「じゃあ3回目始めるわよ。……ちょっとそこの3人!いつまで落ち込んでるのよ」
さっきの一件ですっかり意気消沈したパティに変わって、かがみ先輩が進行役を引き受けることに。
最初渋ってた割りに、結構ノリいいっス。
というかやっぱり世話焼きさん?いいお嫁さんになるタイプっスね。
「はいはい、みんな速く引いて」
学級委員をしていただけあって仕切り能力もなかなか……
お、今回も5番っスか。これで3回連続っス。
……ハッ、これは555(ファイズ)!?
スリーセブンも捨てがたいっスけど、個人的にはコッチもいいっスね!幸先いいっス!
さっきの一件ですっかり意気消沈したパティに変わって、かがみ先輩が進行役を引き受けることに。
最初渋ってた割りに、結構ノリいいっス。
というかやっぱり世話焼きさん?いいお嫁さんになるタイプっスね。
「はいはい、みんな速く引いて」
学級委員をしていただけあって仕切り能力もなかなか……
お、今回も5番っスか。これで3回連続っス。
……ハッ、これは555(ファイズ)!?
スリーセブンも捨てがたいっスけど、個人的にはコッチもいいっスね!幸先いいっス!
「あ、私が王様みたい」
「頑張って、ゆたか……」
今度の王様は小早川さんみたいっス。
「どうしようかな……」
ゲームなのに真剣に考える彼女の姿、いいっスね!
「やっぱ可愛いなあ……」
つい口に出してしまったっス。
「オゥ、ワタシはユタカを見つめるミナミに萌えマスね」
パティがニッコリ笑って言った。うんうん。分かってるねっ!
ピシガシグッグッ、そんな感じに意気投合。
さっき泣いたカラスがなんとやら。そうかがみ先輩が言うのが聞こえるっス。
……まあ、落ち込みやすいわりに、すぐ立ち直るのがオタクの性質なんスかねえ?
「頑張って、ゆたか……」
今度の王様は小早川さんみたいっス。
「どうしようかな……」
ゲームなのに真剣に考える彼女の姿、いいっスね!
「やっぱ可愛いなあ……」
つい口に出してしまったっス。
「オゥ、ワタシはユタカを見つめるミナミに萌えマスね」
パティがニッコリ笑って言った。うんうん。分かってるねっ!
ピシガシグッグッ、そんな感じに意気投合。
さっき泣いたカラスがなんとやら。そうかがみ先輩が言うのが聞こえるっス。
……まあ、落ち込みやすいわりに、すぐ立ち直るのがオタクの性質なんスかねえ?
そんな風に私が考察している内に、小早川さんは命令を考えついたようっス。
「じゃあ、6番の人が7番の人を、お姫様抱っこして下さい」
さすが童話とか好きなだけあって命令もロマンチックだなあもう!
「オゥ!ワタシ6番デス!」
妙に張り切った感じにパティが手を上げるっス。
そして、
「……7番は私ね」
そう言って立ち上がったのは、か、かがみ先輩じゃないっスか!
「オゥ!グレイトデス!ツンデレ巫女さんを抱っこスル日が来るとハ!
巫女巫女ナース!巫女巫女ナース!!」
パティはますますテンションを上げて、手を振り回しているっス。
「私はツンデレじゃないっての!……ていうかナースってなんだ」
ふふ、ツンデレを否定する時点でツンデレ確定なんスよ……先輩……!
でも……アレ?普段なら真っ先に乗ってくるはずの泉先輩が、なんかテンション低いっス。
「…………」
自分の割り箸と、それからパティを恨めしげに見つめて……
ってこれはもしかしなくても……嫉妬ってやつっスか!?
……先輩には悪いけど、子供みたいに口をへの字に曲げてるその姿には正直、かなり萌えるっス……
例えるならちょうど、天上天下唯我独尊ヒロインが、主人公とのペアになり損ねたようなっ!
「じゃあ、6番の人が7番の人を、お姫様抱っこして下さい」
さすが童話とか好きなだけあって命令もロマンチックだなあもう!
「オゥ!ワタシ6番デス!」
妙に張り切った感じにパティが手を上げるっス。
そして、
「……7番は私ね」
そう言って立ち上がったのは、か、かがみ先輩じゃないっスか!
「オゥ!グレイトデス!ツンデレ巫女さんを抱っこスル日が来るとハ!
