ケン 基礎知識 - (2009/07/27 (月) 08:56:00) の編集履歴(バックアップ)
はじめに
ココに書いている内容をほぼ100%理解した上で、初めてケン使いのスタートだと言っても過言ではない。
もちろん格闘ゲーム初心者の方にはある程度厳しい内容も含まれるが、
それらを含めても、あまりある情熱をそそぎ込めるであろう魅力をケンは持ち合わせている。
今作に於いては弱キャラの烙印を押されたケンであるが
下記の事を理解したならばその秘めたポテンシャル、バランス、カリスマ性、どれをとっても一級品のキャラクターであると理解できるだろう。
そして、さらに研究が進み「強キャラ」と言われる存在にケンが昇華することを切に願う。
もちろん格闘ゲーム初心者の方にはある程度厳しい内容も含まれるが、
それらを含めても、あまりある情熱をそそぎ込めるであろう魅力をケンは持ち合わせている。
今作に於いては弱キャラの烙印を押されたケンであるが
下記の事を理解したならばその秘めたポテンシャル、バランス、カリスマ性、どれをとっても一級品のキャラクターであると理解できるだろう。
そして、さらに研究が進み「強キャラ」と言われる存在にケンが昇華することを切に願う。
- 熱き魂を持ったケン使い一同-
基礎知識
移動投げ
- いわゆるスライド入力を使った投げ。3rd春麗と同じ。
- EX昇龍拳と並んで、ケンの強さを支える武器。
- 入力方法は「6中Kを押して2/60秒以内に弱PKを押す」こと。
- 感覚的には「6入れっぱなしにしながら中K>弱P+弱Kとずらし押し」って感じで行う。
- 三つのボタンをほぼ同時押しするように見える感じで入力すると安定する。
- 成功すると半歩分くらいケンがスライドして投げモーションが出る。移動しながら投げるため、これで多少投げ間合いが広くなる。
- 感覚的には「6入れっぱなしにしながら中K>弱P+弱Kとずらし押し」って感じで行う。
移動SA(移動セビ)
- 移動投げのように半歩分ほどスライドしてからSAが出せる。
- 入力方法は「6中Kを押しっぱなしにして2/60秒以内に中Pを押す」こと。
- セビの短いリーチを補ったり、移動SA後に即ダッシュしたりして間合いを詰めるのに使える。移動セビ→セビ前ステでステップ2回よりも移動距離が大きく、硬直Fも短くなる。
- 遠目の斬空波動拳などを移動セビで間合いを詰めつつ受け止め、さらにセビ前ステップで間合いを詰めるのが基本。
移動波動拳
- 移動投げのように半歩分ほどスライドしてから波動拳が出せる。
- 成功すると、前に出ながらやたらオーバーな動作で波動拳を撃つのですぐに分かる。
- 入力方法は「236中Kを押して2/60秒以内にPを押す」こと。
- SAの優先度が高いため、中波動で出すのは多分無理(移動SAに化ける)。
- 他の移動系よりも、最後の6入力押しっぱなしをより意識すると成功しやすい。
- 踏み込み前蹴りと波動拳、両方の技で6入力が必要なため。
- ケンの波動拳は硬直が長いので、わざわざ近づいて撃つメリットは少ないか?
- 牽制というよりも「間合いを詰めたい+飛び道具を撃ちたい」というケースで使う程度。
移動昇龍拳
- 移動投げのように半歩分ほどスライドしてから昇龍拳が出せる。
- 強昇龍で出すと、脅威の横移動っぷりを見せる。バクステ狩りとして優秀。
- 入力方法は「626中Kを押して2/60秒以内にPを押す」こと。
- 今作では昇龍コマンドの判定が甘いため、最後が6入力でも出る。
- 中昇龍は必殺技よりセビの優先度が高いために多分無理(移動セビに化ける)
- 他の移動系よりも、最後の6入力押しっぱなしをより長めに意識すると成功しやすい。
- 踏み込み前蹴りと昇龍拳、両方の技で6入力が必要なため。
- 移動小昇龍拳の入力は6236中K押して2/60秒以内に小P
- 移動中昇龍拳の入力は6236大K押して2/60秒以内に中P
- 移動距離は劣るものの、大Kで移動が可能。
- 中Kだとセービングが出てしまう。
- 移動大昇龍拳の入力は6236中K押して2/60秒以内に大P
- 移動EX昇龍拳の入力は6236中K押して2/60秒以内に小P + 大P
- 中Pだとセービングが出てしまう。
- 今作では昇龍コマンドの判定が甘いため、最後が6入力でも出る。
- 対空昇龍が相打ちになったときの追撃、地上の相手にバックステップ狙いでの移動大昇龍拳など。
- バクステの場合、上手く行けば神龍拳にまで持ち込めるのでプレッシャーは大きい。
移動神龍拳
- 入力方法は「236236大Kを押して2/60秒以内にP3つを押す」こと。
- 移動距離は6中Kに劣るものの、6大Kを利用しての移動が可能。
- 中Kだとセービングが出てしまうので使えない。
- 対空昇龍が相打ちになったときの追撃が主な用途?
