せ背中に手を回した。
そしてゆたかの背中にやさしく指を這わせた。
「ふぁっ、んんっ」
「どう?気持ちいいでしょ」
みなみは強すぎず弱すぎず、絶妙の力加減でゆたかの背中を愛撫していく。
「はぁ……気持ちいい……どうして……?」
「背中ってね、結構敏感な性感帯なんだよ。ココも……」
「ふあっ!」
みなみは背中への愛撫を続けながら、ゆたかの首筋に舌を這わせた。
「ぁ……ぁ……ぁぁっ……」
「ぞくぞくって、するでしょ」
みなみの与える甘い愛撫のせいで、まだ胸やアソコといった敏感な部分は触られていないにも関わらず、ゆたかの身体はすっかり火照ってしまっていた。
もはやまったく力は入らず、みなみが支えていなければ机から落ちてしまうだろう。
「ゆたか、ここは…どう?」
「あっ、そこは……」
みなみの指がゆたかの女の子の部分を捉えた。
「すごい…こんなに……」
みなみがため息をつくほど、そこはぐっしょりと濡れていた。
「っ///」
ゆたかは顔を真っ赤にしていやいやをするように首を振っている。
「うれしいよ。ゆたか、感じてくれているんだね」
「んんっ……ん、あっ…あっ…」
みなみの指が割れ目にそってゆっくりと上下しはじめる。
そこから生み出される快感は、朦朧としていたゆたかの意識をさらに蝕み、快楽の沼へと引きずり込んでいく。
「あっ…あっ、だめ……くる……きちゃうよぉ……」
「大丈夫だよ…私に任せて」
みなみの言葉に従い、ゆたかは身体の全てをみなみに委ねてしまった。
愛液は次々と溢れ出し、絶頂は目の前だった。
「ふぁぁっ!もう……だめぇ!!」
ゆたかの嬌声が響き渡り、その身体がビクッっと震えた。
「あっ……あ……はぁ…はぁ…」
「ゆたか、イっちゃったんだね」
「はぁ……はぁ………ぅん、イっちゃった……」
「可愛かったよ」
言いながらみなみはゆたかの頬に頬ずりした。
「えへへ」
恥ずかしそうに微笑むゆたかの表情はみなみの胸を貫き、みなみの心をますます惹きつけるのだった。
☆
☆
☆
「ちゅ……んむっ……んんっ」
「はむ……ちゅ、ちゅく……んっ」
いずみとゆたかのエッチは濃厚なキスからはじまった。
みなみのターンが終了し、ゆたかの体力が回復すると、いずみは待ちきれないといった様子でゆたかの唇にむしゃぶりついた。
「ちゅぷ、ちゅ……あむ……んんっ……」
「はぁ……ん……ぴちゃ……くちゅ……」
舌と舌が絡み合い、唾液が混ざり合う。
「んむっ……はぁっ……ちゅ……んっ、ぷはっ」
唇を離すと銀色の糸が二人をつないだ。
「はぁ…はぁ…」
「ゆたかちゃん、ごめんね……私、我慢できないの」
「いずみ…さん…」
「ずっと話しかけることもできなくて、遠くからみているだけで……寂しくて……切なくて……」
いずみは心に募った思いを涙声で告白していく。
「ゆたかちゃんのはだかを想像してなんども一人で慰めてたんだよ……ね、触って……」
いずみはゆたかの手をとって、自らの秘所へと導いた。
「わ……すごい……」
「濡れてるでしょ」
「うん…キスだけで、こんなに……」
