とある不幸な遊園地デート《上琴勢力》
半年後
遊園地入り口付近
遊園地入り口付近
「どっ、どうかな？」ｲｲｶ､ｺｺﾃﾞﾉｺｳﾄﾞｳｶﾞｶｶﾞｸｻｲﾄﾞｦﾃﾝﾌﾟｸｻｾﾙ……
「……びっくりした、すごくかわいい」ｿｺﾏﾃﾞﾃﾞｽ!! ｼﾞｬｯｼﾞﾒﾝﾄﾉｼﾗｲｸﾛｺﾃﾞｽﾉ!!
「ホント！！？ ……うれしい」ｸｯ!! ﾓｳｶﾝﾂﾞｶﾚﾀｶ!!
「この子の横に俺なんかが立っていいんですかね！！？」ｵﾅｼﾞｸｳｲﾊﾙｶｻﾞﾘﾃﾞｽ!!
「それ、当麻を見た瞬間の私の感想だよ？？」……ﾊﾅﾚｽｷﾞﾀﾞﾛ??
「そう言ってくれると助かります」ｷﾝｿﾞｸﾊﾞｯﾄﾉｻﾃﾝﾙｲｺﾃﾞｽ!!
「本当なのに……じゃあ行こう！！」ｼｮｿﾞｸｼﾞｬﾅｲ!!
「クスッ」ﾏﾎｳｼｮｳｼﾞｮﾉ｡ﾋﾒｶﾞﾐｱｲｻ
「どうかした？」ｳｿﾂｹ!!
「ああ、手をつなぐのが普通になったなと思ってさ」ｼﾞｷﾀﾞｲﾊｾｲｻｲｳﾝｴｲｲｲﾝ､ﾌｷﾖｾｾｲﾘ!!
「……そうね、不思議……あの頃には考えられなかった」ﾓｳｾﾝﾄｳｶﾝｹｲﾈｰ!!
「今までいろいろあったな……」ｾｲｷﾞﾉﾓﾃﾓﾃｵｳｼﾞ､ｱｵｶﾞﾐﾋﾟｱｽﾄﾋﾄﾊﾖﾌﾞﾃﾞｰ!!
「これからもよろしくね！！」ｳｿﾂｹ!!
「こちらこそ……じゃあ、いこうぜ！！」ｲｲｶﾗｼﾆｻﾗｾ!!
「うん！！」ｷﾞｬｰｰ!
五分後 メリーゴーランドとその周辺
「だから、道を聞いてきたから教えてただけだってば！！」ﾅﾆ!? Aﾊﾝｶﾞﾔﾗﾚﾀ!!?
「ムスー」ﾏｱ!! ﾕｳｴﾝﾁﾊﾋｻｼﾌﾞﾘﾅﾉﾃﾞｺﾞｻﾞｲﾏｽﾖ!!
「そもそも美琴の方が可愛い！！ それに綺麗！！ それに美人！！」ﾀﾞｯﾀﾞﾚﾀﾞ!!?
「！！ そ、そんなこと言ったって……」ｱﾝﾀﾉｾｲﾃﾞﾊﾞﾚﾀｼﾞｬﾅｲ、ﾄﾞｳｽﾝﾀﾞｺﾚ??
「それにスタイルいいし！！ 髪サラサラだし！！ 小顔だし！！ 優しいし！！健康的だし！！ オレがそもそも美琴以外に……」ﾄﾞｯ､ﾄﾞｳｼﾏｼｮｳｼｽﾀｰﾙﾁｱ?
「わかった！！ わかったから！！ 恥ずかしいから！！」ﾄﾞｳｽﾙﾓﾅﾆﾓ､ﾀｲﾁｮｳﾊﾔﾙｷﾏﾝﾏﾝﾃﾞｽﾖ｡ﾊｧ
「じゃあ、美琴ちゃんはオレのどこが好きなの？」ｵﾈｴｻﾝﾓﾔﾙｷﾏﾝﾏﾝﾖ
「え？ 全部」ｱﾝﾀﾊﾀﾞﾏﾘﾔｶﾞｯﾃｸﾀﾞｻｲ!! ﾐﾂｶｯﾁﾏｯﾀﾝﾃﾞｼﾀﾗｼｶﾀﾈｰﾃﾞｽﾖﾈ!!
「……それ、ずりーよ」ｷﾞｬｰｰｰｰ!!
二十分後 ジェットコースター周辺
「諦めなさいってば、無理やりでも乗せる！！」ﾅ､ﾅﾆﾓﾉﾀﾞ!!
