「本当に言うの?」
お姉ちゃんは、いまだ納得できない様子で呟いた。
月曜日の朝、通学路を歩きながら昨日の話の続きがはじまる。
お姉ちゃんは、いまだ納得できない様子で呟いた。
月曜日の朝、通学路を歩きながら昨日の話の続きがはじまる。
「二人にはちゃんと言っておきたいの」
「つかさの気持ちはわかるけど……
みゆきはともかく、
こなたは絶対根掘り葉掘り聞いてくるに決まってる……」
お姉ちゃんの足取りは重い。
「そうかもしれないけど、二人に内緒にしとくなんてやだよ」
でもこれだけは譲れなかった。
「つかさはいいかもしんないけど、
こなたは絶対私のことからかってくるんだから……」
「その時は私が守るよ!」
私はガッツポーツをしてみせた
「頼りねー!」
ひどいよ……
「つかさの気持ちはわかるけど……
みゆきはともかく、
こなたは絶対根掘り葉掘り聞いてくるに決まってる……」
お姉ちゃんの足取りは重い。
「そうかもしれないけど、二人に内緒にしとくなんてやだよ」
でもこれだけは譲れなかった。
「つかさはいいかもしんないけど、
こなたは絶対私のことからかってくるんだから……」
「その時は私が守るよ!」
私はガッツポーツをしてみせた
「頼りねー!」
ひどいよ……
お姉ちゃんはため息をついて、「どうしても?」と再度私に聞いた。
「どうしても。」
私は即答した。
「…………わかった。」
お姉ちゃんは、もうどうにでもしてくれと、自暴自棄気味に言った。
「あーもう!学校休みたい」
「そんなに嫌がらなくても……」
ここまでお姉ちゃんが嫌がるとは思っていなかった。
私は即答した。
「…………わかった。」
お姉ちゃんは、もうどうにでもしてくれと、自暴自棄気味に言った。
「あーもう!学校休みたい」
「そんなに嫌がらなくても……」
ここまでお姉ちゃんが嫌がるとは思っていなかった。
どのタイミングで言うのがベストなのか
色々シミュレートしてみた結果
放課後がベストだろうという結論になった。
色々シミュレートしてみた結果
放課後がベストだろうという結論になった。
やけにその日の授業は早く感じ、放課後がやってくる。
嫌がるお姉ちゃんをひっぱりつつ
不思議そうな顔の二人を引きつれ屋上へと向かう。
嫌がるお姉ちゃんをひっぱりつつ
不思議そうな顔の二人を引きつれ屋上へと向かう。
軽く見渡し誰も居ない事を確認すると
「えーっとね、突然で驚くかもしれないんだけど……
私達付き合うことになったの」
「うわっ直球かよ!」
「えーっとね、突然で驚くかもしれないんだけど……
私達付き合うことになったの」
「うわっ直球かよ!」
「私達?」
こなちゃんとゆきちゃんは同時に首を傾げる
こなちゃんとゆきちゃんは同時に首を傾げる
「わたしとお姉ちゃん」
「まぁ、それはおめでとうございます」
ゆきちゃんはにっこりと笑って言った。
ゆきちゃんはにっこりと笑って言った。
「……え?いつのまにフラグ立ってたの?」
フラグ……?
こなちゃんは目を丸くしていた。
「なんか今だけはこなたのほうがまともに見えるのは私だけか……」
お姉ちゃんは頭を抱えていた。
フラグ……?
