地域概要
大神山道(チェックポイントA)
○先行隊調査メンバー:烏月揚羽・向坂維胡琉・寒河江由加・福良練・藤八沙耶・行成ハナ・(織ヒカル)
大神村から南西へと伸びる山道。ラウム山脈への入口になり、紅では上位クラスの魔物がそれなりにいる。
ここから出発した先行隊の7名は、大神山道を上っていくことになる。
車で行ってもよかったが、最近は魔物も多いため車で行くのは困難だからだ。
登山中、地狼の群れに囲まれそれを一度は撃退した7名だったが、リーダーの天狼率いる地狼の群れに逃走。
そのまま先へと向かった。
小瀬の細道(チェックポイントA)
○先行隊調査メンバー:烏月揚羽・向坂維胡琉・寒河江由加・福良練・藤八沙耶・行成ハナ・(織ヒカル)
大神山道を登っていくと、最後に大きなトンネルに出る。小瀬の細道と呼ばれ、車で来られるのはここまでだが、魔物が多いため徒歩でここまでやってきた(半分狼に追われてだが)。
ここからはラウム山脈の冷気にさらされ、天井につらら、その水滴により地面にもつららが生えている。
一本道で来たため難なく先へ進めたが、トンネルの途中で石化している狼の群れに合う。
そしてその先に、巨大な壁が行く手を阻んでいた。
それは蒼でも特区クラスの魔物、バジリスウォールだった。
カードの力でバジリスウォールを圧倒する7人だったが、石化をしてくる相手に僅かに苦戦しつつ、なんとか討伐。
先へと進む事に成功したのだった。
※チャレンジ:バジリスウォール2ターン撃破成功(煌石+1)
具志音山道(チェックポイントB)
○先行隊調査メンバー:志島武生・祠堂統・白神凪・月宮香蓮・日野守桜・柳茜
ラウム山脈の入口の山で、途中に具志音の森と呼ばれる、一年中雪が積もっているにも関わらず緑葉の木々が並ぶ不思議な森がある。
今まではここまでの調査しかできず、この具志音の森を超えると目の前すら見えぬ猛吹雪の逢夢氷壁へと差し掛かるということだけしかわからなかった。
そのため、ここだけは絶対に突破しておきたい。そう思い全員が具志音山道を進む。
具志音の森に差し掛かる時、数名が何かの殺気を感じた。
そして森に入るとむいむいの気配が、誘うように彼らを誘った。
結局、それは具志音の森を利用して作られた魔力のトラップで、特定のエリアにいくと極寒の風が吹いた。
なんとか切り抜け、一同は森を抜ける。
そこには殺意に満ちたむいむいが、先を通すまいと立ちふさがるのだった。
殺戮むいむい二体も退け、後続隊と合流するために待機していると、祠堂がある気配に気が付く。
全員が最初に感じた気配は殺戮むいむいだと思ったが、祠堂が感じたのは最初の殺気の気配と立ち去る者の気配が一緒だということだった――。
※チャレンジ:殺戮むいむい戦時、戦闘不能者ゼロ(煌石+1)
逢夢氷壁(チェックポイントC)
○先行隊調査メンバーA:祠堂統・東雲直・月宮香蓮・日野守桜・(織ヒカル)
○先行隊調査メンバーB:向坂維胡琉・志島武生・福良練・六角屋灼・柳茜・行成ハナ
調査メンバーAの4名は、ヒカルと共に暴風雪吹き荒ぶ氷の崖へと挑む。
何度も氷の壁に阻まれ、滑って落下しつつもなんとか登りきり、後続のために魔術で作られたハシゴをかけた5名。
しかし、氷壁の崖上にあった鉄の扉をくぐり、待ち受けていたのは氷の巨大なゴーレムだった。
ヒカルは扉から崖下へと投げ飛ばされ、残った4名は逃げ道も閉ざされ、何とか善戦したが攻撃力と体力回復には勝てず、全滅。
そのすぐ後に駆けつけた水鏡率いる後続隊によって、4名とヒカルは辛くも救出されるのであった。