「きっと安全装置が壊れて、オレ死んじゃいます！！」ﾄｺﾛﾃﾞﾂﾁﾐｶﾄﾞｻﾝ､ｱﾉｶﾀﾊﾄﾞﾁﾗﾆ?
「大丈夫、そんな事起こんないって、たぶん」ﾝ? ｱｱ､ﾍﾞﾂｺｳﾄﾞｳﾀﾞ
「『たぶん』ってなんですか！！？ 筋金入りの不幸なんですよわたくし！！」ﾅﾝﾃﾞﾜﾀｼｶﾞｺﾝﾅｺﾄｦ……
「私が守ってあげるから」ｱﾚｰｰ､ﾑｽｼﾞﾒﾁｬﾝﾊｱﾉﾌﾀﾘﾆﾊｶﾘｶﾞﾅｲﾄ??
「やだ！！ かっこいい！！」ｼﾞﾌﾞﾝﾊﾓﾄﾓﾄｶﾚﾗｦｵｳｴﾝｼﾃｲﾙﾉﾃﾞ……ﾑｽｼﾞﾒｻﾝﾊﾄﾞｳｼﾏｽ?
「順番来たわよ」ｸｯ ﾓｳﾔﾂｱﾀﾘｼﾃﾔﾙ!!
「ギャーーーーーーーー！！！」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰ!!!
十分後 ゴーカート周辺
「私の勝ち―！！」ｸｿｯ ｺｲﾂﾗﾔﾘﾔｶﾞﾙ!!
「ま、負けた～～～！！」ｺﾚﾃﾞｱﾉｼｮｳﾈﾝﾍﾉｶﾘｦｽｺｼﾊｶｴｾﾙｶ?
「罰ゲームよ！！！」ﾕﾐﾄﾊ､ｱﾝﾀｽﾞｲﾌﾞﾝｼﾌﾞｲﾓﾉｦﾂｶｳﾉﾖ
「ハァ、何を致しましょうか？」ﾀﾃﾐﾔｻﾝ､ｼﾞｭﾝﾋﾞﾃﾞｷﾏｼﾀ!! ……ﾌﾟﾘｴｽﾃｽﾊ??
「私をギュ～～～っと抱きしめなさい！！」ｲﾂﾜｶ､ｱｱﾍﾞﾂｺｳﾄﾞｳﾅﾉﾖ｡ﾄﾘｱｴｽﾞﾜﾚﾗﾊﾔﾙﾍﾞｷｺﾄｦﾔﾙﾉﾖﾅ
「罰ゲームになってねーよ、これ」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!
三十分後 レストランとその周辺
「しまった！！ 同じものを注文したら食べさせっこできない！！」ｼﾞｬｰﾝ!! ｯﾃﾐｻｶﾊﾐｻｶﾊﾄﾞｳﾄﾞｳﾄｳｼﾞｮｳ!!
「どれどれ、じゃあやってみませう」……ﾈﾗｲｳﾁﾆｼﾃﾔﾚ
「え？ うん、はいアーン」ｱﾅﾀﾀﾁﾊｽﾃﾞﾆﾎｳｲｻﾚﾃｲﾏｽｶﾞ? ﾄﾐｻｶﾊｶｹﾞｶﾗﾄｳｼﾞｮｳｼﾏｽ
「アーン、モグモグ、不思議だ！！ オレのよりうまい！！」ｷﾞｬﾊﾊﾊﾊ!! ﾐｻｶﾖﾜｲﾓﾉｲｼﾞﾒﾀﾞｲｽｷ!!
「ふふっ バーカ」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!
四十分後 アイスクリームの出店周辺
「うまそうだな、それ」ﾅ､ﾅﾆｶﾞｵｷﾃｲﾙﾝﾀﾞ??
「当麻も一口いる？？」ﾌﾀﾘﾄﾓｼｱﾜｾｿｳﾀﾞﾅｰ
「じゃあ、いただきます」ﾅﾆﾓﾉﾀﾞ!!?
「…………そっちは唇じゃないの」ﾄｰﾙｯﾃｲｳﾝﾀﾞﾖﾛｼｸ!! ﾝﾃﾞﾓｯﾃｱｰﾊﾞﾖｯ!!
「いいよ、うまかった」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!!
五分後 とあるキャラクターの周辺
「ゲコ太だ！！！！！！」ﾅ､ﾅﾝﾀﾞ? ｲﾂﾉﾏﾆｱﾗﾜﾚﾀ!!? ﾅﾆﾓﾉﾀﾞ!!?