「ゆたかちゃんのことが大好きだからだよ」
言いながらいずみはしゃがみこんで、ゆたかの秘所に顔を近づけた。
「これが、ゆたかちゃんの……」
「や、やだ……あんまりじっと見ないで……」
「ごめん、無理だよ……こんなにきれいなのに」
「やぁぁ……」
女の子の一番恥ずかしいところを見つめられ、ゆたかは羞恥に身を震わせた。
「ん……ちゅ」
「ふぁぅ!いずみさん、なにして……」
「ゆたかちゃんの女の子にキスをしたの」
「だ、だめっ!」
「どうして?」
「だって……きたないよ、そんなトコ……」
「きたなくなんてないよ。ゆたかちゃんの身体にきたないとこなんて一つもないよ」
「でも……んあっ」
いずみの手がゆたかの割れ目を開き、舌をナカへと差し込んでいく。
「ふぁっ……あっ……ああっ……」
「ん…れろ……ちゅ……ゆたかちゃんの味がする」
「やだやだ、言わないでぇ」
「でも、すっごく濡れてきたよ。気持ちいいのかな……」
「だめぇ……」
「ここは……どう?」
いずみの舌先がクリトリスを捉えた。
皮をめくり、敏感な肉芽を舐めあげていく。
「あっ、ああっ」
「やっぱり女の子はココがいいよね。それから、こっちも……」
いずみは指にたっぷりと愛液をまぶし、おしりの穴に指をあてがった。
「ひぅっ!そこは……っ……」
“そこはだめ”と言いかけたゆたかの声が不自然に途切れた。
思ってもみなかった快感がゆたかを襲ったためである。
「結構いいでしょ。ゆたかちゃんも気に入ったみたいね」
「やだ……だめ……動かさないで……」
「だめ。ゆたかちゃんに気持ちよくなってほしいんだもん」
おしりの穴にあてがわれた指がゆっくりと動き始める。
同時にクリトリスへの愛撫も再開され、ゆたかの性感は急激に高まっていった。
「あふっ……ああっ……あん……ふぁぁっ!」
「ちゅぷ、ぴちゅ……かわいい……ゆたかちゃん、大好きよ……大好き……」
いずみの大好きという言葉がゆたかの心をダイレクトで震わせ、よりいっそうの快感を与えていく。
「あっ……あっ……だめっ……私っ」
「イきそうなの?イっていいよ、いつでもね」
押し寄せてくる快感の前にゆたかの理性は吹き飛び、心と身体は絶頂へと上り詰めていく。
「はぁっ!ああっ!イク……イクイクイクっ!!あああっ!!!」
ブルブルとゆたかの身体が震え、アソコから大量の愛液が溢れた。
「っ!……はぁ……はぁ……」
「大好きよ……ゆたかちゃん……」
絶頂の余韻で赤く染まったゆたかの頬に、いずみはそっとキスをした。
☆
☆
☆
そして再び、3人は教室に集まった。
「それじゃあ……私の答えを言うね。……私は」
「「待って!!!」」
ゆたかの口から審判が下されようとしたその瞬間、みなみといずみの両方の声がゆたかを遮った。
「だめ!言わないで!」
「みなみちゃん?いずみさん?」
「私、ずっとゆたかちゃんとこんなことしたいって思ってた。今日ゆたかちゃんを抱く事ができてすごく嬉しかった。でも……」
いずみは一端言葉を区切った。
「でもだめなの!私の身体も心もゆたかちゃんを求めてるの!
