福良練ストーリー内容
第一話【花を愛する人】
参加メンバー:福良練(メイン)・日野守桜(サブ)・桐石登也・白神凪・藤八沙耶・六角屋灼
帰宅途中、貴方達はふとした人だかりに出くわす。
福良練が住んでいる商店街の、花屋。
そこで練は以前、花屋の家族の代わりに店番をしていたという老人とあった。
その男性が、倒れていた。
おそらく、再度出かける花屋の家族の代わりに店番を申し出たのであろう彼だったが、誰も助けようとはしなかった。
貴方達が容態を確認しようとすると、近くにいた男に止められる。
なんでも、メガネをかけて髪がボサボサの男に誰も老人に触らないようにと言われて、彼は他の誰も触らないようにと気を使っていてくれたらしい。
そのメガネの男を
ハンターと思っていたらしい彼だったが、貴方達がハンターとわかればもう止めようとしなかった。
近くにいた女が練に触れて確認してみればいいと助言をしてくれたので、練が触ろうとしたら練の体に何かが入り込む感覚があった。
ちょうどメガネの男と身なりのいい男…は土御門伍代だったので凪達が詳しく聞くと、メガネの男はこの症状に詳しい人物らしい。
「呪い」。簡単に言えばそういうものらしく、下手に触るのは危険らしい。
メガネの男が解除のための陣を描いていると、練も触ってしまったことを申告。
彼は心底だるそうな顔をしながら、練も陣へと入れて儀式を行った。
こんな簡単なことで呪いを解いたようだが、詳しいことは聞かせてもらえず、また誰が呪いをかけたのかすら教えてもらえなかった。
練の呪い(触ったためについでに受けた)は解除されたはずだったが、まだ体に違和感を覚えながら帰路へとついた。
第二話【ヒラリアの遺跡攻略】
参加メンバー:福良練(メイン)・白神凪(サブ)・志島武生・月宮香蓮・藤八沙耶・福良練・柳茜
貴方達は西蘂町の平於山にあるヒラリアの遺跡へとやってきた。
第一層は以前、東雲直達が突破していたので、今回は第二層からになる。
第二層から第四層までは、花や場違いな回転ノコギリと言ったトラップがあり、それを何とか潜り抜ける貴方達。
第五層へやっとの思いでつくと、そこには祭壇があるだけだった。
かつて、ここで巨大な魔花と化したヒラリアの花と、別のハンターが戦ったようだが、現在は討伐され何も祭壇には無い状態。
そこで、白神凪は彼自身の中に住まう悪魔、ラウムの声を聞く。
彼の忠告通りに体を譲ると、ラウムは協力的で祭壇の空間へと手を突っ込み、異次元空間を引っ張り出した。
そのまま異次元空間を進むと、マート、ミルヒ、ヒラリアの三花があたりに咲き乱れる中心。階段を上がった先に椅子があり、そこに一人の少女が座っていた。
凪の体を借りたラウムは、その少女を見るなり襲い掛かるが返りうちに合い、ラウムのみを凪の体から引きはがされた。
しかし、少女―フェルゼと名乗った―の悪魔は、敵意を持っておらず、福良練の事を姫神の裔と呼ぶ。
彼女はただ対話がしたかった。
そして、外の世界を見てみたいのだと言う。
紅の商店街で、練にかかった呪いは確かにフェルゼの呪いで、ここへ来るように仕向ける呪いだそうだ。
もし誰かが来ようとするのを妨害するならば、やがて衰弱し死んでしまうような危険な呪いらしい。
だが、フェルゼ自身その呪いを無差別にかけたわけではなく、彼女が言う「小僧」と呼ぶ男が呪いを持ち去ったという。
それが巡り巡って練に渡ったわけらしい。
結局、ここまで来れば無条件で呪いを解けると言うフェルゼ。
必ずしも、凪とラウムの関係のように呪いに生命を脅かされる心配はなかった。
だが、彼女の事を想い、少しでも力になりたかった練は、悩みに悩んだ末にフェルゼと契約し、5年程の寿命を彼女にあげることにより、彼女と共にこの遺跡から外へと出ることを決意したのだった。
最終更新:2015年05月27日 12:54