- 研究が進んでない技なので潜在能力は未知数。今後に期待。
ずらし空中EX竜巻旋風脚
- 入力方法は「空中で214大Kを押して2/60秒以内に中Kを押す」こと。
- 凄い勢いで横に飛んでいく。画面端から脱出したいときなどに使用してみよう。
- 空中大竜巻(空キャン)空中EX竜巻にすることで大竜巻の軌道をEX竜巻に付加させている。
登り空中竜巻
- 入力方法は「地上で214を押してから、飛びたい方向に向けて上要素+Kボタンを押す」こと。
- 登りのベクトルが竜巻で通常よりも大きく上に飛んでいったり、滞空時間が長かったりと、謎の動きをする。
- 弱だとふんわり飛び、強だと高速で勢いよく飛んでいく。EXは半円の動きで飛んでいくため、めくりとして使える?
- 実戦での使い方は……分からない。
- 登りのベクトルが竜巻で通常よりも大きく上に飛んでいったり、滞空時間が長かったりと、謎の動きをする。
振り向き昇龍
- リバサ時に使用。コマンドは「321321+P」。
- 右向き時に相手がめくっていれば裏側に昇龍拳が出て、めくっていなければ表側に昇龍拳が出る。
- いわゆる両対応。
- コマンドはいろいろある。63214でも12321でも121でも出るみたい。
- 筆者は6321463214で出している。
- 右向き時に相手がめくっていれば裏側に昇龍拳が出て、めくっていなければ表側に昇龍拳が出る。
原理
- 昇龍拳を発動させるのに必要なコマンドは「横方向要素の入力」「下方向要素の入力」に加え、「最後にコマンド入力を3で終了する」こと。
- めんどくさいので誰か解説頼む。
しゃがみ昇龍
- 今作では昇龍コマンドの6(1P側右)が3(1P側右下)で代用できるため、しゃがみ状態から昇龍が出せます。
- 入力方法は「323+P」。
- このため、中足から昇龍にコンボしやすくなっている。
- 33(353)のバーチャ式入力でも出せる?ようだ。
- 123212321・・・と入力してパンチボタンを押して出すことも可能
- 対空や、ブランカのローリングを落とすときなどに非常に使える
- レバーだけ入力しておいて、上記の技が見えたときや、相手が飛び込んできたらパンチボタンを押す。
- 見た目は、ただしゃがんでるだけなのがポイント
- 123212321・・・と入力してパンチボタンを押して出すことも可能
原理
- 開発者に聞け。
エミリオ式
- 主に「自動バックステップ狩り」として使うテクニック。
- やり方は「しゃがみ弱パンチ>連打キャンセル立ち弱キック+立ち強キック」を高速入力。
- しゃがみ弱パンチがガードorヒットした時は近距離立ち弱キックが発生。
- バックステップ等でしゃがみ弱パンチが空振りしていた場合、一文字蹴り(遠距離立ち強キック)が出る。
- 「しゃがみ弱パンチ>レバーを6に入れながら連打キャンセル弱キック+中キック」と入力することで、一文字蹴りの代わりに踏み込み前蹴りが出ます。
原理
- ヒットストップはガードorヒット時のみ発生するため、しゃがみ弱パンチが空振った時は連打キャンセルのタイミングが早くなる。
- しゃがみ弱パンチが空振りしていた場合、「全体硬直が終わった頃に立ち弱キック+立ち強キックが入力される」ため、同時押し時の入力優先順位が高い技である立ち強キックが出る。
エミリオ式・応用編
ジャンプからのエミリオ式
- 「ジャンプ攻撃>ジャンプ攻撃のヒットストップ中に6中Kor立ち強キックorEX竜巻旋風脚」というのがある。
- 主にヒットストップを利用した自動バックステップ狩り連携として使う。
- ジャンプ攻撃のヒットストップ中に次の技の入力を済ませておく事により、ジャンプ攻撃がガードorヒット時にはバックステップ狩り用に仕込んでいた技は出ない。
- ジャンプ攻撃が空振りしていた場合、ヒットストップがかからないので仕込んでいた技が着地時に出るというものです。
リターン追求型
- 「立ち弱K+6236中Kズラし押し強P」と入力。
- ■ガード時は立ち弱Kが出る。(=そのまま固めに移行することが出来る)
- ■バクステ時は移動大昇竜(6中K経由なので移動大昇竜)が出る。(=空中食らいならばそのまま神龍に繋げられる)