ゆたかちゃんの身体を知っちゃったらもう、ゆたかちゃんなしじゃ生きていけないの!!」
いずみは絶叫に近い声で自分の思いを叫んだ。
「ゆたか、私も同じ気持ちなの。少し前まで、ゆたかのこと独り占めしたいって思ってた。でも、ゆたかが若瀬さんを選んだらって思うと、耐えられないよ……」
みなみの声は震えていた。瞳も潤み、涙をこらえているのが分かった。
「お願い、その先を言わないで……結果を知るのが、怖いよ……」
「ダメだよ」
ゆたかの口から放たれた冷たい言葉に、二人はハッとしてゆたかを見た。
「どんなに怖くても、一度始めた勝負ならキチンと結果は聞かなくちゃダメ。
そうじゃないと、何のためにシたのかわからなくなっちゃうよ」
「「…………」」
ゆたかの非情だが正しい言葉に、二人はなにも言い返すことができない。
「……わかった」
みなみは覚悟を決めた。
「いずみさんは?」
「うん、わかったよ……聞かせて、ゆたかちゃんはどっちを選んだの……?」
「うん……じゃあ言うよ。私の答えは……」
二人はごくりと生唾を飲み込んだ。
「“両方と付き合いたい”だよ。
みなみちゃんもいずみさんも、私のことすごく愛してくれてるってことが伝わってきて、すっごくどきどきした。
どちらかなんて、選べないくらい。
だから、二人ともわたしの王子様になってほしい。でも……」
「でも……なんなの?ゆたか」
「二人がよければ……だけどね」
☆
☆
☆
数日後、ゆたか、みなみ、いずみは三人でお弁当を食べていた。
当然ゆたかを真ん中に、左右にみなみといずみが座るといった席順だ。
「はい、ゆたか。あーん」
みなみは一口サイズに切り分けた卵焼きを箸でつまみ、ゆたかの口へと運んでいく。
「あーん、ぱくっ」
「どう?ゆたか」
「うん、美味しいよ、みなみちゃん」
「次は私よ。ゆたかちゃん、あーん」
「あーん……」
「どうかな?そのから揚げ、自信作なんだけど……」
「うん、下味がしっかりついてて美味しいよ」
「ゆたか、次はなにがいい?」
あの日以来、ゆたか、みなみ、いずみは三人でお弁当を食べるのが当たり前のようになっていた。
三人で遊びに行ったり、ゆたかのお許しがでると三人でエッチをするようにもなった。
みなみといずみはゆたかを独り占めすることはできなくなったけど、今の状況に不満はもっていない。
なぜなら、二人は身体も心もゆたかの虜になってしまい、ゆたかなしでは生きていけなくなってしまった。
ゆたかのそばにいられるなら、たとえ他に相手がいてもかまわない。そう思えるようになっていた。
「みなみちゃん。いずみさん。二人ともだーいすきっ!」
ゆたか(ちゃん)のためなら死ねるっ!!
ゆたかの笑顔のまぶしさに、二人は本気でそう思うのだった。
そんな二人を見守るゆたかの口元が微かに歪んだ事に、気付く者はいなかった。
☆
☆
☆
「ゆたかは私の妹だもん!一緒に住んではいなくても、私がゆたかを守ってきたんだよ!」
「今・現在ゆーちゃんを守ってるのは私だもん!いとこだけど、私のほうがお姉さんにふさわしいよ!」
泉家では、こなたとゆいがゆたかの目の前で言い争いをしていた。
どちらがゆたかのお姉さんかということでもめているらしい。
「こなたなんて、ゆたかの好きなキャラのフェアのポイント、全然集められなかったくせに!」
「協力はしたもん!前もって知ってれば私だって!」
「ゆーちゃん」
「ゆたか」
「「どっちの妹になりたい?!」」
二人の姉に詰め寄られ、ゆたかは涙目になりながら答えた。
「わ、私にとってはどっちも大好きなお姉ちゃんだよ……どっちかなんて、決められないよぉ……でも……」
「でも?」
「でも……なんなの?ゆたか」
頬を赤らめ、上目遣いで、恥ずかしそうにゆたかは答えた。
「えっちなことすれば、わかると思うの……」
「お人形さんみた~い」
二年生に進級し、ゆたかが新しく同じクラスになった人たちと遊んでいる。
(あの人たちに悪気はないのは分かってる。でもゆたかは自分が小さい事を気にしているのだから……)
そう思い私は彼女達をやんわりと止めるために席を立った。ところが……
「これこれ、悪気はなくても“小さい”とかは言わん方がいいよ。気にしてそうだし」
「ふぇ~い。委員長も気にしぃさんだなぁ」
今年から同じクラスになった人が、彼女達を止めてくれた。
……私よりも、先に……
たしか彼女の名前は、若瀬いずみさん。
長い髪と快活そうな表情が魅力的な女の子。
ゆたかの事をフォローしてくれたことは嬉しいし、理解者が増えることもいい事だと思う。
だけど、なんだろう……この重苦しい、嫌な感情は……
今までゆたかを守るのは私の役目だった。
なのに……今まで私のいた位置をあの人が奪っていく……
その事に対する不安なんだろうか……
嫉妬?
