「さあ、運命のお時間です」
「こなた、あんたねぇ。なにもつかさを巻き込むことないでしょう?」
かがみはこなたに問い詰めるが、こなたは全く悪びれることなく返す。
「でも、もとをただせば、かがみが『あんなこと』言ったからだよ?」
それを言われ、かがみは何も言い返せなかった。
「それにしても、かがみがスタート地点に有明ランプを選ぶとはね。もしかして『有明=決戦の地』
ってイメージがついてきてる?」
「そ、そんなわけじゃないわよ!――― じゃあこなた、始めるわよ」
「オッケー。――― 私もだけど、かがみも、生きて帰ってきなよ」
こなたの言葉に、かがみは返事をしなかった。
「こなた、あんたねぇ。なにもつかさを巻き込むことないでしょう?」
かがみはこなたに問い詰めるが、こなたは全く悪びれることなく返す。
「でも、もとをただせば、かがみが『あんなこと』言ったからだよ?」
それを言われ、かがみは何も言い返せなかった。
「それにしても、かがみがスタート地点に有明ランプを選ぶとはね。もしかして『有明=決戦の地』
ってイメージがついてきてる?」
「そ、そんなわけじゃないわよ!――― じゃあこなた、始めるわよ」
「オッケー。――― 私もだけど、かがみも、生きて帰ってきなよ」
こなたの言葉に、かがみは返事をしなかった。
首都高速湾岸線・有明ランプ付近。
2台の車が、ぴったり横に並んで走る。――― そしてしばらく後、その均衡を、かがみ側が破る。
アクセル全開。そして、かがみ車が加速を始めたのを確認してから、こなたもアクセルを全開にする。
2台の車が、ぴったり横に並んで走る。――― そしてしばらく後、その均衡を、かがみ側が破る。
アクセル全開。そして、かがみ車が加速を始めたのを確認してから、こなたもアクセルを全開にする。
こなたが、事前の公約通り本当に少し遅れて加速を始めたのを見て、かがみはほくそ笑む。
(この先の湾岸線はほとんどがストレート、減速要素はほとんどない。……この勝負、もらった!)
そう考えながら、できるだけ緩やかなラインを取り、前に現れる車を避ける。
しかし次の瞬間、かがみは重大なミスを犯してしまったことに気づく。
前のトラックを避けるべく、左へ車線変更。そしてトラックをパスし、右に戻ろうとしたその時
(やばい…距離が足りない!――― 本線に、戻れない!)
有明ジャンクション。本線を直進すれば引き続き湾岸線だが、「左」は湾岸線を離れ、台場線に入る。
かがみは湾岸線を進みたかったのだが、もう分岐まで距離がない。かがみの意に反し、この先のルートは
台場線に決定されてしまった。こなたも、その後に続く。
(この先の湾岸線はほとんどがストレート、減速要素はほとんどない。……この勝負、もらった!)
そう考えながら、できるだけ緩やかなラインを取り、前に現れる車を避ける。
しかし次の瞬間、かがみは重大なミスを犯してしまったことに気づく。
前のトラックを避けるべく、左へ車線変更。そしてトラックをパスし、右に戻ろうとしたその時
(やばい…距離が足りない!――― 本線に、戻れない!)
有明ジャンクション。本線を直進すれば引き続き湾岸線だが、「左」は湾岸線を離れ、台場線に入る。
かがみは湾岸線を進みたかったのだが、もう分岐まで距離がない。かがみの意に反し、この先のルートは
台場線に決定されてしまった。こなたも、その後に続く。
台場線に入り左、右と緩めのコーナーを抜けた先はレインボーブリッジ。そこを2台は、他の車を避け
ながら、制限速度の軽く3倍、マトモじゃない速度で走る。集中力を切らせば、一瞬で全てが終わる。
この時かがみは、「緊張」のほかに「焦り」を感じていた。原因は、有明ジャンクションでの失敗。
コース選択を事実上かがみに委任したこなたは、どのコースにも対応できる心の準備をしていたはず。
それに対して、湾岸一択の予定だったかがみは、台場線など予定外。心が未対応だった。
さらに、だんだんこなた車が近づいている。これもかがみに強いプレッシャーをかけた。
レインボーブリッジを渡り終える所には、下り坂付のかなり急な右カーブが待ち構える。かがみ車は
そこへ、オーバースピード気味で飛びこんでしまった。
(やばい、速すぎた!――― 壁にぶつかる!)