「ん？ 抱きつかないでいいのか？」ｴ､ｴｰﾄ……ｶｶﾞｸｶﾞﾜﾉ､ﾋﾐﾂﾍｲｷﾀﾞｯﾀﾘ､ｼﾏｽ……
「うん、今もっといいものに抱きついてるし」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!!!
十五分後 ティーカップ周辺
「大丈夫か？ 美琴」ｵﾚｶﾞﾃﾞﾖｳ
「全く、調子に、乗りすぎよ……」ｱ､ｱﾆｷ!!
「うぅ、すみません」ｺｺﾏﾃﾞｵｲﾂﾒﾗﾚｸﾞﾊｧ!!
「そこの、ベンチで、膝枕して」ﾝ? ﾓｳｵﾜﾘｶ?
「はいはい」ｸﾛﾖﾙ､ﾁｮｳｸｳｷﾖﾒﾃｲﾏｾﾝ､ﾁｮｳkyﾃﾞｽ
「全く仕方ないんだから」ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ､ｿﾝﾅﾌﾋﾞﾝﾅｸﾛﾖﾙｦ､ﾜﾀｼﾊｵｳｴﾝｼﾃﾙ
「姫、いつまでこうしていましょうか？」…ｾｯｶｸﾉﾀｷﾂﾎﾞﾄﾉｷｭｳｼﾞﾂｶﾞ…ｾﾞﾝﾌﾞ､ﾃﾒｴﾗﾉｾｲﾀﾞｸｿｯﾀﾚ!!
「もちろん私が満足するまでよ！！」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!!!!
四十分後 シューティングアトラクションとその周辺
「うわっ！！ 反撃！！？」ｱｲﾂｶﾞﾔﾗﾚﾀｶ…
「大丈夫だ！！ 美琴！！」ﾀﾞ､ﾀﾞﾝﾅ!!
「なんで！！？」ｼｶｼｱｲﾂﾊｶﾝﾌﾞﾉﾅｶﾃﾞﾓｸﾞﾌﾞﾊｧ
「オレの心は既に美琴によってノックアウトされてるからさ！！」ﾏｯﾀｸ､ﾎﾞｸﾊｷｭｳｶﾁｭｳﾀﾞｯﾀﾉﾆ､ｷﾐﾀﾁﾉｾｲﾃﾞ…
「それ、ないわ～」ﾏｱﾏｱ､ﾜﾀｼﾄﾉﾃﾞｰﾄﾅﾗｱｼﾀﾃﾞﾓｲｲｶﾓ
「ひ、ひどい」ﾎﾞ､ﾎﾞｸﾊｿﾝﾅﾂﾓﾘﾃﾞﾊ…
「しかし、大きな怪獣よね」…ﾅﾙﾎﾄﾞ､ﾂﾁﾐｶﾄﾞﾉｲｳ､ﾘｱｼﾞｭｳﾊｾﾞﾛ､ﾃﾞｽｶ､ｲﾏﾅﾗﾄﾃﾓﾘｶｲﾃﾞｷﾏｽ
「あんなのが本当に襲ってきたらどうしようもないな」ﾀﾞﾝﾅｶﾞｲﾁｹﾞｷ? ﾀﾞﾚﾀﾞﾃﾒｪﾗ!!!
「でも、もう手遅れよ……」ﾀﾞﾚｯﾃ…×3
「なにが？」Salvere000!!!
「私の心臓がもう当麻に撃ち抜かれているから！！」Fortis931!!!
「ホントだ、ないなそれ」Dedicatus545!!!
「えーー」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!!!!!
二十分後 お化け屋敷付近
「本当に入るんですか？ 美琴センセー」ﾄﾞｳｼﾃｵﾚﾊｺﾝﾅｺﾄｼﾃﾙﾝﾃﾞｽｶｧ?
「入る！！」 ﾄﾞｳｼﾃｯﾃ､ﾗｽﾄｵｰﾀﾞｰｻﾝﾆﾀﾉﾏﾚﾀｶﾗﾃﾞｽﾖﾈ?
「お前、恐いのダメだろ？？」ﾀﾞﾏﾚ､ｸｿﾒﾙﾍﾝ!!
「恐いけど、絶対に入る！！」ｽﾞﾎﾞｼﾂｶﾚﾃ､ｲｲｻﾞﾏﾀﾞﾅﾀﾞｲｲﾁｲ!!