巫女巫女ナース!巫女巫女ナース!!」
パティはますますテンションを上げて、手を振り回しているっス。
「私はツンデレじゃないっての!……ていうかナースってなんだ」
ふふ、ツンデレを否定する時点でツンデレ確定なんスよ……先輩……!
でも……アレ?普段なら真っ先に乗ってくるはずの泉先輩が、なんかテンション低いっス。
「…………」
自分の割り箸と、それからパティを恨めしげに見つめて……
ってこれはもしかしなくても……嫉妬ってやつっスか!?
……先輩には悪いけど、子供みたいに口をへの字に曲げてるその姿には正直、かなり萌えるっス……
例えるならちょうど、天上天下唯我独尊ヒロインが、主人公とのペアになり損ねたようなっ!
しかしそんな視線に気付いていないのか、パティは、
「デハ早速いきまショウ!」
「ちょ、ちょっと!」
言うが早いか、かがみ先輩に腕を回し、一気にお姫様抱っこ。
その『大いなる形』を体現したっス!
金髪美少女に抱えられるツンデレヒロイン(絵的に)ってのは、なかなか新鮮っスね!
……さすがにパティは背が高いからこういうの映えるっス。
さっきまでとはうって変わって、オトナっぽい表情で微笑んでいるあたり役者だな~。
見てる人を思わずうっとりさせるような、そんな顔っス、ハイ。
その端正な顔立ちを間近で見ているかがみ先輩、少し頬が赤いっス。
せっかくっスから、かがみ先輩スカートはいててくれれば良かったんスけどねー!
そのままの体勢で少し回りを歩き回った後、パティは満足気に笑って、かがみ先輩を降ろしたっス。
「フフ、どうデス、ドキドキしましたカ?」
ニッコリ微笑むパティ。
「まあ、ちょっとだけ、ね……」
かがみ先輩は小さな声で呟くと、目を逸らしてしまったっス。
「オゥ!最後までグッジョブデスね!ツンデレ!ツンデレ!!」
またパティは腕をすごく…おおきく振りかぶって、踊り始めたっス。
やっぱこっちが素なんスかね。
「だからツンデレじゃないっての!」
恥ずかしそうに叫ぶかがみ先輩。
そんな2人を泉先輩が面白くなさそうにジト目で見つめてたっス。
ふだんおどけている分、そういう本音の態度とのギャップが……グレートですよこいつはァ!
「デハ早速いきまショウ!」
「ちょ、ちょっと!」
言うが早いか、かがみ先輩に腕を回し、一気にお姫様抱っこ。
その『大いなる形』を体現したっス!
金髪美少女に抱えられるツンデレヒロイン(絵的に)ってのは、なかなか新鮮っスね!
……さすがにパティは背が高いからこういうの映えるっス。
さっきまでとはうって変わって、オトナっぽい表情で微笑んでいるあたり役者だな~。
見てる人を思わずうっとりさせるような、そんな顔っス、ハイ。
その端正な顔立ちを間近で見ているかがみ先輩、少し頬が赤いっス。
せっかくっスから、かがみ先輩スカートはいててくれれば良かったんスけどねー!
そのままの体勢で少し回りを歩き回った後、パティは満足気に笑って、かがみ先輩を降ろしたっス。
「フフ、どうデス、ドキドキしましたカ?」
ニッコリ微笑むパティ。
「まあ、ちょっとだけ、ね……」
かがみ先輩は小さな声で呟くと、目を逸らしてしまったっス。
「オゥ!最後までグッジョブデスね!ツンデレ!ツンデレ!!」
またパティは腕をすごく…おおきく振りかぶって、踊り始めたっス。
やっぱこっちが素なんスかね。
「だからツンデレじゃないっての!」
恥ずかしそうに叫ぶかがみ先輩。
そんな2人を泉先輩が面白くなさそうにジト目で見つめてたっス。
ふだんおどけている分、そういう本音の態度とのギャップが……グレートですよこいつはァ!
…ていうか先輩、なんて表情をするんスか…! こいつは…やばい…っス…
【To be continued…】
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- ネガティブモードのこなた、脳内再生 余裕でした -- 名無しさん (2011-04-28 17:56:32)
- ???̍앩?͂܂??ɏれ?ぉ -- 名無しさん (2007-12-16 21:51:21)