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ダークマター(星のカービィ )
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kemonowikii
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ダークマター(Dark Matter)
概要
ダークマターは、『星のカービィ』シリーズに登場する敵キャラクターで、シリーズを通して暗躍する謎の存在である。初登場は1995年の『星のカービィ2』。以降、『星のカービィ3』『星のカービィ64』などにも登場し、いずれも物語の裏で世界を侵食・支配しようとする黒幕的存在として描かれている。
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登場作品と役割
星のカービィ2(1995年/ゲームボーイ)
ダークマターの初登場作品。表向きのラスボスはキング・デデデだが、ゲーム内で「レインボーしずく」を全て集めることで、デデデがダークマターに操られていたことが判明。真のラスボス「ダークマター」と戦うことになる。
第一形態では剣を持った戦士型の姿で現れ、第二形態は赤い単眼を持つ黒い球体となる。
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星のカービィ3(1998年/スーパーファミコン)
この作品でも通常のラスボスはデデデだが、全ての「ハートスター」を集めると、真のラスボス「ゼロ(Zero)」と戦えるようになる。ゼロは巨大な白い球体に赤い目を持ち、目から血のようなものを流す不気味な存在。ダークマター種の頂点に位置すると考えられている。
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星のカービィ64(2000年/ニンテンドウ64)
物語の舞台は「リップルスター」という惑星。冒頭で、リップルスターの女王がダークマターのような黒い存在(ダークスター)に取り憑かれ、星全体が侵略される。
物語の進行中、画家の少女「アドレーヌ」が一時的に黒い霧のような存在に取り憑かれてカービィを襲うシーンがある(この存在がダークマターかは明言されていないが、関連性が高いと考えられる)。
ラスボスは「0²(ゼロツー)」。『カービィ3』に登場したゼロの再登場・進化体とされ、羽のようなものを持つ姿が特徴。より神聖で抽象的なビジュアルに進化しているが、攻撃性は高く、光の力でのみ倒すことができる。
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特徴と能力
• 黒い球体に赤い単眼という姿が基本。剣を持つ戦士型や、巨大な白い球体の姿もある。 • 他者への寄生・憑依・洗脳を行う能力を持つ。 • 感情、特に怒りや憎しみといった負の感情を媒介に世界を侵食する。 • 肉体を持たず、集合的意識または精神生命体の性質を持つと考えられる。 • 「ゼロ」および「0²」は、ダークマターの上位存在、またはその中核的個体である。
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備考
シリーズ以降の作品(『星のカービィWii』や『ディスカバリー』など)には直接の登場はないものの、音楽やビジュアル、演出面でダークマター系列を連想させる要素が一部登場している。
また、ファンの間では「ダークマター族」という呼称で、これらの個体を総称することがある。