
ケモノ
概要
ケモノとは、日本の創作・同人・キャラクター文化などで用いられる、動物・獣・架空生物を基礎としたキャラクター表現およびそのジャンルを指す言葉である。
一般的には、
- 動物型の頭部
- マズル
- 動物鼻
- 毛皮
- 鱗
- 羽毛
- 肉球
- 爪
- 尻尾
- 動物的な脚
- 人間とは異なる身体構造
などを持ち、人間のような知性、感情、言語、社会性などを備えたキャラクターが「ケモノ」と呼ばれることが多い。
二足歩行の獣人だけでなく、四足歩行の動物キャラクター、マスコット型、ドラゴン、怪獣、モンスター、架空生物などもケモノ文化と接点を持つ場合がある。
ただし、ケモノの定義には絶対的な共通基準が存在せず、コミュニティ、作品、個人によって範囲は異なる。
特に「ケモノ」と「ケモミミ」は混同されやすいが、本Wikiでは基本的に、
ケモノ
=
動物・獣を基礎としたキャラクター
=
動物・獣を基礎としたキャラクター
ケモミミ
=
人間を基礎として動物耳や尻尾などを追加したキャラクター
=
人間を基礎として動物耳や尻尾などを追加したキャラクター
として区別する。
また「ケモナー」はケモノそのものではなく、ケモノキャラクターを好む人を指す言葉。
本記事ではケモノそのものの造形、分類、ケモ度、種族、歴史、VRChatとの関係などを中心に解説する。
- ケモノ
- 概要
- ケモノとは
- ケモノとケモナーの違い
- ケモノとケモミミの違い
- ケモ度とは
- ケモノの主な形態
- ケモノの種族
- オスケモ
- メスケモ
- ケモショタ
- ケモロリ
- チビケモ
- デブケモ
- ケモノの歴史
- 手塚治虫とケモノ的キャラクター
- ケモノと海外Furry
- ケモノとモンスター作品
- Kemono Style
- ケモノ着ぐるみ
- VRChatとケモノ
- VRChatのケモノアバター
- VRChatとケモ度
- VRChatとFurryコミュニティ
- JMoF
- けもケット
- BOOTHとケモノ
- ケモノとオリジナルキャラクター
- ケモノの体格
- ケモノの身体表現
- ケモノと人外
- ケモノとドラゴン
- ケモノとポケモン
- ケモノ文化の現在
- ケモノ分類の注意
- 関連項目
- 内部リンク強化用ページ
- SEO向け関連キーワード
- SEO向け要約
- 備考
ケモノとは
ケモノは、動物や獣をキャラクターとして擬人化・人格化した表現の一つ。
現実の動物をそのまま描く場合もあれば、
- 人間のように二足歩行する
- 服を着る
- 道具を使う
- 会話する
- 文明を作る
- 仕事をする
- 恋愛する
- 冒険する
- 魔法を使う
など、人間的な要素が付加される場合もある。
ケモノは単純な「動物キャラクター」だけを意味するわけではなく、
- 獣人
- 擬人化動物
- 動物型モンスター
- ドラゴン
- マスコット
- 神獣
- 架空生物
など複数のジャンルと重なっている。
ケモノとケモナーの違い
という違いがある。
そのため、
狼獣人
狐獣人
ドラゴン
動物キャラクター
狐獣人
ドラゴン
動物キャラクター
などは「ケモノ」。
それらを好きな人が「ケモナー」と呼ばれる。
詳しくはケモナーを参照。
ケモノとケモミミの違い
ケモミミとケモノは、外見上似た要素を持つ場合があるが、基本となる身体構造が異なる。
ケモミミ
ケモミミは、
- 人間型の顔
- 人間型の身体
- 人間の皮膚
- 猫耳
- 犬耳
- 狐耳
- 尻尾
などを組み合わせたキャラクター。
つまり、
人間
+
動物パーツ
+
動物パーツ
という構造。
ケモノ
ケモノは、
- 動物型の頭部
- マズル
- 動物鼻
- 毛皮
- 肉球
- 爪
- 動物的な脚
