<1>
漣港。
そこには6人のハンターが集まっていた。

漁師の男「おお、こりゃあ集めてきたなぁ。…ってちょっと待て、女っ子にはこの仕事はきつくて向かねぇんじゃねぇか?」

そう訝しげに、日野守桜が見られた所を桐石登也が依頼の説明を促し、漁師の男は「まあいいか」と依頼の説明を始めた。
もちろんハンターカードの効果により、どんなハンターでもそこらへんの一般人より遥かに力持ちではある。
それを知ってか知らないか、漁師の男は詳細を説明すると漁のために海へと船を走らせる。

漁師の男「ん…?」

到着まで、体を休めていた貴方達の中で、漁師の男の呟きに気づいたのは志島武生だ。
海上遺跡から、ほぼとんぼ返りでまた海へと出たため疲れはあるが、調査に影響が出るほどではなかった。

漁師の男「いやな、今船が一隻見えた気がしてよ。最近は魔物も多くて、兄ちゃんらが魔物を退治するまで漁には出ないように村長から言われてんだがな」

武生の後に続くように、加賀見皐月と登也も話に混ざる。

漁師の男「なんかよくわからねぇが、俺っちは本土から婿としてきたわけで、島のことは詳しくねぇのよ。
大体は漁に出てるから、村の会合とかは嫁に任せっきりだしなぁ。
今でも会合に俺っちが顔を出すと、島の奴らでいい顔しない奴もいるし、ここの奴らの余所者嫌いは相当だぜ」

どうやら漁師の男が島に婿に来たのが5年前らしい。
そのため、その辺りに関係しそうな話を3人は振った。
そう、3年前に浜辺で起きた失踪事件の子のことだ。

漁師の男「田中さんちのまゆみか。元気ないい子だったぜ。でもこの島には学校がねぇ。大体の子供は本土で学び、そのまま島に帰ってこねぇらしい。だから里帰りで港に来ても父親と一緒で、改まって話をしたことはねぇんだわ。
え?田中さんちかい?教えてもいいんだが…あの人はまゆみと違って、余所者嫌いだから話なんて聞いてくれねぇぞ?
俺っちとすらだって、挨拶くらいしかしねぇしな…」

<2>

結局、話に進展はなかった。
依頼も失敗に終わった。

漁師の男「うん…まあまた漁に出るからよ、そんな落ち込むなよ?」

漁師の男に励まされながら、貴方達は港へと戻ってきた。

(※田中まゆみの家へいけるようになりました)


加賀見皐月:HP600/MP125/OP4/状態:普通/依頼P:170
桐石登也:HP510/MP150/OP10/状態:普通/依頼P:170
志島武生:HP500/MP150/OP10/状態:普通/依頼P:94
月宮香蓮:HP500/MP350/OP10/状態:普通/依頼P:105
日浦博樹:HP580/MP140/OP10/状態:普通/依頼P:105
日野守桜:HP520/MP120/OP11/状態:普通/依頼p:55

依頼P内わけ:
シークレット達成(15)
別チームが海上調査完了(15)
別チームが依頼・海木樹を10体倒す達成(50÷2=25)
合計:55p


最終更新:2015年01月20日 02:56