こなちゃんは目を丸くしていた。
「なんか今だけはこなたのほうがまともに見えるのは私だけか……」
お姉ちゃんは頭を抱えていた。
「やーそれにしても驚いたよ。まさかつかさとかがみが……ふふふ」
こなちゃんは手を口に添えて笑いながらお姉ちゃんを見た
こなちゃんは手を口に添えて笑いながらお姉ちゃんを見た
「だから嫌だったのにぃ!」
「まぁまぁ」とお姉ちゃんをなだめる。
「まぁまぁ」とお姉ちゃんをなだめる。
「変な偏見なんて持ってないとは思ってたけど
それにしてもすんなり受け入れすぎじゃない?二人とも」
「そうですか?好きな者同士がお付き合いする事は自然な事だと思いますけど」
「なんか、私の中でみゆきのイメージが崩れていくわ……」
それにしてもすんなり受け入れすぎじゃない?二人とも」
「そうですか?好きな者同士がお付き合いする事は自然な事だと思いますけど」
「なんか、私の中でみゆきのイメージが崩れていくわ……」
「最近百合ブームだしね、マリみてとかストパニとか」
「絶対言うと思った……」
「エロゲーでも少し前にカタハ――」
お姉ちゃんはこなちゃんの口を両手で塞ぐ
「もうお前は黙ってくれ……頼むから」
「絶対言うと思った……」
「エロゲーでも少し前にカタハ――」
お姉ちゃんはこなちゃんの口を両手で塞ぐ
「もうお前は黙ってくれ……頼むから」
「もう……参考になるかもしれないじゃん」
「そんな参考いらねー!」
「そんな参考いらねー!」
「お姉ちゃん落ち着いて」
「もうやだ、私帰るっ」
「もうやだ、私帰るっ」
お姉ちゃんはそのまま屋上を飛び出して行ってしまった。
「ちょっとからかいすぎたかな……」
「お姉ちゃんも本気では怒ってないと思うから……」
「お姉ちゃんも本気では怒ってないと思うから……」
「ま、でもさ、おめでとうつかさ、あたしは応援するよ!」
こなちゃんはグっ親指を立てた。
「私も応援してますよ」
こなちゃんはグっ親指を立てた。
「私も応援してますよ」
「ありがとう、こなちゃん、ゆきちゃん」
絶対そういってくれるって思ったから
二人には話しておきたかった。
私にとって、こなちゃんもゆきちゃんも大切な人。
それはきっとお姉ちゃんにとっても同じことだから……。
絶対そういってくれるって思ったから
二人には話しておきたかった。
私にとって、こなちゃんもゆきちゃんも大切な人。
それはきっとお姉ちゃんにとっても同じことだから……。
トントンとお姉ちゃんの部屋のドアをノックする。
返事は無い。
「入るよ?」
返事は無い。
「入るよ?」
お姉ちゃんはベットの上で三角座り。しかも電気はつけていない。
うわぁ~いじけてるよ……
うわぁ~いじけてるよ……
「お姉ちゃん……?」
「…………」
無言というか、無視に近い。
「…………」
無言というか、無視に近い。
「こなちゃんも反省してたから、その……」
「別に怒ってないよ」
やっと口をきいてくれた
「別に怒ってないよ」
やっと口をきいてくれた
「……情けない」
「……え?」
「……え?」
「自分が情けないの!
覚悟したとか言って、こんなことでうろたえて……」
覚悟したとか言って、こんなことでうろたえて……」
私はお姉ちゃんの正面に座る
「……お姉ちゃんは自分に厳しい人だから」
そんなところも私は好きなんだけど。
薄暗い部屋の中でお姉ちゃんの顔をまっすぐに見つめる。
そんなところも私は好きなんだけど。
薄暗い部屋の中でお姉ちゃんの顔をまっすぐに見つめる。
「でもずっと厳しかったら疲れちゃうよ」
膝立ちして、そっとお姉ちゃんを頭を抱き寄せた
「だから私がその代わりに優しくしてあげる
私にはそのくらいの事しかしてあげられないから……」
膝立ちして、そっとお姉ちゃんを頭を抱き寄せた
「だから私がその代わりに優しくしてあげる
私にはそのくらいの事しかしてあげられないから……」