- 大型の尻尾
などを持つ。
つまり、
動物・獣
+
人間的要素
+
人間的要素
という構造。
本Wikiではこの違いを基本として分類する。
ケモ度とは
「ケモ度」とは、キャラクターがどの程度「人間」から離れ、「動物・獣」に近い姿をしているかを表現するために用いられる俗語的な尺度。
公式・学術的な共通基準ではなく、コミュニティ内で感覚的に使われる。
本Wikiでは便宜上、以下のように分類する。
ケモ度0~1
ほぼ人間。
動物要素がほとんどない。
ケモ度2~3
人間型の身体に、
- 獣耳
- 尻尾
- 角
- 猫目
などが付いている。
典型的なケモミミ。
ケモ度4~5
鼻、口、毛、爪、脚などに動物要素が強く現れる。
人間と獣人の中間的デザイン。
ケモ度6~7
明確な動物型頭部とマズルを持つ。
全身に毛皮・鱗・羽毛などがあり、一般的に「ケモノ」「獣人」と認識されやすい領域。
ケモ度8~9
骨格・脚・胴体・姿勢までかなり動物的。
二足歩行していても人間体型から大きく離れる。
ケモ度10
ほぼ動物そのもの。
四足歩行を維持しながら、
- 言語
- 人格
- 知性
- 社会性
などを持つ。
例として動物社会型キャラクターやヨツケモなどが該当する。
ただしケモ度は絶対的な分類ではない。
ケモノの主な形態
ケモノには複数の身体タイプが存在する。
獣人型
動物型の頭部と、人間に近い直立体型を持つ。
特徴:
- 二足歩行
- マズル
- 毛皮
- 人間型の腕
- 服を着る
- 人間社会に近い生活
代表的なケモノ形態の一つ。
『ズートピア』や『BEASTARS』のキャラクターなどがイメージしやすい。
高ケモ度獣人
獣人型よりさらに動物らしさが強い。
特徴:
- 長いマズル
- 動物的な脚
- 大きな肉球
- 太い尻尾
- 全身の毛皮
- 動物に近い骨格
など。
ヨツケモ
ヨツケモは、四足歩行を基本とするケモノ。
身体はほぼ動物そのものだが、
- 会話
- 思考
- 感情
- 社会形成
- 道具利用
など人間的な特徴を持つ。
代表例として、
- ライオン
- 狼
- 犬
- 狐
- ポケモンの一部
など。
マスコット型
頭身が低く、小型で丸みのあるケモノ。
特徴:
- 大きな頭
- 短い手足
- デフォルメ
- 丸い身体
- かわいいデザイン
例:
- テリアモン
- ロップモン
- ジバニャン
- ピカチュウ
など。
ドラゴン型
ドラゴンはケモノ文化と非常に近いが、独立した「竜」「ドラゴン」カテゴリーとして扱われる場合も多い。
ドラゴンには、
- 西洋竜
- 東洋竜
- 二足型
- 四足型
- 翼竜型
- 獣竜型
など多様な造形がある。
モンスター型
動物そのものではなく、
- 複数動物の混合
- 架空生物
- 怪獣
- 魔物
- 異星生物
などから作られたケモノ的キャラクター。
ケモノの種族
ケモノは非常に多くの動物・生物をモチーフにできる。
犬科
代表例:
- 犬
- 狼
- 狐
- コヨーテ
- ジャッカル
- フェネック
ケモノ文化でも特に多い種族。
猫科
代表例:
- 猫
- ライオン
- 虎
- ヒョウ
- ユキヒョウ
- チーター
- ヤマネコ
丸い顔から大型肉食獣までデザイン幅が広い。
ウサギ・齧歯類
代表例:
- 兎
- ネズミ
- リス
- ハムスター
- ビーバー
かわいい・マスコット系のケモノに多い。
シカ・ウシ・ヤギ系
代表例:
- 鹿
- トナカイ
- 牛
- 山羊
- 羊
- アンテロープ
角や蹄を特徴とするデザインが多い。
ウマ科
代表例:
- 馬
- ロバ
- シマウマ
四足型だけでなく、直立型獣人として描かれることもある。
クマ科
代表例:
- ヒグマ
- ホッキョクグマ
- パンダ
大型・重量級・ぽっちゃり系デザインとの相性が良い。
