とある幼馴染の超電磁砲<レールガン>とビリビリver.1
「見つけたわよ!」
「げっ、ビリビリ中学生…」
ツンツン頭が特徴のとある少年は、ふっ…不幸だ~と心底うんざりした顔をしている様にみえる。
「だ、れ、がビリビリだ!私にはっ、御坂美琴っていう名前があるんだから!」
いい加減、名前で呼びなさいよゴラァァと叫ぶ少女、対する少年はえーでもお前は、ビリビリだしな…と、うーんと唸って
「やっぱビリビリだわ…」とボソっと呟いた。
「げっ、ビリビリ中学生…」
ツンツン頭が特徴のとある少年は、ふっ…不幸だ~と心底うんざりした顔をしている様にみえる。
「だ、れ、がビリビリだ!私にはっ、御坂美琴っていう名前があるんだから!」
いい加減、名前で呼びなさいよゴラァァと叫ぶ少女、対する少年はえーでもお前は、ビリビリだしな…と、うーんと唸って
「やっぱビリビリだわ…」とボソっと呟いた。
「………バチッ」
『何でだぁぁぁーーーーーーーー!』
バチ!ビリビリビリビリィィィイと電撃の槍が走り、少年を襲う。
あっぶねーじゃねぇかといった具合に、ほぼ条件反射で右手をかざし電撃は打ち消された。
あっぶねーじゃねぇかといった具合に、ほぼ条件反射で右手をかざし電撃は打ち消された。
「…ほらな、やっぱりビリビリだ」
「まだ言うかー!」
「ちょっビリビリ、それ当たったら死ぬから!」
くるりと、少年は来た方向とは逆に反転し猛然と駆け出す。
「ちょっ、こら、待ちなさいよっ!」
演算途中の電撃は、少年が走り出した事により中断され、不発に終わり。逃げるなぁーと少女は追いかける。
「まだ言うかー!」
「ちょっビリビリ、それ当たったら死ぬから!」
くるりと、少年は来た方向とは逆に反転し猛然と駆け出す。
「ちょっ、こら、待ちなさいよっ!」
演算途中の電撃は、少年が走り出した事により中断され、不発に終わり。逃げるなぁーと少女は追いかける。
とある少年少女の追いかけっこが始まる。
―――っていう夢を見たんだけどさ
「…その夢、俺も見たぞ」
「えっ!当麻も見たの?」
「ああ、美琴の話を聞いてたら思い出した」
「あ、あのさ…夢の中の私はどんなだったの?」
「なんつーか、俺はビリビリ中学生って呼んでいて、その名の通り常にビリビリ…」
しかも追い掛けまわされて、そりゃもう大変でしたよと答えた。
「………バチッ」
「えっ!当麻も見たの?」
「ああ、美琴の話を聞いてたら思い出した」
「あ、あのさ…夢の中の私はどんなだったの?」
「なんつーか、俺はビリビリ中学生って呼んでいて、その名の通り常にビリビリ…」
しかも追い掛けまわされて、そりゃもう大変でしたよと答えた。
「………バチッ」
あれ?何か今、不穏な音が聞こえた気がする。
「ねぇ?当麻~追いかけっこって…楽しそうだと思わない?」
「そ、そうでせうか?」
「試してみようか」
「そ、そうでせうか?」
「試してみようか」
バチバチ!
とある幼馴染の追いかけっこが始まった。