(なにをばかな!!)
そこまで考えて、私は心の中で大きくかぶりをふった。
私は何を考えているのだろうか。
ゆたかを理解し、助けてくれる人が増える。
大いに結構な事ではないか。
いいことはあっても悪い事など一つもない。………はず。
「あ、ありがとうございます、委員長さん」
「お節介だったらごめんねーいずみでいいよ」
「はい、いずみさん。私のことも、ゆたかって呼んでください」
「うん、ゆたかちゃん」
(!!)
(下の名前で呼んでる……私のときは最初、岩崎さんって呼んでたのに……)
あ、ダメだ。不安でどろどろした気持ちを抑えられない。
ゆたかが、私以外の人と仲良くするのが我慢できない?
ううん、自分以外の人にゆたかを守る役を譲ることが我慢できない!
ゆたかのためにならないのは分かっている。
ゆたかのためを思うのなら、私はいずみさんと一緒にゆたかを守っていくべきだと思う。
でも……私は……ゆたかを独り占めしたいっ!
ゆたかのナイトは私一人でいいっ!!
☆
☆
☆
ずっと見ていた。話しかけることはできなくても……
初めて見たときから、なんか、いいなぁって思った。
何をそこまで気に入ったのかはわからない。
お人形さんのような外見?
健気な性格?
それとも可愛らしい声?
ううん、どれも違う。
いや、どれも正解か。
きっと私は、彼女を構成する全てに惹かれたんだと思う。
話しかけたいって思ってた。
仲良くしたいって思ってた。
だから二年生になって、クラスが同じになったとわかったとき、嬉しかった。
だけど彼女の隣には、いつも彼女を守っているナイトのような人がいた。
岩崎みなみさん……
別々のクラスになってくれればよかったのに……そうすれば私が彼女を守ってあげられたのに……
でもだからって、彼女の事をあきらめたくない。
少しでもそばにいたい!
だから声をかけた。
「これこれ、悪気はなくても“小さい”とかは言わん方がいいよ。気にしてそうだし」
……岩崎さんよりも先に。
「あ、ありがとうございます、委員長さん」
「お節介だったらごめんねーいずみでいいよ」
「はい、いずみさん。私のことも、ゆたかってよんでください」
「うん、ゆたかちゃん」
傍から見れば単なる微笑ましい会話にみえただろう。
だけど、私の心臓はうるさいくらいにバクバクし、声は緊張でいつ震えださないか不安でたまらなかった。
遠くから見ているだけだったまぶしい笑顔が、こんなにも近くにある。
遠くから聴いているだけだった可愛らしい声を、こんなにも近くで聴ける。
それだけで、私の心は満たされた。……ハズだった。
だけど人間の欲というものは限りがない。
手に入らないと諦めていたはずのものでも、手が届くとなると欲しくてたまらなくなる。
だけど、ゆたかさんには岩崎さんがいる。
彼女をどうにかしない限り、ゆたかちゃんを独り占めすることはできない。
ゆたかちゃんに、岩崎さんより私を選んでもらわないと、ゆたかちゃんは私のものにはならない!!