「お姉ちゃんはがんばったよ」
「つかさ……」
「つかさ……」
「抱きしめられるのってこんな落ち着くもんだったっけ……」
お姉ちゃんの手が私の腰に回される
お姉ちゃんの手が私の腰に回される
「こなちゃんとゆきちゃんね、私たちのこと応援してるよって」
「そっか……明日謝りに行くよ」
「……うん、えらいえらい」
子供の頃お母さんにしてもらったように
お姉ちゃんの頭を撫でてみる。
「つかさのくせに、子ども扱いするなー」
「そっか……明日謝りに行くよ」
「……うん、えらいえらい」
子供の頃お母さんにしてもらったように
お姉ちゃんの頭を撫でてみる。
「つかさのくせに、子ども扱いするなー」
お姉ちゃんは私の腰にまわした手を、脇に移し
引き離すと、伸ばした太ももの上に私を乗せた
引き離すと、伸ばした太ももの上に私を乗せた
すぐ目の前にお姉ちゃんの顔が映る。
「でも……ありがと、つかさ」
「でも……ありがと、つかさ」
「…………じゃあご褒美もらってもいい?」
「現金なやつだなぁ」
やっと笑ってくれた。
「現金なやつだなぁ」
やっと笑ってくれた。
「……ん」
唇が一度触れて離れる。
唇が一度触れて離れる。
が、なんか……物足りない
不思議そうな顔をしたお姉ちゃんにもう一度唇を重ねる
「……んっ……」
さっきより長めのキス。
しかし、物足りなさは変わらない
さっきより長めのキス。
しかし、物足りなさは変わらない
「……つかさ?」
「……なんか、物足りなくて」
「……なんか、物足りなくて」
「物足りないって……」
小さくため息をついて、頬を染めつつ、
今度はお姉ちゃんから私にキスをしてくれた。
小さくため息をついて、頬を染めつつ、
今度はお姉ちゃんから私にキスをしてくれた。
「んっ……」
唇がこじ開けられ、お姉ちゃんの舌がゆっくりと入ってくる。
自然と私の舌にぶつかって、舌で会話するように絡めあった。
「……んっ……」
手探りなキスだけど、さっきのキスとは全然違った。
唇がこじ開けられ、お姉ちゃんの舌がゆっくりと入ってくる。
自然と私の舌にぶつかって、舌で会話するように絡めあった。
「……んっ……」
手探りなキスだけど、さっきのキスとは全然違った。
「……んはぁっ……」
唇が離れて、私達は顔を見合わせて照れ笑い。
鼻で息をすればいいんだけれど、上手くできず
少し息が苦しかった。
少し息が苦しかった。
ちゃんとできていたのかはわからないけれど
その効果はきっと十分だった。
体が熱くなって、もっともっとお姉ちゃんに触れたくなって
もっともっとキスしたくなった。
その効果はきっと十分だった。
体が熱くなって、もっともっとお姉ちゃんに触れたくなって
もっともっとキスしたくなった。
正直なところ、今のいままで、ああいう行為をすることに
すこし嫌悪感を感じていた。
でもそれは、誰かを愛した事が無かったからなんだと思い知らされた。
すこし嫌悪感を感じていた。
でもそれは、誰かを愛した事が無かったからなんだと思い知らされた。
愛する人とこうやって触れ合えば
もっと触れたくなるものなんだ
もっと触れたくなるものなんだ
「つかさ……」
お姉ちゃんは私を抱き寄せ首元にキスをしてくれる。
お姉ちゃんも同じ気持ちになってくれてたんだって嬉しかった。
「…………んっ」
思わず声が出て
その瞬間、体の中をゾクっと電気が走ったような感覚に襲われた。
お姉ちゃんは私を抱き寄せ首元にキスをしてくれる。
お姉ちゃんも同じ気持ちになってくれてたんだって嬉しかった。
「…………んっ」
思わず声が出て
その瞬間、体の中をゾクっと電気が走ったような感覚に襲われた。
お姉ちゃんは左手で私のタイを緩め
裾を持って、ゆっくりと上へと上げていく
その時間がもどかしくて
私も片手でそれを手伝い
頭を通り抜けたそれをポイっと投げ捨て
背中に手をまわしてブラのホックをはずし、肩から抜き取った。
