とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part39

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匿名ユーザー

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両片思い篇 新学期



おまけ!!

さて、帰宅途中の相談の中、
インデックスをお隣さんに預けることが決まった。
で、

(なんで美琴さんはヌレヌレのスケスケになっておられるのですか!!!!!?)

彼女は先ほど、噴水でフェスティバルしていたのだった。
思春期の上条は悩む。

(ちょ!! アウト!! いろいろアウト!!)

スカートやサマーセーターは体にくっついてラインを明確にしてるし、
白いシャツはすけて下着のひもがうっすら見えてるし、
髪も濡れて、首筋がなんか色っぽいし、


っつーか、濡れた美琴ってだけでプールのこと思い出すし、
というか、結構隅々まで見てますね。

(ぬっぎゃあああああああああああああああああああ!!!!)

上条は急にどこかに走り去った。
へ? なんていって固まる美琴のもとに、すぐ彼は戻ってくる。
どこかのコンビニにいっていたようだ。

「ほれ、なんで濡れてんだよ? タオル買ってきたから拭きなさい」

優しい彼の行動に、彼女は感激だ。

「ぅん、ありがと」

上条はその笑顔にまたモンモンとするのだが、
美琴は気付かない、だって

(ちょ、直視できなぃぃぃいいいいいいいいいい!!)

上条がせくすぃーだからだ。
彼は野良犬と格闘した後なのだ。
それはもう壮絶な闘いだったようである。

だってボタンがとれて胸元が空いている。
さらに服が破れておへそが丸見え。
しかもベルトが壊れてズボンがちょっとギリギリのところまでずり落ちている。
見えそうで見えないところが悩ましい。

直視できないにしては情報量が多いのだった。

「ね、ねぇ」

「な、なんでせう?」

「帰ったら、消毒してあげるね」

ホント、美琴は優しいなぁ、と彼は感動する。

「ありがとな、美琴」

「う、うん」




もう一度言うぞ、
彼らはまだくっついていない。










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