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「えっと……二人とも、話ってなぁに?」
ある日の放課後、ゆたかはみなみといずみの二人に“大事な話がしたい”と言われ、人がほとんどこない空き教室へと呼び出された。
「ゆたかにね、訊きたいことがあるの」
やや緊張したような声で二人は言った。
「ゆたかちゃん。私と岩崎さん、どっちが好き?」
「ふぇっ?!」
思ってもいないことを尋ねられ、ゆたかの表情に戸惑いが浮かんだ。
「二人とも、急にどうしたの?なにかの冗談だよね?」
ゆたかは驚きながらも聞き返すが、二人の表情は真剣そのもので、ふざけた様子はカケラもない。
「ゆたか……私は、ゆたかのことが好きなの。初めて会ったときから、ゆたかをずっと守っていきたい。って、思ってたよ」
「私も、ゆたかちゃんが好き。クラスが違ったからゆたかちゃんは知らないと思うけど、本当はずっとゆたかちゃんを見ていたの。
同じクラスになれて、すごく嬉しいと思ってるよ」
二人の真剣な告白にゆたかは戸惑うばかりだった。
「言っておくけど、私も岩崎さんも友達としてじゃなくて、ゆたかちゃんに恋してるの」
最後の逃げ道が絶たれた。
「恋って……え?ええ?」
「ゆたか、落ち着いて」
「でも……恋って……」
「女の子同士で変だってことはよくわかっているわ。でも、私も岩崎さんも本気なの。そして、ゆたかちゃんに選んで欲しいの。
私か、岩崎さんか」
二人の告白が終わり、ゆたかは顔を真っ赤にして黙り込んでしまう。
やはり衝撃が強すぎたのだろうか……と、二人が心配しはじめたころ、ゆたかは口を開いた。
「あ、あのね……私はみなみちゃんもいずみさんも大好きなの。
でも私、恋ってまだよく分からなくて……だから、選ぶ事なんてできないの……ごめんなさい」
ゆたかは消え入りそうな声で二人に謝った。
「そ、そっか……」
「でもね!」
落胆しかけた二人に、大きめのゆたかの声が被さる。
「恋って、すごくどきどきするものだと思うの。
だからみなみちゃんかいずみさんか、どっちといるときのほうがどきどきするかわかればいいと思うの」
「じゃあ、どうやって調べるの?」
いずみの問いかけに対し、ゆたかは顔を赤らめ、小さな声で答えた。
「……ちなこと……」
「え?」
「えっちなことすれば、わかると思うの……」
「「っ!!!」」
みなみといずみの顔が真っ赤に染まる。
「ゆたか、えっちなことって……」
「二人に順番にえっちなことしてもらって、たくさんどきどきしたほうと恋人になる。っていうのはダメかな?」
ゆたかの甘い誘惑にみなみといずみはクラクラしてしまい、ダメなどと言えるはずがなかった。
二人は魔法にかかったように、コクンと頷いていた。
☆
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「ゆたか、大丈夫?辛かったら言ってね」
「うん…平気だよ、みなみちゃん」
服を脱ぎ、生まれたままの姿になったゆたかとみなみは、お互いを慈しむように抱き合った。
公平なじゃんけんの結果、先攻みなみ。後攻はいずみとなった。
「ゆたか、キス…するね」
机に座ったゆたかをそっと抱きながら、みなみはゆたかの唇に自分の唇を重ねた。
「ん……ちゅ……」
「ん………」