鳥類
代表例:
- 鷹
- 鷲
- カラス
- フクロウ
- ペンギン
- インコ
羽、翼、嘴など哺乳類とは異なる身体構造を持つ。
鳥人・鳥獣としてケモノ文化と重なる場合がある。
爬虫類
代表例:
- トカゲ
- ワニ
- 蛇
- カメ
- 恐竜
鱗、爪、長い尻尾などを持つ。
毛皮を持たなくても、人外・ケモノ文化では広く扱われることがある。
海洋生物
代表例:
- サメ
- イルカ
- シャチ
- エイ
- 魚
- アザラシ
- ラッコ
VRChatや海外Furryでは海洋生物ベースのFursonaも存在する。
昆虫・節足動物
代表例:
- カブトムシ
- クワガタ
- 蝶
- 蛾
- 蜂
- 蜘蛛
- サソリ
一般的な「毛皮系ケモノ」からは離れるが、人外・モンスター文化と強く重なる。
架空生物
代表例:
- ドラゴン
- グリフォン
- ユニコーン
- キメラ
- 神獣
- 幻獣
現実の動物には存在しない種族。
ケモノ・Furry文化ではオリジナル種族も非常に多い。
オスケモ
オスケモは、男性・オスとして設定されたケモノ。
日本のケモノ文化でも大きなカテゴリーの一つ。
体格は、
- 少年型
- 細身
- 青年型
- 筋肉質
- 大型
- ぽっちゃり
など幅広い。
詳細はオスケモを参照。
メスケモ
メスケモは、女性・メスとして設定されたケモノ。
「ケモノ娘」と呼ばれる場合もあるが、ケモミミ系の「獣耳少女」とは区別されることがある。
メスケモは、
- 動物型の顔
- マズル
- 毛皮
- 獣人型身体
などケモノとしての特徴を維持しながら、女性的なデザインを持つ。
詳細はメスケモを参照。
ケモショタ
ケモショタは、少年型・幼い男性型としてデザインされたケモノ。
特徴として、
- 小柄
- 丸顔
- 大きな目
- 短い手足
- 少年らしい体格
などが使われることがある。
作品によって年齢・体格は異なる。
詳細はケモショタを参照。
ケモロリ
ケモロリは、少女型・幼い女性型としてデザインされたケモノ。
ケモショタと同様、主に年齢感やキャラクターデザインの傾向を示す分類。
詳細はケモロリを参照。
チビケモ
チビケモは、小柄・低頭身のケモノ。
マスコット的なキャラクターに多い。
特徴:
- 2~4頭身
- 丸い顔
- 短い手足
- 大きな目
- 小動物的デザイン
など。
デブケモ
デブケモは、太った・大型・丸みの強い体格を持つケモノ。
特徴:
- 大きな腹
- 太い脚
- 太い腕
- 丸い頬
- 重量感
- 柔らかいシルエット
など。
ケモノ文化では人間型キャラクター以上に体格差を大胆に表現できることが特徴。
ケモノの歴史
現在の「ケモノ」というファンダム用語は比較的新しいが、人間のような知性を持つ動物・獣人・神獣そのものは非常に古い。
神話・古代
世界各地の神話には、
- 獣頭人身
- 鳥人
- 蛇人
- 人魚
- 狼男
- 龍人
- 神獣
など、人間と動物を組み合わせた存在が登場する。
代表例として、
- アヌビス
- バステト
- ガネーシャ
- ミノタウロス
- ケンタウロス
など。
日本でも、
- 狐
- 狸
- 猫又
- 天狗
- 河童
- 龍
- 神使
など、人格を持つ動物・人外存在が伝承されてきた。
ただし古代の神話キャラクターを現代の意味で「ケモノ」と呼ぶのは後世から見た分類。
昔話・民話
日本の昔話では、
- 狐
- 狸
- 犬
- 猿
- 鶴
- 猫
などが人間のように会話・変身・恩返しをする。
「動物に人格を与える」という創作文化は、現代ケモノ文化よりはるか以前から存在していた。
近代漫画
日本漫画では20世紀以降、動物キャラクターが独立した主人公として描かれるようになる。
手塚治虫作品にも、
