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12cm単装砲 - (2013/09/02 (月) 18:24:12) の1つ前との変更点
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|BGCOLOR(#e5d9c6):&ref(装備001.png)|>|>|>|種類:小口径主砲|
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|~|>|>|>|&bold(){スペック}|
|~|>|火力:+1|>|対空:+1|
|~|>|射程:短|>| |
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|~|BGCOLOR(cyan):駆逐|BGCOLOR(cyan):軽巡|重巡|戦艦|
|~|軽母|空母|BGCOLOR(cyan):水母|航戦|
|~|BGCOLOR(cyan):雷巡|航巡|潜水|潜母|
#contents()
&autolink(id=wikibody)
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*ゲーム内情報
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図鑑紹介
旧型の小型砲です。~
旧型の駆逐艦に標準的主砲として搭載されました。~
装填・装砲とも人力ですが、シンプルな構造で経済性も高く、駆逐艦や海防艦の主砲として長く使われました。~
対空射撃には不向きです。~
#br
旧式故に実用性は皆無、より強力な「[[12.7cm連装砲]]」「[[12.7cm連装高角砲]]」「[[10cm連装高角砲]]」に換装することを薦める。~
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*史実情報
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#ref(12cm Single cannon.jpg)
日本がまだ英国の思想を色濃く残していた1922年頃に採用された砲台。~
これは元々&bold(){高角砲の派生形}で、正式名は「四五口径十年式十二糎高角砲」という。~
本来は地表に設置して敵機に対空砲火を浴びせるものだが、これを艦砲に直したものが当時の重巡洋艦に搭載された。~
人力であるが、後にこれを機力、連装砲化したものも開発され、こちらは三段式甲板時代の「[[赤城]]」と「[[加賀]]」に搭載されたりしている。~
その後は急速に廃れていき、1932年2月6日には後継となる「四〇口径八九式十二糎七高角砲」(艦これ内では「[[12.7cm連装高角砲]]」)が正式採用される。~
多くの艦はこれを新たに換装し、「[[12cm単装砲]]」は大型の砲台を設置できない駆逐艦以下の艦艇を除いて外されていった。~
その駆逐艦にも、吹雪型からは新たに「[[12.7cm連装砲]]」が登場し、完全に第一線からは退いてしまった。~
ただ重巡は換装が遅れ、特に高雄型4番艦「[[鳥海]]」は結局最後までこの艦砲を高角砲として使い続けた。~
しかし、陸上砲としては細々と現役で使われており、特に前進基地においては製造が容易であった本砲台が防空用に使用され、戦争遺跡にもその跡が遺されている。~
#ref(12cm high-angle cannon.jpg)
そんな時代の中に取り残されていた本砲台が、再び脚光を浴びるのは太平洋戦争後半のこと。~
製造に時間がかかる新型砲台に代わり、本砲台は新たに量産型海防艦や量産型駆逐艦の砲台として急遽生産を開始する。~
また、商船改造空母である「大鷹」「雲鷹」にも対空用として「[[12cm単装砲]]」が搭載された。~
大戦末期には本土決戦用として大量の「[[12cm単装砲]]」、「[[12cm連装砲]]」が陸上と沿岸に砲台として配備されていた。~
しかし、肝心の性能は旧式であるために期待できないものであった。~
本砲台は「高角砲」として製作されたものであるが、この時点での高角砲というのは「&bold(){とりあえず上に撃てるだけの代物}」でしか無かったりする。~
キチンと対空防御が行える「高角砲」としての機能を持った砲台は「[[12.7cm連装高角砲]]」からで、射程も微妙な本砲台は「高角砲」とはとても言えないものであった。~
曲射(山なりに砲弾を撃つ)と平射(直線に砲弾を撃つ)が出来てもパワーがないために砲撃も見劣りし、&bold(){あったらマシ}程度の性能といえる。~
陸上砲台としても、本砲台は&bold(){固定式}であるために持ち運びが困難で、発砲を行うと敵に露呈しやすいという問題を抱えていた。~
戦線が後退すると、陣形変換が出来ない本砲台は放棄されてしまい、上陸した米兵に徹底的に破壊され、或いは鹵獲された。~
ちなみに大戦末期、帝国海軍は本砲を「九七式中戦車チハ」の車体に搭載し自走砲とした「海軍十二糎自走砲(長十二糎自走砲)」を開発したが、試作中に終戦を迎えている。~
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形式
|>|>|>|単装砲架|
|型番|動力|防御盾|備考・搭載艦|
|B型|人力|なし|古鷹型・青葉型重巡洋艦や各駆逐艦などに搭載|
|B1型|人力?|あり|妙高型・高雄型重巡洋艦や軽巡洋艦などに搭載|
|B2型|人力、後に機力化|なし|大鷹型空母「大鷹」「雲鷹」に搭載|
|C型|人力|不明|大戦中量産用として開発。主として陸上砲台、前進基地に配備された|
|E型|機力|不明|C型を動力操縦としたもの。御蔵型・日振型・鵜来型海防艦に搭載|
|E型改2|人力|なし|本土決戦を見越して製作。丙型・丁型海防艦に搭載され、陸上砲台としても使用された|
