夏祭り
おまけ!!
「インデックス、寝ちゃったね」
「花火ではしゃいでたしなぁ」
インデックスは、美琴の腕の中でスヤスヤと寝息をたてていた。
上条の手には醤油とトイレットペーパーがぶら下がっている。
3人は家路についていた。
そして、上条はパニックになっていた。
上条の手には醤油とトイレットペーパーがぶら下がっている。
3人は家路についていた。
そして、上条はパニックになっていた。
(ぬぁぁぁぁああああああ!! 今の会話夫婦っぽいぃぃぃぃいいいいい)
今更いろいろ自覚しだしたのだった。
(死ぬぅ!! 恥ずかしくて死ぬぅ!! っていうか、同じ屋根の下どころか同じベットで寝てるんですけど、これってもしかして大問題!!?)
っていうか、同じご飯食べてるし、同じ洗濯機で服洗ってるし、同じお風呂に入っているのだ。
っていうか、今更である。
っていうか、今更である。
「どうしたの?」
いかん、すっかり自分の世界に入っていた。
冷静になれ上条当麻!
冷静になれ上条当麻!
「いや、花火キレイだったなぁってさ」
実は、本気を出した上条の演技力はすごい。
クラスメイトや担任、親にさえ記憶喪失を気づかれないくらいだ。
今回も完璧な演技。誰にも見破ることはできない。
クラスメイトや担任、親にさえ記憶喪失を気づかれないくらいだ。
今回も完璧な演技。誰にも見破ることはできない。
たった1人を除いて。
「当麻、なんか変よ?」
「へ? なにが?」
「なにが?と聞かれると困るけど」
そして、
「へ? え!!?」
突然、美琴は上条のデコに手を添える。
「熱はない…………あれ?」
どんどんどんどん体温が高くなってるような?
美琴は上条の顔が首の方から頭にかけて赤くなるのに気付かなかった。
美琴は上条の顔が首の方から頭にかけて赤くなるのに気付かなかった。
「わふぅ~~~~~~~~~~!!」
の言葉と共に上条の頭が ぼんっ という音とともに爆発した。
「は? ちょっと!? 当麻!!?」