<1>
村外れの家まで月宮香蓮はやってきた。
双海思永は出かけているようで鍵がかかっており、それなりに人目もあったので貴方は待つことにしたが、結局双海は戻ってこなかった。
すると、携帯に連絡が入り、貴方は村長の家まで向かった。

<2>
鬼ヶ原空は洞窟までやってきていた。
以前ここで村長とハンターでひと悶着あったらしいが、今は平穏を取り戻しており何もない。
色々隅々まで調査を行おうとしたが、携帯に連絡が入り貴方は村長の家まで向かった。

<3>
三段岬へ東雲直・白神凪・祠堂統・六角屋灼がやってくる。
すると、来た時にちょうど断崖絶壁に立ち、近くに靴を置いている人物がいた!
咄嗟に全員で自殺しようとしている人物を止める事に成功すると、彼は叫んだ。

民羽「死なせてくれ!俺はもう生きてはいけん!」

なんと、彼は宿酒場民羽の民羽六三郎だった。
何とか気が動転している彼をなだめると、話を聞くことに成功する。

民羽「…お前たちが再調査に来て暫くしてからだ。村長が捕まり奥さんが一人なため、いつも柑奈に見に行ってもらっていたのだが、帰ってこないからと不安になって様子を見にいったんだ。
…そしたら村長の奥さんは来ていないと言うし、宿酒場へ戻れば『娘は預かった。返して欲しければ4月1日までに生贄を捧げろ』と言う手紙が…!俺はどうしたらいいんだ…!」

貴方達は仲間へと携帯で連絡を取ると、その内容を見ていたようで神崎信から連絡が入る。
場所は村長の家、そこに全員集合との事なので、貴方達はすぐ向かう事にした――。

<4>
番場佑の家にやってきた幸村カヤ・桜木有布・藤八沙耶・寒河江由加・志島武生・蛇姫神紗咲良の6名は、彼の家からサラリーマン風の男が出てくるのを見かける。
呼び止めてみたが、彼は急ぎ足で丁寧に腰を折ると。

男「失礼。これから本土に戻る用事があるので急ぎますので」

そういうとさっさと港へと戻っていった。
確認したら、本土へ戻る定期船の出航時刻だったのだ。
貴方達は去っていく彼を横目で見つつ、番場佑の不在を確認する。
鍵は空いており、中は荒らされた形跡らしき部分はなく(以前小此木が強引に乱入した時に破壊された部分はあったが)、特に変わった所はなかった。
沙耶は一足早く家を出て、近くの家の門戸を叩く。
そして番場佑の事を聞いてみた。

近くの家の人「番場さん?ああ、そういえば最近見ないわね。あんまり付き合いないし、聞かれてもわからないわよ…。
飛鳥の軍人さん?それらしき人は見たけど…でも入ってすぐ出てきてたし、特に何もなかったわよ?」

邪神の事を聞いても「私、本土からきたし詳しくないのよ」とよそよそしくしていたが、最後に先ほどのサラリーマン風の男の事を聞くと…

近くの家の人「あら?もしかして田中さん?この島でスーツ着てる人なんて、田中さんしかいないわよぅ。ほんっとうちの主人も、もっと礼服とか来て欲しいわ。この島、結婚式もタンクトップで来る人とかいるのよ」

私もそうだった、と愚痴が始まったので、貴方達は早々に礼を言って立ち去る。
先ほどの男がそうだとは分からないが、田中まゆみの父親である可能性が高い。
そうしていると、貴方達の携帯がなった。
何やら、村長の家に全員集合、とのことだった――。


✩依頼:火の手の謎の進行度+2(村はずれの家・番場佑の家を回った)✩
✩シークレット4つ目:気が動転した民羽六三郎の自殺を阻止を達成✩


最終更新:2015年03月31日 15:51