など、多数の人外・動物キャラクターが登場する。
『ジャングル大帝』では白いライオンのレオが人間の言葉を話し、建築や音楽など人間的な活動も行う。
現代のケモノファンダムそのものではないが、日本の人格化された動物キャラクター史における重要な先行例。
アニメ・ゲームの発展
1980年代~2000年代以降、
- アニメ
- 家庭用ゲーム
- 漫画
- キャラクターグッズ
などによって人外・動物キャラクターが急増した。
代表的な作品として、
などがある。
インターネット時代
インターネットの普及によって、ケモノ好き同士が交流する独自コミュニティが形成された。
個人サイト、掲示板、pixiv、SNSなどを通じて、
- オリジナルキャラクター
- 同人誌
- イラスト
- 着ぐるみ
- ゲーム
- 3Dモデル
などが共有されるようになった。
現代
現在では、
などを通じてケモノ文化が広がっている。
手塚治虫とケモノ的キャラクター
手塚治虫公式サイトでは、動物、宇宙人、妖怪、別種人類などをまとめた「人外作品」特集も行われている。
『ジャングル大帝』は、人間に育てられた白いライオン・レオを主人公とする作品。
レオは動物でありながら、
- 人間の言葉を話す
- 建物を作る
- 音楽を奏でる
- 社会を作る
など、人間的な行動を取る。
このような動物キャラクター表現は、現在のケモノ・Furry文化と直接同一ではないが、日本における擬人化動物・人外キャラクター文化の重要な前史として見ることができる。
ケモノと海外Furry
Furryは海外を中心に発展した擬人化動物キャラクター文化およびファンダム。
日本のケモノと重なる部分が大きい。
Furryでは、
- fursona
- fursuit
- furry convention
- anthropomorphic animal
などの文化が発展している。
日本のケモノ文化では、
- Kemono
- ケモナー
- けもケット
- JMoF
- ケモノ着ぐるみ
など独自の文化が形成されている。
現在では両者の交流が活発。
ケモノとモンスター作品
ケモノ文化は、いわゆる「獣人作品」だけでなく、モンスターを中心としたゲーム・アニメ作品とも強く重なる。
特に、
などには、動物・獣・ドラゴン・架空生物などを基礎としたキャラクターが多数登場する。
ただし、これらの作品に登場するモンスターすべてが「ケモノ」に分類されるわけではない。
植物型、機械型、無機物型、人間型など様々なデザインが存在するため、個々のキャラクターデザインによってケモノ文化との近さは異なる。
デジモン
デジモンは、デジタル生命体「デジタルモンスター」を題材としたシリーズ。
哺乳類型、鳥型、爬虫類型、ドラゴン型、昆虫型、機械型、人型など非常に多様なデザインを持つ。
ケモノ文化との関連が特に分かりやすいデジモンとして、
などが挙げられる。
レナモン
レナモンは『デジモンテイマーズ』などに登場する狐型デジモン。
細身の二足歩行体型、長いマズル、狐の耳、全身の毛皮、大きな尻尾などを持つ。
そのため、日本のケモノ文化においても非常に知名度の高いキャラクターの一つ。
人間型の身体へ狐耳を付けた「ケモミミ」ではなく、身体全体が狐・獣を基礎にしているため、高いケモ度を持つキャラクターとして扱いやすい。
ポケットモンスター
ポケットモンスターは、多種多様な生物・怪物をモチーフとした「ポケモン」が登場する作品。
犬、猫、狐、狼、兎、鳥、爬虫類、ドラゴン、魚、昆虫、植物、機械、無機物など非常に多くのモチーフが存在する。
すべてのポケモンがケモノというわけではないが、動物・獣型のポケモンにはケモノ文化と強く重なるデザインも多い。
ルカリオ
