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原語

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和訳

名詞

  • オボエ、想像、妄想、印象、感じ、雰囲気、像、姿、面影、(かたち)、見当、大凡、(おぼ)し、様相、心象、心像、心証、観念、写象、表象、有り様
  • オボエ、記憶、覚え、思い出、面影
  • オボエ、認識、像、理解、認知、公知、周知、解釈、意識、識別、偏見、思い込み、妄想、先入観、概念、通念、(ことわり/り)、思い違い、烙印
  • オボエ、評判、評価、世間体、信用、()、世評、声価、価値、 人気 (にんき/じんき)、地位、受け、反響、名声、誉れ、汚名、不名誉、浮評
  • オモヒ、考え、思い、思考、思慮、胸の内、意見、意、(ふところ/かい)、感想、所存、(あん)、推論、所見、見解、所感、主観、見方、考え方、捉え方、意念
  • ココロ、意味、意、義、語意、語義、概念、趣旨、意味合い
  • 仮説、推論、未来、未来像、将来、将来像、臆説
  • 企て、(さく)、作戦、策略、目論見、計略、事計り
  • 予感、杞憂、心配事
  • 夢、理想、理想像、目標、抱負、憧れ、願い、望み、希望、願望、志望、所望、野望
  • 基調、基本、舞台、(もと)、基軸、軸、根柢、原則
  • 象徴、代表
  • 画像、絵、絵図、挿し絵、影像

動名詞

  • 想像、想起、思考、空想、妄想、夢想、髣髴
  • 意図、企画、計画、構想、設計
  • 想定、仮定、予想、予測、推測、見当、推理、予見、臆測、忖度、邪推、揣摩
  • 懸念、心配、危惧、危険視、不安視、憂慮、髣髴
  • 期待、悲願、祈願、祝福、渇望、希求

動詞

  • 想う、考える、思う、思い描く、思い浮かべる、浮かべる、思い出す、想い描く、心に描く、想い巡らす、慮る、念じる
  • 企てる、企む、目論む、図る、(たばか/はか)
  • 見立てる、準える、譬える、見込む、担ぐ、信じる、擬する、(もじ)
  • 案ずる、危ぶむ、恐れる、勘繰る、推し量る
  • 願う、祈る、待ち望む、待ち焦がれる、(かつ)ぐ、ときめかせる

その他の品詞

  • (する)つもりで、感じで、感覚で、のように、のような
  • 知られている、知られた、知っている、覚えられた、認知された、周知された、定着した、識別された、滲透した、お馴染みの、ご存知の、周知の、馴染み深い、見馴れた、馴れ親しんだ
  • 摸して、倣って、擬えて、象って、摸倣して、(あらわ)して、似せて、摸造して、摸写して

接辞

  • ~像

慣用句・諺・四字熟語・未分類

  • 共通認識、固定観念
  • 世の覚え
  • 気に病む、揣摩臆測
  • 胸を脹らます

漢字一字

  • 象、像、姿、俤、形、感、様、念、相
  • 憶、覚
  • 認、解、知、分、識、容
  • 評、誉、名、価、値、望
  • 考、思、念、慮、意、論、想、妄、懐
  • 意、義、旨
  • 推、臆、擬、準、譬、喩、忖、揣
  • 憂、患、慮、悩
  • 夢、願、望、冀、祈、憧、標
  • 基、本、原、根、礎、軸、枢、拠
  • 表、象
  • 摸、倣、擬、象
  • 画、絵、図、像

ヤマトコトバ

  • オモヒ(思)、ココロ(心)、カタチ(形)、スガタ(姿)、オモカゲ(面影)、イメ(夢)
  • オモフ(思)、オモヒミル(思見)、カムガフ(考)、ハカル(圖)
  • オボエ(覺)、モノオボエ(物覺)、オモヒナシ(思做)、ヲシヘ(敎)
  • ナ(名)、ホマレ(譽)、キコエ(聞)、カゼノタヨリ(風の便)
  • ココロ(心)、コトノココロ(事の心)、ムネ(旨)
  • オシハカリ(推量)、アヤマリ(誤)、マトヒ(惑)、オモヒナシ(思做)、オモヒヤリゴト(思遣事)
  • ナズラフ(擬)
  • カタ(形)、ヱ(繪)

備考欄

辞書 説明
廣辭林新訂版 (無記載)
新訂大言海 (無記載)
角川国語辞典新版 名・自サ変 ①像。映像。すがた。
②心にうかぶすがた・かたち。おもかげ。
大英和辭典 〔名〕[一]像,肖像.
[二]【光】像.
[三]影.
[四]ヨク似タモノ,ソノ通リノモノ,生キ寫シ.
[五]【心】心象.
[六]【美】形象.
[七]【修】象喩〔シヤウユ〕.
[八]【數】像.

その他の品詞一箇条目は文の終わりなどで「(~という、~の)イメージで」。二箇条目は「(~を、~が、~として)イメージする」「(~の)イメージがある」。三箇条目は文の終わりなどで「~をイメージ(して)」の形で翻訳。
直訳音写語は「像」或は「想像」か。果てしなく多義の生贄言葉。全ての転義は日本語の「想像」又は「思い」からと思われる。
カタカナ語話者はこの語の日本語をすっかり忘れているのか知らないが、「日本人が」、或は、「日本語で」今も用いる語は普通に「想像」。

また、「~そうなイメージ(がある)」は「そうな」に思いや印象の意味があり、普通に考えて二重表現である。これ対する自然な日本語訳は、普通に「イメージ」という言葉を省いて「~そう(だ)」となる。
「○○さんはすぐにバテそうなイメージがある」は日本語で「○○さんはすぐにバテそう」、「~がある」の形で言いたい場合「○○さんはすぐにバテそうな感じがある・する」などと言う。
英語に於いては「ある程度はっきりした形のある物、目で捉えられる物や形、即ち、像」を言い、「それらの有り様から感じる様子」、「感じ」或は「思っていること」を云う語ではない。
カタカナ語では全く逆を表しているか。訳語は「想像」より「妄想」のほうが適しているか。この意では専ら口語では「思い込み」などの言葉を用いる。「思い込みが激しい」。

カタカナ語話者は、事ある毎に「イメージ、イメージ」と言って、「妄想・思い込み」でしか物を語れない常に頭の中お花畑状態、または、現実に起こっている事を真正面から受け止められず、全て非現実(夢)で起こっている事として捉えてしまう一種の精神病か、或は「偏見・先入観」の度が過ぎているか。どちらにせよ、そのホドが酷いようであれば、精神病となるという可笑しさ。

認識、理解、思考、偏見、妄想、等等の意味は英語に無し。
また、古くから、あらゆる事柄を抽象的に濁して言う日本語表現に「もの」という言葉を用い「物を言う」や「物を思う」がこれである。「ものを覚えない」「ものをくれてやる」。

同義等式

原語単位
 image=像
カタカナ語単位
 イメージ=妄想

カタカナ語の類義語

附箋:I 英語

最終更新:2025年05月26日 18:13