とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part52

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匿名ユーザー

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ぱぱ


おまけ!!



アウレオルス=イザードは、例によって、インデックスを見つけ、飛び出した。

「楚然マイエンジェル!! 嗒然今日もなんとキュートな「ぎゃぁぁぁあああああああああ!!」ぎゃぁぁぁあああああああああ!!」

物凄い勢いで交通事故に合った。
超スピードで走るゲコタカーと美琴に踏み潰されたアウレオルス。
ピクピクと痙攣した後に、座ろうと試みる。

「ぐぬ、ガフッ、遽然、お急ぎなら、お急ぎと言ってくれれば………………」

言葉が続かない。
彼の顔面に寮監のヒールが食い込んだからだ。
そのままなにも気づかずに彼女は走り去るのだった。
アウレオルスにもう意識はない。

アウレオルスの顔面に必殺の一撃が入ったその時、
ちょうどそれを見た男がいた。

「…………無視、はしてはいけないのか?」




おまけ!!


「連絡ぐらいしなさいよね」

グラスにワインがそそがれる。
美鈴は、ため息を吐きながらふたを閉じた。

「だゃってよー!! みこっちゃんにへんなむしがついたってんならとんでいくでしょーが!!」

テーブルに突っ伏す旅掛はべろんべろんである。
美鈴は呆れながらも対面に座る。

「で、変な虫だったの?」

「…………いいや、めったにない掘り出し物だったよ」

「そう」

ワインを口に含む。

「……美琴が……あの子が……」

「うん」

「……女の顔を、していたんだ」

「そう」

「今までにないくらい、幸せなんだそうだ」

「そっか……」

子供の成長は、予想以上に早い。
今日のワインは苦い癖にうまくて仕方がなかった。









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