互いの吐息がふれあい、唇から体温が伝わり、みなみの鼓動はゆたかに聞こえるのではないかと思えるほど高鳴っていく。
「ちゅぷ…ん……」
「ふ……んんっ」
ゆたかの小さな舌にみなみの舌がふれた。
触れ合う瞬間を惜しむように優しく、ゆっくりと互いの舌が絡まっていく。
「んっ……ん……ふ……」
ゆたかの目が徐々にとろんとしてくる。
「ん……はぁ……みなみちゃん……」
「どう?ゆたか……」
「ん、なんだか、どきどきする……みなみちゃんの舌、あったかいよ」
「よかった。もっとどきどきさせてあげる」
言いながらみなみはゆたかを抱き寄せ背中に手を回した。
そしてゆたかの背中にやさしく指を這わせた。
「ふぁっ、んんっ」
「どう?気持ちいいでしょ」
みなみは強すぎず弱すぎず、絶妙の力加減でゆたかの背中を愛撫していく。
「はぁ……気持ちいい……どうして……?」
「背中ってね、結構敏感な性感帯なんだよ。ココも……」
「ふあっ!」
みなみは背中への愛撫を続けながら、ゆたかの首筋に舌を這わせた。
「ぁ……ぁ……ぁぁっ……」
「ぞくぞくって、するでしょ」
みなみの与える甘い愛撫のせいで、まだ胸やアソコといった敏感な部分は触られていないにも関わらず、ゆたかの身体はすっかり火照ってしまっていた。
もはやまったく力は入らず、みなみが支えていなければ机から落ちてしまうだろう。
「ゆたか、ここは…どう?」
「あっ、そこは……」
みなみの指がゆたかの女の子の部分を捉えた。
「すごい…こんなに……」
みなみがため息をつくほど、そこはぐっしょりと濡れていた。
「っ///」
ゆたかは顔を真っ赤にしていやいやをするように首を振っている。
「うれしいよ。ゆたか、感じてくれているんだね」
「んんっ……ん、あっ…あっ…」
みなみの指が割れ目にそってゆっくりと上下しはじめる。
そこから生み出される快感は、朦朧としていたゆたかの意識をさらに蝕み、快楽の沼へと引きずり込んでいく。
「あっ…あっ、だめ……くる……きちゃうよぉ……」
「大丈夫だよ…私に任せて」
みなみの言葉に従い、ゆたかは身体の全てをみなみに委ねてしまった。
愛液は次々と溢れ出し、絶頂は目の前だった。
「ふぁぁっ!もう……だめぇ!!」
ゆたかの嬌声が響き渡り、その身体がビクッっと震えた。
「あっ……あ……はぁ…はぁ…」
「ゆたか、イっちゃったんだね」
「はぁ……はぁ………ぅん、イっちゃった……」
「可愛かったよ」
言いながらみなみはゆたかの頬に頬ずりした。
「えへへ」
恥ずかしそうに微笑むゆたかの表情はみなみの胸を貫き、みなみの心をますます惹きつけるのだった。
☆
☆
☆
「ちゅ……んむっ……んんっ」
「はむ……ちゅ、ちゅく……んっ」
いずみとゆたかのエッチは濃厚なキスからはじまった。
みなみのターンが終了し、ゆたかの体力が回復すると、いずみは待ちきれないといった様子でゆたかの唇にむしゃぶりついた。
「ちゅぷ、ちゅ……あむ……んんっ……」
「はぁ……ん……ぴちゃ……くちゅ……」
舌と舌が絡み合い、唾液が混ざり合う。
「んむっ……はぁっ……ちゅ……んっ、ぷはっ」
唇を離すと銀色の糸が二人をつないだ。
「はぁ…はぁ…」
「ゆたかちゃん、ごめんね……私、我慢できないの」
「いずみ…さん…」
「ずっと話しかけることもできなくて、遠くからみているだけで……寂しくて……切なくて……」