かがみは、何とか曲がりきろうと咄嗟にブレーキを踏み込む。車は挙動を乱しながらも、なんとか事故
は避けられた。が、その代償としてかがみ車は大きくスピードを失い、その間にこなた車が前に出た。
ながら、制限速度の軽く3倍、マトモじゃない速度で走る。集中力を切らせば、一瞬で全てが終わる。
この時かがみは、「緊張」のほかに「焦り」を感じていた。原因は、有明ジャンクションでの失敗。
コース選択を事実上かがみに委任したこなたは、どのコースにも対応できる心の準備をしていたはず。
それに対して、湾岸一択の予定だったかがみは、台場線など予定外。心が未対応だった。
さらに、だんだんこなた車が近づいている。これもかがみに強いプレッシャーをかけた。
レインボーブリッジを渡り終える所には、下り坂付のかなり急な右カーブが待ち構える。かがみ車は
そこへ、オーバースピード気味で飛びこんでしまった。
(やばい、速すぎた!――― 壁にぶつかる!)
かがみは、何とか曲がりきろうと咄嗟にブレーキを踏み込む。車は挙動を乱しながらも、なんとか事故
は避けられた。が、その代償としてかがみ車は大きくスピードを失い、その間にこなた車が前に出た。
その数十秒後、浜崎橋ジャンクション付近。
まだこなた車の方が前にいることに変わりはないが、それでも、その差はかなり縮まっていた。
目の前には、汐留の高層ビル群。その手前で、首都高C1(都心環状線)は左、右とカーブする。
まず左。ここでかがみ車は、強引にこなた車のイン側に飛び込んだ。2台が並ぶ。かがみの表情は、
一瞬明るくなる。 しかし、喜べたのはその一瞬だけだった。
次は右。しかしかがみは、なかなか減速を始めない。ここでなんとか前に出ようと考えたのだ。
―――これがいけなかった。
この右コーナーは、手前の左コーナーよりもはるかに急なのだ。かがみはその急な「右」に、明らかな
オーバースピードで突入してしまった。そして、かがみがそれに気づいたときには、もう手遅れだった。
急いでブレーキを踏み、ハンドルを切っても、今回は切り抜けられそうにない。壁が、迫ってくる。
(だめだ……、 終わった……。)
次の瞬間、かがみの使っている筐体のスピーカーから、鈍い衝突音が響いた。
まだこなた車の方が前にいることに変わりはないが、それでも、その差はかなり縮まっていた。
目の前には、汐留の高層ビル群。その手前で、首都高C1(都心環状線)は左、右とカーブする。
まず左。ここでかがみ車は、強引にこなた車のイン側に飛び込んだ。2台が並ぶ。かがみの表情は、
一瞬明るくなる。 しかし、喜べたのはその一瞬だけだった。
次は右。しかしかがみは、なかなか減速を始めない。ここでなんとか前に出ようと考えたのだ。
―――これがいけなかった。
この右コーナーは、手前の左コーナーよりもはるかに急なのだ。かがみはその急な「右」に、明らかな
オーバースピードで突入してしまった。そして、かがみがそれに気づいたときには、もう手遅れだった。
急いでブレーキを踏み、ハンドルを切っても、今回は切り抜けられそうにない。壁が、迫ってくる。
(だめだ……、 終わった……。)
次の瞬間、かがみの使っている筐体のスピーカーから、鈍い衝突音が響いた。
「お姉ちゃん、…残念だったね」
ここは、とあるゲームセンター。こなたとの、首都高を舞台としたレースゲームでのバトルに敗れて
肩を落とすかがみに、つかさが声をかけた。
「ていうか、かがみ、途中からボロボロだったじゃん。なに?集中力切れたとか?」
あのあと、かがみはミスをし続け、結局終わってみると数百メートルの大差をつけてのこなたの圧勝。