|>|>|>|連装砲架|
|A2型|機力|あり|電動油圧式で、三段甲板時代の「赤城」「加賀」などに搭載|
|A型改3|機力|不明|御蔵型・日振型・鵜来型海防艦に搭載|
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|BGCOLOR(#e5d9c6):&ref(装備001.png)|>|>|>|種類:小口径主砲|
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|~|>|火力:+1|>|対空:+1|
|~|>|射程:短|>| |
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|~|BGCOLOR(cyan):駆逐|BGCOLOR(cyan):軽巡|重巡|戦艦|
|~|軽母|空母|BGCOLOR(cyan):水母|航戦|
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図鑑紹介
旧型の小型砲です。
旧型の駆逐艦に標準的主砲として搭載されました。
装填・装砲とも人力ですが、シンプルな構造で経済性も高く、駆逐艦や海防艦の主砲として長く使われました。
対空射撃には不向きです。
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旧式故に実用性は皆無、より強力な「[[12.7cm連装砲]]」「[[12.7cm連装高角砲]]」「[[10cm連装高角砲]]」に換装することを薦める。~
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#ref(12cm Single cannon.jpg)
日本がまだ英国の思想を色濃く残していた1922年頃に採用された砲台。~
これは元々&bold(){高角砲の派生形}で、正式名は「四五口径十年式十二糎高角砲」という。~
本来は地表に設置して敵機に対空砲火を浴びせるものだが、これを艦砲に直したものが当時の重巡洋艦に搭載された。~
人力であるが、後にこれを機力、連装砲化したものも開発され、こちらは三段式甲板時代の「[[赤城]]」と「[[加賀]]」に搭載されたりしている。~
その後は急速に廃れていき、1932年2月6日には後継となる「四〇口径八九式十二糎七高角砲」(艦これ内では「[[12.7cm連装高角砲]]」)が正式採用される。~
多くの艦はこれを新たに換装し、「[[12cm単装砲]]」は大型の砲台を設置できない駆逐艦以下の艦艇を除いて外されていった。~
その駆逐艦にも、吹雪型からは新たに「[[12.7cm連装砲]]」が登場し、完全に第一線からは退いてしまった。~
ただ重巡は換装が遅れ、特に高雄型4番艦「[[鳥海]]」は結局最後までこの艦砲を高角砲として使い続けた。~
しかし、陸上砲としては細々と現役で使われており、特に前進基地においては製造が容易であった本砲台が防空用に使用され、戦争遺跡にもその跡が遺されている。~
#ref(12cm high-angle cannon.jpg)
そんな時代の中に取り残されていた本砲台が、再び脚光を浴びるのは太平洋戦争後半のこと。~
製造に時間がかかる新型砲台に代わり、本砲台は新たに量産型海防艦や量産型駆逐艦の砲台として急遽生産を開始する。~
また、商船改造空母である「大鷹」「雲鷹」にも対空用として「[[12cm単装砲]]」が搭載された。~
大戦末期には本土決戦用として大量の「[[12cm単装砲]]」、「[[12cm連装砲]]」が陸上と沿岸に砲台として配備されていた。~
しかし、肝心の性能は旧式であるために期待できないものであった。~
本砲台は「高角砲」として製作されたものであるが、この時点での高角砲というのは「&bold(){とりあえず上に撃てるだけの代物}」でしか無かったりする。~
キチンと対空防御が行える「高角砲」としての機能を持った砲台は「[[12.7cm連装高角砲]]」からで、射程も微妙な本砲台は「高角砲」とはとても言えないものであった。~
曲射(山なりに砲弾を撃つ)と平射(直線に砲弾を撃つ)が出来てもパワーがないために砲撃も見劣りし、&bold(){あったらマシ}程度の性能といえる。~
陸上砲台としても、本砲台は&bold(){固定式}であるために持ち運びが困難で、発砲を行うと敵に露呈しやすいという問題を抱えていた。~
戦線が後退すると、陣形変換が出来ない本砲台は放棄されてしまい、上陸した米兵に徹底的に破壊され、或いは鹵獲された。~
ちなみに大戦末期、帝国海軍は本砲を「九七式中戦車チハ」の車体に搭載し自走砲とした「海軍十二糎自走砲(長十二糎自走砲)」を開発したが、試作中に終戦を迎えている。~
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形式
|>|>|>|単装砲架|
|型番|動力|防御盾|備考・搭載艦|
|B型|人力|なし|古鷹型・青葉型重巡洋艦や各駆逐艦などに搭載|
|B1型|人力?|あり|妙高型・高雄型重巡洋艦や軽巡洋艦などに搭載|
|B2型|人力、後に機力化|なし|大鷹型空母「大鷹」「雲鷹」に搭載|
|C型|人力|不明|大戦中量産用として開発。主として陸上砲台、前進基地に配備された|
|E型|機力|不明|C型を動力操縦としたもの。御蔵型・日振型・鵜来型海防艦に搭載|
|E型改2|人力|なし|本土決戦を見越して製作。丙型・丁型海防艦に搭載され、陸上砲台としても使用された|
|>|>|>|連装砲架|
|A2型|機力|あり|電動油圧式で、三段甲板時代の「赤城」「加賀」などに搭載|
|A型改3|機力|不明|御蔵型・日振型・鵜来型海防艦に搭載|
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