いずみは心に募った思いを涙声で告白していく。
「ゆたかちゃんのはだかを想像してなんども一人で慰めてたんだよ……ね、触って……」
いずみはゆたかの手をとって、自らの秘所へと導いた。
「わ……すごい……」
「濡れてるでしょ」
「うん…キスだけで、こんなに……」
「ゆたかちゃんのことが大好きだからだよ」
言いながらいずみはしゃがみこんで、ゆたかの秘所に顔を近づけた。
「これが、ゆたかちゃんの……」
「や、やだ……あんまりじっと見ないで……」
「ごめん、無理だよ……こんなにきれいなのに」
「やぁぁ……」
女の子の一番恥ずかしいところを見つめられ、ゆたかは羞恥に身を震わせた。
「ん……ちゅ」
「ふぁぅ!いずみさん、なにして……」
「ゆたかちゃんの女の子にキスをしたの」
「だ、だめっ!」
「どうして?」
「だって……きたないよ、そんなトコ……」
「きたなくなんてないよ。ゆたかちゃんの身体にきたないとこなんて一つもないよ」
「でも……んあっ」
いずみの手がゆたかの割れ目を開き、舌をナカへと差し込んでいく。
「ふぁっ……あっ……ああっ……」
「ん…れろ……ちゅ……ゆたかちゃんの味がする」
「やだやだ、言わないでぇ」
「でも、すっごく濡れてきたよ。気持ちいいのかな……」
「だめぇ……」
「ここは……どう?」
いずみの舌先がクリトリスを捉えた。
皮をめくり、敏感な肉芽を舐めあげていく。
「あっ、ああっ」
「やっぱり女の子はココがいいよね。それから、こっちも……」
いずみは指にたっぷりと愛液をまぶし、おしりの穴に指をあてがった。
「ひぅっ!そこは……っ……」
“そこはだめ”と言いかけたゆたかの声が不自然に途切れた。
思ってもみなかった快感がゆたかを襲ったためである。
「結構いいでしょ。ゆたかちゃんも気に入ったみたいね」
「やだ……だめ……動かさないで……」
「だめ。ゆたかちゃんに気持ちよくなってほしいんだもん」
おしりの穴にあてがわれた指がゆっくりと動き始める。
同時にクリトリスへの愛撫も再開され、ゆたかの性感は急激に高まっていった。
「あふっ……ああっ……あん……ふぁぁっ!」
「ちゅぷ、ぴちゅ……かわいい……ゆたかちゃん、大好きよ……大好き……」
いずみの大好きという言葉がゆたかの心をダイレクトで震わせ、よりいっそうの快感を与えていく。
「あっ……あっ……だめっ……私っ」
「イきそうなの?イっていいよ、いつでもね」
押し寄せてくる快感の前にゆたかの理性は吹き飛び、心と身体は絶頂へと上り詰めていく。
「はぁっ!ああっ!イク……イクイクイクっ!!あああっ!!!」
ブルブルとゆたかの身体が震え、アソコから大量の愛液が溢れた。
「っ!……はぁ……はぁ……」
「大好きよ……ゆたかちゃん……」
絶頂の余韻で赤く染まったゆたかの頬に、いずみはそっとキスをした。
☆
☆
☆
そして再び、3人は教室に集まった。
「それじゃあ……私の答えを言うね。……私は」
「「待って!!!」」
ゆたかの口から審判が下されようとしたその瞬間、みなみといずみの両方の声がゆたかを遮った。
「だめ!言わないで!」
「みなみちゃん?いずみさん?」
「私、ずっとゆたかちゃんとこんなことしたいって思ってた。今日ゆたかちゃんを抱く事ができてすごく嬉しかった。でも……」
いずみは一端言葉を区切った。
「でもだめなの!私の身体も心もゆたかちゃんを求めてるの!