しかし、途中から張り合いがなくなってしまったというので、こなたは勝ったのに不満げである。
「で、どうするの?約束どおり私がつかさを…」
「待ちなさいよ!べ、別のゲームでまた勝負よ!」
ここは、とあるゲームセンター。こなたとの、首都高を舞台としたレースゲームでのバトルに敗れて
肩を落とすかがみに、つかさが声をかけた。
「ていうか、かがみ、途中からボロボロだったじゃん。なに?集中力切れたとか?」
あのあと、かがみはミスをし続け、結局終わってみると数百メートルの大差をつけてのこなたの圧勝。
しかし、途中から張り合いがなくなってしまったというので、こなたは勝ったのに不満げである。
「で、どうするの?約束どおり私がつかさを…」
「待ちなさいよ!べ、別のゲームでまた勝負よ!」
ところで、今さっき「約束どおり私がつかさを…」とこなたが発言したが、これについての説明責任
を果たす必要があるだろう。そのために、少し時間をさかのぼる。
を果たす必要があるだろう。そのために、少し時間をさかのぼる。
昼。夏休みに入ったとはいえ夏期講習のあるこなた達は、学校にいた。
「今日で夏期講習も終わりだね~」
「これで今夜は、心置きなくネトゲができるー!さあ、テンションが上がってまいりました!」
「あんたね…そろそろ自分が受験生だってこと、自覚したほうがいいんじゃないの?」
はしゃぐこなたに対し、かがみは冷静に言った。
「そうだ。かがみ、つかさ。今日はちょっと遊んで帰らない?」
「あんた、人の話聞いてなかっただろ」
「いやいやちゃんと聞いてたよ。ま、息抜きも必要ってことで」
「あんたの場合、ずっと息抜きが続きそうな気がするんだけど…?」
かがみがそう言うのを聞かず、こなたはその間につかさから同意を得てしまっていた。
「賛成多数(2票だけど)。よって、この議案は可決されました。」
こなた議長が誇らしげにそう宣言するのを、かがみは呆れて聞いていた。
「今日で夏期講習も終わりだね~」
「これで今夜は、心置きなくネトゲができるー!さあ、テンションが上がってまいりました!」
「あんたね…そろそろ自分が受験生だってこと、自覚したほうがいいんじゃないの?」
はしゃぐこなたに対し、かがみは冷静に言った。
「そうだ。かがみ、つかさ。今日はちょっと遊んで帰らない?」
「あんた、人の話聞いてなかっただろ」
「いやいやちゃんと聞いてたよ。ま、息抜きも必要ってことで」
「あんたの場合、ずっと息抜きが続きそうな気がするんだけど…?」
かがみがそう言うのを聞かず、こなたはその間につかさから同意を得てしまっていた。
「賛成多数(2票だけど)。よって、この議案は可決されました。」
こなた議長が誇らしげにそう宣言するのを、かがみは呆れて聞いていた。
結局3人は寄り道して帰ることに。ファストフード店に寄った後、ゲームセンターへ。
「かがみー、なんか対戦しよー」
早速すりよってきたこなたを、暑苦しいからといって離そうとするかがみ。それでもなお離れようと
しない(それどころか、余計ひっついてこようとする)こなたに対し、かがみは強力な「爆弾」を投げた。
「えーっ?だって、あんたにゲームで普通に挑んだって、勝てっこないし。何か報酬でもないと…」
「なに?じゃあかがみが勝ったら、アイスでもおごればいいの?」
「そうね、もし私が勝ったら、……こなた、あんたを一晩もらえる、っていう条件なら―――」
これにはさすがのこなたも仰天。シェーのポーズで固まってしまった。ついでにつかさも固まる。