裾を持って、ゆっくりと上へと上げていく
その時間がもどかしくて
私も片手でそれを手伝い
頭を通り抜けたそれをポイっと投げ捨て
背中に手をまわしてブラのホックをはずし、肩から抜き取った。
何度も一緒にお風呂に入ったりで、見られているから
それほど恥ずかしさはないけれど、やっぱり少し恥ずかしいかな。
私だけが裸なのは悪いと思ったのか
お姉ちゃんも何も言わずにタイを緩め、
自分で制服を脱ぎ捨て、同じようにブラをはずした。
それほど恥ずかしさはないけれど、やっぱり少し恥ずかしいかな。
私だけが裸なのは悪いと思ったのか
お姉ちゃんも何も言わずにタイを緩め、
自分で制服を脱ぎ捨て、同じようにブラをはずした。
脱ぐところを見るだけで何故だかドキドキした。
お姉ちゃんの上半身を倒すと長い髪がベットに広がった。
その広がった髪の毛の1本1本まで愛おしく思える。
その広がった髪の毛の1本1本まで愛おしく思える。
さっきお姉ちゃんがしたように、お姉ちゃんの首筋にキスをして
そっと手を胸に重ねる。
手の中にスッポリと収まるそれを撫でるように愛撫すと
おもしろいように形がかわり
「んっ……」
その度にお姉ちゃんの表情も憂いを増して
もっとその顔を見たくなる。
そっと手を胸に重ねる。
手の中にスッポリと収まるそれを撫でるように愛撫すと
おもしろいように形がかわり
「んっ……」
その度にお姉ちゃんの表情も憂いを増して
もっとその顔を見たくなる。
もっともっといろんな顔が見たいと思う。
もっともっといろんな声が聞きたいって思う。
もっともっと私のことを知って欲しいと思う。
もっともっといろんな声が聞きたいって思う。
もっともっと私のことを知って欲しいと思う。
誰かよりとか、一番とかじゃなくて
お姉ちゃんでなくては駄目だから
お姉ちゃんでなくては駄目だから
「つかさ……?」
「なんでだろ……嬉しいのに……」
「なんでだろ……嬉しいのに……」
怖かった
大切すぎて
お姉ちゃんは私を抱き寄せる
「気が済むまで側にいていいっていったでしょ」
「……うん」
「……うん」
何も言わなくてもわかってくれてることが嬉しかった。
どうして、こんな人が私のそばにいてくれるんだろう。
どうして、こんな人が私のそばにいてくれるんだろう。
私を抱きしめたまま、横へと回転し、
さっきとは逆にお姉ちゃんに見下ろされる
お姉ちゃんは涙で濡れた私の目にキスをして
唇にも軽いキス。
さっきとは逆にお姉ちゃんに見下ろされる
お姉ちゃんは涙で濡れた私の目にキスをして
唇にも軽いキス。
ちゅっちゅと顔全体にキスを雨を降らして
首に肩に腕に指先にキスをしてくれる。
首に肩に腕に指先にキスをしてくれる。
「今、すごい実感できた」
「ん?」
「愛されてるって」
「ばか……遅いよ」
「ん?」
「愛されてるって」
「ばか……遅いよ」
お姉ちゃんは最後にゆっくりと指先にもう一度キスをして私の手をそっとおろした。
「ほんとに、つかさの肌ってつるつるよね」
「何もしてないんだけどね」
「うらやましい限りで……」
「何もしてないんだけどね」
「うらやましい限りで……」
「お姉ちゃんだってつるつるだって思うけど……」
私はお姉ちゃんの肩から腕をそっとなぞる
「私はちゃんと手入れしてるもの」
「そっか、大変なんだね」
私はお姉ちゃんの肩から腕をそっとなぞる
「私はちゃんと手入れしてるもの」
「そっか、大変なんだね」
「ま、胸は私の勝ちだけどね」
お姉ちゃんは私の胸を掴む
「別に競ってるわけじゃ……」
「でも……ほっぺたにしろどうしてあんたはこうも柔らかいのよっ」
そんな親の敵みたいに……
お姉ちゃんは私の胸を掴む
「別に競ってるわけじゃ……」
「でも……ほっぺたにしろどうしてあんたはこうも柔らかいのよっ」
そんな親の敵みたいに……
ふにふにとお姉ちゃんが手が動くたびに
初めての感覚が体を襲い