ルカリオは『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。
ジャッカルや犬科動物を思わせる頭部、長いマズル、獣耳、尻尾、全身の体毛、二足歩行体型などを持つ。
人間型に耳を追加したケモミミではなく、身体全体が動物型を基本としているため、ケモノ・獣人型キャラクターとして認識されやすい。
映画やゲーム、アニメなどへの登場によって、ポケモンの中でもケモナー文化と関係の深いキャラクターの一つとなっている。
パルワールド
パルワールドは、ポケットペアによるモンスター育成・オープンワールドサバイバルゲーム。
「パル」と呼ばれる様々な生物が登場する。
パルには、
- 獣型
- 鳥型
- ドラゴン型
- 爬虫類型
- 植物型
- 人型
- モンスター型
など多様なデザインが存在する。
そのため、パルワールドも現代のケモノ・モンスターキャラクター文化と強く接点を持つ作品の一つ。
ラピエール
ラピエールは『パルワールド』正式版1.0で追加されたパル。
帽子やマジシャンを思わせる特徴的なデザインを持つ新種パルとして発表された。
動物的な身体を基礎としながら、衣装・キャラクター性を強く持つため、マスコット型・ケモノ型モンスターとして見ることができる。
セクメト
セクメト(Sekhmet)は『パルワールド』正式版1.0で追加された猫型パル。
古代エジプト文化・王族を思わせる意匠を持ち、二足歩行の猫型人外キャラクターとしてデザインされている。
滑らかな猫型頭部、猫耳、尻尾、全身が動物型の身体構造となっており、人間型キャラクターへ猫耳を追加した一般的な「猫耳美少女」とは大きく異なる。
そのため、ケモノ文化の分類では、
- 猫ケモノ
- メスケモ的デザイン
- エジプト風ケモノ
- モンスター系獣人
などと関連付けやすいキャラクター。
古代エジプト神話のセクメトは雌ライオンの頭を持つ女神として知られ、パルワールドのセクメトもエジプト的モチーフを強く持つ。
外見から女性的・メスケモ的なキャラクターデザインとして受け取られやすいが、ゲーム上の性別・個体差などについては作品内仕様を確認する必要がある。
モンスター作品とケモ度
モンスター作品ではキャラクターデザインの幅が非常に大きい。
そのため「作品単位」ではなく「キャラクター単位」でケモ度を見る方が分かりやすい。
例:
一方、人間型のキャラクターに耳・尻尾だけを追加したデザインは、
として区別する。
このように、
モンスター作品
↓
すべてがケモノではない
↓
すべてがケモノではない
動物・獣を基礎としたモンスター
↓
ケモノ文化と重なりやすい
↓
ケモノ文化と重なりやすい
という考え方が分かりやすい。
Kemono Style
海外では、日本的なケモノデザインを「Kemono Style」と表現する場合がある。
一般に、
- 大きな目
- 丸い頭部
- 短め・柔らかいマズル
- アニメ的表情
- かわいいデフォルメ
- 柔らかいシルエット
などが特徴として挙げられることがある。
ただし「日本=Kemono Style」「海外=Furry Style」と完全に分けられるわけではない。
現代ではデザイン文化が相互に影響している。
ケモノ着ぐるみ
ケモノ着ぐるみは、ケモノキャラクターを現実空間で立体的に表現する文化。
海外ではFursuitと呼ばれる。
構成例:
- 頭部
- 胴体
- 手
- 足
- 尻尾
- 翼
- 角
など。
着用者はキャラクターとして、
- 交流
- 写真撮影
- ダンス
- ロールプレイ
- イベント参加
などを行う。
VRChatとケモノ
VRChatは、現代のケモノ文化と非常に相性が良いVRSNS。
イラストでは「ケモノを見る」。
着ぐるみでは「ケモノを着る」。