「なんと!かがみ、人前でそんな堂々と…!そ、そういうことはもっと、ほら体育館の裏とかで―――」
しかし次の瞬間、こなたは冷静になって、一つの考えにいたる。
「(まて、あわてるな。これはかがみんの罠だ。ならば…!)―――じゃ、じゃあ、私からも条件を
つけさせてもらおうか。私が全勝したら、……つかさを一晩もらう!」
「ええっ! 私かよ!?」急に自分が渦中にきてしまったことで、つかさは慌てふためく。
「ちょっと!つかさは関係ないでしょ?だったらやっぱりさっきの条件なしでいいわよ!」
「いやいや、かがみが条件破棄しても、私からの条件は残るからね。つかさ、覚悟しといてね。あと、
かがみが勝負を受けなかったら私の不戦勝だから。」
その言葉に恐怖を感じおろおろするつかさを見て、かがみは覚悟を決めた。
「…わかったわよ!要は、私が一つでも勝てばいいんでしょ?絶対勝ってやるんだからね!」
かがみが本気になったのを見て、こなたはニヤリとする。
「かがみー、なんか対戦しよー」
早速すりよってきたこなたを、暑苦しいからといって離そうとするかがみ。それでもなお離れようと
しない(それどころか、余計ひっついてこようとする)こなたに対し、かがみは強力な「爆弾」を投げた。
「えーっ?だって、あんたにゲームで普通に挑んだって、勝てっこないし。何か報酬でもないと…」
「なに?じゃあかがみが勝ったら、アイスでもおごればいいの?」
「そうね、もし私が勝ったら、……こなた、あんたを一晩もらえる、っていう条件なら―――」
これにはさすがのこなたも仰天。シェーのポーズで固まってしまった。ついでにつかさも固まる。
「なんと!かがみ、人前でそんな堂々と…!そ、そういうことはもっと、ほら体育館の裏とかで―――」
しかし次の瞬間、こなたは冷静になって、一つの考えにいたる。
「(まて、あわてるな。これはかがみんの罠だ。ならば…!)―――じゃ、じゃあ、私からも条件を
つけさせてもらおうか。私が全勝したら、……つかさを一晩もらう!」
「ええっ! 私かよ!?」急に自分が渦中にきてしまったことで、つかさは慌てふためく。
「ちょっと!つかさは関係ないでしょ?だったらやっぱりさっきの条件なしでいいわよ!」
「いやいや、かがみが条件破棄しても、私からの条件は残るからね。つかさ、覚悟しといてね。あと、
かがみが勝負を受けなかったら私の不戦勝だから。」
その言葉に恐怖を感じおろおろするつかさを見て、かがみは覚悟を決めた。
「…わかったわよ!要は、私が一つでも勝てばいいんでしょ?絶対勝ってやるんだからね!」
かがみが本気になったのを見て、こなたはニヤリとする。
どのゲームにするか、などに関しては、かがみに決定権が与えられた。
(あいつは格ゲー強いから、それで挑むのは自殺行為。それ以外で「勝負」がつくのは…)
そこでまず目に付いたのが、レースゲームだったというわけだ。
(あいつは格ゲー強いから、それで挑むのは自殺行為。それ以外で「勝負」がつくのは…)
そこでまず目に付いたのが、レースゲームだったというわけだ。
さて、もとの時間に戻るとしよう。
次の勝負をどのゲームでするか、店内を見て回りながら考えているとき、こなたがあることに気づく。
「あ、太鼓。新作出たんだ」
太鼓の演奏をする音ゲーのことだ。以前、こなたとつかさがこれに挑戦して、そのときは大差をつけて
こなたが勝ったのだが、そのシリーズの新作が、最近登場したようだ。
(あの反応を見ると、こなたもまだこの作はプレイしたことないのか?――だったら、新曲を選べば、
条件は同じのはず。もしかしたら、…勝てる?)