- ■空振り時も移動大昇竜が出る。セビキャン必須。
- やや入力が難しいものの、「バクステすると大ダメージを迫れる」というプレッシャーを与えられるのが最大の強み。
- 「そもそもバクステ一点読みの大昇竜と一緒じゃねーか!」という声があるが、まあ投げが通りやすくなるのを期待。
ケンについて知る
ケンの性能
基本
簡単に言えば、多段攻撃のケンと一撃が重いリュウとなっています。
リュウのEX波動(灼熱)・竜巻はダウンがとれます。しかし、ケンのEX波動と竜巻はダウンがとれません。
「ダウンが取れない」ということは、つまり攻めの流れが継続していくわけです。
(ケンの場合、中竜巻で0F不利、大竜巻で1F不利、EX竜巻で1F有利になる)
また多段ということで神龍拳やEX昇竜のダメージはなかなかのもの。
さらに中距離牽制としては6中Kや中足があり、大きく移動する移動投げなどはガードを崩すのにもってこいの性能。
こうした多段攻撃とラッシュ能力を活かして攻める性能なので、接近戦は初段を目押しで入れていくことが勝利への鍵。
簡単に言えば、多段攻撃のケンと一撃が重いリュウとなっています。
リュウのEX波動(灼熱)・竜巻はダウンがとれます。しかし、ケンのEX波動と竜巻はダウンがとれません。
「ダウンが取れない」ということは、つまり攻めの流れが継続していくわけです。
(ケンの場合、中竜巻で0F不利、大竜巻で1F不利、EX竜巻で1F有利になる)
また多段ということで神龍拳やEX昇竜のダメージはなかなかのもの。
さらに中距離牽制としては6中Kや中足があり、大きく移動する移動投げなどはガードを崩すのにもってこいの性能。
こうした多段攻撃とラッシュ能力を活かして攻める性能なので、接近戦は初段を目押しで入れていくことが勝利への鍵。
応用
ケンを使う上で重要になってくるのがフレームです。
リュウ、豪鬼、サガ、ダンなどのキャラは対空(昇竜)が全て発生フレームが統一されています。
しかしケンは弱・中・強・EXごとに発生フレームが違い、それらによっての使い分けが異なります。
さらに移動入力をすることで、さらに発生フレームが変わってきます。
コンボに必要な竜巻も、弱・中・強・EXでヒット後の状況が変わってきます。
つまり、これらの要素のためにフレームに対する知識の重要度が他のキャラよりも高くなっています。
またバックステップ中も、他のキャラ(ダンを除く)と違って常に地上判定なので、これも知っておくと良いでしょう。
ケンを使う上で重要になってくるのがフレームです。
リュウ、豪鬼、サガ、ダンなどのキャラは対空(昇竜)が全て発生フレームが統一されています。
しかしケンは弱・中・強・EXごとに発生フレームが違い、それらによっての使い分けが異なります。
さらに移動入力をすることで、さらに発生フレームが変わってきます。
コンボに必要な竜巻も、弱・中・強・EXでヒット後の状況が変わってきます。
つまり、これらの要素のためにフレームに対する知識の重要度が他のキャラよりも高くなっています。
またバックステップ中も、他のキャラ(ダンを除く)と違って常に地上判定なので、これも知っておくと良いでしょう。
ケンで勝てない人の特徴
- セットプレイが出来ていない(固めや崩しで流れを奪えない、また起き攻め後の択が解らない)
- 波動対策が出来てない(波動拳の効率が悪いので飛び道具対策は必須)
- コンボが安定していない(火力不足)
- 強昇竜での投げ潰し、固めがワンパターン
- 波動拳を気軽に振っている(ケンの波動拳は性能がさほど良くない)
などが挙げられる。
なぜ勝てないかと言えば、ケンは要素こそ揃っているが、その技性能はどれも使いどころがハッキリと定まりすぎているから。
技性能がハッキリしている以上、どの技を出すかを状況に応じて判断する必要がある。
つまり「状況に対して、最適な判断を下し続けられるかどうか」が強さに直結するキャラとなっている。
さらに読み勝つには判断材料となる知識・読みが必須となるため、とにかくプレイヤーの負担が大きいキャラである。
そこが長所であり短所でもあり、魅力でもあり欠点でもあるわけだが。
