(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:ピンク・レディー
レベル:5
レベル:5
作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一
作曲:都倉俊一
歌唱範囲:1番Bメロ〜サビ(しんと静まった〜)
地声最低音:mid1G(世紀の一しゅんよ)
頻出高音:hiA(私ピンクのサウスポー、ハリケーン等、計30回登場)
地声最高音:hiA♯(負けそう 負けそう)
頻出高音:hiA(私ピンクのサウスポー、ハリケーン等、計30回登場)
地声最高音:hiA♯(負けそう 負けそう)
ピンク・レディー初のオリコン初登場1位を獲得した名曲にして、鬼レン初のピンク・レディー楽曲(*1)。
1978年のオリコン年間チャートでは2位にランクインし、1位がUFO、3位がモンスターだったため、ピンク・レディーがこの年の年間トップ3を独占することとなった。
1978年のオリコン年間チャートでは2位にランクインし、1位がUFO、3位がモンスターだったため、ピンク・レディーがこの年の年間トップ3を独占することとなった。
サウスポー自体が「左利きの人」を意味する言葉であるほか、歌詞の中に元読売ジャイアンツの王貞治氏(左打ち)、元クラウンライター・ライオンズ(現在の埼玉西武ライオンズ)の永射 保 氏(左投手)といったプロ野球選手を思わせるフレーズあることから、現在でも高校野球の応援歌の定番曲として親しまれている。
鬼ハードモードでこの曲を歌った後にSunny Day SundayやLOVE & JOYを選ぶ、なんて粋なことをするのも良いだろう。
鬼ハードモードでこの曲を歌った後にSunny Day SundayやLOVE & JOYを選ぶ、なんて粋なことをするのも良いだろう。
この曲は異なるタイプの難所が4つも存在しており、それ故に「ここさえできれば安心」とはいかない点で他の同レベル帯の楽曲とは異なる難しさを持っている。
①昭和歌謡らしい低音地帯
Bメロ最初の「しんと〜一瞬よ」では、昭和歌謡でよく見られる低音が容赦なく襲い掛かってくる。
女性の平均音域ギリギリであるmid2A周辺(最低mid1G)が頻出するため、出し慣れていない方は要注意。また、カラオケ店で挑戦する際は「低すぎてマイクが音を拾ってくれない」ということも起こり得るので、しっかりと機械にも認識される声を出す練習もしておこう。
女性の平均音域ギリギリであるmid2A周辺(最低mid1G)が頻出するため、出し慣れていない方は要注意。また、カラオケ店で挑戦する際は「低すぎてマイクが音を拾ってくれない」ということも起こり得るので、しっかりと機械にも認識される声を出す練習もしておこう。
②急な跳躍
上のような低音の中には「静まった」(mid2A→mid2E)、「スタジアム」(mid2A→mid2F)といった7、8音分の大きな跳躍も混ざっており、柔軟な喉のコントロールも求められる。
キャッチーでノリノリになれるサビと比べ、Bメロ前半は顔が暗くても問題ないくらい静かであり、上記の跳躍も相俟って慣れるまではやや独特に感じられるものであるため、ここはよく研究しておきたい。
キャッチーでノリノリになれるサビと比べ、Bメロ前半は
③細かく音程が変わるサビ前
Bメロラスト「胸の鼓動が〜負けそう(1つ目)」では計23個の音程バー(hiA・mid2G♯・mid2Gが中心)がノンストップで襲いかかる。まさに目先がくらくらするような譜面だろう。
原曲を熟知していれば見た目で抱く印象よりかは案外容易なものに感じられるかもしれないが、それでも「判定される箇所の多さ」は「失敗しかねないポイントの多さ」に直結する問題である。2音ずつの移動を確実に掴み、楽しいサビに駒を進めよう。
余談だが、最高音hiA♯は2回目の「負けそう」のみの登場であるため、hiAが普通に出せる方なら男性でも原キーで歌えたりする。お試しあれ。
原曲を熟知していれば見た目で抱く印象よりかは案外容易なものに感じられるかもしれないが、それでも「判定される箇所の多さ」は「失敗しかねないポイントの多さ」に直結する問題である。2音ずつの移動を確実に掴み、楽しいサビに駒を進めよう。
余談だが、最高音hiA♯は2回目の「負けそう」のみの登場であるため、hiAが普通に出せる方なら男性でも原キーで歌えたりする。お試しあれ。
④突如現れる急降下と階段状のメロディー
サビ前半「私ピンクの」では階段状に音を下げ、「サウスポー」では低音ロングトーンに移行する必要がある。早いテンポの中で香水のような音程捌きを求められるため、有名なフレーズだからといって気を抜かないように。ただし、他の難所と比べれば難易度は低めか。
サビ終盤では3回急降下が現れ、そのうち最初の2回「きりきり舞いよ〜」では間髪を入れずに階段状のメロディーに続き、3回目の「ハリケーン」ではロングトーンに繋がっていく。
ここはまさに歌詞通りきりきり舞いな箇所であり、この曲に挑戦した仲川瑠夏氏も指でバーをなぞってしっかりと音を当てに行っていた。
ここはまさに歌詞通りきりきり舞いな箇所であり、この曲に挑戦した仲川瑠夏氏も指でバーをなぞってしっかりと音を当てに行っていた。
この難しさは同じくレベル5の世界中の誰よりきっと終盤の「季節を越えていつでも」に近いものがあるだろう。
パイロット版第2回事前特番で世界中の誰よりきっとに挑戦した元祖・泣き歌の女王こと沢田知可子氏は、ここを警戒しすぎたのか「い」を上げきれず失敗しており、沢田氏のような失敗をこの曲でもやらかしかねない。
魔球とも言える一瞬の高音に気を取られて音を外す、その後の低音への入りがやや高くなりサクッとアウト……といったミスが考えられるため、よく対策しておくべし。もしも国を持っているなら民の力を借りるのもアリだろう。やっぱノブぴしか勝たんなホンマに。
なお、番組でムズポイントとされたのは急降下ではなくその後の階段状のメロディーであった。そうだけどそうじゃない感。
パイロット版第2回事前特番で世界中の誰よりきっとに挑戦した元祖・泣き歌の女王こと沢田知可子氏は、ここを警戒しすぎたのか「い」を上げきれず失敗しており、沢田氏のような失敗をこの曲でもやらかしかねない。
魔球とも言える一瞬の高音に気を取られて音を外す、その後の低音への入りがやや高くなりサクッとアウト……といったミスが考えられるため、よく対策しておくべし。もしも国を持っているなら民の力を借りるのもアリだろう。やっぱノブぴしか勝たんなホンマに。
なお、番組でムズポイントとされたのは急降下ではなくその後の階段状のメロディーであった。
先述の通り、この曲はピンク・レディーの代表曲の一つであり、SPEEDやW といったアーティストによって歌い継がれている。
また、番組内ではるなぴ国王のご乱心により一切触れられなかった(*2)ものの、この曲に挑戦したFRUITS ZIPPER櫻井優衣氏はかつてピンク・ベイビーズ(*3)としてピンク・レディーの楽曲を多数カバーしていた経験がある。彼女の過去の経歴を知る者ならこの選曲に対し込み上げるものがあったのではないだろうか。トークに関してはソロ挑戦時に期待。
また、番組内では
+ | おまけ:音階で見るサウスポー |