かがみは、こなたにこのゲームでの勝負を申し込んだ。
「あ、太鼓。新作出たんだ」
太鼓の演奏をする音ゲーのことだ。以前、こなたとつかさがこれに挑戦して、そのときは大差をつけて
こなたが勝ったのだが、そのシリーズの新作が、最近登場したようだ。
(あの反応を見ると、こなたもまだこの作はプレイしたことないのか?――だったら、新曲を選べば、
条件は同じのはず。もしかしたら、…勝てる?)
かがみは、こなたにこのゲームでの勝負を申し込んだ。
「一曲目はかがみが決めていいよ」
そう言われたかがみは、難易度を「ふつう」に決定した後、どんな曲が収録されているのかを確かめた。
そこで、あるタイトルが目に留まる。
(あ、『もってけ!セーラーふく』、収録されてるんだ。……この曲だったら体育のダンスの授業とかで
リズムとか把握しているし、結構いけるかも―――よし、この曲でいってみるか!)
そう言われたかがみは、難易度を「ふつう」に決定した後、どんな曲が収録されているのかを確かめた。
そこで、あるタイトルが目に留まる。
(あ、『もってけ!セーラーふく』、収録されてるんだ。……この曲だったら体育のダンスの授業とかで
リズムとか把握しているし、結構いけるかも―――よし、この曲でいってみるか!)
全ての音符が流れきり、曲が終わる。
(2、3個叩けなかったけど、でも初見の譜面でこれだったら結構うまくいったほうじゃない?)
もしかして勝ったかも、というかがみの期待は、その直後に聞こえてきた「フルコンボ!」という声に
よって、一瞬にして消滅することに。一つでもミスがある以上、フルコンボには勝ち目がない。
「いやー、初見フルコンボって意外となんとかなるもんやねー。―――じゃ、2曲目は私が決める番ね」
そういうとこなたは、難易度を「むずかしい」に決定し、『ハレ晴レユカイ』を選曲。
結果は…もう言わずともわかるかもしれないが、かなりの差をつけてのこなたの勝ち。
(2、3個叩けなかったけど、でも初見の譜面でこれだったら結構うまくいったほうじゃない?)
もしかして勝ったかも、というかがみの期待は、その直後に聞こえてきた「フルコンボ!」という声に
よって、一瞬にして消滅することに。一つでもミスがある以上、フルコンボには勝ち目がない。
「いやー、初見フルコンボって意外となんとかなるもんやねー。―――じゃ、2曲目は私が決める番ね」
そういうとこなたは、難易度を「むずかしい」に決定し、『ハレ晴レユカイ』を選曲。
結果は…もう言わずともわかるかもしれないが、かなりの差をつけてのこなたの勝ち。
(シューティングゲームがあればこなたに勝てるかもしれないけど、このままじゃ何回やっても
こなたのやつに勝てないよ…。…まあ、勝てるようになったらそれはそれで負けな気もするけど)
かがみはクイズゲームでも勝負を挑んだが、かがみの選んだ学問問題で「適度な難問」が少なくこなた
に差をつけられない中、逆にこなたの選ぶアニメ・ゲーム問題で大差をつけられたため、総合結果では
こなたに敗れた。だめもとで格ゲーも選んでみたけど結果は既に見えている。懐かしの落ちゲーで大連鎖
狙うも、先手を取られて意味がない。そんなこんなで、かがみはまだ一勝もできていなかった。
こなたのやつに勝てないよ…。…まあ、勝てるようになったらそれはそれで負けな気もするけど)
かがみはクイズゲームでも勝負を挑んだが、かがみの選んだ学問問題で「適度な難問」が少なくこなた
に差をつけられない中、逆にこなたの選ぶアニメ・ゲーム問題で大差をつけられたため、総合結果では
こなたに敗れた。だめもとで格ゲーも選んでみたけど結果は既に見えている。懐かしの落ちゲーで大連鎖
