吹寄「どういう意味?」
情報屋「強いカップルどうしを戦わせるんだよ。……一方通行と、カミやんは連絡付かんし、土御門たちは保健室だけど。」
井ノ原姉「なるほど。もう一カップルの片割れがここにいたわね。」
そう言って全員振り向く。
そこには縛られ、リンチされて伸びている青髪ピアスの姿があった。
そこには縛られ、リンチされて伸びている青髪ピアスの姿があった。
その頃、路地裏。
上琴「「はぁ、はぁ、はぁ」」
上琴「「はぁ、はぁ、はぁ」」
当麻「何とかなったな。ありがと美琴。」
美琴「だったらも一度キスして……。//////////」
当麻「言われなくとも…。」
愛する二人の手が互いの首にまわされ、その唇が触れるというまさにその時。
黒子「お姉さま、そこを退いてくださいまし。」
美琴「くっ、黒子!?なっ、何いってんのよアンタ!!さっき約束したじゃない!!『条件の代わりにお姉さまがあの殿方を助けるのを手伝う』って!!!」
黒子「状況が変わりましたの。」
上琴「「は?」」
黒子「あの、あの○○さん(青ピ)が、囚われの身となっていますの!!」
美琴「あー、そう言う事……。ってかなんだかんだ言って黒子あいつのこと好きなんだー。」
黒子「んぐっ!!と、とにかく!そこの殿方を5分以内に吹寄とかいう方に引き渡さねば○○(青ピ)がどうなっても知らんぞ、と○○さんの携帯から電話が!!さぁお姉さま!そこを退いてくださいましっ!!!!お姉さまと戦いたくはありませんの!!!」
美琴「……そういうことなら話は簡単ね。」
バチバチと彼女の周りが帯電していく。
美琴「…今までありがとう黒子。でも……当麻を渡すわけにはいかないのよっ!!!!くらええええええ!!!!!!!」
いま、常盤台のエースと彼女を慕っているテレポーターの悲情な戦いが始まる。
打ち止め「わはははは!!ってミサカはミサカはあの人を迎えにきたり!!」
クラス全員 ニヤリ…………
打ち止め「なーにーこの空気?ってミサカはミサカは生命本能に従い逃亡してみたり!!」
吹寄「捕まえろ!!」
その頃一方通行は…、
一方通行「なんだァ?」
打ち止めからメールである、メールというのは珍しい。メールには
『打ち止めは預かった無事に返してほしければ俺を倒してみろ 上条当麻』
くだらない悪戯だと思ったが写真があった、打ち止めがロープでぐるぐる巻きの…、
一方通行「…殺す。」
一方通行は二度目の最弱との戦いに殺意が何倍も膨れ上がった…。
美琴「ったく今回はアンタのことたたえてあげる…。」
黒子「○…○…さ…ん」ガク
上条「さすが美琴だ。」
美琴「でもあんたの友達はいいの?」
上条「アイツは一度痛い目にあったほうがいいんだよ。」
そのころとある公園で。
容姿も年齢も同じ、傍からは見分けがつかない10人の少女たちが談笑していた。
容姿も年齢も同じ、傍からは見分けがつかない10人の少女たちが談笑していた。
正確には無表情のまま、話していた。 ………傍から見ると。
だが!!