VRChatでは、
「自分自身の仮想身体をケモノにする」
ことができる。
VRChatではユーザーが独自の3Dアバターを使用できるため、
- 狼
- 狐
- 猫
- 犬
- 鹿
- 兎
- ドラゴン
- 鳥
- サメ
- 爬虫類
- モンスター
- 架空生物
など多種多様なケモノアバターが存在する。
VRChatのケモノアバター
VRChat公式コミュニティWikiでもFurry Avatarカテゴリが用意されている。
Furryアバターは、動物に強く似た身体を持ちながら、人間的特徴を持つアバターとして説明されている。
VRChatでは、
- 自作アバター
- BOOTH販売アバター
- 海外マーケットアバター
- イベント配布アバター
などを利用できる。
日本ではBOOTHがケモノアバター販売場所として利用されることも多い。
VRChatとケモ度
VRChatでは、人間の身体に縛られる必要がない。
そのため、
- 低ケモ度のケモミミ
- 一般的な二足獣人
- 高ケモ度獣人
- ヨツケモ
- ドラゴン
- マスコット
- 巨大モンスター
など、現実では再現が難しい身体をアバターとして使用できる。
特にフルトラッキングを利用すると、ユーザー自身の身体運動をケモノアバターへ反映できる。
VRChatとFurryコミュニティ
VRChatは日本のケモノ文化と海外Furry文化が直接接触する場所にもなっている。
ユーザーは自分のFursonaやOCを3Dアバターとして使用し、
- 交流
- ロールプレイ
- イベント
- ダンス
- 写真撮影
- ワールド探索
などを行う。
日本的Kemonoアバターを海外ユーザーが使ったり、海外Furryアバターを日本ユーザーが使ったりすることもある。
JMoF
JMoFはJapan Meeting of Furriesの略。
日本で開催されるFurry Convention。
ケモノ・Furryファンが、
- アート
- 着ぐるみ
- 交流
- パフォーマンス
- ワークショップ
などを楽しむ。
現実会場だけでなく、VRを利用した展開も行われている。
けもケット
けもケットは、日本のケモノ系同人即売会。
ケモノ、獣人、ドラゴン、マスコットなど幅広い作品が扱われる。
同人誌、イラスト、グッズなど日本独自のケモノ創作文化の重要な場となっている。
BOOTHとケモノ
BOOTHでは、
- VRChatケモノアバター
- ケモノ同人誌
- ケモノイラスト
- 衣装
- アクセサリー
- 3Dモデル
などが販売されている。
特にVRChatアバター市場では、2DのケモノOCが3D化され、販売されるケースもある。
ケモノとオリジナルキャラクター
ケモノ文化ではオリジナルキャラクター制作が非常に盛ん。
設定される要素:
- 種族
- 性別
- 年齢
- 毛色
- 模様
- 体格
- 性格
- 職業
- 世界観
- 能力
など。
海外Furryでは自己表現用キャラクターをFursonaと呼ぶ場合がある。
ケモノの体格
ケモノキャラクターは、人間キャラクター以上に体格の自由度が高い。
代表的な体格:
- 小型
- 低頭身
- 細身
- 少年体型
- 標準体型
- 筋肉質
- 大型
- ぽっちゃり
- 肥満型
- 四足型
体格そのものが種族表現やキャラクター性に利用される。
ケモノの身体表現
ケモノでは人間には存在しないパーツも重要。
- マズル
- 耳
- 尻尾
- 肉球
- 爪
- 蹄
- 角
- 翼
- 嘴
- 鱗
- 羽毛
- 体毛
これらをどう組み合わせるかによって種族・ケモ度・デザインが決まる。
ケモノと人外
人外は人間ではないキャラクター全般を指す、ケモノより広い分類。
人外には、
- ケモノ
- ドラゴン
- ロボット