「……んっ」
お姉ちゃんは顔を私の耳に近づけて
「気持ちいい?」
「……ん」
お姉ちゃんの手はさっきよりも優しく私の胸を愛撫し、
指先で先っぽをクリクリっと転がされる。
「ひゃうっ」
「ごめっ痛かった?」
「違うの、びっくりしただけ」
初めての感覚が体を襲い
「……んっ」
お姉ちゃんは顔を私の耳に近づけて
「気持ちいい?」
「……ん」
お姉ちゃんの手はさっきよりも優しく私の胸を愛撫し、
指先で先っぽをクリクリっと転がされる。
「ひゃうっ」
「ごめっ痛かった?」
「違うの、びっくりしただけ」
「そんな感じるんだここ」と更にくりくりと転がす
「くうっん……」
「ふふふふ」
お姉ちゃんは含みのある笑いをし
「くうっん……」
「ふふふふ」
お姉ちゃんは含みのある笑いをし
私の視界から消える。
「きゃうんっ」
お姉ちゃんが私の乳首に吸い付いていた。
舌で先をコロコロと転がされ
「おね……んあっ……やっ……」
両方の胸の先がジンジンして、頭が……何も考えられなくなる……
「おね……んあっ……やっ……」
両方の胸の先がジンジンして、頭が……何も考えられなくなる……
「……かさ」
「ふえっ……」
「大丈夫?」
一瞬気を失っていたらしい
「そんなに気持ちよかったの?」
「……うん、なんか頭がぽーっとなってわかんなくなちゃった」
「お姉ちゃんにもしてあげるね」
「え…………うん」
意外に素直って思ったのは内緒にしておこう。
一瞬気を失っていたらしい
「そんなに気持ちよかったの?」
「……うん、なんか頭がぽーっとなってわかんなくなちゃった」
「お姉ちゃんにもしてあげるね」
「え…………うん」
意外に素直って思ったのは内緒にしておこう。
上半身を起こし、お姉ちゃんの胸に口を寄せる。
キスをしてそれを口に含んだ
「……んっ」
キスをしてそれを口に含んだ
「……んっ」
舌で転がしたり、吸ったり、軽く噛んだり
色々と試してみる
お姉ちゃんは何かを我慢するみたいに私の頭を掴んで
たまにブルっと震えた。
色々と試してみる
お姉ちゃんは何かを我慢するみたいに私の頭を掴んで
たまにブルっと震えた。
「ぷはっ気持ちい?」
お姉ちゃんは小さく頷く
かわいい。
口に出すときっと怒っちゃうから心の中だけで。
お姉ちゃんは小さく頷く
かわいい。
口に出すときっと怒っちゃうから心の中だけで。
「じゃあこっちも」
もう片方を口に含む。
もう片方を口に含む。
懐かしさを感じるのは
幼い頃を思い出すから?それとも
お腹の中に居た頃を思い出すから?
幼い頃を思い出すから?それとも
お腹の中に居た頃を思い出すから?
「……んあっ……」
時々我慢しきれずに漏れる声だけが聞こえる
「我慢しなくてもいいのに……」
「そんなの無理っあんっ」
時々我慢しきれずに漏れる声だけが聞こえる
「我慢しなくてもいいのに……」
「そんなの無理っあんっ」
私の頭を抱きかかえる腕にぎゅっと力が入る。
「……脱がして」
小さな声が耳元で聞こえた。
胸から口を離し、私はお姉ちゃんのスカートへ手を伸ばす。
ホックをはずし、チャックを下ろすとズルっとずり落ちた。
お姉ちゃんは私の開いた足の間にお尻をつき、足からスカートを脱ぎ落とす。
小さな声が耳元で聞こえた。
胸から口を離し、私はお姉ちゃんのスカートへ手を伸ばす。
ホックをはずし、チャックを下ろすとズルっとずり落ちた。
お姉ちゃんは私の開いた足の間にお尻をつき、足からスカートを脱ぎ落とす。
「つかさも」
「あ……そっか」
言われて自分もスカートを脱ぐと
お姉ちゃんの視線が私の下着へと注がれる。
「あ……そっか」
言われて自分もスカートを脱ぐと
お姉ちゃんの視線が私の下着へと注がれる。
「つかさ……」
「……わかってる……言わないで」
こんなことになるならキャラ物の下着はくんじゃなかった……
「……わかってる……言わないで」
