ドンキから19,800円で発売された格安UMPCのNANOTE。
LinuxもZ8350という使い続けられたCPUと周辺機種で動きました。
マウスポインタだけはKernel5.3以降のディストリでしか動作確認出来ていません。
Debian 10やCentOS8などのKerne4.19LTS系列では動作しないので、
Mainline Kernelへのアップグレードが必要です。
画面回転はGPDシリーズ同様に横画面の表示が標準ハードなので、
画面を右に90°回転させる必要があります。
xrandr -o right
を自動起動アプリケーションか.xprofileなどの起動時スクリプトに
追加しておきましょう。
自動起動アプリケーションではコマンドオプションを認識しないので、
#!/bin/bash
xrandr -o right
という2行スクリプトを作成し、chmod +xで実行形式にして、
アプリとして登録しておくと良いです。
あとセンサーが勝手に画面回転するので、画面回転を停止した方が使いやすいです。
Android-x86とCloudReadyはKernel4.19LTS系列なので、
まだバグが結構あります。
Kernel5.4LTS系列のリリースを待って使う方が確実です。
Ubuntu20.04、Fedora32、openSUSE TumbleWeedなどKernel5.3、5.4系列は
問題なく使えています。カメラも動きました。
FreeBSD、OpenBSD、NetBSDではGPUのi915が動作しませんので、
例えば、i915をDisableにしてCUIで起動しました。
XorgはFramebuffer必須になります。
GPUドライバを追加すれば動くかもしれません。
ブートオプションに下記のオプションを追加して下さい。
・FreeBSD:
・OpenBSD: disable inteldrm
・NetBSD:userconf disable i915drmkms
詳しい事は下記のSlideshareで公開したのでご一読を。