とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part33

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匿名ユーザー

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夏祭り




おまけ!

(昂然!! やったぞ!!)

シルクハットはどこかに落とした。

(現然、赤髪と侍女からあの子を救い出せた!)

まだぐるぐる眼鏡と髭は装備されている。

アウレオルスは逃げてはいたが、その表情は明るい。
やみくもに逃走していた彼は、ついに袋小路に追い詰められた。

「……覚悟は、できているな?」

「なにか、言い残すことがあるなら聞きましょう」

白い男は肩で息をする。
そして、彼らがあの子を抱いていないことを確認し、獰猛に笑って言いはなった。

「決然!! 本望!!」

どごーん、という音とともに、花火とは別のなにかがうち上がった。










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