- スライム
- 宇宙人
- 妖怪
- 幽霊
- 植物人
- 昆虫人
- 怪物
などが含まれる。
ケモノは人外の一カテゴリーとして考えることができる。
ケモノとドラゴン
ドラゴンはケモノと強く重なるが、独立ジャンルとして扱うこともできる。
ドラゴン好きについてはドララーという俗称が使われる場合がある。
ケモノとポケモン
ポケットモンスターには非常に多様なモンスターが登場する。
すべてのポケモンがケモノというわけではないが、
- 犬型
- 猫型
- 狐型
- 狼型
- 兎型
- ドラゴン型
など、ケモノ文化と強く重なるデザインも多い。
ポケモンを特に好む層をポケモナーと呼ぶ場合がある。
ケモノ文化の現在
現在のケモノ文化は、
- 漫画
- アニメ
- ゲーム
- イラスト
- 同人誌
- 着ぐるみ
- 3DCG
- VRChat
- 動画
- SNS
- イベント
などを横断する文化となっている。
特にVRChatの登場によって、
2Dキャラクター
↓
3Dモデル
↓
VRアバター
↓
ユーザー自身の身体
↓
3Dモデル
↓
VRアバター
↓
ユーザー自身の身体
という新しいケモノ表現が成立した。
ケモノ分類の注意
ケモノの定義は人によって異なる。
以下のような境界ジャンルも存在する。
- ケモミミ
- ドラゴン
- モンスター
- ポケモン
- マスコット
- ロボット獣
- 昆虫人
- 海洋生物人外
そのため「絶対にケモノ」「絶対にケモノではない」と断定できないキャラクターも存在する。
本Wikiでは、
人間ベース
→
ケモミミ
→
ケモミミ
動物・獣ベース
→
ケモノ
→
ケモノ
という基本分類を採用する。
関連項目
- ケモナー
- ケモミミ
- 獣人
- 人外
- Furry
- オスケモ
- メスケモ
- ケモショタ
- ケモロリ
- チビケモ
- デブケモ
- ヨツケモ
- ドラゴン
- ドララー
- ポケモナー
- ケモノ着ぐるみ
- けもケット
- JMoF
- VRChat
- VRChatアバター
- VRChatワールド
- Furry Hideout
- BOOTH
- pixiv
- Blender
- Unity
- 手塚治虫
- ジャングル大帝
- ユニコ
- ポケットモンスター
- デジモン
- どうぶつの森
- レジェンズ 甦る竜王伝説
- ドラゴンドライブ
- BEASTARS
- ズートピア
内部リンク強化用ページ
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ケモノとは、動物・獣・架空生物を基礎とし、人間のような知性、感情、言語、社会性などを持つキャラクター表現およびジャンル。動物型の頭部、マズル、毛皮、肉球、尻尾などを持つ獣人型、四足歩行のヨツケモ、低頭身のチビケモ、ドラゴン、モンスターなど多様な形態が存在する。人間型キャラクターに動物耳や尻尾を付けたケモミミとは区別される場合が多い。ケモノにはオスケモ、メスケモ、ケモショタ、ケモロリ、デブケモなどのサブジャンルがあり、犬、狼、狐、猫、鹿、兎、熊、鳥、爬虫類、海洋生物、ドラゴン、架空生物など幅広い種族が存在する。日本では神話・昔話・手塚治虫作品などの擬人化動物表現を経て、漫画、アニメ、ゲーム、同人文化、けもケット、JMoF、BOOTH、VRChatなどへ発展。現在ではVRChat上で自分自身の仮想身体としてケモノアバターを利用する文化も広がっている。
備考
「ケモノ」「Furry」「ケモ度」「獣人」などの範囲や定義には個人差・コミュニティ差がある。
本記事では、日本のケモノ文化で一般的に理解しやすい分類と、本Wiki内で記事を整理しやすい分類を採用している。