こんなことになるならキャラ物の下着はくんじゃなかった……
「ま、つかさらしいけどね」
お姉ちゃんは苦笑する。
お姉ちゃんは苦笑する。
そういえばさっきから少し冷たい感覚が……
私はそのままパンツを少しずらした
案の定その部分には染みができてしまっていた。
私はそのままパンツを少しずらした
案の定その部分には染みができてしまっていた。
「つかさ……そんな気を落とさなくても……」
「お気に入りだったのに……」
「そっちかよ!」
「お気に入りだったのに……」
「そっちかよ!」
「洗えばいいでしょ」
「そうなんだけど、なんとなくね」
「とりあえず、それ以上汚さないように脱いじゃいなさいよ」
「…………うん」
「そうなんだけど、なんとなくね」
「とりあえず、それ以上汚さないように脱いじゃいなさいよ」
「…………うん」
「お姉ちゃんは脱がなくて平気?」
「…………」
「…………?」
「つかさ、ちょっとあっち向いて」
「えっ、いまさら……」
「いいから!」
仕方なく後ろを向いた。
シュッシュッとティッシュを取る音が聞こえた。
そういうことね。
しばらくたって
「もういい?」
「……うん」
「えっ、いまさら……」
「いいから!」
仕方なく後ろを向いた。
シュッシュッとティッシュを取る音が聞こえた。
そういうことね。
しばらくたって
「もういい?」
「……うん」
再び向かいあう。なぜか正座で。
「えっと……改めてよろしくね」
「…………うん」
「…………うん」
照れくさくて二人して笑いが漏れた。
お互い近づきあって
一番最初に唇が触れ合った。
一番最初に唇が触れ合った。
絡み合った舌が離れ銀の糸を作る。
その糸が切れ、私はそっとお姉ちゃんの体を倒し
紅くなったその頬をキスで冷まし
首筋、胸、おへそへとキスをして
はじめて見るそこへ辿り着く。
自分のをまじまじと見たこともないし
こんなに間近で見るのはもちろん初めてで
つい見入ってしまう
「そんなまじまじみるなぁ~!」
「ご、ごめん」
恐る恐る指先で触れてみる
「……んっ」
お姉ちゃんは両手でシーツを掴んでいた
私はそこへゆっくりと舌を伸ばした
「つっつかさ!?」
「嫌だった?」
「汚いでしょ!」
「私は平気だよ?あっお姉ちゃんには舐めてって言わないから安心して」
「別に私だってつかさの汚いなんて思ってないわよ!」
「じゃあ、問題ないよね?」
「…………」
観念したのか、お姉ちゃんは少し起こした体を
ベッドへと戻した。
その糸が切れ、私はそっとお姉ちゃんの体を倒し
紅くなったその頬をキスで冷まし
首筋、胸、おへそへとキスをして
はじめて見るそこへ辿り着く。
自分のをまじまじと見たこともないし
こんなに間近で見るのはもちろん初めてで
つい見入ってしまう
「そんなまじまじみるなぁ~!」
「ご、ごめん」
恐る恐る指先で触れてみる
「……んっ」
お姉ちゃんは両手でシーツを掴んでいた
私はそこへゆっくりと舌を伸ばした
「つっつかさ!?」
「嫌だった?」
「汚いでしょ!」
「私は平気だよ?あっお姉ちゃんには舐めてって言わないから安心して」
「別に私だってつかさの汚いなんて思ってないわよ!」
「じゃあ、問題ないよね?」
「…………」
観念したのか、お姉ちゃんは少し起こした体を
ベッドへと戻した。
しばらく舐めていると、少しドロっとした液が溢れ出る
それを舌で舐め取ると少し甘酸っぱい味がした。
しかし、すぐ次が溢れ出し、段々その周期が短くなっていく。
「んっちゅっ……んっ……」
それを舌で舐め取ると少し甘酸っぱい味がした。
しかし、すぐ次が溢れ出し、段々その周期が短くなっていく。
「んっちゅっ……んっ……」
「んはっ……つか……さあっ……ちょっ……んっとめてっ……」
「ごめん、痛かった?」
「はぁ……はぁ……そうじゃなくて……」
「…………つかさが見えないのは嫌」
「ごめん、痛かった?」