彼女たちを知るものなら気が付くだろう。
作り出されたときに比べて格段に『個性』がある事に。
『表情』があることに。
作り出されたときに比べて格段に『個性』がある事に。
『表情』があることに。
そのとき、一瞬にして彼女たちに「何か」が起こった。先ほどまであった微細な表情は消えうせる。
10032号「打ち止めからの信号を受信しました。…SOSと言っています。」
13577号「今度は何をしたんでしょう?とミサカはあの上位個体の落ち着きのなさを嘆きつつ、追加情報を待ちます。」
ちなみに現在彼女たちは口頭で話している。
件の上位個体に影響されたものらしい。
と、そこへ追加の情報が送られてきた。
19090号「何やらあの方たち(上条・一方通行)の学校で騒ぎが起こっているようですね。とミサカは情報を整理します。」
10039号「まったく、上位個体には『整理』という概念が欠如しています。とミサカは毎度毎度のごちゃ混ぜ情報に辟易していると告げます。」
10032号「とはいっても上位個体。我々は彼女を助けねばなりません。とミサカは上条さんのことは一まず脇によけて結論付けます。」
他の9ミサカ(あの方(上条)を助ける気はないんだ………)
10032号「あの方にはオリジナルがついています。とミサカは今の発言が私怨によるものではないと弁明します。」
10039号「まあ確かにそうですね。とミサカは一応納得します。」
10032号「異議のあるミサカは名乗り出てください。とミサカは続けます」
シーン
10039号「異議なし。とミサカは認めます。」
19090号「では、段取りを決めてください。とミサカは一番製造時期が早い10032号に指示を仰ぎます。」
10032号「ではまず、口頭による情報伝達を中止し、ネットワークによるものに切り替えてください。」
妹達《了解。》
10032号《ゴーグル動作確認。武器動作確認》
妹達《……ゴーグルよし!武器よし!》
10032号《番号若い順から4人目までのミサカは乙種弾(ゴム弾)を使用せよ。5から8人目までは特①種弾(催涙ガス弾)を使用。残る2人は対戦車ロケット砲に特丙種弾(通称第二種ロケット投網弾)を装填せよ。》
【補足:第一種は広い範囲に網を投げられるものの、半面建物内での使用はほぼ不可能である。第二種は建物内での使用を前提にしたもので範囲は狭いものの確実に捕縛可能となっている。 さらに どちらのロケット投網にもAIM妨害装置が付いており、能力者の捕縛が可能である。】
ガチャッ!!
妹達《装填ようそろ!!》
10032号《作戦内容を伝える。全ミサカは校舎に突入。内部にいる敵兵力を制圧せよ。ロケット隊2名は投網弾による敵兵力の捕縛を行うべし。なおそれ以外についてはネットワークにより随時指揮する。それではっ!!》
ザザッ!!!
彼女たちは一斉に立ち上がる。秋の日差しを浴びるそのさまはに戦士を思わせた。
10032号《作戦に参加するミサカは作戦発起地点へ速やかに行軍を開始せよ!!》
妹達《了解》
ザッ、ザッ、ザッ
一応武器むき出しはまずいという知識は持っているので各々武器は楽器に偽装したりしている。
彼女たちがとある高校に侵入を開始するまで10分26秒。
美琴「じゃあ…して…」
上条「してやるとも…」
唇が触れそうになった時、
一方通行「三下ァアアアアアアアアアアアアアア!!」
上琴「「今度はお前か!!」」
一方通行「…返せ」
上条「え?なに?」
一方通行「打ち止め返せっていってンだろうがァアアアアアアアアアア!!」
上琴「「なんじゃそりゃああああああああああああああ!!」」
美琴「シスター(修道女)の次はシスター(妹)か!!」
上条「うまいこと言ってるけどそんな覚えありませんよ!!」
一方通行「手加減してやりてェとこだけどよォ、残念ながら実弾しか持ち合わせてねェンだよォ!!」
上条「全然残念そうじゃねえぞ!!むしろ喜びに満ち溢れてるぞオイ!!」
一方通行「ってなわけでェ!!スクラップの時間だァ!!三下ァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
10032号《ミッションスタート!!!》
彼女たちは塀を乗り越えやすやすと侵入した。
そして目的地へと向かう。
そこには「敵兵力」がいる。
佐藤「てめえらなにもんだ!?燃やしたろかぁ!?」
そこには「敵兵力」がいる。
佐藤「てめえらなにもんだ!?燃やしたろかぁ!?」
吹寄「射撃班、攻撃用意!!」
妹達「「「「遅いっ」」」」バンバンズガン!!!!
まずゴム弾が放たれ、敵を撹乱する。そうして敵が一か所へ寄ったところで…。
まずゴム弾が放たれ、敵を撹乱する。そうして敵が一か所へ寄ったところで…。
10032号《ロケット砲隊、放て!!!》ヒューン!!バフンッ!バサッ!!