調査メンバーBの6名は、巨大なゴーレムを何とか倒す。
そしてその先へ進むと、待っていたのは一人の老人だった。
その老人は氷の大精霊だと名乗り、色々な事を貴方達に教えてくれた。
逢夢氷壁は要塞として過去に使われており、現在は人間をこれ以上先のラウム山脈へ近づかせないため、またラウム山脈から強力な魔物を外へ出さないため。その他にもかつてこの地を訪れたカーネリアが幻惑のラウムを封じたこと、そして魔槍ベレト、地植伯フェルゼのこと、この先にいる雪竜と神狼には気をつけたほうがいいということ。
言いたいことだけ言った老人は、やがて存在がなかったように貴方達の前から姿を消す。
もう姿は見えないが、おそらく、貴方達がいつも行使している魔術を陰ながら手伝ってくれているのだろう――。
※チャレンジ:クレインクラインに一発で2500ダメージ(未達成)
ブレイズバレー(チェックポイントD)
○先行隊調査メンバー:桐石登也・白神凪・日野守桜・幸村カヤ
氷壁の先へと進むと、まず二つの道に出た。
片方は真っ暗闇で、誰もライトを持っていないため、もう一つの道へ。
その道を抜けると、先ほどまでの寒さが嘘のように溶岩蠢くブレイズバレーへと続いていた。
喋る狼にこの先へ進むなと脅されたが、何も調査してないのにやめるわけにもいかないため、そのまま進む4人。
なんとか溶岩を回避しながら、4人は先へと進むのだった。
ラウム山脈麓(チェックポイントD)
○先行隊調査メンバー:桐石登也・白神凪・日野守桜・幸村カヤ
ブレイズバレーを抜けると、今度は山岳地帯へと地形も変化していく。
既に暴風雪は吹いておらず、岩肌が姿を見せていた。
そこへ、ブレイズバレーに現れた喋る狼が立ちふさがる。
部下である狼を沢山引き連れて、最初は高みの見物をしていた喋る狼だったが、4人の協力により徐々に近づくことを許し、ついに自身の下へたどり着かれてしまう。
今まで消耗してきたが、連携により何とか勝つことができ、喋る狼は去っていったのだった。
吹雪の竜グレイシアという言葉を残して…。
※チャレンジ:5ターン以内に神狼の下へ到達(煌石+1・OPポーション+1)
ラウム神殿前半(チェックポイントE)
○先行隊調査メンバーA:向坂維胡琉・寒河江由加・白神凪・瀬名波那智・福良練・藤八沙耶・柳茜・(織ヒカル)
○先行隊調査メンバーB:向坂維胡琉・志島武生・白神凪・瀬名波那智・月宮香蓮・藤八沙耶・六角屋灼・柳茜・(水鏡流星)
氷壁の大怪我から回復したヒカルと共に、一行はラウム神殿へと足を踏み入れる。
そこには太陽・雨・風をモチーフとした宝玉があり、それを使うことで先に進む道を作るパズル的なトラップがあったが、それをクリアしつつ先へ進む。
先に待っていたのは吹雪の竜、名をグレイシアと言った。
彼の竜は古き歴史をも知っていそうだったが、それを知るには先へ進め、そして先に進むには彼を倒さなくてはいけなかった。
全員死力を尽くしたが、氷のレーザーや暴風による凍結や裂傷、更には吹雪を起こして体力や魔力を奪い、全滅してしまったのだった。
その後、回復した調査メンバーAは、後続の部隊と大怪我をしているメンバーを入れ替え、雪竜に再戦を挑む。
先程の傷があったためか、思ったより早く雪竜を下すことに成功。
そして雪竜に力を受け、ラウム神殿の奥地へと踏み込むのだった。
※チャレンジ:5ターン生き残る(未達成)
ラウム神殿後半(チェックポイントF)
