とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part03

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匿名ユーザー

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被害者・初春


風紀委員第177支部までようこそ。
はじめまして、初春飾利っていいます。
すみません、今忙しくてパソコンの画面から目が離せないんです。
この状態で話させてください。
さてと、え? 風紀委員の仕事じゃないのかって?
ああ、すみません、それどころじゃないんです。
ここ、見てください!! この黒のTシャツと濃い緑の短パンの女の子です!!

『アイ……当麻、まだ来ないのかな……きゃ~当麻って言っちゃった!!!!』

見ました!!? 今のかわいい生き物!!
あの人は、私と仲良くさせてもらっているんですけど……
へ?……御存知ですか?? ふぇ~流石御坂さんですね~。
ってダメですよ!! 御坂さんだとバレバレじゃないですか!!
まったく!! あれで変装したつもりなんですから。
もう少し有名人としての自覚を……
ああ、すみません、彼女が待っている当麻って人は……
へ? 上条さんも御存じなんですか? さすが御坂さんの彼氏です。

まだ付き合ってないって??
そんなの時間の問題ですよ!!
もうそろそろ……
あ!! 来ました来ました!!

『ちょっと御坂さん!! 2時間前ですよ!! 速すぎでしょ!!』

『ううん!! ぜんぜん待ってない!!』

『いやいや、おれが時間通りに来たらどうしたんだよ?』

『でも、2時間も前に来てくれたでしょ?』

『あぁ、まぁ』

見ました!? 見ました!? 
いいですねぇ。
さて、それでは……

『じゃあ、早めに動くか』

『うん!!』

早速対応に移ります!!
まずは監視カメラ!!
ほとんどが御坂さんの能力で画像がすり替えられてますけど、
違和感が拭えません。
そこで私が映像と音声を操作して……これでよし!!

『見て!! 子犬!!』

『……かわいいな』

『ほんと!! でも能力のせいで近づけ『ますよー』……ありがとう』

次は衛星カメラです!!
こちらも同様に……OKです!!

『あそこでごはんにしましょう!!』

『御坂、牛丼屋って……』

『実は入ったことなくて、アンタとなら行けるかなぁって』

『オレは今日のデートのためにテーブルマナーを必死に学んだってのに』

『え??』

『さっさと入ろうぜ!! 腹減った~』

『ちょっ、ちょっと!!』

次は携帯の電波。
これは仕方ありません。

受け取る側をハッキングして誤作動させます。
よし! これで位置情報は掴めません。



『はい、アーン』

『!!!!御坂さん!!? なんのおつもりで!!?』

『なにって、食べさせてあげようと』

『お、お前は……』

『常盤台のお嬢様から食べさせてもらえるのよ?
 アンタは、まあ食べる度胸はないでしょうけど
 どれだけの人間がこのシチュエー『パクッ』ションを……って!!』//////

『うん、うまいな』

『あ、アンタは『はい、アーン』……なっ!!?』//////

『おやおや? ただのお返しですが、お嬢様には厳し『パクッ』いか……えっ!!?』//////

『ああ、おいしー』//////

『そ、そうですか』//////

『そうよ』//////

次は周辺の人物がネットに挙げた情報ですが、
わたしにかかれば……全てのデータを……完了です。
さて、次は……いました!!

『今日見る映画は?』

『「鉄橋」っていう恋愛ものなの、高校生の男子と中学生女子の話。今人気なのよ』

『へぇー(そんなものを二人で見に行くとか、脈ありとみていいのか!!??)』

『そして同時上映「ゲコ太のドキドキ鬼ごっこ」!!』

『組み合わせがおかしすぎる!!!!!!!!』

もしもし!! アンチスキルですか?
今、映画館の裏路地でスキルアウトがなにかを企んでいるとの情報がありました。
至急確認をお願いします。
よし!! これで2人の邪魔はできません!!

『おもしろかったな』

『でしょ!!』

『あちこち走りまわってさ!!(ゲコ太が)』

『必死だったわよね(ヒロインが)』

『思ったより心情描写が丁寧だったな(ゲコ太の)』

『ほんと、感情移入しやすかったわ(ヒロインに)』

『まじ? さすが御坂だな』

『へ!!!? それどうゆう意味!!!??』

『『ん?』』

「……初春さん、それはひどい公私混同よ? 先輩として……」

固法先輩、3日前19時34分に黒妻さんの家で何をしてたんです??

「……いやぁ!! 私もあの2人を応援してたのよ!! 頑張ってね!!」

ふぅ……どうしました?? 表情がおかしいですよ?

『さて、そろそろ帰らないと……』

『え? もうそんな時間??』

『寂しいですか?』

『うん』

『へっ??』

『え!? いや、そうじゃなくて、……そう!! 黒子今日遅くなるから!!!』

『そ、そうか!! じゃあ寂しいな!! ならいつでも電話してきていいぞ!!』

『え? ホント??』

『はいはいもちろん!!』

『ありがとう』

『/////// はっ!! ど、どうってことねーよ!!』

『ねえ』

『ん?』

『その……人が……多いじゃない?』

『うん? ああ、そういえば』

『……はぐれちゃいそうでしょ』

『!!!!……そうだな』

『だから……仕方ないわよね』

『ああ、……仕方ないな』

最後に……

白井さん、第15学区で大掛かりな喧嘩です!! 仲裁に向かってください!!

『へ? 今、映画館周辺のほうに応援に向かおうかと……』

そちらはもう大丈夫です!! でも向こうに間に合うのは白井さんだけです!!

『しかし、あちら側にお姉さまの気配が……』

白井さん!!

『……まぁ、仕方ありませんの』

ふぅ、これで2人はゆっくりできますね。
まったくもう世話が焼けます
見てください手なんか繋いじゃってますよ!!!!!
もうニヤニヤがとまらなくて風紀委員の仕事が手に着きません!!
最近本当に困ってるんですよ~~~~!!









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