「なんでそうまでして……」 ｱﾗｧ､ﾀﾞｲﾖﾝｲｻﾝｽｯｺﾞｲﾜﾗｲｼﾞﾜ､ﾜｶﾓﾉﾘｮｸﾋｸｽｷﾞｰ
「恋人と入ることに憧れてたのよ！！」ﾖｼｯ､ｷｻﾏﾉ○○○ｦ×××ｼﾀｳｴﾃﾞｺﾛｼﾃﾔﾙ!!!
「なるほど」ｵﾏｴﾗ､ｾﾞﾝｯｾﾞﾝ､ｺﾝｼﾞｮｳｶﾞﾀﾘｰﾝ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「それに……」ﾔｶﾏｼｲ!!×4
「それに？」ﾅﾆﾓﾉｶｼﾗﾝｶﾞ､ｼﾞﾂﾘｮｸ№3ﾉｺﾉﾜﾀｼｶﾞｹﾁﾗｼﾃｸﾚﾙ!!!
「守って、くれるんでしょ?」アァッ！！？×5
「もちろんですとも！！！」ｷﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!!!!!!
二十分後 観覧車とその付近
「夕日がきれいね……」…ｾﾞﾝﾒﾂ?
「そうだな……」ﾊｲ､ﾌｸﾘｰﾀﾞｰ
「ねぇ」…ｱﾝｼﾝｾﾖ､ﾐﾅﾉﾓﾉ
「なんだ？」ﾘｰﾀﾞｰ!!!
「私、もう我慢できない」ﾓｳﾏﾆｱｲﾊｾﾇ!! ｺﾉｶﾝﾗﾝｼｬｶﾗﾊｯｾﾗﾚﾙﾋｶﾘﾊｳﾝﾀﾗｶﾝﾀﾗﾃﾞｶｶﾞｸﾉｱﾚｶﾞｺｳﾅｯﾃ…
「実は、オレもなんだ……」ｵｵ!! ｻｽｶﾞﾘｰﾀﾞｰ!! ﾅﾆｲｯﾃﾙｶﾊﾜｶﾗﾝｶﾞﾅﾝｶｽｺﾞｿｳﾀﾞ!!!
「実は、オレもなんだ……」ｵｵ!! ｻｽｶﾞﾘｰﾀﾞｰ!! ﾅﾆｲｯﾃﾙｶﾊﾜｶﾗﾝｶﾞﾅﾝｶｽｺﾞｿｳﾀﾞ!!!
「まず、私が能力でカギを開ける」ｿﾉﾏｼﾞｭﾂ､ｻﾄﾞｳｼﾅｲﾄｵﾓｳﾝﾀﾞﾖ
「右手で観覧車に触れて、美琴を左手で抱きかかえてジャンプ」ｱﾗﾏ､ﾎﾝﾄﾀﾞﾌｼｷﾞｰ
「私が落下の速度を調節して……」ﾌｼｷﾞﾃﾞｽﾜﾈｰ
「ってマジですか！！？ リー「「いいかげんにしろーーーー！！」」ｄギャー！！」
「「こいつじゃない！！」」ﾌｯ､ﾌｸﾘｰﾀﾞｰ!!!
「「！！ 見つけた、お前が親玉か～～！！」」ｹｯｷｮｸ､ｺｳﾅｯﾃｼﾏｳﾝﾀﾞﾈ
「「さっきから視界の端でうろちょろしやがって！！！」」ﾜﾀｼﾀﾁﾉｸﾛｳﾓﾐｽﾞﾉｱﾜﾃﾞｽﾉ
「お主たちはいったいなにｍグフッ、ヌブハァ」ﾘｰﾀﾞｰｶﾞｲｯﾎﾟｳﾃｷﾆ…ﾅﾆﾓﾉﾀﾞｱﾉﾌﾀﾘ!!?
「俺たちが自分の幸せのために……」…ｿﾚﾓｼﾗｽﾞﾆｺｺﾆｷﾀﾝﾃﾞｽﾉ?
「あんたたちのバカげた行動を無視するっていうのなら……」ﾑﾁﾊﾂﾐﾅﾝﾀﾞﾖ
「「まずは！！！」」ｱﾉﾌﾀﾘﾉﾅﾊ､ｶﾐｼﾞｮｳﾄｳﾏﾄﾐｻｶﾐｺﾄ
「「その幻想をぶち殺す！！！！」」ﾋﾄﾖﾝﾃﾞ､ｶﾞｸｴﾝﾄｼｲﾁﾉﾊﾞｶｯﾌﾟﾙﾅﾝﾀﾞﾖ
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！」