○先行隊調査メンバー:向坂維胡琉・志島武生・白神凪・瀬名波那智・月宮香蓮・藤八沙耶・六角屋灼・柳茜・(水鏡流星)
神殿の最奥はカタコンベみたいな墓所だった。
辺りがどんどん暗闇に包まれていく中、突如明るい部屋へと出た。
そこには大きな柩があり、中には五大悪魔の一人、幻惑のラウムがいた。
ラウムは雪竜を倒してくれた礼に、質問に答えてやるといって、全員の質問を聞き出し答える。
実はその受け答えが、悪魔の契約であり願いを叶えた対価として、命をもらうというものだった。
しかし、そこにちょうど遅れて駆けつけた水鏡の機転によりラウムは消滅した。
だがラウムが封じ込められている玉は白神凪へと渡り、まるで呪いのように付き纏うのだった――。
デモンズロード(チェックポイントG)
○先行隊調査メンバー:板垣勝猛・桐石登也・向坂維胡琉・祠堂統・月宮香蓮・日浦博喜・行成ハナ・幸村カヤ(織ヒカル)
戻っている途中、貴方達は真っ暗闇のエリアを見つける。
おそらくブレイズバレーとは逆方向に伸びていた、真っ暗闇の道だろう。
今度はヒカルの魔術で明かりを照らすことができたので、そこを調査しつつ帰還することにした貴方達。
後続のために明かりをつけながら進んでいくため、先行して明かりをつけていくヒカルを守るために8人は漆黒の扉とたくさんの蟻の影と対峙した。
連携により漆黒の扉を撃破、および蟻の影の撃破をすることはできたが、いくらでも増えてくる蟻の影の魔物にキリがなく、最終的に増えきった影に全員倒されてしまうのだった…。
目を覚ますと、氷壁の中だった。
先に到着したヒカルが言うには、狼が皆を運んだという。
それは登也やカヤがあった神狼だったのかどうかは、確かめる術はもう無い…。
※チャレンジ:シャドー10体撃破(煌石+3・OPポーション+1)
具志音山道・帰り道(チェックポイントH)
○先行隊調査メンバー:烏月揚羽・向坂維胡琉・寒河江由加・東雲直・白神凪・六角屋灼・福良練・柳茜・(織ヒカル)
帰還中、先行して魔物を退治している貴方達は、具志音山道にて気配を感じた。
男達は一人はひょうひょうとしたつかみどころのない男で、もう一人は包帯で全身をぐるぐる巻きにした男だった。
彼らの目的は、凪が持つ黒耀玉。
戦闘となり、圧倒的な能力で苦戦を強いられたが、なんとかヨミというひょうひょうとした男は捉えることができた。
しかし、もう一人の包帯男は別格の強さで、すぐに全滅させられてしまうこととなる。
凪は黒耀玉を回収されてしまうのだった…。
※チャレンジ:ヨミ、もしくは包帯男のHPを半分まで減らす(煌石+1・OPポーション+1)
葵ギルド(チェックポイントI)
○調査メンバー:向坂維胡琉・寒河江由加・志島武生・祠堂統・白神凪・月宮香蓮・日浦博喜
ラウム山脈の調査終了から一夜明け、衝撃の一報が入る。
織ヒカルが水鏡流星によって殺害された、ということだ。
貴方達は
ギルドに向かうと、葵ギルド長の司城に連れられ、東十常剣(つるぎ)と神崎信がいるギルド長室に通される。
そこで事件の概要をきいた貴方達は、いくつもの選択の中から水鏡との面会、そして第一発見者のピザ屋の店員と会うことにした。
水鏡はすっかりやつれており、第一発見者のピザ屋の店員も同様だった。
結局犯人はわからず、水鏡は飛鳥の譲歩により保釈されはしたが、素直に喜べない結末となってしまった…。
また、ここからは余談ではあるが、後日彼のクラスメイトが、織ヒカルの持ち物の一つ、黒い玉がなくなっている事に気がついたとの報告があった。
最終更新:2015年02月08日 02:19