「はぁ……はぁ……そうじゃなくて……」
「…………つかさが見えないのは嫌」
私はお姉ちゃんの正面へと這い上がる
お姉ちゃんの目は熱があった時みたいにトロンとしていた。
「一人だけは嫌っ―」
私は抱き寄せられ唇を奪われる。
「んっ……」
お姉ちゃんの目は熱があった時みたいにトロンとしていた。
「一人だけは嫌っ―」
私は抱き寄せられ唇を奪われる。
「んっ……」
横にゴロンと転がって
お姉ちゃんの手が私の秘所にのびた。
クチュっと指が触れ、吸い込まれるように埋まった。
「痛くない?」
「……うん、だいじょぶ」
私も同じようにお姉ちゃんのそこへ触れる。
お姉ちゃんの手が私の秘所にのびた。
クチュっと指が触れ、吸い込まれるように埋まった。
「痛くない?」
「……うん、だいじょぶ」
私も同じようにお姉ちゃんのそこへ触れる。
中にお姉ちゃんの指が入っているのがわかる
その指が曲がる度、体が自然に動いてしまいそうなほどの刺激に襲われた。
その指が曲がる度、体が自然に動いてしまいそうなほどの刺激に襲われた。
お姉ちゃんにも同じように感じて欲しくて
同じように指を曲げて擦りあげる。
「んあっ……」と同時に声をあげる。
そんなことを続けるうちに
だんだんとなにもかんがえられなくなって……
かんかくがゆびとあそこだけになっていく……
同じように指を曲げて擦りあげる。
「んあっ……」と同時に声をあげる。
そんなことを続けるうちに
だんだんとなにもかんがえられなくなって……
かんかくがゆびとあそこだけになっていく……
「おねえちゃ……」
「つか……」
「つか……」
「んあっ―――っ!」
なにかがはじけたように、あたまがまっしろになった……
ゆっくりと開いた視界にお姉ちゃんが見える
同時にお姉ちゃんの目も開き
私はぎゅっと抱き寄せられた。
同時にお姉ちゃんの目も開き
私はぎゅっと抱き寄せられた。
いつまでもこのぬくもりをそばで感じたい。
いつまでも、この匂いもあたたかさも、笑顔も、声も、
全部独り占めしていたい。
いつまでも、この匂いもあたたかさも、笑顔も、声も、
全部独り占めしていたい。
私も答えるように
お姉ちゃんをぎゅっと抱きしめ返した。
お姉ちゃんをぎゅっと抱きしめ返した。
これを守る為ならば、
大切になればなるほど怖くなるけど
後ろはもう振り向かない。
大切になればなるほど怖くなるけど
後ろはもう振り向かない。
end
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- やっぱりつかさのパートナーはかがみですね -- そっくり (2010-12-19 17:15:52)
- ふつくしい -- 名無しさん (2010-08-29 13:26:48)
- 素晴らしい作品をありがとうございました。 -- 名無しさん (2010-07-18 12:06:40)
- ありのままで美しい..... -- 名無しさん (2010-05-23 12:31:56)
- うんうん、やっぱりこの姉妹だよね -- 名無しさん (2010-05-02 12:42:41)
- よかったです。GJ -- 名無しさん (2009-06-22 02:23:01)
- 久しぶりに読み直したけど優しい心になるねえ
GJ -- 名無しさん (2008-06-02 17:08:09) - よかったっす!久しぶりに良いもの読ませて頂きました。
次があるなら期待してます!!
-- 名無しさん (2007-12-23 23:36:25) - 過程の描写が丁寧でとても良い作品です。
『あの日出逢った星空に』と双璧をなす作品だと思います。 -- 名無しさん (2007-09-06 15:54:40) - レベル高ッスねー。
GJ!あなたの書く作品激しく期待してる!! -- 名無しさん (2007-08-19 02:09:31)