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updated:2012-03-06 14:01:47 (Tue)
2012年3月5日締切 新聞論評 201014035 後藤純
1.新聞情報
- 見出し 新バイオ燃料、伊藤忠が製販、米社に出資。
- 発行日 2012年3月5日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 9面
2.要約
伊藤忠商事は、原料に食用植物を使わない第2世代のバイオエタノールの事業化に乗り出す。製造技術を持つ米ベンチャーと提携して、製販事業を展開する。伊藤忠は第2世代燃料の需要拡大が期待できるとして、10年後に約1千億円の売上高を目指す。(114字)
3.論評
米バイオベンチャーで第2世代バイオエタノールの製造技術を持つジーケム・インコーポレーテッドにこのほど数%の出資をした。ジーケム社は米国で独自に事業展開するが、伊藤忠は、アジア諸国とオーストラリアなどで需要を開拓する見込みである。まずは、アジアに生産拠点を設けて年間40万キロリットル程度の製造工場を2014年を目処に稼動させる予定だ。経済協力開発機構(OECD)と国連食糧農業機関(FAO)によると、バイオエタノールの世界生産量は2013年までに年率7%前後。その後も3~4%前後の伸び率で、食物を使わない第2世代バイオエタノールへの期待は大きいと感じた。また、自動車業界ではハイブリッド車の普及や、クリーンディーゼル車の開発など地球環境に優しい車開発を積極的に行っている。バイオエタノールを積極的に活用することで、環境にも良く、原油の輸入に依存している国からも減量できそうなので、今後の開発に期待したいと感じた。(391字)
4.コメント
- 一部体言止めになっている箇所があるのでそこを直せば良い論評だと思います -- (Hiranaka) 2012-03-06 16:40:25