なぜ勝てないかと言えば、ケンは要素こそ揃っているが、その技性能はどれも使いどころがハッキリと定まりすぎているから。
技性能がハッキリしている以上、どの技を出すかを状況に応じて判断する必要がある。
つまり「状況に対して、最適な判断を下し続けられるかどうか」が強さに直結するキャラとなっている。
さらに読み勝つには判断材料となる知識・読みが必須となるため、とにかくプレイヤーの負担が大きいキャラである。
そこが長所であり短所でもあり、魅力でもあり欠点でもあるわけだが。
波動拳について
リュウの波動は長い通常技か突進技のように、アクティブに当てに行ける要素がある技。
だけどケンの波動は、
・得意な接近戦に持ち込む
・盾にして前に出て相手を焦らしていきたい
・遠目で避けられても間合いを詰められる
といった感じで「布石・牽制」としての意味合いが強いです。
だけどケンの波動は、
・得意な接近戦に持ち込む
・盾にして前に出て相手を焦らしていきたい
・遠目で避けられても間合いを詰められる
といった感じで「布石・牽制」としての意味合いが強いです。
上記の理由でケンの辛い相手は
・自分以上に接近戦が得意
・波動を無力化、迎撃する技がある
等の相手になります。
波動特化型のリュウの方が波動を抜けられるキャラがキツそうですが、
性能と用途の関係上、実はケンの方が辛い事になります。
またそういった手合いは大抵接近戦強かったりしますしね。
・自分以上に接近戦が得意
・波動を無力化、迎撃する技がある
等の相手になります。
波動特化型のリュウの方が波動を抜けられるキャラがキツそうですが、
性能と用途の関係上、実はケンの方が辛い事になります。
またそういった手合いは大抵接近戦強かったりしますしね。
竜巻旋風脚について
コンボや移動に限らず、起き攻めでの表裏などが迫れる竜巻は非常に重要です。
得にEX空中竜巻は表裏めくりが可能な上、起き上がりに出された昇竜拳などのリバサ無敵技を潰したり回避出来るため、この技の使いどころが非常に重要となってきます。
得にEX空中竜巻は表裏めくりが可能な上、起き上がりに出された昇竜拳などのリバサ無敵技を潰したり回避出来るため、この技の使いどころが非常に重要となってきます。
神龍拳について
ケン使いの悩みの種である、ウルトラコンボ。
もう少しこの技の性能がよければ、「ケンのキャラランクは一段階上がっていた」と言っても過言ではないだろう。
もう少しこの技の性能がよければ、「ケンのキャラランクは一段階上がっていた」と言っても過言ではないだろう。
発生速度は「サガットやリュウのウルトラコンボと大差ない」といえば聞こえはいいが、
リーチの違いを考えると、その発生の遅さは致命的といえる。
またリベンジゲージを溜めてもリーチが短いおかげで相手にプレッシャーを与えられない。
なので相手の飛び道具をセービングし続けても、それほど展開が有利になるわけではない。
さらに受け損ねて体力を減らしてしまった場合、強引に攻めに行く必要があるのもマズイ。
リーチの違いを考えると、その発生の遅さは致命的といえる。
またリベンジゲージを溜めてもリーチが短いおかげで相手にプレッシャーを与えられない。
なので相手の飛び道具をセービングし続けても、それほど展開が有利になるわけではない。
さらに受け損ねて体力を減らしてしまった場合、強引に攻めに行く必要があるのもマズイ。
………こう書くと悪い印象ばかり目立つものの、
- 無敵時間が長い。(初段の攻撃判定が出るまでは確定→潰されることがない)
- フルヒット時のダメージが比較的大きい。
- カスあたりでもまあそれなりに大きい。
- 飛び込みJ大K・中距離からのEX空中竜巻などから繋がる。
- EXセービングキャンセルを使う事で昇竜拳からの追撃として入れられる
という特性がある。
これらを理解して立ち回って運用していけば、相手にウルコンを警戒させていくことが出来る。
他のキャラに比べて外れた時やガードされた時のリスクは大きいが、ここ一番での切り札として使っていきたい。
これらを理解して立ち回って運用していけば、相手にウルコンを警戒させていくことが出来る。
他のキャラに比べて外れた時やガードされた時のリスクは大きいが、ここ一番での切り札として使っていきたい。