能力者を制圧する装置が付いた投網が敵を捕縛する。
しかし、これだけでは終わらない。
10032号《特①種弾撃ち方始め!!》
動けなくなった敵にさらに追い打ちをかける。
これには他の人間が戦闘区域に近寄れなくするという目的もある。
災誤「とっ、常盤台だと!!??あのばかみじょうのせいかっ!!??」
黄泉川「それどころじゃないじゃんよっ!!生徒たちを非難させるじゃん。」
そう言って我が身を省みず戦闘区域に走る二人。
だが、
10032号《っ!!??爆乳とゴリラが接近中!!最も危険な敵と認定!!!全砲火をあの2名に集中せよっ!!!!》
ちなみに前者は肉体的コンプレックスから目標認定した事も追記しておく。
ちなみに前者は肉体的コンプレックスから目標認定した事も追記しておく。
とある高校が鎮圧されていく中、上条たちはというと……。
ベコンッ!!、バコンッ!
美琴が鉄板を何枚も引き寄せて作った盾が嫌な音を立てる。
美琴が鉄板を何枚も引き寄せて作った盾が嫌な音を立てる。
当麻「くそっ!!何がどうなってんだっ!?」
美琴「知らないわよっ!ホントにアンタ何もしてないのっ!?」
当麻「誰がアクセラレータの嫁に手を出すかっ!!」
一方「聞き捨てなンねェなァ最弱!!だったら打ち止めを返せってンだよ!!!!」
当麻「だから知らねえって!!!!」
一方「はン、さァって、ここで質問だァ。テメエらの周りに漂ってるのはなァんだぁ?」
美琴「……ホコリでしょ。」
当麻「っ!!!まさかてめえ!!!(粉塵爆発かよっ!?)」
一方「さっすが上条クン♪」彼はチョーカーのスイッチを「ОN」に。
一方「さァって、始めるとすっかァなァ!!!!!」
当麻「ヤメロォオオオオオオオオオ!!!!!!」
だが、彼の叫びもむなしく、
バッゴオオオオオオオオオオオオオオンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!
もうもうと立ち上る煙の中、それでも上琴は生きていた。
当麻「うぐっ、美琴大丈夫か??」
当麻「うぐっ、美琴大丈夫か??」
美琴「はっ、これぐらい、何ってこと、ない、わよ」
嘘であることが明白だった。
爆発の直撃を防いだとはいえ爆風で盾を抑えていた手首をやられたらしく、見るからにやばそうである。(後に判明するが骨折していた。)
そしてその結果、能力の行使が不可能となっていた。
そこへ非情な宣告が。
一方「かくれんぼは終わりだァ、最弱。さァって最後のチャンスだ。打ち止めを返せェ!!!!」
当麻「だから知らねえって!!」
一方「あっそォ。んじゃ、安らかに眠れェ!!!!!」ガシャッ
彼が拳銃を発射せんとしたその時!!!
ヒューン、バフン、ボフッ。
どこからともなく飛んできたロケット投網が彼を捕縛する。
上条を消すために再度チョーカーを切っていた彼になすすべはなく。
さらにこの網にはAIМ妨害装置が付いているためもはや打つ手がない。
さらにこの網にはAIМ妨害装置が付いているためもはや打つ手がない。
一方「だっ誰だァ!!!!!?????出しやがれェえええええ!!!!!」
打ち止め「その必要はないよってミサカはミサカはあなたに教えてあげる。」
一・上・美「「「うっ、打ち止めっ!!!????」」」
一方「何がどォなってンだよォ……。」
10032号「それについては私たちがご説明します。とミサカは答えます。」
当麻「御坂妹!?何でお前がここに!?」
19090号「それも含めて今からお話しします。とミサカは10032号に先を促します。」
10032号「では。まずあなた方お二人が逃走した後、あの情報屋とやらがなり済まして殺しあうように仕向けたのです。とミサカは概要を説明します。」
10039号「まず手始めに捕えた青ピの携帯を使って白井氏を脅迫しました。とミサカは白井氏が倒れている方をチラッと見ます。」
13577号「更に一方通行氏が上条氏のメアドを知らないのを逆手にとり、自分たちが捕えたラストオーダーをさも上条さんが捕えたかのように見せかけたのです。とミサカは先ほど制裁してきたあの面々の方を見やります。」
そう言って彼女は遠くを見る。
そちらには確か上条の高校があったはずである。
そちらには確か上条の高校があったはずである。
一方「はッ!そういう事かよォ!!行くぞ最弱!!あの馬鹿どもを吹き飛ばす!!!」
上条「……イヤー、あなたが行くとシャレにならないからー………。」
妹達・美「うんうん。」
一方「あァん?てめェ、後で消されてェのかァ!?」
上条が出した結論は……!!