狙うも、先手を取られて意味がない。そんなこんなで、かがみはまだ一勝もできていなかった。
「かがみ、結構あきらめ悪いね。」
こなたにそう言われてしまうが、かがみは勝つまでやめないつもりでいた。「人質」のつかさを見捨てる
わけにはいかない。ましてや、その原因が自分の発言にあるのだから。そう思ったからだ。
こなたにそう言われてしまうが、かがみは勝つまでやめないつもりでいた。「人質」のつかさを見捨てる
わけにはいかない。ましてや、その原因が自分の発言にあるのだから。そう思ったからだ。
次にかがみが選んだのは、3つのボタンを使った、ミニゲームで対戦できるパーティーゲーム。
対戦の場合、ミニゲーム3つまで選んで遊ぶことが出来るが、その初戦・2戦目は、こなたが勝った。
第3戦、かがみが時間ギリギリまで考えて選んだのは、速く、正確な回数ボタンを叩くタイプのもの。
多く叩きすぎてもだめなので、ちょっとした計算と、慎重さが要求される。
ゲームスタート。何回叩けばいいのかを瞬時に計算し、その回数を正確に叩くが、かがみは、あえて
一回少なく叩いて手を止め、合っていることを確認後、あと一回を叩いて決定、という作戦を採った。
「ああーしまった、一回多い! ――― あれ、11月って31日までなかったっけ?」
かがみの横から、こなたの慌てた声が聞こえる。しかしかがみは、ただひたすら自分の作業に集中した。
「終 了 ! ――― 結果発表!」
ゲーム終了。続いて、双方の結果が画面に表示される。
対戦の場合、ミニゲーム3つまで選んで遊ぶことが出来るが、その初戦・2戦目は、こなたが勝った。
第3戦、かがみが時間ギリギリまで考えて選んだのは、速く、正確な回数ボタンを叩くタイプのもの。
多く叩きすぎてもだめなので、ちょっとした計算と、慎重さが要求される。
ゲームスタート。何回叩けばいいのかを瞬時に計算し、その回数を正確に叩くが、かがみは、あえて
一回少なく叩いて手を止め、合っていることを確認後、あと一回を叩いて決定、という作戦を採った。
「ああーしまった、一回多い! ――― あれ、11月って31日までなかったっけ?」
かがみの横から、こなたの慌てた声が聞こえる。しかしかがみは、ただひたすら自分の作業に集中した。
「終 了 ! ――― 結果発表!」
ゲーム終了。続いて、双方の結果が画面に表示される。
「負けたよ。―――かがみの、つかさを強く想う気持ちにね」
ミニゲーム一つとはいえ、かがみに敗れたこなたは、素直にそれを認めた。そして
「じゃあ、約束どおり。―――かがみ、私を、好きなようにして。……でも、優しくしてね?」
『事の直前、恋人の前で恥らう乙女』なイメージを、いきなり公衆の場で演じてみるこなた。
それを目の前で見せつけられたかがみは、顔を真っ赤にしながら、こなたの「演技」を止めにかかった。
【Fin】
ミニゲーム一つとはいえ、かがみに敗れたこなたは、素直にそれを認めた。そして
「じゃあ、約束どおり。―――かがみ、私を、好きなようにして。……でも、優しくしてね?」
『事の直前、恋人の前で恥らう乙女』なイメージを、いきなり公衆の場で演じてみるこなた。
それを目の前で見せつけられたかがみは、顔を真っ赤にしながら、こなたの「演技」を止めにかかった。
【Fin】
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- こなちゃんお持ち帰り~ -- 名無しさん (2011-04-15 23:10:05)
- 呼び方ぐらい統一すればいいのに -- 名無しさん (2007-08-07 04:19:52)
- かがみんかがみん -- 名無しさん (2007-08-07 04:16:20)