ゆたかちゃんの身体を知っちゃったらもう、ゆたかちゃんなしじゃ生きていけないの!!」
いずみは絶叫に近い声で自分の思いを叫んだ。
「ゆたか、私も同じ気持ちなの。少し前まで、ゆたかのこと独り占めしたいって思ってた。でも、ゆたかが若瀬さんを選んだらって思うと、耐えられないよ……」
みなみの声は震えていた。瞳も潤み、涙をこらえているのが分かった。
「お願い、その先を言わないで……結果を知るのが、怖いよ……」
「ダメだよ」
ゆたかの口から放たれた冷たい言葉に、二人はハッとしてゆたかを見た。
「どんなに怖くても、一度始めた勝負ならキチンと結果は聞かなくちゃダメ。
そうじゃないと、何のためにシたのかわからなくなっちゃうよ」
「「…………」」
ゆたかの非情だが正しい言葉に、二人はなにも言い返すことができない。
「……わかった」
みなみは覚悟を決めた。
「いずみさんは?」
「うん、わかったよ……聞かせて、ゆたかちゃんはどっちを選んだの……?」
「うん……じゃあ言うよ。私の答えは……」
二人はごくりと生唾を飲み込んだ。
「“両方と付き合いたい”だよ。
みなみちゃんもいずみさんも、私のことすごく愛してくれてるってことが伝わってきて、すっごくどきどきした。
どちらかなんて、選べないくらい。
だから、二人ともわたしの王子様になってほしい。でも……」
「でも……なんなの?ゆたか」
「二人がよければ……だけどね」
☆
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数日後、ゆたか、みなみ、いずみは三人でお弁当を食べていた。
当然ゆたかを真ん中に、左右にみなみといずみが座るといった席順だ。
「はい、ゆたか。あーん」
みなみは一口サイズに切り分けた卵焼きを箸でつまみ、ゆたかの口へと運んでいく。
「あーん、ぱくっ」
「どう?ゆたか」
「うん、美味しいよ、みなみちゃん」
「次は私よ。ゆたかちゃん、あーん」
「あーん……」
「どうかな?そのから揚げ、自信作なんだけど……」
「うん、下味がしっかりついてて美味しいよ」
「ゆたか、次はなにがいい?」
あの日以来、ゆたか、みなみ、いずみは三人でお弁当を食べるのが当たり前のようになっていた。
三人で遊びに行ったり、ゆたかのお許しがでると三人でエッチをするようにもなった。
みなみといずみはゆたかを独り占めすることはできなくなったけど、今の状況に不満はもっていない。
なぜなら、二人は身体も心もゆたかの虜になってしまい、ゆたかなしでは生きていけなくなってしまった。
ゆたかのそばにいられるなら、たとえ他に相手がいてもかまわない。そう思えるようになっていた。
「みなみちゃん。いずみさん。二人ともだーいすきっ!」
ゆたか(ちゃん)のためなら死ねるっ!!
ゆたかの笑顔のまぶしさに、二人は本気でそう思うのだった。
そんな二人を見守るゆたかの口元が微かに歪んだ事に、気付く者はいなかった。
☆
☆
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「ゆたかは私の妹だもん!一緒に住んではいなくても、私がゆたかを守ってきたんだよ!」
「今・現在ゆーちゃんを守ってるのは私だもん!いとこだけど、私のほうがお姉さんにふさわしいよ!」
泉家では、こなたとゆいがゆたかの目の前で言い争いをしていた。
どちらがゆたかのお姉さんかということでもめているらしい。
「こなたなんて、ゆたかの好きなキャラのフェアのポイント、全然集められなかったくせに!」
「協力はしたもん!前もって知ってれば私だって!」
「ゆーちゃん」
「ゆたか」
「「どっちの妹になりたい?!」」
二人の姉に詰め寄られ、ゆたかは涙目になりながら答えた。
「わ、私にとってはどっちも大好きなお姉ちゃんだよ……どっちかなんて、決められないよぉ……でも……」
「でも?」
「でも……なんなの?ゆたか」
頬を赤らめ、上目遣いで、恥ずかしそうにゆたかは答えた。
「えっちなことすれば、わかると思うの……」
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- ほのぼのエンドとおもいきややっぱりゆーちゃんはそうなのねwww -- 名無しさん (2010-01-25 18:43:11)
- GJ!
話の組み立て方やオチの付け方が、凄く上手くなっていますね。 -- 名無しさん (2009-10-18 21:28:14) - おもしろかったw GJ!
ゆーちゃん恐ろしい子www -- 名無しさん (2009-10-18 21:07:09) - ひよりの妄想が形になったかのような展開と、二人がゆたかの手の上で踊らされていたというどんでん返しに脱帽。 -- 名無しさん (2009-10-17 02:36:17)
- 早速の7巻ネタっすか? タイムリーでGJッス。 -- kk (2009-10-12 21:54:44)