六角屋灼ストーリー内容
第一話【火食いの狐】
参加メンバー:六角屋灼(メイン)・桐石登也(サブ)・白神凪(サブ)・祠堂統・藤八沙耶・幸村カヤ
水鏡流星を加えた貴方達は茜の緋杭湖にある、緋杭寺にやってきた。
今回の依頼は、緋杭寺宗家のこの地で数十年に一度開かれる会合のために貴方達は呼ばれた。
余談ではあるが、緋杭祭りは
ハンターが警備の中心となるため、この寺のハンターへの信頼は厚い。
しかし、そんなハンターの中で一人だけ目的が別の者がいた。
六角屋灼。彼の家はこの緋杭寺と関係があるようで、彼は本堂へと会合のために向かうことになった。
警備長は去年の緋杭祭りで警備を担当していた水鏡を中心に、外のメンバーと若い奴がいないとのことで、一人じゃ寂しいだろうと水鏡が気を回して灼に付き添う形の護衛をいう分け方で警備を行う。
とは言ったが、実際は緋杭祭りでも大した事故や混乱は起きないらしい。
緩い調子で水鏡と外のメンバーが見回っていると、中では緋杭寺の住職、猿渡道重(さわたりみちしげ)が演説を行っていた。
今年は緋杭祭り100周年ということ。
元々、この祭りは茜を見守り、平和を導いてくれた火喰いの狐である九尾の狐を奉るものらしい。
結局途中入室だったせいか、話をきちんと聞けず帰ろうとした灼は若い男とぶつかった。
男は謝罪をしつつ、灼の出した炎精の鼠を見て「可愛いですね」と声をかけて去っていく。
もちろん灼は出した覚えがなかった。
また、外でもその男が水鏡達、外警備班に声をかけた。
水鏡は前回警備時にも見なかった顔だという事を呟く。
一体どこの寺の者なのか。
また、なぜ灼の炎精の鼠が勝手に発動していたのか。
不可思議な感覚に包まれながら、貴方達は帰路についた。
最終更新:2015年05月26日 01:08